丸十鉄骨積算事務所のホームページへお越し頂き、誠にありがとうございます。
当方は2012年開業、個人経営の鉄骨を専門とした積算事務所です。


御承知の通り、高い強度と自由度を併せ持つ「鉄骨」は私たちの生命、財産、暮らしを守る上でとても頼もしい建材です。我が国においても、高度成長期を支える中で広く浸透し、バブル絶頂時の年間鉄骨需要量は1200万トンを誇ります。
しかし経済の低迷と共に需要量も下降し、ここ数年は400万トンの水準で停滞しております。

その今、積算業務に携わる者として自身に課すことは、日進月歩の建築技術への対応はもとより、積算の更なる生産性への可能性を探り、如何なる状況にも適応しうる術や業を育む事です。そしてその業を次世代に繋ぐ事こそを最大の目標としております。

今後も「徹底して狭く・とことん深く」鉄骨積算にこだわり、より一層の「専門の業」を習得し、技術と信頼の評価を得るべく常に挑戦していく所存です。

不況と言われて久しい昨今ですが、一方ではSOHOやフリーランスといった新しい働き方の提案も聞こえてきます。
「信用こそが商品」とさえ言える積算業務において、このような事業形態は一見縁遠い様でもあります。しかし私はこのSOHO(Small Office Home Office)の定義にもある小規模な事務所形態が、仕事量や単価の低下で喘ぐ今やこれからの積算業界にもスマートに適合すると信じています。

その理由として、先ず、近年のパソコンやインターネットの処理能力の向上があげられます。
情報社会を取り巻く環境は年々整い、もはや個人事業においても係る業務に環境面で事欠くことはございません。

また、積算手段の進化も要因の一つです。
趣向を凝らした様々な積算ソフトの存在が物語るように、工夫の上でコンピューターを積算に取込む事によって作業効率を飛躍的に向上出来るようになり、従来と比べ人手を掛けずに業務を行うことが可能になってきています。

そして、「鉄骨積算」という一つの分野に特化して携わり続ける事で、強みである高い専門性とノウハウを持って業務に当たれる上、それでもマンパワーが足りない場合は、横の繋がりの協力から不足を補う事が出来ます。


以上の事から、例え個人事業の形態であっても御要望に十分応える事が出来るばかりか、小規模であるが故の強みとして、相対的に経費を抑えられ、その上、鉄骨積算特化の少数精鋭の体制が掛かる人工（にんく）数を削減し、しいてはトータル積算コスト削減へと繋がる。　正にスモールオフィス形態にも適した業種だと考えているからです。