土づくりと肥料  
 
油粕・米ぬか  窒素肥料として有効な油粕を発酵させて液肥にしています。米糠は堆肥に混ぜたり、発酵させて畑に投じています。  元肥として投じたり、液肥は追肥として使います。
有機肥料としてよく用いられている肥料です。
 
 
木酢液
 里山での間伐材、余剰材を小型の炭焼き窯で炭化させたもので、土壌改良剤として有効です。  里山での間伐材、余剰材を炭にし、燃料や調湿材、土壌改良剤として使っています。
そうする事でCO2の固定にも貢献でき、山はきれいになって木は有効利用されるなどさまざまな良い効果が現れます。 
 
 有機石灰
  苦土石灰
 不足する石灰分を補うために使います。 Phの調整や土壌の殺菌などの為にも適切な量を使用します。   
  緑肥  通常の草もそうですが、マリーゴールドや燕麦などを緑肥として積極的に活用しています。  マリーゴールドや燕麦はコンパニオンプランツとして害虫の忌避などに役立ち、毎年作物と共に使用しています。
特に燕麦野生種は生長させてトラクターですきこむ事により、窒素分なども補給しています。
 


化学肥料は即効性で効果も確実ですし、 現代の農業には欠かせないものです。ですので化学肥料を悪いものの象徴とは考えていませんが、せっかく長期間農薬も化学肥料も施さずにいた農地ですので、土の力を活かしつつ自然のなかで調達できる有機肥料を使ってやって、里山にも田畑にも、そして食べる人にもよい作物作りをしたいと考えました。  
 畑で使用する水  畑では出来るだけ雨水を利用し、その他不足分は谷川の水や、湧き水も利用しています。
ただし渇水の時期は広い畑に水が行き渡らずに水遣りや水を運ぶのが大変でもあります(^^;
  緑肥の効果  緑肥にはいろんなものがありますが、こちらで使用しているものは燕麦とアフリカントールマリーゴールドを主に使います。
これらは作物の周りや、休耕時期などに植えて最後は土にすき込み肥料となるものです。
その他の効果として、病害虫の忌避があり、その効果を利用することで農薬や化学肥料を使わずに行う栽培に貢献してくれています。
それらの効果や状況はブログでも何度かとり上げました。
またブログ記事もご覧下さい。

緑肥に関しての松の陰ブログ記事は 
             マリーゴールドについて こちら  
             えん麦について      こちら