富永神社例祭(18.10.06) 新城市宮の後

川向会所から 道行開始、前から2番目大太鼓。

笹踊り歌の子供達も一緒に記念撮影。

基本隊形、中央大太鼓。

 大太鼓のみばちを頭上で動かしつつ後ろに反る。

大太鼓が小太鼓の間を抜ける。中央大太鼓。



 奥三河の玄関、新城市の中心部にある富永神社は能舞台を持つ。所謂農村舞台を持つ神社は多いが、ここのやうに能舞台を持つ神社は多くな い。富永神社例祭は金曜日夜の祭礼能で有名である。翌日の土曜日は、その能舞台で各種の芸能が演じられ、奉納される。その中で橋向が出すのが 笹踊りである。本来は中学二年生男子3人であるが、今年は大太鼓1名のみが2年生、小太鼓は1年生であつた。少子化の影響である。来年の笹踊りなどうなる のであらうか。気になるところである。
  ここの踊りはきびきびした踊りである。今年は師匠が変はつた。最近よく変はる。踊りは、始まつてしばらくしてから大太鼓が小太鼓の間を抜ける。その後、大 太鼓 のみが撥を持ち上げつつ後ろに反り、更に3人とも前傾してまた大太鼓が小太鼓の間を抜ける。さうして踊りが終はると厄男2名が 厄除けのタンキリを撒く。ここのは菱形の大きいタイプである。笹踊りにかういふのがあるのは珍しい。
 なほ、今年は22年ぶりに笹踊り歌が復活して3年目になる。歌ひ手の子供達は倍増して15名(写真には18名!)となつた。復活前と同じ4つの歌と、「富永神社史」に載る今 一つの歌が歌はれた。他にも多くの歌があつたらしいのだが、それがどんな旋律であつたか不明である。今年も会所からお宮までの道中だけ で歌はれた。以前は奉納行事の出の時にも、御輿渡御の道中と御旅所でも歌つた。今年もまたこれを止めにした。来年はどうなるのであるか。これも気 になるところである。

 

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