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BS23レポート

色紙オークショングラフも5回目ですね。

 およそ3週間前の2006/10/08に大田区PiO1階で開催されたSDF1008(前川祭)のBrightSeason23にサークル参加したときのレポートです。あくまで個人的な視点です。BS中心にお送りします。
 ちなみに、このレポートは過去4回のレポート(BS19/蒼月祭9BS20/蒼月祭10BS21BS2006(22))あたりを意識しています。

 まず、開催イベントを確認しましょう。新大阪Factoryが表紙を飾るカタログは500円ながら76Pと分厚いものです。BrightSeason23・蒼月祭15・RAG-FES14・綿流し祭5・iDolproject2・キミトノキスヲ・Loけっと2・禁則事項2と1階イベント全てを収録し、2階ではさらに東鳩祭2Mighty Heart十月のロザリオを開催していました。実に11イベントの同場所同時開催です。さらに2階のイベントには覚醒夜がありましたが、中止されてしまっています。残念ながら数が集まらなかったのでしょうか。
 さらに、今回特筆すべき試みの一つとして、会場の8階(?)を利用したコピー本製作部屋があります。このために折らずに会場へ行って実際に使ってみました。いわゆる普通の会議室で、机がそれなりに置いてあり広いことと人がいなくて静かなことを除けば、特別コピー本製作場所というイメージはありません。製本機やコピー機くらいはあるんじゃないかと思っていたので少々拍子抜けでした。前川主催に聞いてみたところでは、企画段階ではそれらを置くことも計画していたそうですが。ちなみに利用者は私以外には1〜2人といったところでした。
 サークルごとの列ですが、今回、スペースからはどのサークルかほとんど把握できませんでした。ジャンルが広く、守備範囲外のサークルも多いようです。ちゅうにあとりえ雅+超あるまじろくらぶあたりが作ったんじゃないかくらいは予想できますが。列の数は少なくとも3〜4といったところです。出来た時間帯が11時の開場に対して12時〜1時に多かったため、どこぞの時限サークルの列だったのではないかと思われます。今回の1階会場図をお持ちの方はそれを見て頂ければわかるとおり、今回外に導出する口がありませんし、列を置くスペースも確保できていません。唯一の導出口は出入口で、そこから中央通りを通して対岸の壁まで引いていました。ひぐらしも島と島の間を蛇行する形で列を作っていたようです。
 SDFイベントにはそれなりに行っていますが、どうにも列の扱いが上手くない印象があります。今回はイベント自体が無茶だったと言うべきかも知れませんが、うちを含めた中央通りに面した両側のスペースはかなりの迷惑を受けていたと思います。回りやすさを意図したと思っていたBSの中央通り一直線配置は、緩衝剤扱いだったのではないかと邪推したくもなってしまいます。少なくともこの点だけは褒めるべきところが見つかりません。
 それはさておき、BSのサークル数を見てみましょう。BS19以来4回のサークル数は68・78・62と来て、今回大きく減少する24サークルとなりました。Keyの減少傾向は相変わらずです。ここに今期のアニメ化の影響を受け、来年のかのはち!!MR6にどう出てくるかというところですね。
 では、毎度のように色紙オークションについでです。今回は私も出品し、1円上限の1円落札で終了しました。ありがとうございます。
  • 2万円オーバー。「/」のあとはその枚数。
  • 一枚単価上位。()は総数
    • 20000(1) ちゅうに ハルヒ8キャラ
    • 20000(上限)(1) うさぎや あゆ
    • 23500(上限)(2) MYKoNoS Kanon・風子 BS18以来のオークション過去最高値・最高上限値。
  • 1サークルの最高枚数6枚。最低上限額はうちの1円(100を切ると「どんなものでもまずは1円から」になります)、次点が100円。
  • 動いた金額377201円。動いた色紙127枚。
  • 1サークル当たり平均取引額5547円。
  • 1サークル当たり平均枚数1.5枚。
  • 色紙単価平均3669円。
 1サークルの最高枚数は16・13・6・6と減少傾向です。出品サークル数が77→63→43ときていた今回、他のイベント全てのサークルの参加が認められたため86サークルとなりました(私調べ)。司会の方による数字は83です。
 今回のオークションは今までで最も多くのジャンケン出品があり、割合も高いです。しかしKeyジャンルの色紙でジャンケンという形式だったのが1つもなく、普段オークションをやらないイベントからの出品者はオークションに比較的抵抗があるんじゃないかという感じがしました。
 動いた金額・動いた色紙は出品数の増加の割には伸びが低いです。上記の高額サークルを見た通り、Key関係の色紙は高値が付く傾向があり、逆に普段オークションをやらないジャンルは低くなる傾向があります。出品数の多いジャンルは順に涼宮ハルヒの憂鬱21・Key17・TYPE-MOON16・ひぐらしのなく頃に13・Ragnarok Online7となっています。
 前述の通り今回は最高額が更新される妙に高めのオークションでした。ですがその平均への影響は小さく、意外に普通に抑えられています。オークション序〜中盤に平均を大きく上回る価格の色紙が出ると、高額のオークションになる雰囲気になるようです。下図は色紙オークションの落札平均額です。例えば出品が10番目の点は、10番目までに出された色紙の落札価格の平均を意味します。BS23の最後(86番目)の点は上記の平均額に一致します。
※BS19SG9の落札は75番まであったのですが、どこかメモが抜けたため73番目までになっています。


 今回のジャンケン大会は他のイベント合同であるため、ポスターや立て看などの展示品が多く、出品はかなりの数に上りました。具体的に目立つものはありませんでしたが、出品されるものに色紙や本が多く交じっていたように感じます。
 最後に、本イベントで最も目立ったものについて。スモークを炊きながら前川主催が開催の挨拶をされた場所で、ひぐらしジャンルの隣の通路に設置された櫓のことです。開場時には多数のスタッフで設営を行っており、アフターの間ずっと撤収をしていたように思えます。鉄パイプと紅白の幕で作られていましたが、どうも上部の補強がなかったようで少々不安定だったようです。前川祭と名付けられるべき本イベントならではの取り組みでした。

 さて、随分遅くなりましたがお疲れ様でした。BSを含むSDFイベントについては次回開催は未定ということです。今までのペースなら次の5月か、遅くとも9月のオンリーラッシュになると思われます。Kanonの出来具合とLittle Bustersの発売によるところですが、ジャンルの息はどこまで続くでしょう。

2006/10/26

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