韓非子
I think; therefore I am!


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韓非子韓非が著した、法家の集大成とも言える書である。 始皇帝が賞賛し、司馬遷も説難篇を極めて完備であると評しており、 統一後の秦代において一世を風靡した。 法家思想的内容のほかには、 臣下が君主に気に入られることの困難さが述べられている。

官を侵すの害(侵官之害) 二柄第七
他者の職務を侵すのことの害について。
知の難きに非ず知を処するの則ち難きなり 説難第一二
知とその処理について。
巧詐は拙誠に如かず 説林上第二十二
君主に気に入られることの難しさと法を超えた人間の心理を
楽羊と秦西巴の例を引いて説いている。
公私相背 五蠧第四十九
公益と私益が両立しないことを述べる。
境内の民、みな治を言ひ兵を言ふも、国貧しく兵弱し 五蠧第四十九
実際の労働の重要性を説く。


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