松の陰の
   農場の場所
 農場は滋賀県蒲生郡日野町にあります。同じ地域に各農地が分散しておりますが、少しずつ耕作放棄地を再生させ、集約化に進んでいます。
どの農地も汚染されておらず、水や空気のきれいな恵まれた環境にあります。
毎年農地は増加中ですので、今後の展開が楽しみです。
 
 肥料  農地で使う肥料は有機肥料を使っており、農薬の使用も行いません。
肥料は里山整備での落ち葉堆肥を中心に、鶏糞や豚糞堆肥、油粕液肥などを作物の状態によって使い分けています。
また循環農業の一つとして、里山の木を薪として有効利用した後の灰を有益な肥料として使っています。
 
 栽培する作物  作物はこれまで80種類以上を栽培してきました。
また毎年変わった野菜を中心に試験栽培に積極的で、マイナーな野菜に力を入れて栽培しています。
通常は約40種類の野菜を少量から出荷規模の量まで作っています。
 
 厳しい獣害  きれいな空気と水に恵まれ、手間暇かけてのこだわり農地ではありますが、サルやシカ、イノシシによる獣害が酷く、年間を通じて被害に遭い、そのための防御柵や対策を講じています。
しかし、被害は止まないうえ、対策にかける費用と労力の関係から、栽培できる作物が限られたり、冬季は生産をほとんどできないなどの問題もあり、安定した生産のためにもこの解決が課題です。
  
アウビングの農園
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平成19年、里山整備で

産出した腐植、落ち葉堆肥を有効利用するために予てから挑戦予定だった畑作に乗り出すことにしました。
まずはじめたのは、耕作されなくなって十年余が過ぎていた祖父の畑でした。 
草が茂りまわりに植えられていた果樹やお茶の木、竹やぶも荒れ放題の状態でした           
            

同時に別の箇所の休耕地も耕して再生しました。 
その後石拾いを続け、腐植や堆肥などの有機物を投入して土壌改良を続けてきました。
約二年ほどすると土もかなりよくなってどんな作物を栽培しても見事に育つようになりました。
         松の陰の農場
休耕地や耕作放棄地を中心に有機農業実践の場として復活させています。
畑には、里山整備で産出した落ち葉堆肥や薪を燃やして作った草木灰を中心とした肥料を使って数十種類の野菜を生産しています。
年々耕作する農地を広げるとともに、いろいろな作物の栽培に挑戦しています!
その一方で被害が増える害獣問題などにも直面しその対策にも奮戦しています。
イメージ
 土づくりと肥料
 土づくりと肥料.2
栽培している野菜   
 主な栽培作物