エアコン洗浄例 <ルームエアコン その2>

ルームエアコン(うるるとさらら) クリーニング

お電話で 吹き出す風が雑巾くさい との事でご依頼を頂きました。
2007年製ダイキンの 『うるるとさらら』 量販店モデルです。

臭いは汚れと違い個人差があり、解決も難しいのでやや緊張しながらの作業です。

    

ボケちゃいましたが、吹き出し口のフラップにカビが見えます
フラップにカビが見えているので中はすごいかもしれません

   

分解バラバラの様子です。
さすが最上級機種になると部品点数が多いですね。大まかに数えても16点ありました。気合が入ります。

   

熱交換器の洗浄です。左が洗浄中で右はすすぎの様子です。
会社で洗浄するときは高圧洗浄機で洗った後、高圧洗浄機ですすぎ、その後にもう1度大量の水ですすぎます。(熱交換器の下からたくさんの水が流れ出ているのが分かりますか? 洗い流している事を実感させてくれるのでとても気持ちイイんです。。。)
今回は0歳のお子様がいるお宅で、熱交換器もほとんど汚れていないため中性の除菌剤配合の洗浄剤を使用しました。

洗浄前(左側) と 洗浄後(右側) の比較です。

熱交換器 (拡大)
いちばん汚れている場所を撮ったのですがこの程度しか汚れていません。(左側)
2年前にクリーニングをした(設置したまま洗浄) との事でしたので、洗うのをためらってしまう程きれいです。

熱交換器 (裏側)
洗浄前と洗浄後を比べても違いが分からないほどきれいです。臭いもありません。

 

送風機
うっすらと汚れている程度でこちらも臭いはありませんでした。

 

送風機押さえ
黒いのはカビです。この部分はエアコンを設置したまま洗浄する方法では洗えない場所です。

前部ドレンパン
汚れてはいますが。比較的きれいな方です。
この機種はドレンパンと本体が一体形成なので当店の様に取り外して分解洗浄する業者でないと洗えません。

 

後部ドレンパン
少し汚れがありますがとても綺麗な状態です。

 

通風経路
こちらはカビだらけでした。2年前にクリーニングしてもこれほど汚れているのは驚きです。
臭いの原因はこれかも知れません。
 
取り付けの時に分かった事ですが、加湿ホースの長さが設定されていませんでした。
メーカーの技術に電話して伺うと 『加湿ホース長さが未設定だと加湿器がMAXで運転する可能性があり、供給過多なる恐れがある』 そうです。
カビの原因が設定によるものかどうかは分かりませんが、一応設定はきちんとしておきました。

 

吹き出し口の裏側
この部分も完全に分解しないと見えない場所です。本体についたままだと洗いにくいので分解します。


 
本体から取り外した状態です。ここまで分解できると洗いやすくなります。

 

吹き出し口上部
こちらにもカビがありましたが、繊維状になっているため完全には落としきれません。
カビ取り剤を使えば落ちると思いますが、あの臭いと赤ちゃんの事を考えるととても使用できません。

この後取り付けにお伺いし、試運転をして作業完了です。

お客様に確認していただき、臭いがなくなったとお言葉を頂きましたのでホッとします。

最後に報告書をお渡ししたところ 写真をご覧頂き大変喜んで頂きました。

この度は当店をご利用頂き、ありがとうございました。

また何かありましたらよろしくお願いいたします。

 

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