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5. CPU交換 2007.8.25
オリジナル

Celeron M 370 (1.5GHz)

交換候補

Pentium M 725 (1.6GHz)
Pentium M 735 (1.7GHz)
Pentium M 745 (1.8GHz)
Pentium M 755 (2.0GHz)
Pentium M 765 (2.1GHz) 

交換可能な最高スペックである2,1GHzにしたいところですが、希少でオークションへの出品も少なく、
出品されていてもPC本体とのセットであったりして、価格的に高価なので手が出ません。
そこで、スペック的には大差ない2GHzをチョイスして、交換する事にしました。

 

 

交換作業


バッテリーと光学ドライブを取外す。

 
ヒンジカバー左右2カ所を、背面側からマイナスドライバーなどでこじって浮かせる(左)
キーボード上の凹部をこじるとヒンジカバーが取外せます。(中)
*マイナスドライバーにテープなど巻いてこじれば、PCへの傷は抑えられます。

 
ビス2本を緩め、コネクターからフレキケーブルを抜くと、キーボードが外せます。


ビス2本を緩め上部メモリーカバーを取外す。

 
ビス3本を緩め、ハードディスクの底蓋を取外す。
ビス2本を緩めブラケットを取外し、タブを引くとハードディスクが外れます。

 
ビス2本を緩め、PCIカードの底蓋を取外す。
PCIカードに繋がるケーブルコネクターを取外す。(右)

 
 
 
底面2本、背面2本のビスを緩める。(上)
ディスプレイケーブルタブ、スピーカーケーブルコネクター、ディスプレイケーブルコネクターを抜く。(左下)
ディスプレイから出る配線一式を、配線処理部から取外すと、ディスプレイを上部へ引抜く事が出来ます。(右下)

 
 
 
底面9本とパームレスト部2本のビスを緩める。(上)
上部メモリー脇のコネクターから、フレキケーブルを抜くとパームレストが外せます。(下)

 
 
 
側面の六角ねじ2本を緩める。(左上)
コネクターを抜き、コイン電池を取外す。(右上)
モデムケーブルコネクターを抜き、ビス2本を緩めるとシステムボードが外せます。(下)

 
冷却ファンのコネクターを抜き、ビス4本を緩めるとCPUが現れます。
*ビス脇の番号順に緩めると、CPUへのストレスが軽減されると思われます。


ソケットカムねじを左に回してロックを解除すると、CPUが外せます。
*無理に外すと、CPUのピンが曲がる恐れがあるので慎重に!

 
CPUの放熱は、熱伝導に優れた銅製のバーが冷却ファンまで伸びています。
その銅とCPUの間にアルミシートが貼られ、シート表面へはシリコングリス代わりとなる材質のコーティングがされていました。

CPUの交換でコーティングが剥がれてしまった事や、放熱効果を高めるためにあえてコーティングを剥がして、シリコングリスを使用する事にしました。

 
色々なサイトでシリコングリスの塗り方を調べた結果、CPU表面に米粒大のグリスを乗せ、薄く塗ってから放熱板を取り付ける事にしました。
*眠っていたテレカをヘラのように使用して塗りましたが、均一に薄く塗るのは難しく、納得した塗り具合にするまで時間が掛かりました。

後は、逆の作業を行いPCを組上げます。

 
やりました! 無事駆動。
Celeron MからPentium Mに交換した事でCentrino対応へ。(左)

この際、パームレスト部のロゴラベルもPentium Mに替えたいものです。(右)
後ほど。。。

 


2007.9.12 centrinoラベル入手!
ネットでこのモデルで使用されているラベル仕様を調べ、ヤフオクで購入しました。
ようやく気分も ” セントリーノ ” って単なる自己満。

2007.9.25 Superπ (104万桁)実行

実力確認のためと思ったが、交換前に測定していなかった、、、なので、参考まで。

構成:Pentium M 755 (2.0GHz) 855GME、Memory 2GB (1GBx2)
結果:43秒


© 2007- Punyu

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