敷き込みかぎ(しきこみかぎ)敷き込んである畳を上げる時、畳を運搬するときに畳の裏に刺して使う。畳屋さんの生命線ともいえる道具。
手当て(てあて)金属の芯に綿の畳縁を巻きつけて糸で縫った物に紐を通して手当てとします。裁縫の手当ては指にしまが畳を縫うときの手当ては手の平に当てます。
マチ針(まちばり)畳表を畳床に仮に付けて押さえておく針。
縁引(へりしき)縁を張る時に押さえる。渡りと一緒に使って縁幅を決める。縁を床になじむよう慣らす。定規で通りを見た表を固定する。おだまきの糸を張る。など色々と使います。
渡り(わたり)縁引きとあわせて使用する。平刺しの後に渡りをかけて縁の幅を決める。
目押し定規(めおしじょうぎ)縁が畳表の目に乗るようにするためにこれに合わせて畳表のひげを落とす。
表落しカッター(おもておとしカッター)畳表を寸法とおりに落とす(切る)道具。以前は包丁で落としていましたがこちらのほうが自由が利くために10年前から使っています。
折り目消しローラ-(おりめけしローラー)梱包されてくる畳表にできる筋(傷ではありません)を消す道具。あまり強く抑えると畳表が光ってしまうので力の入れ具合が難しい。
包丁(ほうちょう)畳表を寸法とおりに落としたり畳床を切り落とす為に使います。
おだまき(おだまき)寸法を測るときに畳寄せのくせを見る。巻かれている糸を張ってこがねで計る
こがね(こがね)6寸の定規。主に畳の厚さ、畳寄せの厚さ、曲がりを見る時に使う
両用機(りょうようき)畳縁を付ける時、平刺し縫い、返し縫いをします。縁無し畳では返し平刺し、返し縫をします。
糸筒(いとづつ)油を塗った畳糸をこの糸筒に束ねて仕込み、一本ずつ取り出して使う。畳表で作ってあります。また、待ち針、縁敷きなどをここに刺してまとめておきます。
ブラシ毛は豚の毛です。畳表の染土をブラシでこすって取り除いたり、裏返しのときに畳表を洗うときに使用します。
レーザー寸取り機
この機械を部屋の真ん中に置きます。丸型の四隅から直角レーザーが出て尺杖で寸法を当たります。
霧吹き(きりふき)畳表の目が荒れないように縫う前に霧を吹きます。昔はやかんから口に水を含ませてぷーっと吹いてやってました。今では霧吹きを使っています。
幅(はば)表替えのとき、幅の寸法を見る道具先端の突起に畳の端を引っ掛けて計る
流行の畳
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