
エアコン洗浄例 <ルームエアコン その4>
ホームページをご覧頂きシャープとナショナルの2台をご依頼いただきました。
ありがとうございます。
今回のエアコンはどちらも掃除機能付で屋外へ埃を排出するタイプです。
最近は掃除ロボ付のエアコンを洗浄する機会が増えてきました。弊社は掃除機能の有無に関わらずお値段は一緒です。
シャープ AY-T50SV
現地洗浄で断られてしまい最近洗浄の機会が増えてきたシャープの掃除付エアコンです。
こちらの機器も現地洗浄では分解が難しい場所に電子部品(赤と白の印の下にスイッチ、半透明の箱の中に温度センサー)があります。 現場人泣かせです。
シャープの高級機は部品が多く、また配線もあちこちに込み入ってしましたので分解にとても時間がかかってしまいました。シャープは複雑で非常に手間がかかるので正直値上げしたいですね・・・(独り言です)
さて、分解後の汚れの様子をみましょう。
汚れはケーシング、熱交換器、換気ホースがひどく、中でも換気ホースは詰まっていました。
シャープは掃除した埃を外部へ捨てるタイプなので換気ホースが詰まってしまうと掃除機能にも影響が出てしまいます。
以前より『ゴミを外に捨てるなんて・・・』と思っていましたのでこの写真を見て納得しました。もしお客様から相談を受けた時には個人的にダストボックスへ捨てるタイプをオススメします。
◆ケーシング
◆掃除ユニット
◆熱交換器
◆送風ファン(左) と 換気ファン(右)
◆換気ホース
分解に時間を取られてしまったので今回は洗浄の様子は取れませんでした。では、洗浄後の写真です。
◆掃除ユニット
◆熱交換器
◆送風ファン(左) と 換気ファン(右)
◆換気ホース
最後は組み立て作業です。送風ファン、熱交換器を組んで・・・
電気パーツを組んでいきます。
この機種は掃除や換気、プラズマクラスターまでついているので配線がぐちゃぐちゃになりそうです。
モーターも風向用だけで5個、全部で11個もあり、頭が渦巻きそうでした。
3段目右側の写真にテープがペタペタ張られていますが、これはは初めからついていたもので私がやった訳ではありませんのであしからず。。。 配線の固定がテープですか??? シャープさん。
カバーを付ければ完成です。
ナショナル CS-EX228A
ナショナルの掃除付は初めていじるので色々調べながら分解し今後のために勉強させていただきました。
ですので分解中は私の覚書のような感じになっておりますのでご了承ください。
分解中・・・・・・・・1
左)サイドカバーを外した状態
右)前カバーを外し基板の渡線、スイングモータを外すと排気ユニットが外れる
分解中・・・・・・・・2
左)前カバーを外した状態。渡線を除けてホースをはずと写真右になる
右)ブラシユニットのスプリングを外してワイヤーとユニット本体を外す
分解中・・・・・・・・3
左)ブラシユニットを外した状態
右)フィルターガイドを外す際リミットスイッチ配線と裏側のモーター配線を傷つけない様に注意
分解中・・・・・・・・4
左)リミットスイッチ
右)排気ユニット
分解中・・・・・・・・5
ブラシ部分
掃除ロボの分解方法が分からず幾分手こずりましたが比較的シンプルな構造で部品数も少なかったのでその他のパーツはにサクッと分解できました。 というか上のシャープが複雑すぎるだけけかもしれませんが・・・・。
今回の洗浄写真は比較しやすいよう左側に洗浄前、右側に洗浄後で並べました。
汚れの程度はケーシングに細かなカビが見られるものの全体的にはかなり綺麗なほうでした。
パナソニックの掃除ロボも外部に埃を捨てるタイプですので排気ホース内はやはり埃だらけです。
◆ケーシング
◆吹き出口
◆ドレンパン
◆熱交換器
◆送風ファン
◆排気ユニット
◆排気ホース