線  画
 線画

下描きは青シャーペン
(uniの消せるタイプを2色使用)
ペン入れはタチカワの新ペン先School-G
0.05タイプのミリペン類
ツヤベタはぺんてる筆ペン
擬音は太目のミリペンやuniのPROCKEY

腕を傷めた経験があるので
全面消しゴムかけはMacにしてもらう
(その他できる事は極力頼む)
線画
取り込み・修 整
パソコン内での処理は全てPhotoshop5.02を使用(すなわち未だOS9)
追加プラグイン [デジコミツールズ2][ネームプラグイン]
どちらも販売・配布を終了 数年前に打ち止めになったOS環境用だから無理ないが…
 取り込み・下準備
スキャナはCanonのN1220U 解像度600dpi、カラー(文書,表)で取り込む
グレーモード化
原稿サイズでフルカラー600dpiは重い
時間はかかるし仮想記憶領域もかなり食う
取り込んだらとっととグレーにする
チャンネルパレットで赤を削除
名称が変わるので次はマゼンタを削除して
イメージ→モード→グレースケール
まだ若干下描き線が残っているが先へ
チャンネル
原稿の傾きを修正
ものさしツールものさしツールで縦の枠線(垂直にする基準線 長い方が良い)をなぞる
イメージ→画像回転→角度入力を開くと傾きの数値が入っているのでOKで修正完了
位置合わせと原稿サイズ統一
ビュー→定規を表示の状態でウインドウ枠のスケールから
カーソルをドラッグすると平行線=ガイドが出て来る
移動ツール移動ツールで移動できビュー→ガイドをロック
固定でき、環境設定で色も変えられる目安のライン
このガイドで内枠を引き画像を移動して位置を合わせる
イメージ→画像サイズで余分を消去してサイズを揃える
矢部の場合B4原稿のタチキリ分を
上下3cm左右2.5cmとしているので(A4原稿は2.5と2)
縦は3cmと30cm横は2.5cmと20.5cmにガイドを引く
画像サイズは33cm×23cm(A4原稿は27×19)

大きな原稿を分割して取り込んだ場合はこの段階で合成
画像サイズ
 画像調整
イメージ→色調補正→レベル補正で調整して下描き線を消し必要な線をくっきりさせる
取り込み画像
取り込み画像
入力レベルを調整
入力レベルを補正
左の黒い三角を右にずらすと
黒が強くなり
右の白い三角を左にずらすと
白が強くなる
補正結果
補正結果

さらにイメージ→色調補正→2階調化もする
これで塗りつぶしツールでベタ入れした時に線のフチが残らなくなる
このレイヤーに「主線」と名前を付けて乗算モードにしておく
 ベタ・修整ホワイト
ベタは主に鉛筆ツールと塗りつぶしツール 線画修正用ホワイトは消しゴムツールを使う
仕 上 げ
 効果ホワイト
効果を入れたいレイヤーの上に新しいレイヤーを作り、白で描く
ツールオプションをディザ合成にしたエアブラシ
ツールで主線レイヤーの上のレイヤーに描いたもの
P.3-3
主線レイヤーの下でトーンレイヤーの上なら
トーン削りの効果が出せる

参考→
作例の連載漫画「街の陰」P.3のレイヤー構造
クリックするとページが新しいウインドウで開く
P.3レイヤー構造
 出力
ヒューレットパッカードのDeskjet1220Cで既製の漫画原稿用紙(トンボ付)にプリント
カラーモードをモノクロに設定して中間色が出ないようにしている
Photoshopのプリント位置は用紙の中央に限定されるので位置調整が必要
保存済みの原稿を、プリント用に画像の統合をしてから余白を加えて位置を合わせる
 入稿データ化
上記の方法で作成したA4原稿(27×19)をイメージ→画像解像度で原寸化
B6サイズの場合高さ71%縮小、A5サイズの場合幅82%縮小
縦横比を固定・画像の再サンプル:バイキュービック法
さらにイメージ→モード→モノクロ二階調 変換方式・誤差拡散法(ディザ)でモノクロ化
この段階はアクションを組んでファイル→自動処理→バッチで指定して一括処理
後は印刷屋指定の解像度と保存形式にしてCD-Rに落とす

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