分子整合栄養医学による「栄養療法」とは、生体内の正常にあるべき分子を本来のあるべき至適濃度の状態に整えることによって、生体機能が向上し、病態改善を目指す治療法です。
日常見られる様々な症状は、ビタミンやミネラル、たんぱく質などの栄養素不足(栄養欠損)による栄養バランスの乱れによって起こることが多いことから、血液検査によって個々人の不足している栄養素を探り出し、充分量の栄養素を摂取(主にサプリメントによるアプローチ)することによって、自らの自然治癒力を高め、病気の進行を防ぎ、症状の改善、さらには病気の予防までを目的とする新しい医療です。
病気治療のために薬を服用中の方は、栄養療法により薬の作用が高まり、副作用が和らぎ、また病態によっては薬を減らすことも可能です。
あなたは副作用の危険性のある薬を、一生飲み続けますか?
それとも栄養療法で健康な身体を取り戻しますか?
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< 栄養解析レポート >従来の栄養素摂取の考え方は、栄養素不足による欠乏症を防ぐ観点からの必要量である推奨量が基準でした(例:ビタミンCの推奨量は1日100mgなど)。 そのため、推奨量以上の栄養素摂取は不要であり、バランスの良い食事さえ摂っていれば、サプリメントなどは必要ないと考えられてきました。
これに対し、ライナス・ポーリング博士(1901~1994。米国オレゴン州出身。1954年ノーベル化学賞、1962年ノーベル平和賞受賞)が提唱したのが、「分子整合栄養医学」です。
また、エイブラハム・ホッファー博士(1917~2009。カナダ サスカチワン出身。分子整合栄養学のパイオニア)は、統合失調症はビタミンで治療できると報告し、先のライナス・ポーリング博士がそれを理論付けし、バックアップしました。
従来の推奨量とは、健康な人たちにとって平均的な量であり、症状の改善や治療に適した量ではありません。しかし、栄養療法では細胞の分子レベルのバランスの乱れ(インバランス)を栄養素を用いて整えることを目的とするため、積極的(至適量)に栄養素を摂取します。そのため、血液検査のデータから不足が読み取れる栄養素の補給も、単純に不足を補うだけの必要量ではなく、一般的な量のときには100倍の量を処方することもあります。
バランスの良い食生活さえ摂っていれば大丈夫、とお考えの方もいらっしゃるでしょう。しかし、現代の食物は含まれる栄養素自体が以前に比べ大幅に減少しており、また実際の食生活でバランス良く栄養素を摂ることは難しく、たとえバランスの良い食生活をしていたとしても個々人によって必要栄養素や吸収状態が異なるため、食事だけで至適量の栄養素を摂取することは困難なのです。
従来の考え方による栄養素の欠乏予防ではなく、積極的に栄養素を摂取することによって症状を改善し、より健康な状態へと導きます。
当療法では、約60項目にも上る詳細な血液検査を行い、血液検査のデータから分子整合栄養医学の方法論としてこれまで蓄積されてきた統計的臨床データに基づき、必要な栄養素とその量を、医師が解析レポートします。
詳しくは、下記「栄養解析レポート サンプル(pdfファイル)」をご覧ください。
ドクターズサプリメント使用するサプリメントは、非常に高品質、高濃度です。市販のサプリメントの中には粗悪なものもあり、含有量や吸収率が悪ければ効果はほとんどありません。当院で使用するサプリメントは、医療用のドクターズサプリメントと呼ばれるもので、GMP基準(医薬品の製造に関してその効果や安全性を確保するために設けられた基準)に適合した工場で作られた、信頼性の高い製品です。
薬ではないため、薬害についての心配はなく、薬との併用も可能。薬の効果を高め、副作用を和らげ、さらには薬の量を減らしていくことも可能です。
サプリメントの内容は、個々人の血液検査の結果によって医師が個別に処方するオーダーメイドです。ご自分で判断していることと、血液検査データが示す内容が異なることは少なくありません。
ひとりひとりの状態に合わせ、医師があなたオリジナルの最適な栄養素をご提案します。
詳しくは、下記「サプリメント レポート サンプル(pdfファイル)」をご覧ください。