11/30はONEの初日にあたります。
さて、智代アフターやってみました。CLANNADのとき同様秋葉原に行きましたが、今回は欲しい特典もなかったのでレポート系は作らない方向で。
以下ネタバレです。
完全に攻略してから書こうと思いつつ、結局D&Tが終わらないまま書くことにしました。本編よりおまけゲームの方が面白いという微妙な作品だと思いますが、とりあえず本編から。
麻枝さんの公言ではエロい作品にするということでしたが、実際の所シリアスの方が重視されていて食べ応えのある作品でした。エロシーンはとりあえず不要ではないかと思ってしまう鍵っ子な私ですが、今作は予想に反して重要な役割を持たされていたので嬉しい限りです。かなり無駄めにシーンを入れただけのONE〜AIRに比べればずっと効果的でした。
内容も渚アフターに負けず劣らずの面白さで、個人的な評価は悪くありません。短いゲームの方が好きですしね。客観的にはちょっとボリューム不足気味ではないかと思うのですが、それはおまけゲームで補っていると思えます。
あと、今回はフミオさんに絵を変えてCLANNADを作るというKeyの新しい試みがあったわけですが、正直なところどっちでもいいかなと思いました。私はいたるさん信者ですが、立ち絵にはいたるさんにはない味があり、これはこれでと思えました。エロCGに関しては、最近いたるさんが描いていないので断言はしませんけれどフミオさんの方が向いている感じはしました。その辺りは成功していると言えます。逆に、前作とキャラの顔が変わってしまっていることで、続きであるという印象がきれいさっぱり抜け落ちているのが残念です。特に鷹文の顔が別物なので非常に不満です。幸村先生はなかなかと思えますけれど。
ギャグパートの面白さは前作以上に思えました。少々しつこい感じも受けますけれど、作品から暗さを取り除くという意味で有効だと思います。
あとは、麻枝さんの趣味で作られたおまけゲームの方ですね。遊んだ部分ではありますけれど、本編より面白いです。気合いも入ってていい感じに。MOON.以来のKeyサブゲーム。あっちは正直難しすぎると思いますが、こっちは上手いことバランスが取れていると思います。個人的には二次創作のゲームは好きなのでこういうのがあると嬉しいです。あと、フミオさんの描く武器はいたるさんにはない上手さがあるのでこちらに関しては全面的に成功と思います。まぁ、二次作品と思っているから違和を感じないのかもしれませんが。
ゲームシステムは、制作者にうれしい(?)AI戦闘形式で、RPGはそこまで詳しいわけではないですけれど斬新で面白いと思いました。攻略する人がいないようなら私がやっちゃおうかなぁ、って思ったり思っていなかったりです。
結局全体としては二次不向きのような気もしますけれど、ネタがあればやってみたい作品でした。
そんな感じです。Key初めての発売予定日発売に万歳を。
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