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いわさき薬局は北海道苫小牧市の漢方薬局・相談薬局、漢方薬・自然食品の専門店です。

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〒053-0806 北海道苫小牧市大成町2丁目1番10号

漢方薬 の QA 


 このページでは漢方薬の素朴な疑問や、日ごろから問い合わせの多い質問等を中心に取り上げています。
なお、下記の回答については「独自の見解」が含まれますので、他の書物やサイトと比較しながら、参考程度に留めていただければ幸いです。

■ 概要・目次

Q1. 漢方薬に副作用はありますか?
Q2. 漢方薬の飲み方について教えてください。
Q3. 漢方薬は効くのに時間がかかりますか?
Q4. 漢方薬の飲み合わせについて教えてください。
Q5. 漢方薬を食前に飲む理由とは?
Q6. 自分の体質に合った漢方薬を調合してもらえますか?

                   以下、随時更新






Q1. 漢方薬に副作用はありますか?


A1. 「ある」とも「ない」とも言えます。 理由は以下の通り。


まず、重症度や頻度を度外視すれば、副作用の全くない「薬」というものは存在しません。
天然物を原料とする「漢方薬」といえど、これに当てはまります。食品でさえ、人によっては下痢や腹痛、アレルギー…などを起こします。これらを一律に副作用に含めると、「漢方薬にも副作用はある」としかお答えできません。

しかし、質問者の「副作用」に関する要点が、化学合成品を中心とした病院のお薬やOTC(一般用医薬品)と同様の重症で怖い副作用を指しているのであれば、一部を除くほとんどの「漢方薬」では、化学合成品のお薬に見られるような重篤な副作用はないとお答えします。これは経験的なことを含めた回答です。


Q2. 漢方薬の飲み方について教えてください。


A2.
 
その1 服用時間について
   一般的に、食前、又は食間に服用します。

※ 食前とは、食事の約30分前。 食間とは食事の2時間後。
※ 服用時間については、上記以外を推奨又は可とするものもありますの  で、詳しくは販売店でご確認ください。


その2 剤型別服用方法(内服)

漢方エキス散剤(粉薬) → 1回量を口に含み、水・ぬるま湯で服用するか、
            又は、湯のみ1杯分のお湯に溶かして服用します。

錠剤、小粒丸剤 → 1回量を一度に、又は分割して口に含み、
         水・ぬるま湯で服用します。

液剤・シロップ剤等 → そのまま、又は水・お湯に溶かして服用する。
        ※カプセルに液を注入して服用する漢方薬もあります。

大粒丸剤 → たいてい、かじって(咀嚼して)食べる要領で服用します。


Q3. 漢方薬は効くのに時間がかかりますか?


A3. 違います。(キッパリ) 理由は以下の通り。


まずはじめに、すべての漢方薬をひとくくりにして、服用期間や効果発現時間を問うのは意味がないでしょう。これは、例えば
病院の薬は効くのに時間がかかりますか?と聞いているのと変わらず、質問が広範囲を指し、ざっくりしすぎています。
ですので、ケースに分けてお答えしたいと思います。
また、「薬が効く=効果を実感する」までの時間ということを前置きした上で回答します。

例えば、風邪に漢方薬を服用することを考えます。
風邪の症状が出てから服用する漢方薬は、証があっていれば
服用してすぐに効果を実感できます。(症状を和らげる・抑えることが目的)
次に、風邪を頻繁に引いて長引いたり繰り返していたりする人が、この体質を変えるために漢方薬を服用する場合は、
1〜数か月かかると思われます。(体質を改善することが目的)

病名、症状、急性期、慢性期・・・、さらには具体的な漢方処方をもとにお問い合わせいただければ、経験的にいついつまでに効果を実感できるということを漢方専門店ではお答えできるかと思います。

因みに、持病・慢性症状の場合、漢方薬を3か月ほど服用して何も実感しない、又は満足するには届かない・・・ときは、処方を変更することを当店ではおすすめしています。なぜなら、通常7〜30日程度の服用で何らかの体質の変化が起き、少しずつ効果を実感することがほとんどのためです。3か月間ずっと服用して何の実感もなく、4か月目に急に効いたというのは非常にまれな例であり、ほとんどの方が1か月以内に何らかの実感をし、納得して服用を継続されています。


Q4. 漢方薬の飲み合わせについて教えてください。


A4. 以下に飲み合わせの賛否について個別に記載します。

その1 漢方薬と病院のお薬

→ 基本的に一緒に服用しても問題ありません。食後にまとめて服用も可です。(ただし、特殊な場合を除く)

その2 漢方薬と健康食品
→ 現在の健康食品は多岐にわたり、併用が危険というよりも、漢方薬の治療効果を減弱させるものがありますので個別にお問い合わせください。

その3 漢方薬とお酒、又はコーヒーなど。
→ 飲み合わせ自体は問題ありません。
しかし、お酒やコーヒー自体が現在の症状に悪影響を及ぼしていると考えられる場合は、それらの服用を中止するようお話することはあります。
因みに、天然の漢方薬に限っていうと、お酒とお薬を一緒に服用することが許されているのは漢方薬だけです(個人的見解)。なぜなら、「養命酒」や正月の「屠蘇散」・・・など、漢方薬には薬用酒があるからです。体質や症状をみて問題なければ良しとするケースが多いです。因みに、病院のお薬(新薬)とお酒の同時服用は絶対にダメです。


Q5. 漢方薬を食前に飲む理由とは?


A5. 漢方薬の服用は食事の影響がない方が良いとされていたからです。


建前として、食事にも内容によって、体や漢方薬の作用に影響を及ぼすものがあるので、その影響を避けたいというのが理想です。しかしながら、漢方薬の服用を食前・食間と食後で比較して、少なくとも経験的に有意な差はありません。
ですので、食前や食間に服用することで飲み忘れるくらいだったら、食後でも構わないと考えています。
一方、漢方薬の「丸剤」や「錠剤」には注意が必要です。 左記漢方薬の服用量は、新薬(病院薬)に比べて多いというのはご存じでしょうか?
新薬が1回1〜2錠であるなら、漢方薬は1回4錠や1回8丸などがざらにあります。空腹時に1回8粒もの丸剤を1度に噛まずに飲み込めば、健康な人でも胃もたれを起こすことがあるようです。このような胃の刺激を緩和するために、漢方薬の錠剤や丸剤は食後の服用を推奨します。


Q.6 自分に合った漢方薬を調合してもらえますか?

A.6 現在、漢方薬を調合することは服用者にとってデメリットが多いと
   判断しております。そのため、特別な場合を除いて個別の調合は
   現在行っておりません。

   デメリットの例
   @、調剤、調合に時間がかかる。
   A、個別処方を組み合わせることに比べて料金が高くなる。
   B、服用途中の体の変化で、お薬が無駄になることがある。
     例えば、1か月分調合された漢方薬を服用して2週間後に体の
     状況が変わった場合、その漢方薬を飲み続けるか、残りを捨て
     なくてはならない。(一度調合されたものは返品不可)
     
     2〜3種類の漢方薬を個別に組み合わせて服用した場合は、
     たとえ途中で体の状況が変わっても、例えばそのうちの1種類
     を中止・変更するなどして対応できます。また、一度中止した漢
     方薬も、のちのち状況により使い直すことも可能です。




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