SilVia Cannon。一度でもプレイされた方ならわかると思いますが、大変飛距離を要求されるコースです。 トマミスはないはずなのに、どうしてもスコアが伸びない。ということもあります。トマが確実に出るなら大丈夫なWWとはワケがちがうということですね。 それゆえ、例えばこれ以上CP品を買うわけにはいかないとか俺は飛距離はないけどクーが使いたいといった人たちは、SC大会を敬遠しがちだと思います。 だって勝てないですから…。 しかし、そこをカバーしてこそのパンヤです。たとえSCにおいてさえパワーだけが全てではないことを検証して見ようと思います。実力がある方なら決して無理はない方法を並べました。 略称はゲーム内で一般的なものと思ってください。ジュニアくらいになれば大体知っていると思います。 ここでは以下が出来れば大丈夫と思ってください。
飛距離のない人の多くはPP装備で固めていると思います。そんなあながたがLPもビームもトマトップ苦手、ということはないと思いますので、自信を持って読んでください。前置きは以上です。 ちなみに理論値は-22〜-23です。パン率によるゲージの溜まり具合とロングホールの悪風による障害は計算に入れていません。BIやLPの回数にもよりますが、PPは1300くらいになると思います。 |
1H | 2H | 3H | 4H | 5H | 6H |
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7H | 8H | 9H | 10H | 11H | 12H |
13H | 14H | 15H | 16H | 17H | 18H |
Silvia Cannon 1H 理論値 -1 通算 -1 |
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この位置に打つと残りが240y以上になってしまい、最初の最初からバーディに赤玉を要求されます。 |
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ここはみんなが左に打っているのを横目に、この位置に打ちましょう。打球時間が短い方は大会の時間に余裕があるのですから大砲を待つのをお勧めします。そうすればどんな風のときでも確実に、最高のポジションを狙えます。 |
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このあたりなら、大砲にも煙突にも妨害されずグリーンまで見通せます。しかし、見ての通り直接狙ってはいけません。 グリーンの左側から巻き込むように曲げて乗せるのが理想的です。パンヤ右ズレを使う必要もありません。大砲の風があるのならほぼ追い風ですし、グリーンは18mも下にあるので飛距離は心配しなくて大丈夫です。画像では見えませんが、グリーンの左手前にある木の幹に当たらないように左側を狙えば、あとはグリーン側に少し傾斜したラフに跳ねてLPで狙うことが出来ます。 曲げるのが苦手という方ならトマを使うのも手ですが、3Hの1打目(最短の場合通算4打目)でパワーが足りなくなってしまいます。極力パンヤを狙う方法をお勧めします。 もしグリーンを外してしまっても、カップが手前にあったり風が弱い条件ならラフからのパットもビームも狙うことが出来ます。ここはガチで実力勝負ですね。 |
Silvia Cannon 2H 理論値 -1 通算 -2 |
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見ての通り単純なショートホールです。大砲の方向はよくないので早めに打ちましょう。赤玉を使ってHIO狙いもあり。この場合は3Hの最初にも赤玉を使うことを忘れずに。失敗するとWHの可能性があるので注意してください。 |
Silvia Cannon 3H 理論値 -1 通算 -3 |
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大砲に合わせてこの方向にトマを打てば乗ります。2打目は単純に下降気流と障害物のヘリにさえ注意していれば大丈夫。風読みが苦手なら大砲が止むのを待ってもいいでしょう。 ちなみにあのファンに当てて跳ねさせるという方法ですが、狙ってやるのは非常に難しいです。これが出来るのならば他に4つのHで使うことが出来ますので大変有用な技術ですが…。普通はトマミスで偶然助かるという場合だけですね。 |
Silvia Cannon 4H 理論値 -2 通算 -5 |
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図の方向に打つのが普通です。ただ、風読み以外に落下点と障害物のキックを予想し、2打目に余裕を持たなければならないので注意が必要です。大砲合わせで遠くまで飛ばしすぎても244yの場合では障害物で2on出来ないこともあります。 |
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私は下図の位置に右PCをお勧めします。失敗すればもちろんOBですが、下降気流は全く問題にならないし落下点も3Wの位置でおおよそ予測がつきます。若干左寄りに狙いをつけておけば、途中で障害物に当たることもありません。ただ、向かい風の場合は届かないので大砲合わせにした方が無難です。 この場合、2打目に煙突が邪魔になりますが、左曲げ(場合によってはPC)もしくはトマで回避できます。グリーンはあまり簡単ではないので、もしかしたらビーム狙いの方が楽かも知れません。かなり下り位置にありますからアプローチに気を配ってください。 |
Silvia Cannon 5H 理論値 -1 通算 -6 |
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ここが曲者です。ある程度飛距離のあるプレーヤーでもバーディの方法が同じなので実力勝負になります。 方法は二つ。ひとつは、上図の位置にスピマストマトップ→普通のトマ でどうぞ。この時はスピマス分のPPはODで返ってくるので心配しないでください。 |
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で、結果です。追い風8mの244+10yの条件で丁度ぎりぎりと判明しました。検証のために1打使って位置を戻します。 |
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図のように下降気流がありますが、これを無視して打って問題ありません。 次はもう一つの方法です。 |
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この位置にスピマストップで打ち、2打目にトマで乗せるというのもありです。ただし、この場合は向かい風だと届かないので注意です。パワーに余裕があるならOD2倍を狙ってもいいでしょう。 |
Silvia Cannon 6H 理論値 -1 通算 -7 |
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ここも曲者です。かなりの飛距離がないとバーディはまず出ません。だからちょっと難しい方法を狙います。 まずは上の位置に打点下トマホーク。これは下降気流を突っ切って届くことには届くのですが、そこにはかなりの傾斜があるので制限をもらってしまいます。同じ場所にトマトップは届かない可能性が高いです。 追い風条件に限りますが、コブラトップという手があります。これは下降気流を無視して突破するので、飛距離がほとんど減りません。減りませんが、244y+10yで届くかどうかはけっこう運任せになります。 最近有名みたいですが、次の方法でどうにかなります。 |
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この場所を狙います。落下点のコントロールに相当慣れてないと難しいですが、この煙突の上にキックさせると下図の位置まで飛びます。慣れればわりと失敗しなくなります。 パンヤズレなどで失敗すれば間違いなくOBなので、風が強いとか安全策を取りたいなら無理に狙うことはないと思います。 |
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ここまでくれば、あとはトマなり何なりで乗せられます。途中にある下降気流は-10yくらいのイメージでトマをどうぞ。無視しても乗ります。 |
Silvia Cannon 7H 理論値 -2 通算 -9 |
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ここは簡単にイーグルが出ます。1打目は曲げすぎや飛びすぎに注意です。 左側の埠頭を狙って普通に打ったあと、上昇気流に乗せてトマを打つだけで乗せられます。飛距離は30y近く伸びるのでスピマスは不要です。使うとグリーンを飛び越えるなどということも。 |
Silvia Cannon 8H 理論値 -1 通算 -10 |
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ここもかなり簡単です。 1つは図の位置に飛ばすこと。そうすれば簡単にグリーンが狙える位置につけられます。ちなみにここのグリーンはパンヤで最も平坦なのでLP狙いをお勧めします。距離さえ合ってれば必ず入ります。 もう1つは、グリーン側に向けて40yパットを打つ方法です。 丁度この場合は立ち位置の金具(?)に沿って飛び上がって、ヘリの真下のラフに行きます。そこから1Wで打つだけで上昇気流に乗ってグリーンに届きます。1打パワーを溜めない分メリットはないですが、特にデメリットもないのでお好きな方をどうぞ。 |
Silvia Cannon 9H 理論値 -1 通算 -11 |
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2H同様単純なショートホールです。ただ、よりグリーンエッジでのキックが起こりやすいため、普通のHIOは狙いにくくなっています。大砲の向きは相変わらず悪いので、早めに打つといいでしょう。 |
Silvia Cannon 10H 理論値 -1 通算 -12 |
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飛距離勝負のHです。250yないとバーディは厳しいです。方法は2つ。どちらも確実とは言えないので、風が悪かったら諦めてください。 ひとつは、図の位置にトマホークで上昇気流に乗ってラフまで届きます。この時、ラフの右側だとかなり傾斜があるので、制限には十分注意です。左からの横風の場合はまず無理と思ってください。 そこまでつければもう一回トマで届く! と言いたいところですが、このグリーンはSCで最も難しいです。パットに自信がないのならばわざと乗せないでBIを狙うとか、スピマスで無理矢理近づけるとか対策を練らないとせっかくのパワーが無駄になってしまうので注意です。 また、追い風の場合左側のカート狙い→トマ と打つことでパワーを節約できることもあります。2打目にスピマスを使えばなお確実です。ただし、SCのカートはちょっと失敗しただけで制限を食らってしまうのであまりお勧めはできません。 カート狙いを確実に成功させるために、最初からスピマストマトップでいくという手もあります。 |
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けっこう悪い風です。こんな時はこの位置にスピマストマトップを。白Wizでよくやっていることの応用なので簡単だと思います。 |
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成功するとこの位置に。低いグリーンなのでこのまま打っても届きます。パットには注意を。 |
Silvia Cannon 11H 理論値 -2 通算 -14 |
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ここはサービスホールですね。下降気流を無視してトマを打つだけで簡単に1on出来ます。グリーンも比較的平坦ですし、ちょっと無理して右トマカーブで近づけるといった方法もありです。向かい風がひどい場合も、大砲に合わせて右トマカーブで問題ありません。 ちなみに1回だけ、普通のショットをヘリの上に当てて乗せるという方法を見たことがあります。何度か挑戦してみましたが、パワーなし244yではどうやら無理のようです。無難にどうぞ。 |
Silvia Cannon 12H 理論値 -1 通算 -15 |
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普通のショートホールです。やはり大砲の向きが悪いので早めにどうぞ。木に引っかかってBSが消えたり、エッジでキックして遠くに落ちたりしますがグリーンはそこまで難しくないのであまり問題はありません。 |
Silvia Cannon 13H 理論値 -1 通算 -16 |
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上図の方向が普通かもしれませんが、この辺はわりと制限が多いので、変なところに止まってしまうと思わぬ1打を使ってしまうことがあります。 |
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トマさえ成功するなら、こちら側にトマホークというのが最も安全でPPもおいしい方法だと思われます。赤玉だと赤字になるので下記の方法がいいでしょう。 |
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この位置狙いで水切りを。かなり低い位置にあるため横風の読みが難しいです。風に合わせて臨機応変にどうぞ。 |
Silvia Cannon 14H 理論値 -2 通算 -18 |
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気合いと根性で2on狙いが出来るHです。ただしグリーンは難しめなので、無理した割には打数が稼げないということもあるので注意してください。 図の方向に普通のトマ(または普通のトップスピン)→スピマストマ で追い風なら届くかもしれない、といった感じです。大砲の向きも悪いので手っ取り早く打つ必要があります。 普通にいくのならば、2打でカップ側の島に近づけてトマで乗せる方法でしょうね。この時は大砲風がそのままチップ風になっているので、トマバック狙いもありでしょう。 |
Silvia Cannon 15H 理論値 -1 通算 -19 |
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難しいです。最初に中央のカートで飛距離を稼いで、次にカートやラフの縁で制限を食らわないようにするのはかなり運に左右されます。制限をもらってしまったら2onは難しいと思ってください。少しくらいならスピマス下トマで届くかもしれませんが。 下図の位置、中央よりやや左寄りに置ければ大砲合わせの左PCで乗ります。 |
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ちなみに画面はこんな感じです。1WPCが通るのは画面(640×480)を横に10等分して、左端の9番目の位置と思ってください。 |
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1打目の飛距離が足りなかった場合は、打点下スピマストマの3Wとかで無理矢理飛び越えるのも手です。ただしBL10Hと同じ理由でアプローチは難しいので、LPを覚悟してください。 この場合のベストは無難に2I〜4Iで高い位置にあるラフに置くことでしょうが。 |
Silvia Cannon H16 理論値 -1 通算 -20 |
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単純なショートホールですが、途中にある下降気流が曲者です。アプローチよりグリーンを優先しないとかなりミスりやすいので注意です。大砲の向きは悪くないので、乗らなかった場合はそれを待ってビームというのも一つの手です。 |
Silvia Cannon 17H 理論値 ±0(-1) 通算 -20(-21) |
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SCで最も飛距離依存のHです。風が良くても244yではスピマストマトップ→スピマストマ でも苦しいくらいです。逆に言えば風が良いときはその方法で乗らないことはないということですが。 1打目のスピマストマトップはわりと飛行機に当たりやすいです。少し打つ位置より遠いため高さとタイミングの感覚が狂うので注意が必要です。 2打目のスピマストマは、風が良くない場合は相当勇気が要ります。向かい風なら刻んだ方が吉ですね。 というわけで、理論値は±0(パー)ということにしておきます。 以下は追記ですが、スピマスなしでも2onする方法があります。やはり風に大きく左右されます。左からの横風の場合はOBになるのが当たり前な方法なので、諦めてパーセーブを狙いましょう。 |
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この位置に右曲げスパパン(トップ)で距離を稼ぎ、甲板の100%に乗せます。ちなみに右側の黒い部分は木の部分より跳ねるのでベターですが、木の部分との境目に若干段差があるので超えられるかどうかは運任せになります。 成功すればあとは普通のトマでぎりぎり狙えます。水切りは高さが足りないため、多分乗せることはできないでしょう。 |
Silvia Cannon 18H 理論値 -2 通算 -22(-23) |
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障害物ばかりのHです。細心のボールコントロールが要求されます。 私の場合、上図の位置に大砲合わせトマ→煙突の隙間→LP(またはBI) で狙います。煙突の隙間はかなり難易度が高いですが、慣れれば無理ではないです。練習してみてください。 次の方法は難しいので、私はあまりやりません。 |
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図の位置を狙って大砲合わせアイアン右PC→ブリッジと飛行機を避けてグリーン でも2onは十分に狙えます。しかし、たとえPCが成功しても銃座に当たってアンプレや、銃座で方向が確保できないなどのミスに繋がりかねません。位置さえ取れれば、風は大砲で均一に出来るので悪い方法ではないのですが。 私の場合アイアンでのパンヤはウッドに比べてずっと確率が低いので、狙いたくない方法です。 (トマの成功率×狭い隙間を狙う技術)と(アイアンPCの成功率×アイアンPCの落下点予測)の確率計算で、どちらの方法を取るか選んでください。ここさえ突破すれば、イーグルが手に入ります。 |
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上記の方法は過去の遺物として、今はこっちの方法でやっています。 上図の位置に4I打点下で障害物をすべて避けられます。追い風の場合はBSをかけておけば見通しの良い場所に止まりますし、2打目も下降気流さえ注意すれば簡単です。 上図の最低な条件……向かい風9mでは4I(160y)は届きません。パワーを使って170yにするしかないでしょう。試すことはできませんが、クリムゾンリングを使えば164yでもぎりぎり届くと思います。 |