≪(主催者による)勝手な宣伝文≫ |
民放労連第40回学習会 第2講座「放送デジタル化計画をめぐる諸問題」レジュメ
2002年11月8日15:15〜16:45
○人は、なぜテレビを見るのか?
○デジタルはアナログよりおもしろいか?
○デジタルはアナログより役に立つか?
○高画質、高音質、16:9、双方向、データ放送
……どこが「本質的」なのか?
○「些末《さまつ》なこと」を、電波の停止・全受像機の交換によって実現する根本矛盾
○「何のためのデジタル化か」が見えない
高価なテレビへの買い替えで、視聴者のメリットは?
○計画が進むにつれて、ますます無意味さを露呈
デジタルBSは地上と合体、多様化・多チャンネル化を否定
デジタル地上波は「ハイビジョン中心」、ゴールデンはキー局囲い込み
これも多様化・多チャンネル化を否定
データ放送はCMの間は切る、誰も見ない
○現行計画は、高画質・高音質・横長化以外に意味がない
高画質・高音質化に興味のある視聴者は全世帯の1割
2台め、3台めの小型テレビをどうするか、メーカーさえも「わからない」
○全世帯4700万には「絶対に普及しない」
○2011年にアナログ停波は不可能、2020年でもおそらく無理
○デジタルBSの普及は、まだ100万そこそこ
大目にみても120〜130万、300万はウソ
3年で200万に届けば御の字、おそらく400万前後で頭打ち
○デジタルBSは、一部高所得者のための+αのテレビに
○デジタル地上波は、来年に受信機発売(チューナーだけで30万!)
○数年間は「実験」、2011年段階でも「大規模な実験」の域を出ない
○テレビの本質に帰れ
○報道せよ、できるだけ引き延ばせ
○「全受像機を交換し、なお放送秩序は不変」などという虫のよい話はありえない
業界再編は不可避