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「自律神経失調症」の現実 @



はじめに、本コラムでは、実際に自律神経失調症の症状でお悩みの方はもちろん、ご家族・ご友人が自律神経失調症ではないかと思われるけど、よくわからないという一般の方向けにお話ししたいと思います。
どうか、ご自身の認識と大きく違うからといって目くじらを立てず、大目にみていただき、ご参考程度にしていただければ幸いです。


■ 「自律神経失調症」の定義や意味について

厚労省のウェブサイトによると、「自律神経がストレスによって正常に機能しないことが原因で起こる様々な症状の総称」と説明されています。


■ 「自律神経失調症」の症状について

こちらも厚労省のウェブサイトを参照すると
全身的症状としてだるい、眠れない、疲れがとれないなど、
器官的症状として頭痛、動悸や息切れ、めまい、のぼせ、立ちくらみ、下痢や便秘、冷えなど、
精神的症状として、情緒不安定、イライラや不安感、うつなど、

上記を見ると、症状が多岐にわたっていると感じられる方も多いと思いますが、逆に考えると、症状が多岐にわたり、脈絡がないというのが自律神経失調症の特徴かもしれません。


■ 「自律神経失調症」はそもそも病気なのでしょうか?

医師の説明として例をあげると、「自律神経失調症」は「正式な病名」又は「特定の疾患名」ではなく、自律神経にかかわる様々な症状を総称したもの、又は身体の状態を意味する1つの慣用表現などとお話されています。

私個人としては上記をふまえて、「自律神経失調症」は病名ではなく、単なる症状のカテゴリー(分類)と捉えています。

それではセンテンスの疑問に戻り、「自律神経失調症」は病気であるか否かについて

自律神経失調症は非常に紛らわしい言葉ではありますが、専門家の解釈として「病名ではない」ということを真摯に受け止めると、自律神経失調症がそのまま即「病気」とはならないということ。
各々の症状については別途、病気が隠れているかどうか確認する必要があるということのようです。

因みに、これを言うと元も子もありませんが、現代医学においては、医師が患者に対して何らかの医療行為(治療方法)が用意されている症状や病態を「病気」と称し、治療方法があまり用意されていないものは「病気ではない」とされている印象があります。
例として、自律神経失調症、更年期障害、老化や老衰、肩こり、にきび、アレルギー、虚弱体質・・・。
もちろん、病院もお医者さんも病気であるかないかにかかわらず、症状を訴えてきた患者さんに対してはしっかり対応して下さることでしょう。
その治療に満足するかどうかはご本人が決めることです。
最後に、とある辞書で「病気を定義する」ことは難しいという解説を目にすると、そもそも一般人が自覚症状を病気かどうか考えることはナンセンスに思えてなりません。

次回 A に続く。


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