ぱにゃってナイショ!2レポート

 白Wizのショートホール(Par3)は次のうちどれか答えよ。
@5H A11H B13H C16H
答え:C16H
以下の文章はこれがわかる人推奨です。

 2週間とちょっと前、2005/10/09に大田区産業プラザPiOの1Fで行われたぱにゃってナイショ!2に私がサークル参加したときのレポートです。あくまで個人的な視点です。
 以下の文章では、SSをショートストーリー、サイドストーリもしくはセカンダリストーリーの意味で用いてます。スクリーンショットはスクリーンショットと書きます。
 待ちに待ったパンヤオンリーの2回目です。同日合同開催は同じぷにけっと系列の主催であるスープの素です。1階の残り半面は前川主催率いる雛見沢村綿流し祭3蒼月祭15東鳩祭2-Cの同時開催イベントです。元々は24耐同様の、朝から晩まで入れ替わり立ち替わり、って予定だったのですが参加サークル数の伸び悩みにより朝から晩まで3イベントを併設という形に変更されたという経緯があります。
 まぁ、隣のイベントの話は置いといて…。前回レポート(別窓)にの書きましたが、やはりSSへの風当たりは相当に悪いものでした。雪、積もってるよ以外にSSサークルは2つしかなかったようです。間の悪いことに当日確認できたのは片方の1冊のみ…。残念です。
 また、サークル参加者の絵の平均レベルが異様に高く感じるのは気のせいではないですよね? 基本的にイラスト本かエロ漫画が主体になるイベントで、確かに低いはずはないのですが。私などブロックノートが回ってきても場違い感しか受けませんよorz
 今回のサークル参加状況に関しては、どうにも寒いものがありました。ぱにゃもスープも募集数が50SPだったにもかかわらず、ぱにゃが40SP、スープが32SPという不足気味な結果になってしまいました。少々予想外で残念です。参加サークル自体は大手やそれに近いところが多く、会場直後の賑わいは私が今まで参加したイベントでも類を見ないものでした。幾つかのサークルは速攻完売もされていた様子です。この辺の列の様子はスペースから眺めている程度でしたので、どこか勘違いやミスがあったらご連絡下さい。
 最初、ヤ01 ぺたH娘アカネCに列発生、コピー本だったらしく10分程度で完売されていました。霧散した列は次にヤ08 オノマトピアへ集まり、同時に入り口そばのパ01 ・がろんとパ16 習志野海盗団にも列が出来ていたようです。最後はパ08 MOON CHILDに場外までの列が出来て、今回の大手争動は沈静化しました。オンリーにしては多めの一般参加者がいた今回のイベントですが、そういうのは列が消えると潮が引くようにいなくなるのが常です。ところが今回のイベントは、それ以外の要因――イベント内大会のおかげでかなりの人が残っていました。残念なことに隣は閑散としていたという話もありますし、それを考えれば間違いなく成功したイベントと言えるでしょう。
 ゲスト原稿でちょっと参加していた東鳩祭の方にもちょっと顔を出してみましたが、こちらほどの活気はなかったように感じます。見渡した他の2イベントも似たような状況だったように感じました。売り子不在でスペースを離れる機会が少なく、こちらに関してはろくに書くことも出来ませんが…。
 今回のコスプレ状況についてですが、まずパンヤTシャツ(参照)は結構な人が着ていました。確認した限り一般参加で4人と、GMの(ゆき)ここあさんといったところです。それと、上述のSSサークル MIDNIGHT STATIONの方は自作のポンタ布袋を携帯されていました。スペースのアクセサリーとしては、ポンタのぬいぐるみの中に売り上げやペンを入れていた方が見受けられましたね。こういうとき「紙袋」は便利です。コスプレで確認できたのは4人です。ひなたぼっこくらぶの方(?)とそのお知り合い(?)のそれぞれが気合の入ったマガブルセットアリンとクーをされていました。特にアリンは本気で本物と見紛いました。また、他に海賊革セットのクーとマックスのコスの2人連れもいました。今回確認できたコスプレはこれくらいです。かなり楽しませてもらいました。
 気になる大会の様子はとりあえず置いておいて、久しぶりに今回の購入結果を挙げておきます。面白かったところ&気になったところです。おおむね回った順に並べてます。
 実際の所回る時間も遅く、完売サークルもちらほらあってあまり買っている感じはしませんでした、がアンソロ作家などでサークル参加されている方も結構いて嬉しい限りです。夏に回れなかった分は取り返せたかなぁと。

 ではそろそろお待ちかねでしょう、今回のメインイベント(?)であるパンヤ大会の結果報告と行きましょう。今回は前回の倍となる8台のPCが準備され、かなり規模の大きいものになりました。ドスパラのパンヤ推奨マシンの宣伝を交換条件にしていたようです。スペースにはチラシが置かれ、空き時間の会場スクリーンには宣伝が映され、そして使用されたPCまでがそのものであったというイベントでした。私のPCに比べてメモリが大きく、私のPCのグラフィックボードに比べてずっとパンヤ向きになっているのでしょう。いつもよりずっと動きが滑らかで、あらゆる入力がダイレクトでした。パワーゲージのずれることずれること。でも、確かに推奨されるスペックは十二分に満たされているようで、慣れると恐ろしくパン率が上がるんじゃないだろうかと感じました。
 大会形式はランダムF9H大会での予選×8回(優勝者8名が通過)→通過8名を4チームに分けたチームマッチでの準決勝(勝ちチームの4名が通過)→通過4名のランダムR6H対戦での決勝、というものでした。応募が82名と枠を突破したので、抽選により64名が選出されました。初心者からセミA様まで幅広いプレイヤー層が集まっていたようです。サークル参加の場合は設けられていたサークル優先枠が使用でき、全員参加できていたように感じます。
 どの試合も参加できる数が多く、対戦相手とコースによっては突破ラインが大きく上下するくじ運こそあるものの、同じ条件での対戦相手が7名と多数だったため不公平感は全くありませんでした。準決勝のチーム運も実力をきっちり反映できるとは言えませんが、実際のところ見事な接戦でしたので結果論的には成功だったように思います。会場内でPCがたった8台という限定された環境内ではかなり良く出来た大会だったと思います。
 まず、予選大会の結果は以下の通りです(敬称略)。8人に加えて、GMが審判兼エンターテイナーとして加わった9人大会という形になっています。GMが優勝した場合は2位のプレイヤーが進出です。この大会、当たり前ですがコースとプレイヤーのレベルによって様々に突破ラインが変わっています。9H対戦の余り気味なアイテムスロットに幾つ忘却の花を入れられるかの勝負…と言えないこともないかと思われます。花が尽きてさえもSC大会は多少OBを出せるくらいの突破ラインですし、逆に私の入った7組目等は1チップ1ミスが突破ラインとなり、最もラインが高かったみたいですね。(結局5ミスくらいしていた気がしますが…)
1組目SC 9H〜17HアマE-4571PP
2組目BW 8H〜16H
3組目WW 3H〜11HGM(ゆき)ここあ-10568PP
セミD-9579PP
4組目WH 1H〜9HアマD-91465PP
5組目BW 4H〜12HシニA-121276PP
6組目WW 3H〜11H-101021PP
7組目BW 2H〜10H?セミA-111005PP
8組目BL 8H〜16HGM(それ)フカヒレ-10347PP
-8347PP
 続いて、この予選突破者を(無作為に?)チーム分けして準決勝です。ある程度詳細な試合内容を記録してありますが、その辺りは適当に割愛します。対戦はどちらも白WizR9H、60秒の設定でした。
 チーム戦は基本的にドローが続き、結局はチップ対決になるものと思っていたのですが、今回はどのチームもミスが多く、見せ場の多い接戦になりました。逆転狙いのチップが決まると会場が沸き、あとわずかの所を素通りするとため息が漏れるような盛り上がりを見せていました。結局ちぷは全体で2回しかなかったのに、2勝2敗のちぷPP差・2勝3敗のちぷ一回差という決着になりました。
 決勝戦は、GMの思いつき(?)によりエキシビジョンマッチ「GM頂上対決」が並行される形で行われました。負けた人は片付け担当になるそうです。コースはどちらもSWR6H、40秒でした。この2戦は傍観者の範囲でほぼ全てをメモしてあります。とりあえずはスコアカードだけ作成しておきますね。GMの名前はお察し下さい。
 GM頂上決戦
SW4H5H6H7H8H9HTotalPP
(ゆき)0-1+1-1+1-2-2173
(かさ)-1-1-1+1-1-1-4233
(あくま)0-2-1-1+1-2-5354
(それ)-1-2-1-1-1-2-8402
 決勝戦
SW2H3H4H5H6H7HTotalPP
シニA+10-1-200-2176
アマD0-1-10-1-2-5879
セミA0-1-1-2-1-1-6350
アマD0-1-1-1-1-2-6915
 こんな感じです。決勝戦は決勝戦でレベルの高い対戦で、7HのHIO連打による観客サービスも忘れない面白いものでした。見ているこちら側も随分引き込まれていましたね。
 優勝賞品は以前通りのパンヤのグッズ系セットで、ネットキャッシュやTシャツ、それにアリン実装記念のアリンクリスタルなどでした。ちなみに参加賞はシールセットです。大会に出るたびに増えていくアイテムになっていますね。
 最後のジャンケン大会という締めくくり方も前回同様。最も面白かったのは、韓国の漫画雑誌で、パンヤの公式(?)コミックスが連載されているものでした。アンソロジーみたいなものが普通でしょうに、そこにあったのは冒険漫画。どうしてケンが剣を授かっているのでしょうかw
 他の景品はいつも通りな、パンヤの公式グッズ、ANA公式グッズ、イベント告知ポスター・ポップに参加者寄付のバナナ?などでした。色紙オークションは翌週のぷにけ回しだったのでしょう。

 以上でイベントレポート終了です。かなり遅れましたがお疲れ様でした。提出したアンケートには来年2月頃にぱにゃ3を開催してほしいなーくらいのことは書いてきましたが、今回の様子を見ると望みは薄そうで悲しい限りです…。開催されるようなら高確率でサークル参加になるでしょう。

2005/11/02

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