著者●田原総一朗ほか |
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テレビ朝日「朝まで生テレビ」の「日本はなぜ負ける戦争をしたのか」をまとめ、パネリスト11人の新規原稿「討論を終えて」と、キーワード解説集を付した本。目次は次の通り。
はじめに 田原総一朗
第1章 日本はなぜ負ける戦争を始めたのか?
第2章 日本の参謀本部は馬鹿だったのか?
第3章 軍部が暴走した背景には何があったのか?
第4章 日中戦争はなぜ長期ドロ沼化したのか?
第5章 政党政治が崩れていった真の理由とは?
第6章 アジアに対して日本は何を求めていたのか?
第7章 なぜ日本は戦争を総括しなかったのか?
第8章 日本は戦争責任をどうとるべきだったのか?
第9章 日本がもつべき新時代の国家戦略とは?
終 章 討論を終えて
坂本は討論部分のまとめと、キーワード解説集などを執筆。このキーワード集、原稿用紙100枚になろうかというなかなかの力作「負けた戦争用語集」で、たかが付録を書きすぎだと編集者が泣きました。そのうちにupします。
パネリスト11人が寄せた新規原稿は次の通り(坂本は関わっていません)。
「日本の近代化」の過程と「戦後50年」の課題 猪瀬直樹
日本はアジアでもう一度戦争する。そんなバカな? 辻元清美
「戦争責任」と東京裁判 橋爪大三郎
歴史論争の不在を惜しむ 中村 粲
ヒトラーとルーズベルトが残した謎 秦 郁彦
討論の有意義さと私たちに残された課題 草野 厚
討論に参加して感じ考えたこと 姜 尚中
時代の変化に乗り遅れた日本 山田 朗
「天皇制集団無責任体制」−日中戦争拡大の構造 笹原十九司
言いえなかったこととこれからの日本人の宿題 土門周平
「資源」という視点 マスコミの責任 小池百合子