明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
昨年は7つしか記事がないよっ。分けるのは来年始に。
今年の最初は名雪から。かの10もあることだし、まだまだKanonは続くようです。
今回は1色のトーンなし縛りです。オールデジタル作業でトレースと塗りがほぼ同時にできたので、センスを身に着けられればかなり早く描けるやり方じゃないかと思いました。
また、いずれ試してみようと思っていたPictBearを使ってみましたが、難しいです。絵チャのツールの方にむしろ慣れている分違和感がありました。SAIが有料化した今ではフリーソフトとしては文句ありませんが、挙動が臭いのと意外にできる操作が限られているところが不満でした。バージョンが古かったせいかもしれません。
今回の操作で気になった部分を挙げておきます。見つからなかったりやり方が違ったりしただけかもしないですが、備忘録程度にフォトショとの比較を。
- ペンタブレット非対応。筆圧感知なし。
- フォトショの鉛筆ツールに該当するのは鉛筆ツールではなくブラシツールの固いエッジ。消しゴムも同様。
- ブラシ、消しゴムは補間にチェックを入れないと役に立たない。点描として使うのはあり?
- 「描画開始色以外をマスク」機能は面白い。固いエッジ以外で試していないので挙動は未知数。
- Shiftクリックで二点を結ぶ操作はない。代わりに直線ツールを使用する必要があるが、消しゴムは使えない。
- ショートカット「N」がスポイトなので予期しない色ピックがたびたび。ショートカットが大方共通しないので注意。
拡大縮小のショートカットは「+」「-」でMagic Tracerと異なり「Ctrl+ +/-」では反応しない。
- カンバスの切り抜き、画像サイズ/解像度変更はフォトショ並みには使えるがニアレストネイバー以外はなさそう。画像サイズに縦横比固定のチェックがあるのが面白い。
- 「Ctrl/Alt+Del」などに相当するレイヤー全体/選択範囲全体の塗りつぶしが見つからず。
- 文字の再編集用ベクターレイヤーが作られない。作成した瞬間にピクセルで生成。
1回、再起動するまで原因不明の挙動でテキストが作成できず。
- 文字にアンチエイリアスのオン/オフ切り替えがない。アンチエイリアスのチェックを入れるとフォトショのぼかしに相当する挙動。
文字はなぜか15ピクセルまでアンチエイリアスがない、超えるとアンチエイリアスしかない。
今回の解像度特有かもしれないが、おそらくもっとも細い線が1ピクセル未満の場合に1ピクセルにするための挙動と思う。
- 新規レイヤーが最も上に作られる。そのためかレイヤー順の入れ替えがフォトショより柔軟。
- 選択範囲の拡大縮小変形がない。
- 選択範囲の移動が「選択範囲を移動→選択範囲内のピクセルの移動」のような挙動をしているようなので、少しずつずらす操作が難しい。レイヤーを分けてやるのがいいか。
「Ctrl+矢印」のような操作も無理そう。
- 指先ツールの中身が色々あり面白い。フォトショでは扱えないような操作も含まれている。
- らせんグラデが特有(かも)。テクスチャとして使う目的でインストールしておいて損はなさそう。
- 塗りつぶしや自動選択はフォトショの隣接にデフォでチェックが入っている状態で切り替えなし。色域指定でやるか。
- レイヤーの描画部分の選択なし。選択範囲内の描画部分の選択もなし。
- 結合部分のコピーはあり。
- パレットは便利。
- ブラシサイズは不便。
- 閉じてから終了するまで時間がかかるのが気になる。
- スクリプト機能を導入して使い勝手はどれくらい向上するのだろうか。
といったところ。また機会があればいろいろ試してみようと思います。
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