メディアとつきあうツール  更新:2003-07-03
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日本のカラクリ

日本のカラクリ(田原総一朗著)

著者●田原総一朗
発行●朝日新聞社 2001年5月
定価●税別 1400円

≪参考リンク≫

田原総一朗は、『週刊朝日』の連載コラム「そこが知りたい!田原総一朗のギロン堂」を舞台に、日本の政治の定点観測を続けている。

この本は、その連載コラムから80余りの項目を厳選して抽出。新たに目次を立てて再構成し、章トビラにまとめをつけ、必要に応じて加筆したもの。各項目は、わかりやすいリードで執筆当時の状況を解説し、「喝!」と題して田原による一言総括をつけてある。

当初のねらいだった政治ウォッチングを柱として、現在の日本が抱えるさまざまな問題をピックアップし、この3年の日本の動き=日本のカラクリを浮き彫りにした本である。最終章「いちばん遅れてる!護送船団『マスコミ』のカラクリ」は、マスコミ関係者必読だろう。

なお、2002年夏には第2弾を刊行する予定。この構成も坂本がやります。小泉、真紀子、宗男、清美、紘一、山拓とグジャグジャで、おもしろいというか、たいへんというか。キモは「政治とカネ」の話でしょう。

●以下は、Amazon.co.jpに載っていたレビューからの引用です。ご参考まで。

投稿者 どら平太 鹿児島市

面白い! 4時間で読了しました。 あの日あの時のサンデープロジェクトの討論にたいする著者の本音がここではじめて聞けます。また、田中角栄からもらったお金の話は、すごい。ここまで書いていいの?  本当のことと、そのときどうしたのかが、!!!。もとが週刊朝日連載記事の再編集なので、細切れ時間で読めます。