メディアとつきあうツール  更新:2004-01-14
すべてを疑え!! MAMO's Site(テレビ放送や地上デジタル・BSデジタル・CSデジタルなど)/サイトのタイトル
<ジャーナリスト坂本 衛のサイト>

日録メモ風の更新情報(坂本衛)
2007年1月〜3月

2007年1月〜3月の更新情報

03-31
●原稿書きと4月21日のシンポジウムの準備あれこれ

03-30
●「オフレコ!」4号に掲載予定の堀江貴文・佐藤優・田原総一朗の鼎談原稿約40枚を入稿。まあ、おもしろい。堀江は、ずっと前に会ったときより、ずいぶんと人間が丸くなった感じ。鼎談の最後のほうで堀江貴文は、フジテレビをどうするつもりだったかについて、決定的なことを言っています。この意味では大スクープ。私は聞いても別に驚かず、「だって、『テレビはどうせ死ぬんだから早く殺すんだ』なんて言うから、みんなビビリまくったんですよ」と言いました。しかし、放送局のみなさんや、放送と融合がどうたらこうたらと言っていたみなさんは、さぞや驚かれることでしょう。ええっ、そんなことを考えていた男に400億円も渡しちまったのか、と。4月末には発売になります。ぜひ、お読みください。合わせてこちら、「ネットと放送の融合」という幻想(放送と通信の融合、ライブドアvs.フジ、楽天vs.TBS問題)―2005 放送局クライシス 異業種が狙う放送ビジネス!?―もどうぞ。2005年4月初めに書きましたが、今回堀江に会って、我ながら改めて一切訂正の必要がないまともな内容だと思います。当時の新聞や雑誌が書いたバカ話と比べてください

03-29
●原稿書き

03-28
●えらく忙しく、更新できず申し訳ありません。抜けているほぼ2か月分はあとから追加しますが、取り急ぎ二つ三つ。
●4月21日(土曜日)に江古田の日大でテレビについて考えるシンポジウムを開きます。題して、8時間耐久シンポジウム「テレビを問う!」←クリックすれば紹介ページが開きます。どなたでも、どの時間からでも参加できます。テレビに関心がおありの一般の方、放送や表現を学ぶ学生諸君(小学生でもかまいませんが、ま、中学生くらい以上を推奨)、テレビや放送をはじめメディア研究に携わるみなさん、新聞・雑誌・放送局・制作会社・広告会社などにお勤めのみなさんなど、奮ってのご参加をお待ち申し上げます。日大芸術学部放送学科の諸君は、多くの先生方が授業の一貫として参加を強く勧める(場合によっては出席を取る)と思いますので、よろしく!
◆日時 2007年4月21日(土)9時45分〜18時20分(9時開場)
◆場所 日大江古田校舎・大講堂
◆主催 現代メディアフォーラム/日本大学芸術学部放送学科(共催です)
◆後援 日本大学芸術学部
◆入場無料(定員1000名)
◆パネリスト 原寿雄、澤田隆治(日程調整中)、田原総一朗、筑紫哲也(交渉中)、田中康夫、草野厚、岩瀬達哉、野中章弘、保阪正康、小川和久ほか多数
●坂本が関わった以下の書籍が絶賛発売中です。小川和久・(聞き手)坂本衛『日本の戦争力vs.北朝鮮、中国』(3月30日頃から書店に並ぶ予定)、同『日本の戦争力』、田原総一朗責任編集『オフレコ!別冊 [最高権力の研究]小泉官邸の真実 飯島勲前秘書官が語る!』、『オフレコ!別冊 [永久保存版]昭和史のカラクリ 戦争、天皇、靖国を徹底検証!』など。よろしくお願いします。
●『オフレコ!第4号』が4月末か5月初旬に出ます。いま、作業中です。ご期待ください!

01-25〜03-24は中略

01-24
●原稿書き
●午後、某週刊誌記者から取材の電話。「自転車に乗ったタレントと電車が競争する某バラエティで、電車の映像を調べたら車体番号が違っていた(何通りかあった)。これは捏造では?」と聞くから、「それだけでは捏造の証拠にはならない。A地点からB地点まで電車で何分なんて、あなたが乗ってストップウォッチで測ればいいじゃん。絵が違っていても、何分というのが同じなら、ウソとはいえない。番組の1コーナーを撮るのに何十人も出せないなら、別々に撮って、あとでつないだっていいでしょ。実際に競争した電車の映像が撮影できなかった理由は、クルーの数が足りない以外にも、たまたま撮り損ねたとか、光線の具合で時間を変えて撮ったとか、VTR切れとか電池切れとか、いろいろ考えられるわけよ。週刊誌だって、4人バラバラに取材して、誌面では座談会の構成にすることがある。1人1人がウソをいってなけりゃ、捏造記事とはいえないのと同じ。そのネタをやったら恥をかくよ。あなたが今いる週刊誌に署名記事を連載したことがある私が、いうんですよ。中央官庁の事件があると、ニュースによく看板や建物が映るけど、あれだってその日に撮った映像じゃない。1か月前か半年前か、でもウソとはいえない。同じようにやったら、そりゃ建物は動かないが、電車は違う車両だと。でもやっぱり、ウソや捏造とはいえないと思うね」。NHKヒマラヤ・ムスタンの流砂の話をして、「1か月三脚立てておけばかならず流砂を撮影できるが、時間や予算や機器の制約から、上でけっ飛ばして流砂を起こして撮影した。私はギリギリ許される演出の範囲内だと思うけど、これ、絶対にやってはならない捏造だと思うか?」と逆に聞いたら、記者は「捏造であり許されない」とは言わなかった。なお、ヒマラヤ・ムスタン事件では、流砂も含めてすべてが「やらせ」として断罪され、NHKはすべてを謝罪しました。私は、「これはテレビの演出であり、謝罪の必要は一切ない」と突っぱねるべき点があった(もちろん「やらせ」部分もあった)と考えています
●念のため、もちろん「あるある」の捏造は、演出かどうかという議論の余地のかけらもない、完全に許されないでっち上げです。不二家といい勝負、いや、不二家はちょっと古くても食えたものを売ったわけだが、関西テレビは古いも新しいもないインチキを売りつけたんだから、もっと悪質といっていい。ところが、不二家では全放送局が口を極めて断罪したのに、今回は、各局ともサラリと報じるだけですね。テレビがやっていることは明らかにバランスが悪い、と私は思います。同じ口でデジタル化だ、高いハイビジョンを買ってくれというから、「よせやい」と思う視聴者も出てくる
●6時半〜放送批評懇談会理事会。出席者は???

01-23
●1時、関テレ捏造問題で新聞の取材@ANAホテル3Fシャンパンバー。2時〜オフレコ!#4の匿名座談会@ANAホテル6F。出席者は明かせませんが、まあ大新聞や大雑誌のトップ記者、トップ編集長、著名ジャーナリストといった人たちの集まりです。座談会より企画会議みたいになっちゃいましたが。オフレコ!別冊「最高権力の研究 飯島勲前秘書官が語る! 小泉官邸の真実」の見本誌が出来。定価1200円。1月26日発売。初版なんと4万部!! 月末の朝日新聞の全5段でアスコムの広告を出します。近々、このサイトでもページを作ります。小泉純一郎を支持する人も大嫌いな人も、ぜひお読みください。これまで報じられていない話が満載です

01-22
●小林道雄のDELLパソコン(以下PC)がイカレたという絶望電が何日か前にあったため、ハードディスクドライブ(以下HDD)だけ買っておいてもらい、3時すぎWindowsXPを再インストールしに東伏見の小林宅へ。あれこれ作業後、夕食を御馳走になり、12時前帰宅
●何度でもいいますが、PCの主記憶装置であるHDDは完全に消耗品です。3年持てば御の字で、ハズレに当たれば1年で壊れることもあり、5年10年と動くこともある。要するにいつ壊れても不思議はありません。で、私の考えは「3〜4年に1度、壊れても壊れなくてもPC本体を買い換えればいい。そのコストは年2〜3万円」というもの。ところが小林道雄PCは、まだ買ってから1年ちょっと。自己診断で明らかにHDDの異常と出たので、HDD交換が合理的です。メーカーのDELLに電話したら「技術料2万+HDD1万5000円+往復送料」で4万円弱、10日かかるといわれたそうですが、自分でやればHDD代だけで1日で済みます
●簡単なので、どうやるか書いておきます。DELLのPC(4700c。OSはWindowsXP Home Edition SP2)の場合です。ほかのPCではやったことがない。【1】PC内部では静電気が怖いとされているので手を洗い、塗装されていない金属に触れてから作業を始める。作業が長引くときは、頻繁に金属(DELLによればPC背面部でよい)に触れること。【2】PCの電源を切りプラグも抜く。本体の接続機器はすべて外す。【3】PCを開け(DELLはドライバーなしで開く)HDDを取り出す。今回の機種は横に立てた状態で装着してあり、上下の押さえ(ツメ)をはずしてスライドさせれば出てくる。コネクタ二つも静かに外す。ほかのものには一切触れない。外したものを触れさせてもダメ。【4】HDDを量販店に持っていき「同じもの」を買ってくる(むろん事前に買ってもいいですが、実物を持っていきPCメーカー名と型番をいって、店員に出してもらえば間違いがない。HDDのメーカーは違っても構いません。最初からWindowsXP SP2が入っていたPCならば、80GBをたとえば160GBに増やしても大丈夫なはず。「137GBの壁」については別途お調べを。HDD説明書に書いてある)。【5】古いHDDの上下(マッチ箱でいえば刷るところの面)についていた押さえのプラスチック部品を外し、新しいHDDに付け替える(このときだけ+ドライバーが必要)。新しいHDD(ジャンパスイッチというものでマスターに設定する必要があれば、そうする。今回のものは設定不要。HDD説明書に書いてある)を元通りに装着・接続し(コネクタ二つも元通り差し)、PCを閉める。モニタとマウスだけを接続する。プラグを差しPCの電源を入れる。【5】起動を始めるので、DELLのロゴが出ているときに[F12]を押す。【6】起動メディアの選択画面[Boot Device Menu]が出るので、PCに最初から付いてくる再インストール用CD-ROM[を入れ、上下キーで[Onboard or USB CD-ROM Drive]を選択し[Enter]。これでセットアップ画面に。あとは画面の指示に従って、ライセンス契約への同意、キーボード特定([半角/全角]キーを押し、イエスかノーか聞かれたら[Y]を押す)と進む。【7】直後のパーテーション選択画面では、[C]を押してパーティションを作成。今回は120GBのHDDなので、まず40GBのドライブを一つ作る(40000MBと入力し[ENTER])。【8】フォーマット選択画面になるので、NTFSによるクイックフォーマットを選択し[ENTER]。これで自動的にフォーマット(「新品のHDDは荒れ地なので、塀で囲って整地する」とでも思ってください。塀で囲うのがパーテーション、整地がフォーマット。ソフトをあれこれインストールするのは、そこにいろんな家を建てるわけ)後、インストールが始まる。途中PCの名前その他を聞かれるのに答えていき、インストール終了。【9】ここまでで、120GBの新品HDDに40GBのCドライブ(最初なのでプライマリ・ドライブなんて呼ぶ)ができ、そこにWindowsXPが入る。残り80GBの荒れ地を塀で囲って整地するには、Windowsのスタート画面→[設定]→[コントロールパネル]→[管理ツール]→[コンピュータの管理]と進み、左側窓の[ディスクの管理]を選択。すると右側窓のディスク0として三つの領域に分かれた帯が表示される。左側がアンタッチャブル領域、中央がCドライブのはずですが、Fなど名前が違っていれば、領域の上で右クリックしてドライブ文字をCに変更。右側の未使用領域の上で右クリックしてフォーマットし、ドライブ文字をDにすれば80GB(実際は70いくつか)のDドライブができる。【10】あと、ドライバだの必要なソフトだのをCD-ROMから入れ、ネット接続の設定をすれば、PCは元に戻る。ただし、自分で書いた原稿やネットで拾ってきたものはなく、空っぽ。従来のそれは、前もってどこかに出してあるというのが大前提の話です。HDDは今晩壊れても不思議はないのだから、外付けHDD、CD-R、MDなどに頻繁に出しておく(バックアップを取っておく)ことが絶対に必要です
●ところがです。小林道雄PCの場合、驚くべきことに、1週間ほど前にアクセスした(書きものなどを入れておいた)という外付けHDDが空っぽになっていた! どうもフォーマットしちゃったとしか思えないので、「何かしましたか」と聞いたが、要領を得ない。ま、今日はここまでということで、外付けHDDと壊れたHDDを坂本が持ち帰り、調べることに
●何かのはずみでディスクをフォーマットしてしまう人がたまにいるようで、誤ってフォーマットしたときの復元ソフトというのも売られている。みなさん、くれぐれも「何をやっているか、自分でよくわからない操作」はしないように。たとえば上に書いた【9】の操作はいつでもできますが、やれば入っていたものは全部パーになります
●念のため一言。PCで、なんでここまで書いたようなことが素人にもできるか(車やVTRじゃできないでしょ)というと、BIOSと呼ばれる基本的な周辺機器の制御プログラムはマザーボード上のメモリ(記憶装置)に書いてある。HDDがイカレてもBIOSは以前のままなので、イカレたHDDをそっくり新品(同じもの。違うとBIOSの設定と合わないためインストールが途中で止まるというような面倒な話になりかねない)に入れ替えればいいわけです。HDDは恐ろしいスピードでブンブン回っているから、壊れないほうがおかしい。壊れる可能性が高いから、PCには再インストール用のCD-ROMが付いてくるわけ。BIOSの入っているメモリは、メカではないから普通は物理的には壊れませんが、電源トラブルや熱トラブルなどでマザーボードがイカレることはある。マザーボードのどこかがイカレれば、全取っ替えで4万円とかかかるから、その場合はもう2〜3万足してDELLのアウトレットを買うべき。また、このことからPCは、電源部がデカく安定していることと、放熱処理がちゃんとしていることが重要になる。世界でいちばんたくさんPCを作っているDELLやHPは、PC内でいちばん高い部品であるCPUを世界でもっとも大量に、もっとも安く仕入れている。しかもビジネスユース(企業が大量に一括で買う)のPCは、半端なトラブルがあると後で面倒なので、電源や放熱に気を配ってしっかり作ってある。だから、買うならDELLのOptiPlex以上の機種(24時間365日電話サポート・3年間保守無償パーツ・3年間翌営業日出張修理付き)だと思っています。別にDELLの回し者じゃないが、考えていくとそういう結論になる。ノートPCなんかはまた別で、個人的にはPanasonicが悪くないように思うが、高いですね
●【追記】DELLの場合は、上に書いた情報はすべてDELLサイトから入手できます。自分でやってみようという方は、必ず以下を参照し、すべてを理解したうえで、自己責任でどうぞ。基本情報はWindows(OS)再インストール - よくいただくお問い合わせ。まずここでアウトラインをつかんでください。次にインストールガイド。シリーズ・機種・OSを入力し、自分のPCに付いてきたResource CDの記号を入力すれば、詳細な情報が得られます。パーテーションも自分でできます(DELLパソコンを買うとき注文すると3000円増し)。そのほか役立つページは、ファイルダウンロード(ドライバ、ユーティリティなど)、製品マニュアル(自分の機種のものはPCに保存すべし)、Q&A検索

01-21
●潮入稿。EU拡大の話

01-20
●終日、原稿書き

01-19
●昨日の勉強会で北川信は「地上デジタル放送は奇跡的にうまくいった。115%くらいの出来」といっていたが、放送局サイドだけを見れば、まったくその通り。問題は「テレビ(テレビシステム)とは、現場での撮影録音から居間でテレビを見るまでのトータルなシステムであり、放送局と視聴者大衆と協同して作るものであって、システムの後ろ半分は視聴者大衆が整備する」ということ。たとえばテレビの原理を参照。私がつねに書いたり語ったりしているのは、テレビシステム全体のデジタル化。これは2011年までにできないことが確実だから、早く手を打つべきだと主張しているわけです。ごく当たり前の基本ですが、この基本を押さえていない(知らないか、知っていても書かない)記者がほとんど
●10時40分、日大授業。2006年度の最終回です。必ず出席しなさい。と書いたのに出席者が少ないので、今回は喫茶店でやった。2月2日に飲み会を予定。あとで受講者にメールする。OB・OGもお出で
●4時、長野県本人確認情報保護審議会ミーティング。弁護士・清水勉(委員長)、松川町役場財政係長・片桐雅彦、日本技芸President & CEO御手洗大祐と(楽天社長室・関聡司は欠席)@四谷本塩町「さくら通り法律事務所」。この中日記事「県の事務に住基ネット利用検討 早ければ新年度から」で「方針がまとまれば、県本人確認情報保護審議会にも意見を求める」と書いてあるのが、私も委員を務めさせていただいている審議会なのです。で、委員の総意は「『方針がまとまれば』って何? 『方針を決める前に』意見を求めるべきでしょう」ということ。「県は結局『県財政は厳しく緊急性に乏しい』との理由で事実上撤回した。以降、住基ネット利用は凍結状態となっていた」のだから、「県財政が厳しくなくなり、しかも住基ネット利用に緊急性が生じた」のでなければ、凍結解除はおかしい。で、長野県で県財政が好転したなんて話は聞いていない。私たちは全都道府県で法的に設置が求められている審議会のメンバーですから、いわゆる「行政の隠れ蓑」、方針が決まった後にお墨付きを出すお飾りの諮問委員会のような無責任なことはしないつもりでおります
●終了後、清水、片桐、坂本で四谷しんみち通りの「越後屋」で10時すぎまで。日本酒と刺身がうまい。仕上げはへぎそば。最近、清水勉は使途不明の政治資金問題(国会レベルでは領収証なしに何でもかんでも事務所経費に。都の区議会レベルでも領収証なし)でよく新聞やテレビでコメントしている。長野の問題ほかマスコミ対応の話なんかをあれこれ。なお、ここの二階の焼鳥屋で田中康夫が清水勉に3000円だか御馳走したところ(たまたま今日は僕が払うね、というような話)、交際費がどうしたと信濃毎日なんかが書いたと。念のため、この日の長野県本人確認情報保護審議会ミーティングに長野県予算は1円も使われていません。片桐雅彦は自費で上京し、その代わり飲み代・食事代を清水・坂本が余計に払った。むろん議論に6時間費やしたが人件費もゼロ円。政府のタウンミーティング(謝礼5000円)や国家公安委員(週1回出て年俸1200万円以上)なんかとは違います

01-18
●8時、大津プリンス37Fのレストラン。養老盂司も現れたので昨日の御礼をいい、一緒に朝食。虫博士でもある養老は琵琶湖を指さしながら「この東側と西側では、虫が大きく違っている」と。「大きな湖だから渡れない?」「それはそうなんだけど、最初から違う。古代湖の琵琶湖は数百万年の歴史があり、出現・消滅を繰り返しながら北上を続けている。湖というより海峡だった時代もあって、いわば別々の島の東側と西側でそれぞれ進化した」と。「虫でいちばん不思議なことの一つは擬態。枯葉にそっくりとか木の枝にそっくりという虫は、なんでああなったのか。似ていれば鳥に見つからないから生き残ったというが、もっとけばけばしいヤツとか、別に何かに似てないヤツも生き残っているんだから、説明には不十分でしょう。DNAで親から子へ伝わる、その最初のところって、何ですかね」と聞くと、「枯葉そっくりの虫で、葉っぱが虫に食われたような模様がついているのがある。その食われた場所がバラバラなんだ。見つからないためなんて単純な理由じゃなく、無数のファクターが作用してそうなったとしかいえない。ようるすに、何もわかっていない」と。そのほかおもしろい話あれこれ
●10時、京都八条口の新・都ホテルで小川和久と打ち合わせ、本の追加取材、昼食。2万人増派の話を確かめると、掃討作戦の可能性を否定しませんでした。小川はこのホテルができたてのとき、どこかの記者時代に泊まったと。私も同じ頃、高2のとき京都旅行に来て泊まった。いま電通にいる飯島祐一と二人で旅行したとき泊まったんだっけか? 学年旅行でも京都に来たが、このときは山科の東急インや京都市内の旅館だった。その直前に女×館だか東洋×和だか(確かどっちかですが、忘れた)が同じ東急インに泊まり、女の子たちが部屋の電話をかけまくったため全国東急系列から宿泊拒否となった。だから、お前ら気をつけろって話だった
●15時半、上智大・音ゼミ+立教大・砂川ゼミ「合同勉強会」(開催事務局/月刊ニューメディア編集部)。以下、月刊ニューメディア編集長・吉井勇から届いたお知らせを転載しておきます
●12月1日、すべての県庁所在地で地上デジタル放送が始まった。日本における地上デジタル放送のあり方が検討されてから10年。地上デジタル放送のデザインにあたって、何が重要視され、また、何が問題とされたのか。そして、2011年のアナログ放送停波に向け、今何が議論されるべきなのか。その設計・展開過程において、常にその中心にいた北川信・前D-pa理事長を迎え、この10年の論議を振り返りながら、日本における地上デジタル放送の展望と課題について、放送制度論も交えて語ってもらう。音ゼミ、砂川ゼミの学生たちとともに、2011年以降を展望するために議論に加わっていただきたい。■講 師 北川 信:前地上デジタル放送推進協会(D-pa)理事長、テレビ新潟放送網・取締役相談役■テーマ 日本の地上デジタル放送 〜 その設計と2011年の展望・地デジの設計は、何を目指したのか。・日本の地デジの強さとは・地デジ設計を振り返って、日本の放送界をどう評価するか・2011年に向けた問題点等■開催日時 1月18日(木) 15時30分〜17時30分*開場・受付開始 15時10分〜■終了後、有志で懇親会を開催します。会費制(@5000円目途)です。■会 場 上智大学11号館4階「411教室」■定 員 50名(先着順)■参加資料代 2000円(事前振込制)*すみません、振込手数料はご負担願います。
●わっ、まだ振り込んでない! 北川信はGALACグラビアでインタビューしたこともあり、GALACに「地上デジタル放送 現行計画『すでに破綻』の決定的な理由10」を掲載したとき、放送界で唯一、「このような批判も必要だ」といった(と志賀信夫から聞いた)もののわかった人物です。そういった志賀信夫自身が、当時は「なんてこと書いてくれた」と怒り狂っていましたけれども。すべてのテレビ・新聞・雑誌の中で、まともだったのはどれか、5年もたたずにわかります。『七人の侍』で勘兵衛(志村喬)はいった。「愚かな。勝負は見えておる」

01-17
●午前中、サイト更新
●3時すぎの新幹線で琵琶湖塾。今回のゲストは医師、解剖学博士で脳の研究者でもある養老孟司。田原総一朗は欠席。ようするに結論は「自分なんてものはない。自分探しなんてムダなことはやめよ。自分は常に変わる。その変わることを恐れるな。学ぶことも生きることも、つねに違う自分になるということだ」と。「たとえば脳(参考:脳の世界実におもしろい)の神経細胞にミラー・ニューロンというものがある。母親が赤ん坊に向かって舌を出す。このとき母親の脳のある部分が活動すると、赤ん坊の脳の同じ部分が活動する。つまり赤ん坊も舌を出す。これは誰に教わったわけでもない、自動的にそうなってしまう。こういうことを突き詰めていくと、自我とは、自分とはなんてものは実に不確かな、あいまいなものであるとわかる」うんぬん。おもしろい。質疑応答の時間には「いま日本の病院にいる患者の9割は、やってもやらなくても同じ治療を受けている」という。「結核は薬がなくても栄養状態の改善でどんどん減っていた。医療で減ったんじゃない」「日本で女性の寿命が伸びたのは大正年間からで、これは東京市長の後藤新平が水道の塩素殺菌を始め、衛生状態がよくなったから。医療なんて全然関係ない」そう。この手の話は私も何かで読んだことがあり、確か「これまで全世界で医療が人類に果たした役割は、セッケンの発明にはるかに及ばない」という趣旨だった。まったくその通りでしょう。日本の医療費30兆円などというが、こんなものはその5分の1か10分の1くらいで十分だ、と私は思っています。養老が「いまや、お産は完全に病気と化した」といっていたが、まったく同感。チンパンジーとDNAが九十何%か同じくせに、人類はなにをバタバタ騒いで産んでいやがるんだとか思いますねえ
●9時40分まで車座集会。養老孟司はこれにも付き合ってくれた。その後、裏琵琶湖塾で重大発表。滋賀県庁の深井鉄平が婚約、3月結婚予定(お嫁さんの名前は聞き忘れた)。おめでとう! 同い年くらいだと思っていた辻勝郎のほうが二つ三つ年上だそうで、いよいよ尻に火が着いた由。出席者は駒井千代(実行委員長)、金子喜治(石山寺 月乃家山荘)、津田貞次(娘さんは参加せず)、伊藤真紀(滋賀県立大学学生)、赤木孝信(立命館大学の大学院生、今日の琵琶湖塾ディレクター)、矢野圭昭(滋賀県立大学の職員)、深井鉄平(滋賀県庁)、辻勝郎(同)。12時過ぎ、大津プリンスに入り一泊

01-16
●終日、原稿書き。いまいち進まず

01-15
●11時、連戦姉妹との対談。今回からは番組論。初回はドキュメンタリーについて@渋谷USEN。その後、放懇にPC返却。昨日から別冊オフレコ!の校正ゲラを朱入れするため持ち歩いており、残りを放懇で作業。アスコムの編集部に取りに来てもらう。中島好登が「黒川さんの連載、どうですか?」というから「ん? 玲子が連載してたっけ?」と、正月そうそうわけわかんなくて失礼。久野明と東順永で夕食。夜10時前帰宅
●久野明に力説したこと──ブッシュが新イラク政策を出し、安倍政権は世界でも最速で支持を表明した。しかし2万1500人増派で何ができる? 硫黄島にいた日本軍は2万以上、上陸した海兵隊だけで6万人か7万人規模よ、あんな小さな島で。攻める兵力は守る側の3倍以上てのが軍事の常識。上陸せずに取り囲んだ兵力を入れると十数万以上だよ。ということは、イラク全体にいるアメリカ兵より多いわけだ、硫黄島一つだけで。で13万を15万に増やしてどうなるか。全イラクの治安維持については、どうにもならない。日中戦争で中国戦線にいた日本兵は80万以上、100万近くだが、点と線しか確保できなかった。迫撃弾が迎賓館に撃ち込まれたサミットのとき、警備の機動隊が4万だよ(これは当時の警察庁長官・山田英雄に取材し、本にも書いた)。沖縄から北海道からかき集めて、それでも今日は警官が多いなというのは永田町、赤坂、霞ヶ関などで、矢来町はその外側だった。渋谷、新宿、池袋までは到底、警備しきれないわけですよ。山手線には二人一組で私服刑事が乗り、高いビルの上にも警官がいたけどね。では、2万人の増派とは何か。いうまでもなく掃討作戦用だろう。ティクリート、ファルージャでやった大規模作戦をもう1回やる可能性があると思う。イラク全土の武装解除なら数十万か100万でやる話だからね。ところが大規模掃討作戦は、ファルージャでそうだったように民間人が相当数死ぬ。相手が女こどもを盾にしているから。日本国は、そういうことをわかったうえで、支持しているのかしらん。「イラクに平和が訪れることを強く期待し、事態を見守る」くらいの言い方のほうが、いいんじゃないのか

01-14
●終日、原稿書き。寿司処「響」で昼食。フジテレビのドラマ「拝啓、父上様」で神楽坂は、なにやら大騒ぎ。関ジャニの横山クンをニノが探すシーンで、関係料亭の看板が全部映った。響にも板場を撮らせてくれないかと打診があったそうだが、年末のバタバタの時期で断ったとか
●そういえば、このドラマの記者会見が神楽坂であり、行ってきました。二宮和也に「神楽坂の出会いは、どういうきっかけで? 今回のロケが初めてか、それ以前に遊びに来たことがあったのですか? この町の印象も合わせて聞かせてください」と、例によって会見冒頭で質問。「ぺこちゃん焼き」を差し入れたんですが、これがついに発売中止になろうとは……

01-13
●終日、原稿書き

01-12
●「日本の戦争力part2」の残り原稿書き
●日大授業。本年度の授業は今回と19日だけです。兼高聖雄は貝の刺身を食べてノロウイルスに感染した由。1時間に1回程度トイレに行く(上も下も)という状況で三十数時間、都合2日間ひどい目にあったと。医者に行くヒマがなく、電話で聞いた「来てもすることはないから、来なくていい。ビオフェルミン止瀉薬を飲んで寝てろ。ただ、消毒だけはちゃんとして、家族感染を防げ」といわれ、布団から出るときはキッチンハイターを持ち歩いていたそう。厚生労働省のノロウイルスに関するQ&Aはこちら。アルコール消毒じゃダメらしい
●【後から付記】余計なお世話ですが、現在、日本で入手できるノロウイルスに関する情報の最良のものは、上に紹介したPDF文書でしょう。で、ほかの自治体だの保健所だのは、これを元にせっせとコピー記事を作って自分のところのホームページに載せています。なんとムダなことよ、と私は思います。そのための要員を税金で雇っているわけで。この情報がPDFになっていることと、役所仕事でわかりにくいことも問題ですね。本文には「消毒が必要な場合次亜塩素酸ナトリウム※などを使用してください」、脚注には「※塩素系の漂白剤」とある。役所の文書にキッチンハイターその他特定の商標名を書くのはいかがなものかという考え方は、わからんではない。しかし、私が担当者なら、ノロウイルスの消毒に有効で一般に市販されている全商品を書いておくでしょう。つまり、「役所の文書に商標名を出すのはよろしくない」というマイナスと、「役所の文書に商標名が出すことで、消費者がそれを買いやすくなり、したがってノロウイルス感染防止がより進む可能性がある」というプラスを天秤にかけ、後者を取る。役所というのは、自己都合のところだけでマイナスと判断し、そこで停止するのです。これは、この問題に限らずいえること(調べるのが面倒くさいから書かないなら、問題外の外)
●帰り、池袋で買い物。ビックカメラと東急ハンズ。東急ハンズでもらった領収書を家に帰って見て驚いた。「宛名は?」「坂道の坂に本屋さんの本で坂本、事務所と付けて。坂本事務所」といったのですが、「坂本事務書」宛て。そんなんあるか? 3階売り場の責任者に電話し、領収証の控えナンバーを伝えて、それを見て電話をくれと。しばらくして電話があり「いますぐ、書き直したものをお届けしたい」というから、「そんな必要はない。でも、恥ずかしいでしょ。書いた女の子も恥ずかしいが、上司のあなたも、会社全体も恥ずかしい。こんなことがないよう、よろしくね」と
●夜7時、12月8日の「筑紫哲也と語る会」の世話人打ち上げ。原寿雄(共同通信OB)、桂敬一(立正大教授? 講師になったといっていたような)、丸山重威(関東学院大教授)、柴田鉄治(朝日OB)、岩崎貞明(放送レポート編集長)とプレスセンター9階。TBS報道局長の金平茂紀もチラと顔を出す
●ニュースの価値判断の崩壊、バラバラ殺人事件報道のムチャクチャなどを議論。それと、2日前に某大教授が新宿駅で倒れた件、たいへん心配ですが、ご回復を祈ります

01-11
●なんだ、そういうイベントがあるならもっと早く告知してくれという方は、ごめんなさい。全然ヒマがなくてね
●昨日のロフトプラスワンは、前売り券が五十何枚か売れたという話だったが、当日来るお客さんもそれ以上あって、そこそこの入り。田原、宮崎学、佐藤優はご夫妻で見え、田原の娘も来た。用意した画像のリストを田原に見せると、自分でこれについて話すと決めており、私が勝手に選んだのとの重複は半分くらい(そういうのは電話1本くれりゃいいが、もちろん事前にどの言葉を選ぶかと聞いており、「適当にやっといて」という話だったわけですね)。しかも、予想通りプロジェクタでは読みづらいので、私が演壇の脇でPCを操作しながら、田原のキューでその言葉を読むことに。アスコムからは高橋克佳、小林英史、谷口暢人ほかが来ていて、女の子に読ませりゃいいじゃないかといったが、漢字が読めなかったら困るというので、無粋なことで申し訳ないが坂本が担当
●で、これまた案の定、休憩後の後半は言葉本から離れ、北朝鮮情勢や安倍政権の話に。佐藤優が絶好調で、「いいアメリカなどというものは存在しない。アメリカの政策は、悪いアメリカ、もっと悪いアメリカ、最悪のアメリカのどれかだ」とか「つまりアメリカはドラえもんのジャイアンです。あんな歌、誰も絶対に聴きたくないが、怖いから聴かざるをえない。で、イギリスはスネ夫とのび太が混ざったようなポジション。もっといえばイギリスはゲゲゲの鬼太郎のネズミ男」とか。あるいは佐藤「乱暴者の北朝鮮は日米のきれいで裕福なお姉ちゃんが好きで好きでたまらない。でも、好きですといえず、愛を恫喝によってしか表現できない。で、何を言っても振り向いてくれないから、とうとう立ち小便した」田原「あ、それが核実験?」「いやいや、ミサイル発射。それでも振り向いてくれないから、今度はバキュームカーを仕込んできて、ホースをこっちに向け、ウ×コぶちまけるぞと。これが核実験。これやられちゃたまらない。アメリカは、とにかくそのホースあっちに向けてくれ。でバキュームカーも撤収してくれという段階」田原「そうか。ウ×コぶちまける寸前ね。日本政府は?」佐藤「日本は、そういう状況だとわかっているかどうかが、そもそもの問題」と。おもしろい
●じつはオフレコ!に、手嶋龍一×佐藤優×田原総一朗の鼎談を載せており、今後連載する予定でいますが、その第1回を読んだ幻冬舎の見城徹が、さっさと手嶋龍一×佐藤優の対談本を出してしまった。もう20万部やそこら出ているんじゃないかな。アスコムも田原も私も「しまった! やられちまった!」というところ(むろん連載3回目くらいで本にする予定だったが、のんびり構えすぎた)ですが、佐藤優には、上に書いたような「漫談! 日本外交」を頼もうかなと
●ロフトプラスワンは10時すぎまで。魚住昭、岩本太郎あたりも来た。昼飯食ってないゾ、飯食おうやということで、アスコム高橋克佳、小林英史と叙々苑で焼肉。午前3時まで

01-10
●午前中、POWER POINTで資料作り。何かというと、新宿ロフトプラスワンで、田原総一朗presents「日本の戦争 封印された言葉」なる催しがあるのです。以下、酒井一圭からのお知らせを転載
●ベストセラー「日本の戦争」から6年、著者が再び世に問う渾身の一冊。2006年夏に発売された本著をロフトプラスワンでライブ化! 戦前のすべてが「悪」ではない。「滅び行く言葉たち」に田原総一朗が再び命を与える!宮崎学、佐藤優、両氏をゲストに迎え「声を出して読みたい、品格ある日本語」を現代に放ちます!若者たちよ!集え!【出演】田原総一朗【ゲスト】宮崎学、佐藤優 Open18:30/Start19:30 前売\2000/当日¥2300(共に飲食別)※前売券はローソンチケットにて12/10(日)より発売(Lコード:34635)
●これにプロジェクタで言葉を投影すりゃ話が早いということになったが、アスコムでは対応できないらしいので、私が朝から本をスキャンし、1024×768に整形(回転して微調整とか)して、パワポ文書20ページ分を作り、放懇のノートPCを借りることに。最後にオフレコ!別冊の宣伝まで付けたが、午前中いっぱいかかってしまった。4時半放懇。5時半ロフトプラスワンへ

01-09
●1日休み。年末年始に録りだめた映画なぞをチラと見たり、DVDに焼いたり。暮れにWOWOWでやっていた『スターウォーズ』全6作は、全面的に手直ししたヤツだったのか。惑星の大気の色だの、艦隊や戦闘機の数が違い、全体的にケバくなっているだけでなく、こんなとこにガマ大将は出てなかったぜとか、コアラ大将の回でダーズベーダのオバケが別人28号じゃんとか。知らんかったが、いまの子どもたちは古いのは見てないんだ
●何度か同じことを書いたと思いますが、最初の3作はレーザーディスクで買って持っているのです。三つ(それぞれ、たしかディスク1枚の裏表と2枚目の表で映画1本分)で3万円した! 昔の3万円だから、今の貨幣価値にすれば4〜5万円かけて手に入れたと。ところで、今は980円でWOWOWに入り、4万円でDVDレコーダーを買い、全6作をDVDに最高画質で焼いたとして600円(50円×2枚×6)。つまり映画3本分のカネでハードが付いてくる。これ、いまの若い衆は想像できないと思うが、ムチャクチャ安いというか、ものすごいこと。逆にいうと、若い衆にとってはソフトのありがたみが薄れているともいえる。一方、マンションや家の値段なんて相変わらず年収の何年分かで、アホらしいほど高い。まあ、世の中にとってどうでもいい部分だけが急激に値下がりしている、ともいえますけどね

01-08
●1日以来、本当に家から一歩も出ず、「オフレコ!別冊」1冊まるごと飯島勲を脱稿。400字350枚以上。アスコム小林英史が明朝、議員会館に原稿を届けるというので、「日本の戦争力」に手紙を付けて持っていってもらう

01-03
●終日、原稿書き。田原が電話してきて「31日も1日も電話したけどいなかった。どっかいってたの」とかいうから、「31日の夜、何時間か外出したけど、それ以外はずっと家にいてやってますって」

01-02
●終日、原稿書き

2007-01-01
明けましておめでとうございます。って、実はあまりめでたくもありません。ムチャクチャ忙しくサイトが更新できず、たいへん失礼しております。あとで抜けている部分、メモ程度でもupします。なんとか生きております。今年もよろしくお願い申し上げます
●2月中メドに小川和久への聞き書き(仮タイトル)「日本の戦争力part2」をアスコムから出します。岩本太郎に手伝ってもらった起こし原稿に全面的に手を入れ、クリスマスすぎまでに150ページ分、5章中3章まで入稿済み。さらに、長年懸案の単行本を1冊、少しずつ進めています。これらはちょっと休んで、次の仕事に
●次の仕事というのが、1月26日発売予定の「オフレコ!別冊」(タイトル未定)1冊まるごと小泉政権の総理大臣秘書官・飯島勲。12月19日までに、私も同席して田原総一朗によるのべ10時間近いインタビューを終えています。締め切りはなんと1月4日。正月が、ない。飯島勲は、自著『小泉官邸秘録』を日経から出した以外は、一切マスコミに登場していません。しかし、オフレコ!別冊には登場してくれるという。1冊まるごとで引き受けてくれるか(「オフレコ!巻頭インタビューくらいにしておいてくれ」といわれるんじゃないか)と心配でしたが、これもクリア。ありがたいことです。まさにこれ、オフレコ話満載で、新聞テレビが一切報じていない話が次から次に出てくる。干からびたチーズの日、誰が総理公邸に怒鳴り込んできたか? その後に来た森喜朗はいったい誰のクルマに乗ってきたのか?(離れた場所でクルマを降り歩いてきたから、報道されていない) 自民党では小泉政権を秋に潰し、その「誰」を後継にする構想が進んでいた。これはおもしろい! おもしろいでしょ?

12-31
●このところ、ずーっと原稿書き。例年だと12月30日か31日に世田谷の私の実家に帰り大掃除を済ませ、1日は生田の家人の実家に泊まるのですが、今回はどちらにも泊まる時間なし
●ギリギリまで仕事し、31日夜8時奥沢へ。夕食にすべり込む。10時過ぎ、後楽園ドームへ。ジャニーズ・カウントダウンだけ家人と娘に付き合う。白波瀬傑に「二宮和也さんが絶好調じゃないの。マジでアカデミー助演男優賞候補ですよ。『拝啓、父上様』も期待しています。私は何年か前に自分のホームページで、『二宮和也は当代随一の若手俳優だ、間違いない』と断言したけれども、その通りになってきた」というと(当サイト当欄のどこかに、そういう文章がある。ヒマな方は探してください)、えらくゴキゲン。そうそう、またしても小学館の小野綾子と遭遇。オバサンやオジサンは双眼鏡で見るんですね。小野も私も双眼鏡で見ていたが、娘なぞは「よく見えるぜ。覗いてみ」といっても絶対見ない。「私にはすべてが見えている」とかいっちゃって。飯田橋方向へ最速で歩くと必ずタクシーが拾えるのでUターンしてもらい、2時すぎ神楽坂に帰宅。あとマジで、ずーっと仕事
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2003-05-25
●リニューアル版運用開始。リニューアル終了まで2〜3か月かかる見込み。旧版は残します
2002-04-11
●ホームページ試験運用開始。キリがないので、未校正ありのまま見切り発車しました。あしからず
●この欄、文中敬称略ってことでよろしく願います