BS20/蒼月祭10レポート

おお、GIF使ってるよ!?

 昨日2004/09/05に都立産業貿易センター浜松町館4階で合同開催されたBrightSeason20と蒼月祭10に私がサークル参加したときのレポートです。あくまで個人的な視点です。今回は特にBS20を中心に構成しています(ぶっちゃけ蒼月祭側は見えるところにいなかった…)。
 ちなみに、このレポートは前回(BS19/蒼月祭9)比を意識して構成しています(前回レポート・別窓)。
 エレベーターを上がった所で、目の前には椅子の積まれた机の並んだ会場。新鮮。すごく新鮮。めちゃくちゃ新鮮。イベント前の厳粛な雰囲気を抱いて、会場はそこにおわしました。
 そしてその前には入場を待つ人の群れ。…てか、私到着がサークル入場開始時間より遅かったんですが…。何やら向こうの準備が遅くて30分先送りされていたようで。珍しいこともあるもんです。それなのに一般入場は殆ど遅れなかったのは、なかなか良くやってくれました。それに机は他のイベントで見たことないほど立派なものを借りていました。ウチには準備らしい準備はなかったのでいいですが、他の持ち込みが多い方々はちょっと(かなりかも?)大変だったかと思います。
 それは置いといて、客観的なデータを。
 会場外の列は、窓から覗いたときにはすでに中に入っていたせいで不明。参加サークルは蒼月祭は+104サークルの223サークル(187%)、そして肝心のBSは+10サークルの78サークル(115%)。全体は+114サークル(161%)。
 これだけ増えたなら、SDFは前回に比べて明らかに成功でしょう。この段階では。CLANNAD勢が拡大してBS参加サークル数は増加、ウチもこれに貢献したわけなんですが。そしてFateの勢いは前回倍近くまで参加数を伸ばしました。都産貿と大田区PiOの利便性の差もいくらかあるのかもしれません。
 準備中からFateの音楽を放送とハイペースなイベント展開で我々を楽しませてくれました。のんびりと少ない頒布物を並べて、隣のMEDIA-NOIDさんと本を交換して準備完了。
 1030時よりオクラホマミキサーに乗せられて人が回る回る。いつもはその潮流の中で流れている私ですが、今回は島の中からその潮を眺めていました。…変だとは聞いていたけど、やっぱりこっちから見ると変ですね。こんな椅子取りゲーム見ると、かつて大手に会場ダッシュをかまされることもあった(と思われる)このイベントの名残が見えますね…。この名物はちょいと退化し忘れた部分のように見えなくもないです。
 で、戦闘開始。今回は攻める側じゃなくて受ける側だから(うわ…;)来るものは拒まず受け入れる立場。やらないか?ウチに人が来る様子は、まぁ初参加のSSサークルのなんて高が知れているわけで、全っ然でした。参加者の多くがジャンル内に残っているエキスパートな先輩方を狙い撃ちで、こんな素人サークルなんか永遠の世界の住人が店番しているレベルで人が来ない…。あうぅ〜っ!! うぐぐぅ!!
 頒布数は他の方々同様公開しない方向で。そんだけ。
 で、時々は山鳥に任せてぶらぶらと。今回戦利品はひざうえ10せんちの名雪文庫本…のみ。Silver Crusadeの渚本は、ちょいとそそられなかったので先送り。いえ、林原さんが日記で書かれている修羅場っている姿を読んで、すんごい勇気付けられていたんですが。同様にトリオ・デ・イスパニアは冬に出されるオフセ待ち。必ず買います。
 他にも紅の絆白薔薇協奏曲が両方フリーになった所で突入。とはいっても、私ってマリみて本ってあんまり買わないので、今回もあと一歩で手を出した本はあっても、残念ながら踏み切ったサークルはありませんでした。

→Q:この頁はBS20レポートじゃなかったの?
 A:その通りです。

 軌道修正。スペースに戻ったら戻ったで頒布作業が忙しいので、ちょい辛かったのですが。
 そんなことは置いといて、イベント終了まで早送り。途中で入場フリーになるとやっぱり人は来るもんなんだな〜と眺めていました。場所が変わると見えるものが全然違う。へぇ〜へぇ〜ということが多いイベントでした。勉強になりましたね。
 アフターイベントの項。
 恒例の色紙オークション!!ぱちぱちぱち。進呈。ちなみに今回は記念すべき第一回同様、色紙をプロジェクターで表示せずスタッフが持って歩き回りました。いやあ風流ですねぇ。…プロジェクター壊れたんか。
 一応今回は気合入れてメモったので前回以上に良いデータが出せたのですが、その内容はなんだか微妙…。とりあえず分析いってみよ〜。
  • 2万円オーバー。「/」のあとはその枚数。
  • 一枚単価上位。()は総数
  • 1サークルの最高枚数は3枚増の16枚。最低上限額は増減なしの100円。
  • 動いた金額は68650円減の388050円(85%)。動いた色紙は29枚増の153枚(119%)。
  • 1サークル当たり平均取引額は1150円減の5106円(82%)。
  • 1サークル当たり平均枚数は0.3枚増の2.0枚。
  • 色紙単価平均は1180円減の2503円(68%)。
 ちなみに司会者さんは1サークル1枚落札・スタッフのセイバーは1サークル2枚落札。
 うぐぐぐ…皆さんちょいと財布の紐が固かったようで。私は今回は全然買っていないにも関わらず余裕なんぞ全くなかったので殆ど参加出来ませんでしたが、ある程度落札価格を想像しながら見ていました。それで今回はかなり低いと感じていましたね。殆ど予想額を上回ることはありませんでした。下表の通りですが、全体的に低いところを動いています。この辺、もしかしたら場のテンションに比例するのかもしれません。
 下表は色紙オークションの落札平均額です。例えば出品が10番目の点は、10番目までに出された色紙の落札価格の平均を意味します。BS20SG10の最後(77番目)の点は上記の平均額に一致します。
落札価格の平均の推移
※BS19SG9の落札は75番まであったのですが、どこかメモが抜けたため73番目までになっています。

 あとはご想像にお任せします。ちゃんと人に見せられるレベルで表を書いてはいますが、公開は控えます。残りの詳細情報が欲しいときはメールで。Excelデータでお届けします。

 最後はお約束のジャンケン大会で締め。今回はどうも数が少なかったようで。ワッフルの詰め合わせから始まってさくらの微笑み飲料やさくら茶が続きます。アンソロ詰め合わせ(DNA Kanon1・THC Kanon1・今は亡きRC Kanon8・movic ONE1)や真月譚アルクポスターが目を引きましたね。そしてラスは2枚の蒼月祭10カタログ売り場立て看板、ちなみに一方の背景はONEです。BS20の誤植です。

 ここまででイベント終了。皆さんお疲れ様でした。アフター楽しいです。期待通りに遊べました。サークルの側から参加するとは前回の時点では思っていなかったのですが。
 TYPE-MOONの流れはまだまだ続きそうです。CLANNADの勢いは加速が始まった様子を見せていますが、TYPE-MOONに呑まれてしまわないか心配です。一つのジャンルが馬鹿みたいにでっかくなることはいい傾向とは言えませんし。
 この際なので、Keyオンリーのページにひたすらリンクを張ってみましょう。懐かしのお亡くなりになったイベントを含め、私が知っている限りをリンクページに増設しました。
 それでは、未定とされている次回のBSの拡大と成長を。
 BSと、参加者に幸あれ。

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