≪はじめに≫ ≪参考文献・資料≫ 近代日本総合年表(岩波書店) |
年月 | スポーツのできごと | 政治・経済・社会と 放送などメディアの動き |
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1945 | 8 | 第2次世界大戦終わる | |
11 | 日本野球連盟再建の東西対抗戦(神宮球場) | NHK、戦後初スポーツ放送(16日大相撲秋場所中継、18日早慶戦、23日プロ野球全東京対全大阪戦)▲ | |
1946 | 3 | 初のスポーツ日刊紙「日刊スポーツ」創刊 | |
4 | プロ野球復活(読売旗争奪優勝大会) | ||
6 | プロ野球タイガースの呉昌征外野手兼投手、戦後初のノーヒットノーラン達成 | ||
7 | NHKラジオ第1「スポーツニュース」放送開始 | ||
8 | 全国中等学校野球大会復活(西宮球場) | NHKラジオで中継 | |
11 | 第1回国民体育大会(京都・大阪を中心に開催) | ▲ | |
1947 | 4 | 後楽園球場に初の女性場内アナウンサー登場 | |
8 | 全日本水上競技で古橋広之進、400m自由形4分38秒4の世界新記録。以後2年間で世界新23回 | NHK、同大会を神宮プールからラジオ中継▲ | |
1948 | 1 | 第5回冬季オリンピック・サンモリッツ大会 | |
7 | 第14回オリンピック・ロンドン大会(日独参加不可) | ||
8 | オリンピックに対抗して開かれた全日本水上競技で古橋広之進、1500m自由形に世界新 プロ野球初のナイター(横浜ゲーリッグ球場) | ||
9 | 競輪始まる(九州・小倉競輪場) | ▲ | |
1949 | 2 | 「スポーツニッポン」創刊 | |
4 | 阪神甲子園駅で球場(阪神・巨人戦)へ向かう乗客が将棋倒し、2人死亡 | NHK、スポーツ実況放送にテーマ音楽(古関裕而作曲)を初使用 | |
≪リベンジのヒーローたち≫の時代 | ≪戦後復興≫≪冷戦≫ | ||
8 | 古橋広之進、ロサンゼルスの全米水泳選手権大会で3種目に世界新で優勝(フジヤマのトビウオ) | NHK、同大会を海外からの戦後初中継 | |
10 | 米プロ野球サンフランシスコ・シールズ(3A)戦後初来日、米9勝1敗(うち対日本戦は7戦全勝) | NHK、シールズ対巨人戦を後楽園球場から中継 | |
11 | 太平洋野球連盟(パシフィック)結成。12月にセントラル結成で、プロ野球が2リーグに分裂 | ▲ | |
1950 | 4 | 巨人の川上哲治、史上初の通算100本塁打 | |
6 | 巨人の藤本英雄投手、プロ野球初の完全試合 | レッド・パージ 朝鮮戦争勃発≪特需≫ | |
7 | プロ野球ナイター始まる テニスデビスカップに日本、13年ぶり復帰 | NHK、ナイターを後楽園球場から初の実況中継 | |
9 | 第1回世界ノンプロ野球大会(東京) | ||
11 | フランク・オドゥール、ジョー・ディマジオ来日 プロ野球初の日本選手権(毎日オリオンズ優勝) | NHK東京テレビジョン局、実験放送を開始▲ | |
1951 | 3 | 第1回アジア競技大会(インド・ニューデリー) | NHK、同大会を中継 |
4 | ボストン・マラソンに日本人初参加、田中茂樹優勝 | マッカーサー解任 | |
6 | 競艇始まる | NHK、後楽園から日本橋三越の電波展会場までマイクロ波を飛ばし、プロ野球のテレビ中継デモ 米CBS初のカラー放送 | |
7 | プロ野球第1回オールスター戦(甲子園・後楽園) | ||
9 | 日本初のプロレス大会(メモリアル・ホール) 新日本放送、日米親善野球で初の解説(中沢不二雄)付き中継 | サンフランシスコ講和条約 | |
10 | 国際プロレス大会に力道山初登場 米大リーグ選抜来日(13勝1敗2分) | ▲ | |
1952 | 2 | 第6回冬季オリンピック・オスロ大会 | 体協、民放によるアマチュアスポーツ実況放送を承認 |
4 | NHK、「オリンピック募金旬間・ヘルシンキへわれらの代表を」実施 | ||
5 | 白井義男、ダド・マリノ(米国)に挑戦し判定勝ち、日本人初のボクシング世界フライ級チャンピオンに | ラジオ東京、新日本放送が白井・マリノ戦を共同中継 | |
7 | 第15回オリンピック・ヘルシンキ大会(日本は戦後初参加、レスリング・バンタム級で石井庄八優勝) | NHK、ラジオでのべ37時間弱中継 | |
9 | 大相撲秋場所、土俵の4本柱を廃止し、吊り屋根・4色の房に変更(この年から年4場所制) | ||
10 | NHK、大相撲・6大学野球実況をテレビ実験放送 | ||
12 | 東京・青山に初のボウリング場開業 | ▲ | |
1953 | 1 | 第29回東京・箱根間往復大学駅伝競走 | NHK、ラジオカーで中継 |
2 | NHK東京テレビジョン局、本放送を開始(1日4時間、受信契約数866、受信料200円、米製17型25万円、国産14型17〜18万円) | ||
4 | ボストン・マラソンで山田敬蔵優勝 | ||
5 | 英登山隊(ヒラリーとテンジン)エベレストに初登頂 | NHK、大相撲中継を開始 | |
6 | NHK、早慶対抗水上競技大会中継(初の水泳中継) | ||
7 | 日本プロレス協会設立、力道山道場完成 | 伊藤絹子、ミスユニバース3位に | |
8 | NHK、高校野球・プロ野球ナイターを初のテレビ中継(大阪→東京の上りマイクロ回線完成による) 朝日放送、甲子園と北海道放送・ラジオ九州スタジオを結び高校野球の3元放送 日本テレビ放送網、民放初のテレビ放送を開始(関東に街頭テレビ220台、当時市場に出回っていたテレビは約3500台という) | ||
9 | 日独交歓体操競技会、日英交歓ラグビー、プロボクシング白井・エスピノザ戦 セ・リーグ巨人3連覇(10月、パ・リーグ南海3連覇) | NHK、体操・ラグビー・プロボクシング初のテレビ放送 | |
10 | プロボクシング白井対テリー・アレン戦(日本テレビが中継、街頭テレビに集まる群衆で都電ストップ) | NHK、6大学野球中継でズームレンズを初使用 | |
11 | 東西対抗陸上競技(神宮競技場) 関東大学サッカー早大対中大戦(神宮競技場) | NHK、陸上・サッカー初のテレビ放送▲ | |
1954 | 2 | 力道山・木村政彦、蔵前国技館でシャープ兄弟と対戦。街頭テレビで大人気(新橋駅前に群衆2万人集まる) ディマジオ、妻マリリン・モンローと来日 | NHKと日テレが同時中継 日本テレビ、プロレスの定期中継を開始 造船疑獄 |
5 | 第2回アジア競技大会(フィリピン・マニラ) 世界アマチュア・レスリング大会(東京体育館) | 民放初の海外ラジオ中継 | |
6 | 第13回世界体操選手権大会(ローマ)に日本初参加、竹本正男・田中敬子優勝 | ||
8 | NHK、水中テレビカメラを初使用 | ||
9 | 日本中央競馬会発足、第1回競馬開催 | 青函連絡船洞爺丸沈没 | |
10 | NHK、西独陸上チームを招聘し各地で競技会 NHK定時放送1日5時間5分に。キネスコープ録画装置(ブラウン管の画面をフィルム撮影)で、ラジオのスポーツ番組をテレビでも放送 | ||
11 | プロボクシング白井義男対パスカル・ペレス戦 | 日本文化放送が中継、日本短波放送は英語・スペイン語で放送 | |
12 | 日本テレビ「ダイナミック・グローブ」(69年までに全695回)▲ | ||
1955 | 4 | 阪神の藤村富美男、史上初の通算200本塁打 浜村秀雄、ボストン・マラソン優勝 | NHK、ラジオ初の解説者起用(小西得郎) |
5 | 昭和天皇、初めて大相撲夏場所を観覧 | ラジオ東京、白井対ペレス戦を全国33社52局へ中継 | |
7 | NHK、テロップ装置初使用 NHK技研製の携帯カメラを大学バレー中継で初使用 ラジオ東京、プロ野球オールスター戦を大阪から東京へ中継 | ||
8 | 第1回全日本中学校放送陸上競技大会 | NHK、ラジオ中継 | |
9 | 第10回国民体育大会 トンボのスタルヒン投手、プロ野球初の300勝 | NHK、初の国体テレビ中継 | |
11 | ≪55年体制≫▲ | ||
1956 | 1 | 第7回冬季オリンピック・伊コルチナンダンペッツオ大会(猪谷千春、男子スキー回転2位で冬季大会の日本初メダル) | NHK、大相撲初場所中継でポラロイド写真使用開始 |
4 | 世界卓球選手権大会(東京) | ||
5 | 第1回世界柔道選手権大会、東京で開催 大洋の青田昇、プロ野球初の4打席連続本塁打 日本登山隊マナスル初登頂 | 日本短波放送、ナイターの連日中継開始 NHK、大相撲夏場所「こまどり録画」で取り口分解写真を放送 | |
8 | 第1回スポーツアナ研修会 | ||
9 | NHK、学生水泳選手権大会実況で計時用時計を画面に初使用 | ||
10 | 日本短波放送「中央競馬実況中継」放送開始 | ||
11 | 第16回オリンピック・メルボルン大会(体操鉄棒の小野喬はじめ200m平泳ぎとレスリングで金) | テレビ放送6時間に NHK、オリンピックをラジオ実況中継(テレビはフィルム)、民放はラジオ東京が単独取材▲ | |
1957 | 4 | 初の夕刊スポーツ紙「デイリースポーツ」発刊 NHK、競馬実況で電子シャッター式コマ撮り録画装置を使用開始 | |
5 | 相撲協会理事長・出羽海、改革問題に悩み自殺図る | ||
8 | 第38回全日本選手権競漕大会 | NHK、エイト決勝をイメージオルシコンカメラによる移動中継 | |
9 | 世界ノンプロ野球選手権大会(デトロイト)で日本初優勝 | NHK、大相撲実況で、矢印で画面を指す電子ポインタ、スローモーション・フィルム録画機を初使用 | |
10 | 民放連、アマ・スポーツ選手のラ・テ出演問題を協議 | ||
この年から長嶋茂雄、杉浦忠、本屋敷錦吾らの立教大が大学野球4連覇 | この年のテレビ価格は国産14型で7万円台▲ | ||
1958 | 2 | 若乃花幹士が横綱昇進、栃若時代始まる | |
3 | 第13回国体冬季大会 | NHK、純ジャンプをスキー競技としてテレビ初中継 | |
4 | プロ野球開幕、巨人の新人・長嶋茂雄、国鉄の金田正一に4三振 | 売春防止法(赤線廃止) | |
5 | 第3回アジア競技大会(東京)、20か国1700人余参加 | 日本電波塔株式会社創設(12月に東京タワー完成) NHK受信契約が100万突破(開始から5年3か月) NHK、アジア大会で電子記録装置、数字式タイム表示計、フラップ回転式タイム表示装置を初使用 ラジオ東京、セスナにカメラを搭載しアジア大会マラソン初中継 | |
7 | 大相撲、名古屋場所が開幕し、年6場所制に | ラジオ東京、大相撲テレビ中継でVTRによる再生を開始(9月からNHKも) | |
10 | プロ野球日本シリーズで、西鉄が巨人に3連敗後、稲尾和久の連投により4連勝し、3連覇(神様・仏様・稲尾様) 巨人・川上哲治、現役引退 | ラジオ東京「東洋チャンピオンスカウト」(ボクシング中継) | |
11 | 阪神・藤村富美男、現役引退 | 在京阪各社、大相撲テレビ中継に映像を共用(アナウンスは各社別)▲ | |
1959 | 1 | NHK、3コマ撮り電子記録装置使用開始 | |
3 | 大阪テレビ、大相撲中継にVTR利用のスローテープを使用 | ||
4 | 第28回早慶対抗ボートレース(隅田川) | NHK、移動艇のカメラから全コース中継 | |
≪正統ヒーロー≫の時代 巨人・大鵬・卵焼き | |||
6 | プロ野球初の天覧試合(後楽園)、巨人・長島茂雄が阪神・村山実からサヨナラホームラン | 同試合、日本テレビが中継 NHKが中山競馬大障害レースでトランジスタカメラ(イメージオルシコン)初使用 | |
7 | 日本テレビ、プロ野球ナイターで初のカラー中継 ラジオ東京、大相撲中継にマジックシーンでCM挿入 | ||
10 | プロ野球、巨人セ・リーグ5連覇 | ニッポン放送「オリンピック基金百万円クイズ」▲ | |
12 | ラジオ東京、プロ野球大洋と独占放映契約 | ||
1960 | 1 | 岸信介首相「新聞は信頼できないのでスポーツ記事しか読まない」と発言 | |
2 | 第8回冬季オリンピック・スクオバレー大会 | ||
6 | 中部日本放送、中日クラウンズトーナメントで初のゴルフ中継 | ||
7 | 池田勇人内閣 ≪所得倍増計画≫ ≪高度成長≫ 日立、東芝、三菱がカラーテレビを発売(21型約50〜53万円、17型約40万円)ただしこの年の国産生産台数は約5200台で、うち家庭に入ったのは1200台前後 | ||
8 | 第17回オリンピック・ローマ大会(アベベがマラソンで優勝。ラジオは民放全社の共同取材、テレビはNHK・民放共同取材) | テレビ受信契約500万 ローマ・東京間でコマ撮り録画の短波電送、VTRは空輸 | |
9 | 国鉄の金田正一、プロ野球史上初の3000奪三振 | NHK東京・大阪と民放主要4社、部分的にカラー本放送開始 | |
10 | プロ野球日本選手権、大洋初優勝 | フジ、大相撲テレビ中継中止を相撲協会に通告 | |
12 | NHK、日ソ親善バレー中継で2000ミリ望遠レンズ使用▲ | ||
1961 | 1 | 日本テレビ、大相撲初場所を初のカラー中継 | |
4 | ニールセン視聴率調査開始 | ||
10 | 大鵬幸喜・柏戸剛が横綱昇進、柏鵬時代始まる 大松博文監督率いる女子バレー・ニチボー貝塚、欧州遠征から帰国(24戦無敗の「東洋の魔女」) | ▲ | |
12 | 第3回世界柔道選手権大会(パリ)、ヘーシンク優勝 | ||
1962 | 3 | テレビ受信契約1000万 | |
5 | 大相撲、初の海外巡業(ハワイ) | 読売テレビ、プロレス中継の自粛を発表 | |
7 | 第15回世界体操選手権大会(プラハ、日本男子団体が初優勝) | ||
8 | 堀江謙一、ヨットで太平洋単独横断 | 「週刊テレビガイド」創刊 | |
9 | 国鉄の金田正一投手、奪三振3514の世界新記録 | ビデオリサーチ視聴率調査開始 | |
10 | ファイティング原田、19歳でボクシング世界フライ級チャンピオンに | ▲ | |
1963 | 2 | 寺沢徹、毎日別府マラソンで世界新 | 「サンケイスポーツ」創刊 |
3 | 日テレとTBS、大相撲中継輪番制(同一スポンサー) | ||
5 | 大鵬、初の6場所連続優勝(優勝は計32回) | TBS、「毎日マラソン」でオリンピックマラソンコース完全中継 | |
9 | 東京オリンピックのテレビ放映権がNHKに一括付与 | ||
10 | 東京国際スポーツ大会(プレ・オリンピック) 南海の野村克也、52本塁打で年間最多記録 | NHK、中継でスローモーションVTR初使用、マラソン中継でヘリ用アンテナ自動追尾装置初使用 | |
11 | ケネディ米大統領暗殺、初の日米衛星中継実験でニュース受信 NET、米ABCと提携し衛星中継「スポーツは世界のことば」放送 | ||
12 | 力道山、暴力団員に刺され1週間後に死亡 | ▲ | |
1964 | 1 | 第9回冬季オリンピック・インスブルック大会 | 郵政相、NASA長官に衛星打ち上げを要請 |
5 | 巨人の王貞治、史上初の1試合4打席連続本塁打(2日後に広島が「王シフト」) | 読売テレビ、鈴鹿サーキット自動車レースをヘリ中継 | |
8 | 米、初の静止通信衛星シンコム3号打ち上げ成功 | ||
9 | 南海の村上雅則投手、米サンフランシスコ・ジャイアンツ入り決まる(初の大リーガー) 王貞治、本塁打55本の年間日本新記録達成 | 東京モノレール開業 | |
10 | 第18回オリンピック東京大会(94か国5541選手が参加。日本は重量挙げ、女子バレー、ボクシング、体操など金16、女子バレー決勝の視聴率85%) | 東海道新幹線開業 オリンピック映像は欧米へ衛星中継(初の海外むけテレビ生送出) | |
11 | パラリンピック(国際身体障害者スポーツ大会)東京大会 | ▲ | |
1965 | 1 | 大相撲、総当たり制(同部屋は除く)に | ベトナム戦争激化(2月北爆開始、7月には沖縄からB-52が30機出撃) NHK、大相撲のカラー中継開始(3月からはスローVTR使用開始) |
3 | NHK、大相撲中継でスローモーションVTR使用開始 市川崑監督「東京オリンピック」公開 | ||
6 | 日本サッカーリーグ開幕(釜本邦茂・杉山隆一ら) | ||
9 | 川上哲治監督率いる巨人優勝、以後9連覇 | ||
10 | 南海の野村克也、戦後初の三冠王 | ||
11 | プロ野球第1回新人選択会議(最初のドラフト、巨人堀内、阪神藤田平、阪急長池、近鉄鈴木啓示ら) | ||
12 | シンザン、有馬記念で勝ち、さつき賞・ダービー・菊花賞・天皇賞と合わせ初の5冠馬に | ▲ | |
≪常勝神話=単一の物語≫の時代 | |||
1966 | 1 | 日本テレビが大相撲中継を中止、5月にはTBSラジオが中継を中止、相撲はNHK独占に | |
8 | バレーボールのニチボー貝塚、ヤシカに破れ258連勝がストップ | ||
10 | 体育の日始まる | この年、カラーテレビ・カー・クーラーが3Cと呼ばれる▲ | |
1967 | 1 | 「慈善大相撲」開始 | |
2 | 日本テレビ、初のプロボクシング衛星中継「クレイ対テレル戦」(米アストロドーム) | ||
3 | ハワイ出身の高見山、初の外国人関取(十両)に | ||
4 | ボクシング世界Jウェルター級で藤猛がロポポロを倒す(ヤマトダマシイ) | TBSが中継 | |
6 | 巨人の金田正一投手、16奪三振のセ・リーグ記録 | TBSとフジ、ボクシング番組充実のため契約選手の交流に関する同意書交換 | |
8 | ユニバーシアード東京大会(共産圏不参加) | 日本テレビ社長、「NHK以外の民放各局に後楽園の野球中継を開放」と語る | |
9 | NHK、大相撲中継でカラー・スローモーションVTR使用開始 | ||
12 | テレビ受信契約2000万▲ | ||
1968 | 1 | 東京オリンピックマラソン銅の自衛官・円谷幸吉、「もう走れません」の遺書を残して自殺(27歳) | |
2 | 第10回冬季オリンピック・グルノーブル大会 | 欧州から初のカラー中継 | |
3 | 読売テレビ「巨人の星」、最初のスポ根アニメ | ||
9 | TBS「キックボクシング」 | ||
10 | 阪神の江夏豊投手、シーズン奪三振401のプロ野球新記録 第19回オリンピック・メキシコ大会(体操など金11、マラソン銀、サッカー銅) | サッカーブーム起こる | |
11 | カラー受信契約100万▲ | ||
1969 | 1 | 大学紛争激化(東大に機動隊導入、安田講堂陥落) | |
7 | 米、人類初の月面着陸を中継 | ||
8 | 高校野球決勝で松山商対三沢、18回0-0引き分けの死闘(翌日再試合、4-2で松山商優勝) | ||
9 | 日本視聴者会議の会員アンケートによるワースト5番組に「女子プロレス」入賞 | ||
10 | 巨人の金田正一投手400勝(11月に引退表明) 西鉄ライオンズ、投手が賭博に関係と球団処分 | ▲ | |
1970 | 3 | プロ野球「黒い霧事件」明朗化の国会決議 第1回全日本女子ボウリング選手権大会 | 日本万博EXPO'70開幕 |
4 | 第1回全国家庭婦人バレーボール大会 | フジ「あしたのジョー」 | |
5 | 西鉄6選手の処分発表、3選手が永久追放 日本隊、エベレスト初登頂 | ||
8 | 植村直巳、マッキンリー登頂(5大陸最高峰制覇) | ||
10 | 大場政夫、ボクシング世界フライ級チャンピオンに | ||
≪高度成長ピーク、大学紛争や公害など矛盾も噴出≫▲ | |||
1971 | 2 | 札幌国際冬季スポーツ大会(プレ・オリンピック) | NHK、男子滑降初の全コースカラー中継 |
4 | TBS、ゴールデンに「クイーンズ・ボウリング」(71年のボウリング番組はゴールデンに11本、その他に5本) | ||
7 | 南海の野村克也、プロ野球初の通算500本塁打 阪神の江夏豊、オールスター戦で9連続奪三振 今井通子、グランドジョラス北壁登頂(女性初のアルプス3大北壁制覇) | ||
8 | 映画監督らの8団体、ワイプナイター中止を申し入れ | ||
10 | 輪島功一、ボクシング世界Jミドル級チャンピオンに | NHK総合テレビ全時間カラー化、11月にカラー受信契約1000万突破▲ | |
1972 | 2 | 第11回冬季オリンピック・札幌大会(70m級ジャンプで「日の丸飛行隊」金銀銅独占) | オリンピック初の全カラー放送 |
3 | 東京12チャンネルの五輪番組をU局が購入 NHKカラー契約が白黒を上回る | ||
4 | 日本武道館で日本初の世界ヘビー級公式試合「カシアス・クレイ対マック・フォスター戦」 | 東京12チャンネルが中継 | |
≪異質なヒーロー・悪のヒーロー≫たちの登場 | |||
7 | 高見山、外国人力士として初優勝 | ≪田中角栄の日本列島改造論≫ | |
8 | 第20回オリンピック・ミュンヘン大会(イスラエル選手を狙うテロ事件勃発、体操男子団体4連覇、男子バレー金) アントニオ猪木が新日本プロレス、ジャイアント馬場が全日本プロレス設立 | 群馬テレビ・千葉テレビ・テレビ神奈川のU3局、初の共同制作で「ミュンヘンオリンピック・アワー」 | |
9 | 第1回アジア卓球選手権大会(北京) 阪急の福本豊、1シーズン105盗塁の世界新記録 | NHK、日本オープンで初のゴルフ中継 | |
11 | 米デンバー市、76年冬季オリンピックを返上(住民投票で環境保護派が勝利)▲ | ||
1973 | 5 | 輪島が、学生出身で初の横綱に昇進 | |
10 | 巨人9連覇を達成 | オイルショック ≪高度成長の終焉≫ ≪成長神話の崩壊≫ | |
12 | 新聞各紙、ページ数削減▲ | ||
1974 | 1 | プロ野球、投手のセーブ記録採用を決定 | NHKは夜11時で放送打ち切り、民放も深夜放送中止 |
3 | 日本高校野球連盟、金属バットの使用解禁 | ||
4 | ガッツ石松、ボクシング世界ライト級チャンピオンに | ||
7 | 北の湖、21歳2か月で史上最年少横綱に昇進 | ||
9 | NHK、28日の中日・巨人戦中継で、他番組の時間をずらし野球終了まで中継(ナイター延長放送の先駆け) | ||
10 | プロ野球セリーグ、中日が20年ぶり2度目の優勝 巨人・長島茂雄が引退・監督へ、背番号3は永久欠番に(「わが巨人軍は永久に不滅です」) 巨人・王貞治、史上初の2年連続三冠王 | ▲ | |
1975 | 1 | カラー受信契約2000万突破 | |
4 | プロ野球パリーグ、指名打者制を実施 | ||
7 | 沢松和子、全英オープンテニス女子ダブルスでアン・キヨムラと組み、日本人女子初優勝 | 日本テレビとテレビ神奈川がリレーナイターを開始 | |
8 | NHK、高校野球を総合テレビが中断される間、出場校地元むけに教育テレビで放送(後に総合・教育2波で全試合完全中継へ) | ||
10 | プロ野球、広島カープ初優勝 | 東京12「ヨーイドン」(小学生の陸上・水泳記録会を視聴者が撮影) | |
12 | この年、報道取材にENGが登場、テレビ広告費が新聞広告費を初めて上回る▲ | ||
1976 | 2 | 第12回冬季オリンピック・インスブルック大会(日本は過去最多の選手を送るも、6位以内入賞ゼロ) | |
3 | 後楽園球場、人工芝に 体協、テレビCMへのアマ選手映像使用で基準 | ||
4 | フジ「プロ野球ニュース」 | ||
5 | 植村直巳、北極圏1万2000キロ単独犬ぞり行 | ||
7 | 第21回オリンピック・モントリオール大会(体操男子5連覇、女子バレー優勝、金9、銀6,銅10) | ラジオ・テレビとも初のNHK・民放の共同取材制作、以後オリンピックの恒例に▲ | |
10 | 具志堅用高、ボクシング世界Jフライ級チャンピオンに王貞治、通算715本塁打でベーブ・ルース抜く | ||
1977 | 2 | 東京・青梅マラソンに1万人余が参加(世界最大) | |
3 | 世界フィギア・スケート選手権で佐野稔が銅(日本初のメダル) | TBSが中継 NET、80年モスクワ五輪の日本国内独占放送権を獲得(組織委と調印) | |
6 | 樋口久子、全米女子プロゴルフ選手権で日本人として初優勝 | NHK、プロ野球公式戦中継初のセンター・カメラ使用 | |
8 | 中野浩一、世界自転車競技選手権大会(ベネズエラ)で初優勝 | NHK、高校野球でもセンター・カメラ使用 | |
9 | 王貞治、756本のホームラン世界新記録を達成(ハンク・アーロン抜く)、国民栄誉賞第1号 第1回ワールドカップ陸上競技大会(西ドイツ) | ||
10 | 青木功、英世界マッチプレー選手権で日本男子の海外初優勝 | NHK教育、全面カラー化 NHK、米大リーグワールドシリーズを衛星中継録画で放送 | |
12 | 在京テレビ5社、スポーツニュースのENG取材解禁▲ | ||
1978 | 3 | 長谷川恒男、アイガー北壁初の冬季単独登坂 セリーグ理事会、後楽園巨人戦を除きテレビ中継にセンターカメラの設置を承認 | |
4 | 国内初の女子フルマラソン開催 | 実験用放送衛星がNASAにより打ち上げられ、郵政省やNHKなどが各種実験 | |
5 | NHK、大相撲夏場所中継でデジタル映像特殊効果装置を使用開始(拡大縮小、ページめくり、画面割りなど) | ||
8 | ニッポン放送、米大リーグ戦を日本初のラジオ生中継 | ||
8カ国対抗陸上競技大会「デサント陸上」開催(スポーツウェアの大手デサントが2億5000万円を負担した初の冠大会) | |||
10 | 国土計画、クラウンライター・ライオンズを買収 | ||
11 | 江川卓投手、野球協約の盲点をつき、巨人と突如契約(空白の1日) | ▲ | |
1979 | 1 | 江川、阪神と契約後、小林繁投手との即日トレードで巨人へ。協約無視のゴリ押し入団に非難集中 | NHK、大相撲初場所中継で初のステレオ放送(東京) |
3 | 渡部絵美、世界フィギュア・スケートで3位 選抜高校野球で甲子園球場の入場券売場に観客が殺到、小学生2人死亡 | ||
8 | 通信・放送衛星機構発足 千葉テレビとサンテレビ、ワールドユースサッカーの一部試合を海外向けに衛星中継 | ||
11 | 第1回東京国際女子マラソン(英スミス優勝) | テレビ朝日が中継 | |
12 | ソ連、アフガニスタン侵攻▲ | ||
1980 | 1 | 米カーター大統領、モスクワオリンピックのボイコットを提唱、IOCキラニン会長は政治介入と非難 | |
2 | 第13回冬季オリンピック・レークプラシッド大会 サッカーのクラブチーム世界1を決める第1回トヨタカップ(東京・国立競技場) | 第3回放送連合間世界会議(オリンピックなど国際スポーツ大会の放送権料高騰防止に協力を決議) | |
5 | ロッテ・張本勲、プロ野球初の3000本安打 日本オリンピック委員会、モスクワオリンピック不参加を決定 | テレビ朝日、モスクワオリンピック放送計画を白紙に | |
7 | 第22回オリンピック・モスクワ大会(ソ連アフガニスタン侵攻で日米中・西独など不参加、英仏など10か国は入場行進不参加) | テレビ朝日、モスクワオリンピック開会式・競技を衛星中継 | |
10 | 巨人・長島茂雄監督が辞任 | ||
11 | 巨人・王貞治選手が引退表明(通算本塁打868本) 西武・野村克也選手が引退表明 | ||
12 | 瀬古利彦、福岡国際マラソンで3連覇 | ▲ | |
≪正統派ヒーロー引退、単一の物語の終焉≫ | |||
1981 | 4 | 瀬古利彦、ボストンマラソンに大会新で優勝 | |
9 | 第12回世界柔道選手権大会で山下泰裕が95キロ超級・無差別の初の2冠 | ||
12 | ロサンゼルス五輪組織委、史上初めてラジオ放送権を米ABCに50万ドルで売却▲ | ||
1982 | 2 | 岡本綾子、米女子ゴルフツアーで初優勝(樋口久子に続き2人目) | |
10 | ロッテ、落合博満、三冠王 西武ライオンズ、初の日本一 | NHK受信契約3000万 | |
12 | テレビ音声多重放送、本放送開始▲ | ||
1983 | 1 | 第1回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会(京都西京極陸上競技場〜京都国際会館) | NHKが中継 |
2 | 青木功、米ゴルフツアー(ハワイアンオープン)で初優勝 黒岩彰、スピードスケート世界スプリント選手権(西独インツェル)で日本人初の総合優勝 | NHK・民放、ロス五輪のテレビ放映権料1850万ドル(約43億円)で組織委と調印 | |
3 | 女子バレー日本リーグ、日立が失セットゼロで完全優勝(史上初) | ||
6 | 阪急・福本豊、盗塁939で世界新記録(13年連続盗塁王) 大阪城国際文化スポーツホールがオープン | NHK、日米大学野球の音声多重・副音声で野球放送初の英語実況 | |
8 | ロス五輪のテレビ放映権料分担決定(1650万ドルをNHK86.7%・民放13.3%、施設・サービス料200万ドルはNHKが負担) | ||
11 | 佐々木七恵、東京国際女子マラソンで日本人として初優勝 | 日本初の大規模都市型CATV認可(東京・町田) | |
12 | NHK・民放キー5社、国際衛星共同利用機構設立▲ | ||
1984 | 2 | 第14回冬季オリンピック・サラエボ大会 植村直巳、マッキンレーで遭難 スポーツ用品大手の大沢商会倒産、西武セゾングループへ | |
4 | 探検家の故・植村直己に国民栄誉賞 | ||
5 | 全日本柔道選手権大会で山下泰裕、8連覇 初の外国人関取・高見山引退(20年現役で優勝1回) | NHK、初の実用放送衛星(2月打ち上げのBS-2a)による試験放送開始 | |
7 | 第23回ロサンゼルス・オリンピック大会(ソ連はじめ15か国不参加、マラソンの瀬古遅れる) | NHK・民放のジャパンプール方式で放送。放送権料回収のため視聴率が上がる単独先行放送を採用 猛暑と五輪テレビで電力需要が史上最大に | |
9 | 阪急のブーマー、外国人選手初の三冠王 | TBS、スポーツ局新設(在京テレビ5社にそろう) | |
10 | 全英女子オープンゴルフで岡本綾子優勝 柔道の山下泰裕、国民栄誉賞(85年に現役引退) 本塁打王を競う阪神・掛布と中日・宇野が、阪神・中日最終戦でそれぞれ10打席連続敬遠 | ||
11 | 世界女子柔道選手権52キロ級で山口香初優勝 | ▲ | |
1985 | 4 | 第1回ワールドカップ・マラソン(広島)で、中山竹通が2位(世界歴代3位の好記録) | |
8 | ユニバーシアード神戸大会 | 朝日放送、U3局とリレー方式で高校野球全試合中継 | |
10 | 阪神タイガース、21年ぶり優勝 | ||
11 | プロ野球選手会、法律上の労働組合と認定される 体協、新アマチュア規定「スポーツ憲章」で、アマ選手の広告出演・賞金授受を容認 パリーグ、73年以来の2シーズン制を改め、来年から1シーズン制に | ||
12 | ゴルフの中島常幸、獲得賞金1億円突破 シンボリルドルフ、有馬記念に勝ち7冠馬に(史上最強の競走馬、1年後に引退) | ▲ | |
1986 | 3 | 第1回冬季アジア競技大会(札幌) | |
5 | 日本体育協会 「体協スポーツ憲章」でプロ選手容認 相撲行司の吉田司家、負債3億円で倒産 | NHK、大相撲で土俵の真上から初中継 | |
6 | 広島カープの衣笠祥雄、2000試合連続出場 | ||
7 | 阪神のバース、13試合連続打点の新記録 日本初のナイター競馬(東京・大井競馬場) | ||
8 | NHK、高校野球中継にハイスピードカメラを使用 | ||
9 | 中野浩一、世界自転車選手権のプロ・スプリントで10連覇 | ||
10 | 阪神のバース、打率日本新の3割8分9厘で85年に続き三冠王 | ||
12 | ロッテの落合博満、中日入り(10月に史上初の3度目の三冠王、契約金1億3000万円は過去最高) | NHK、衛星第1と第2の試験放送開始▲ | |
1987 | 4 | 毎日放送、サラウンド・ステレオのプロ野球テレビ中継 | |
5 | 外国人初の大関・小錦誕生 日本ダービーの売上高、初めて200億円突破 | ソウル・オリンピックの放映権料5000万ドル(約70億円)でNHK・民放のジャパンプールと組織委が調印 NHK、ハイビジョン伝送実験で大学野球早慶戦を中継 | |
6 | 衣笠祥雄、ゲーリックを抜き2131試合連続出場の世界新、国民栄誉賞(9月に引退表明) | ||
7 | 服部道子、全米女子オープンゴルフで初のベストアマに | NHK、24時間独自編成の衛星放送を開始(88年3月時点で58万世帯に普及) | |
8 | 第2回世界陸上競技選手権大会(ローマ) | 日本テレビ独占放送 | |
9 | 山口香3段、全日本女子柔道52キロ級で10連覇 | ||
10 | ボクシング世界最軽量級のストロー級初代王者に井岡弘樹(18歳9か月の史上最年少チャンピオン) | ||
11 | 岡本綾子、米プロゴルフツアーの賞金女王(日本人で初めて、年間最優秀選手賞も) | ||
12 | 横綱双羽黒(北尾光司)が失踪、廃業 | ▲ | |
1988 | 2 | 第15回冬季オリンピック・カルガリー大会(橋本聖子がスピードスケート5種目に入賞) | |
≪球場が多目的会場≫ 多様なイベント時代 | |||
3 | 初の屋根つき球場、東京ドーム完成 | ||
4 | 日本テレビ、ドーム野球中継で天井カメラ | ||
5 | 日本テレビ、エベレスト山頂から生中継 | ||
8 | 朝日放送、高校野球で民放初のハイビジョン生中継 | ||
9 | 南海・阪急、球団売却(50年の球史に幕、電鉄から流通のダイエー・信販のオリエントリースへ) 第24回ソウル・オリンピック大会(北朝鮮は不参加、陸上100mジョンソンがドーピングで金剥奪、日本は背泳の鈴木大地など金4) | 昭和天皇吐血、年末にかけ自粛ムード広がる ハイビジョン推進協議会がハイビジョン受像機200台以上を全国81か所に設置 | |
11 | 横綱千代の富士53連勝(双葉山の69連勝につぎ、昭和第2位) | ||
12 | TBS、社員を日本人として初めて宇宙へ送る▲ | ||
1989 | 1 | 昭和天皇没 ≪昭和の終焉・平成の幕開け≫ | |
3 | フィギア・スケート世界選手権(パリ)で伊藤みどり優勝、日本人で初 | タイムとワーナー合併、最大のメディア企業誕生 | |
4 | エフエム埼玉、FM初のプロ野球中継 | ||
6 | 西武の清原和博、通算100本塁打(史上最年少の21歳9か月) | NHK、衛星第1と第2の本放送開始(第1では28年ぶりのプロボクシング、サッカーW杯イタリア大会全90試合などを放送) 天安門事件 | |
9 | 貴花田、全勝で幕下優勝し最年少十両に 横綱千代の富士、国民栄誉賞 | バルセロナ五輪の放映権料5750万ドル(約80億円)でジャパンプールと組織委が合意 | |
11 | 大関小錦、初優勝 | ≪ベルリンの壁崩壊、冷戦終結へ≫▲ | |
≪衛星ニューメディア・権利の時代、本格化≫ ≪産業構造の変革、グローバル化、バブル≫ | |||
1990 | 3 | 横綱千代の富士、史上初の通算1000勝(91年5月、1045勝で引退) | |
11 | 東西ドイツ統一 初の民間有料衛星放送JSB(現WOWOW)開局▲ | ||
1991 | 1 | 田部井淳子、南極最高峰に登頂(女性による6大陸最高峰の制覇は世界初、92年に7大陸制覇) | 湾岸戦争 |
3 | ユニバーシアード札幌大会 | ||
5 | 高校総体にスポンサー制導入決まる(93年栃木大会から実施) | ||
9 | 谷口浩美、第3回世界陸上選手権マラソンで金 辰吉丈一、ボクシングバンタム級チャンピオンに | 日本テレビ、世界陸上を独占中継(8月〜) | |
11 | 篠塚建次郎、自動車世界ラリーで日本人初優勝 女子体操選手の競技ボイコット事件(塚原光男女子競技委員長が引責辞任) 東京国際女子マラソンで谷川真理が優勝 競馬の武豊、3年連続獲得賞金1億円 | ||
12 | 中日の落合博満、初の3億円プレーヤー | ▲ | |
1992 | 1 | 貴花田、史上最年少(19歳5か月)優勝 | 相撲協会、国技館内外で取材しないとの申し合わせ違反として、日テレ・TBSに「きょうの一番」映像提供中止 |
2 | 第16回冬季オリンピック・アルベールビル大会(ノルディック複合団体で20年ぶりの金、女子フィギュア伊藤みどりが銀) | ||
3 | 冬季オリンピックのメダリストに初の報奨金(金300万円、銀200万円、銅100万円) | ||
4 | 大相撲の小錦「横綱になれないのは人種差別」と発言し波紋 | フジ、ナイター中継を最大9時54分まで延長 | |
5 | CS放送(アナログ)の「スポーツアイ」放送開始(10月から有料化) | ||
6 | 任天堂が米大リーグのシアトル・マリナーズを買収 | ||
7 | 第25回バルセロナ・オリンピック大会(14歳の岩崎恭子が水泳金、有森祐子・森下広一がマラソン銀。陸上女子のメダルは人見絹枝以来64年ぶり) | NHK、衛星第1でオリンピックを333時間放送、深夜に高視聴率 衛星第2で大相撲の2か国語放送 | |
8 | JOC、「オリンピック」の呼称やエンブレムを無断使用しないようマスコミ・関係団体・企業に申し入れ 高校野球で星陵の松井秀喜が5打席敬遠 | ||
9 | 本田技研がF1撤退を発表 | ||
10 | プロ野球の太洋ホエールズ、横浜ベイスターズに 巨人軍監督に長嶋茂雄、12年ぶり復帰 | ||
11 | サッカーのアジアカップ(広島)で日本初優勝 | ||
12 | プロ野球1億円プレーヤー18人(中日落合、西武秋山、巨人斎藤、近鉄野茂ら) | ▲ | |
≪バブル経済崩壊≫ ライフスタイル・価値観の多様化 レジャー・余暇の重視 高齢・少子・核家族化 女性の社会進出 | |||
1993 | 1 | 第64代横綱に曙太郎(本名ローウェン・チャド・ジョージ・ハヘオ)、「国技」のトップに初の外国人 ラグビー日本選手権で神戸製鋼が5連覇 | アトランタ五輪の欧州放送権をEBUが2億5000万ドルで獲得 |
3 | 元阪神の江夏豊が覚醒剤所持で現行犯逮捕 | ||
5 | 日本初のプロサッカーリーグ、Jリーグが開幕(初代チェアマン・川渕三郎、10チームが前・後期、年間180試合) | NHK、開幕戦のヴェルディ対マリノス戦をカメラ12台で中継(視聴率32.4%) 在京スポーツ6紙、初の合同号外発行 | |
7 | アトランタ五輪の米放送権をNBCが4億5600万ドル(約480億円)で獲得 | 細川護熙内閣成立 ≪55年体制の崩壊≫ | |
10 | 世界柔道選手権(カナダ)で田村亮子が48キロ級初優勝 サッカーW杯アメリカ大会予選で日本代表が対イラク戦に引き分け(ドーハの悲劇) | テレビ東京が中継(視聴率48.1%) | |
11 | プロ野球、フリーエージェント制(FA)を導入、石嶺、駒田、落合らが移籍 | ▲ | |
1994 | 1 | サッカーJリーグの初代チャンピオンにヴェルディ川崎(最優秀選手は川崎の三浦和良) テニス全豪オープンで伊達公子、ベスト4入り | 長野五輪の米放送権をCBSが3億7500万ドルで獲得 |
2 | 第15回冬季オリンピック・リレハンメル大会 | BS-3aトラブルでNHK衛星放送が中断、3bに切り替えて再開 | |
3 | ノルディック複合W杯、荻原健司が2連覇 世界フィギアスケート選手権女子シングルで佐藤有香が優勝 | ||
4 | 東京六大学野球が女子選手登録容認 | 台湾のCATVで日本のプロ野球が放映され人気 | |
5 | NHK、プロ野球2塁ベースに小型カメラ埋め込み中継 | ||
6 | サッカーW杯アメリカ大会 ヴェルディ川崎の三浦知良、イタリアのプロ1部リーグ、セリエAのジェノアに1年間の移籍を発表 | NHK、衛星第1で全52試合を生中継 NHK、ゴルフボールの飛んだ軌跡をCG表示する「ショットビュー」を初使用 | |
7 | 大相撲名古屋場所で武蔵丸、全勝の初優勝 | ||
8 | 文化放送、パリーグのペナントレースを初の3元生中継NHK、プロ野球を地上波初の解説者だけで中継 | ||
9 | オリックスのイチロー、シーズン最多安打192本の日本記録(シーズン終了時には210本、69試合連続出塁・打率3割8分5厘もパリーグ記録) | ||
10 | 第12回アジア大会(広島)、中国選手の活躍目立つ | 東京FMが文字多重の「見えるラジオ」放送開始 アジア大会でNHK、モノレールカメラ中継システム初使用 | |
11 | 日立主力選手の辞表提出など混乱をへて、女子バレーボールのVリーグ発足 貴乃花、横綱に昇進 | ▲ | |
≪トッププレーヤー世界へ≫ | |||
1995 | 1 | 近鉄の野茂英雄投手が任意引退(2月ロサンゼルス・ドジャース入り、日本人大リーガーとしては1964年の村上雅則につぐ2人目) | ≪サリン無差別テロ≫ ≪阪神・淡路大震災≫ ≪戦後半世紀の繁栄に衝撃≫ ≪世紀末の混乱が本格化≫ |
4 | アトランタ五輪の日本国内放送権料、総額9950万ドル(約85億円)で交渉成立 | ||
5 | モントリオール五輪女子体操の元日本代表・岡崎聡子、覚醒剤取締法違反で逮捕 | NHK、衛星第1で野茂先発の米大リーグ試合を中継 NHK、大相撲夏場所をモンゴル国営放送へ通信衛星経由で伝送 | |
7 | 野茂英雄、日本人初の大リーグオールスター選出 | ||
9 | 東京六大学初の女性選手ジョディ・ハーラー(明大)、対東大戦に先発登板(1回3分の2を無失点) | ||
11 | 野茂英雄、ナショナル・リーグの新人王に 横綱貴乃花と大関若乃花、九州場所の優勝決定戦で史上初の兄弟対決、兄に軍配 | ウィンドウズ95日本で発売開始 | |
12 | ニッポン放送、Jリーグ試合をインターネットで初配信 NBC、2004〜08年の夏冬3五輪の米放送権を総額23億ドル(2300億円)で獲得▲ | ||
1996 | 1 | 大関武蔵丸が日本に帰化、日本名は武蔵丸光洋(4月には曙も) | 関西テレビ、大阪国際女子マラソンで映像の一部・英語解説をインターネットに |
2 | 長野冬季五輪の国内放送権料3750万ドルで合意 | ||
5 | 国際サッカー連盟、2002年W杯の日韓共催決定 | ||
7 | 第26回オリンピック・アトランタ大会(近代五輪100周年、モハメド・アリが聖火点灯、サッカー予選で日本がブラジルに大金星、女子柔道48キロ級で田村亮子が銀、女子マラソンで有森裕子が銅) | NHK・民放共同のジャパンプールは「ジャパン・コンソーシアム」と改称 | |
9 | 野茂英雄、対ロッキーズ戦でノーヒット・ノーラン | ||
10 | ≪デジタル化、多メディア化の時代≫ CSデジタル(パーフェクTV)本放送開始 | ||
11 | 尾崎将司、日本初のプロゴルフ100勝 | ||
12 | 女子マラソンで有森裕子がリクルート入り、事実上のプロ宣言 | ▲ | |
1997 | 1 | オリックス長谷川滋利投手、ロッテ伊良部秀輝投手が大リーグ入りへ | |
4 | 野茂英雄、大リーグ3年目で500奪三振 | ジャパン・コンソーシアムと国際オリンピック委、2002冬〜08夏の4大会の放送権で基本合意(シドニー含む5大会5億4550万ドル) | |
6 | イチロー、209打席連続無三振のプロ野球新記録 | ||
9 | 日本テレビ、バーチャルボード(背景画像電子置換システム)を開発、プロ野球中継でフェンス広告を別画像に置換実験 | ||
10 | 国際柔道連盟、カラー柔道着導入を決定(日本の反対押し切られる) | ||
11 | サッカーW杯アジア第3代表決定戦で、日本、イランを破りW杯本大会出場へ | フジテレビが中継(視聴率47.9%) | |
12 | CSデジタルのディレクTV、本放送開始▲ | ||
1998 | 1 | プロ野球選手脱税事件でダイエー2選手に有罪判決(3月にはベイスターズ3選手も) | |
2 | 第18回冬季オリンピック長野大会(スケート500m清水宏保、ジャンプ船木和善、スキーモーグル里谷多英ら金5、銀1、銅4) | 冬季五輪として初めてNHKと民放の共同コンソーシアム方式で制作分担(民放の総放送時間は128時間弱) | |
3 | 名古屋国際女子マラソンで高橋直子、2時間25分48秒の日本新記録で優勝 | ||
4 | プロレスのアントニオ猪木が引退 | ||
5 | サッカーくじ(スポーツ振興投票)法成立、本格実施は「トト」の名で2001年3月から 若乃花、横綱に昇進し、初の兄弟横綱誕生 | CSデジタルのパーフェクTVとJスカイBが合併 | |
6 | サッカー日本代表の岡田武史監督、代表入り22人を発表(三浦和良、北沢豪、市川大祐ら外れる) サッカーW杯フランス大会(初出場の日本は3戦全敗で予選リーグ敗退) | NHKが中継したW杯日本戦は視聴率60%を突破 民放98年3月期決算発表、在京キー5社は過去最高売上高(オリンピック効果) | |
7 | サッカーJリーグ・ベルマーレ平塚の中田英寿が伊セリエAのペルージャに移籍決定 | ||
8 | 高校野球決勝で横浜高・松坂大輔投手がノーヒット・ノーラン(12月に西武ライオンズ入り) 仏のフィリップ・トルシエ、サッカー日本代表監督に | ||
10 | プロ野球日本シリーズで横浜ベイスターズ日本一に(太洋ホエールズの1968年以来38年ぶり2度目) | ||
12 | 史上初の5年連続首位打者イチロー、プロ野球史上最高の年俸5億円(推定) | ▲ | |
1999 | 1 | ソルトレーク冬季五輪招致で買収疑惑 | |
4 | 高校野球春の選抜で沖縄尚学が優勝(沖縄県代表は春夏通じて初) サッカーワールドユース大会で日本準優勝 | ||
6 | サッカーJリーグ、ジュビロ磐田の名波浩がヴェネチアへ移籍 | ||
8 | NHK、夏の高校野球のラジオ全国中継で女性アナを初起用 | ||
12 | 横浜ベイスターズ佐々木主浩、大リーグのマリナーズへ移籍 | ▲ | |
2000 | 3 | フジ、2002年W杯サッカー南米・欧州予選の独占放送権獲得と発表 ディレクTVがCSから撤退 | |
5 | シドニー五輪選考に漏れた水泳の千葉すず、スポーツ仲裁裁判所に提訴(8月訴えを退ける裁定) | ||
9 | 第27回オリンピック・シドニー大会(南北朝鮮が初の合同入場行進。マラソンの高橋尚子、柔道の田村亮子らが活躍し、日本のメダルは金5、銀8、銅5) | NHK、衛星第1で全競技を中継(366時間弱)、総合テレビは167時間弱 BSデジタル試験放送開始スカイパーフェクTV、2002年サッカーW杯CS放送権を獲得と発表 | |
10 | マリナーズの佐々木主浩、最終戦で37セーブ目をあげ大リーグ新人記録、アメリカン・リーグ新人王に | ||
11 | イチロー、米大リーグのマリナーズへ移籍(野手としては初めて) | ジャパン・コンソーシアム、2002年サッカーW杯の放送権交渉で合意(権料は前回の10倍の60億円以上) | |
12 | BSデジタル放送開始▲ |