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4. セミバケットシート取付け 2007.11.18
運転席側は、既にBRIDE
ERGO(シートレール: T015SO)を装着しています。
今回は、助手席側を交換します。
シートは、数年前に入手した中古品が部屋で転がっています。(BRIDE
XAX)
シートレールも同時に入手すれば良かったのですが、新品だと\13,000はするので、ためらって中古を探していました。
助手席まで交換している人は少ないようで、ヤフオクでの出品も珍しいです。
ようやく手にしたレールは、BRIDEのラベルが貼ってあるものの、シートレールアダプターが加工してあり、素性が分からない。
確認したところROタイプのシートレールに、加工された社外のシートレールアダプターが取付けされているようです。
シートレール(RO) 取付け穴寸法
そのままだと取付け穴も合いませんでしたが、追加工すれば使用出来そうです。
しかし、車検対応を考え正規MOアダプターを購入する事にしました。
ちなみに、以下は独自にまとめたBRIDE製のシートとシートレールの対応表です。
BRIDE シートレール & シート対応表
シートレール |
シート |
メーカー製造 |
S |
旧セミバケット |
〜2003年 |
V |
旧フルバケット | |
RO |
BRIX2, ERGO2, XAX2, PROS, GIAS, STRADIA |
2003年〜 |
MO |
EURO2, 旧BRIX, 旧ERGO, 旧XAX, 旧REVS | |
F |
フルバケット |
MOアダプターが届きました。
シートに宛がってみたところ、穴位置は問題無さそうです。
中古のシートレールだけにスライド部が渋く、MOアダプター取付け前にグリスを塗布する事にしました。
助手席には、誰が乗るか分からないので、スムーズに扱えるようにしておかないとね!
運転席側も渋いですが、自分しか乗らないので今まで放っておきました。
これを機に、メンテしたいと思います。
シートレールの錆取り 2008.3.5
入手したレールの錆を落として、再塗装します。
錆びているのは、ボルト締めする取付け穴付近だけなので、紙ヤスリで擦って落としました。
塗装は、以前使用して残っていた黒スプレーです。
MOアダプター取付け
メーカーホームページから取扱説明書がダウンロード出来ます。
リクライニングシート及びシートレール(ROタイプ、MOタイプ、LRタイプ) 4ページ
上記を参考に、シート取付け穴(前後)の幅が330mmになるよう、付属のボルト・ワッシャ・ナットで取付けます。
シート取付け 2008.3.30
シートにシートレールを取付け、動作確認してみました。
シートレール単品を手で動作させた時は、スライド部の動きが渋かったのですが、実際に着座の状態での動作に問題無さそう。
早速、純正シートを取外します。
シート固定ボルト4ヶ所を緩め、シートを取外します。
リア側2ヵ所のボルトは、樹脂カバーが嵌まっているので、それを取外してからボルトを緩めます。
純正シートを車外へ出して、シートベルトホルダーを、交換するシートレールへ移植します。
シートベルトホルダーは、+ビス1本を緩め樹脂カバーを外して、ボルトを緩めると外せます。
ここで注意すべき点は、シートベルトホルダーの取付けは、シート固定ボルトを締めた後では困難なので忘れない事!
(ちなみに、自分は忘れてしまい、シート固定ボルトを外して再度締めなおす破目に。)
ようやく新たなシートの取付けです。
と、思ったらシートレールの穴位置とボディー穴が合わない!!
仕方ない、レールフレームを若干歪ませつつ無理やりボルトを締めました。
案の定、シートのスライドが渋いです。
後でレールフレームを現物合わせで曲げたいと思います。
取り敢えず形になったので、良しとしましょう!
純正シートからセミバケへ進化。 着座位置も低くなり、ホールド感もバッチリ!!
シート交換による重量変化は、ななんと+5kgです。
運転席側は、+2kgだったのに、この差はMOアダプターのようです。
本格的にサーキット走るなら、やはり軽量のフルバケかぁ。
しかし、生活の足でもある以上、実用性重視でセミバケを採る事に。
シート破れ修理とレール固定穴の調整 2008.4.5
運転席のBRIDE
ERGOは、ヘッドレスト部に刺繍が無い古い仕様で、
この際、助手席と同じく実用性を考慮して、ホールドの浅いXAX(刺繍の入ったやつ)に替えてしまえ!!
てな事で、中古ではあまり出回っていないXAXですが、
程度の良いものが入手出来たので、交換する事に。
シートリアが、ほつれていると聞いてはいたものの、ここまでひどい状態だとは思いませんでした。
あまり自信がありませんでしたが、縫って修理する事にしました。
どうですか! 納得の仕上がりです!!
ここ以外は、中古とは言えとても状態が良いので満足しています。
そして、縫製の後はシートレールの穴位置調整です。
なんだか、色々なサイトを見ていると、新品でもシート固定ボルトの穴位置が合わない車種があるようです。
EP91スターレットがそれに該当しているか分かりませんが、
中古で入手したレールは、運転席側と助手席側双方共に穴位置が合っていないため、
無理にボルト締めすると、シートの前後へのスライドが渋くなってしまいます。
穴位置が合うように、レールフレーム部を曲げたいのですが、ペンチごときでは上手く曲がってくれません。
そこで、固定穴に純正レンチを突っ込んで、『グイッ!』と曲げてやりました。
せっかくサビまで落としてレールを塗装したのに、フレームを曲げた事によって、塗装がひび割れて部分的に剥がれてしまいました。
後で、ハケを使ってチャチャっと塗ってやりましょう!
穴位置を合わせたので、ボルト締めしてもシートがスライドしない位渋い、なんて事がなくなりました。
見てやってください。 2脚共に同仕様になりました。
インプレッション
ERGO程のホールド感はありませんが、無理なく車への乗降りが出来るようになりました。
お尻脇がやわな感がありますが、程良くホールドしているので、コーナーを攻めてお尻がスライドする程ではないと思います。
あぁ〜満足満足!!
ちなみに、BRIDE
XAXなど同シリーズのシート生地は、日焼けによって黒色から紫へと変色してしまうようです。
ご覧の通り、運転席側のシートは、その症状に陥っています。