2017.04.19

「LGBT カトリック・ジャパン」 のウェブサイトにそこはかとなく漂う
狂気(善意の部分はいい。しかし、狂気を孕んでいちゃ駄目だろ)1

先行記事 LGBT カトリック・ジャパン」の出現

さて、後回しにしておいた LGBT CJ 批判をそろそろ始める。確かに「愛」は大事。しかし「批判」も必要。もし誰かが「神の教え」を曲げているならば。しかも不特定多数の人が見ているインターネット上で公然と曲げているならば。しかもそのような人に協力する司祭や教区さえあるならば。

LGBT CJ の概要

私にとって「LGBT CJ の概要」と云えば、まずその二人の共同代表のことである。で、彼らの個人的なところをあまりほじくりたくはないが、その領域に全く触れないわけにもいかない。

何故ならば、彼らが素朴なカトリック信者というよりも「思想」に多く足を踏み入れる人であった場合、そして、その彼らの思想が「カトリック」の枠には収まらず、それを越えたものであった場合、私たちはそのことを知っておいた方がいいだろうからである。

例えば、さっそくここで一つ紹介すれば、彼らは2016年5月8日、Tokyo Rainbow Pride に参加したらしいのだが、それを報告する彼らの記事には、「ルカ小笠原晋也」の署名のもと、「くたばれ,家父長制 ! 」の文字がある。

「くたばれ,家父長制 ! 」に完全に賛同 !

参照(記事の一番下)

「くたばれ,家父長制 ! 」?  私は、神が人間に指定し給うた家族の形態は基本的に「家父長制」だと思う。何故それが「くたばら」なければならないのか分からない(彼もあまり説明していないようだ)。彼の頭の中で「家父長制≒男尊女卑」ということにでもなっているのだろうか。

そしてまた(話を元に戻すと)、読者は「その二人の共同代表は、少なくともそのどちらかは、自身、同性愛者(或いは LGBT)である人ではないか」と何となく思っているかも知れない。しかし、そう思って読むのと、「実は二人の共同代表は異性愛者である」と知って読むのとでは、何かが違って来るであろう。

だから、私は或る程度、彼らの「個人」の部分にも光を当てることに必要を認めるのである。

LGBT CJ のウェブサイト

彼らは複数のサイトを持っている。
blogspot
lgbtcj.org
Facebook
Twitter

私が多く見たのは彼らの blogspot である。以下も多くはそれを扱う。

二人の共同代表

LGBT CJ は二人の信徒(平信徒)が設立したものである。

LGBTCJ blogspot

2015年8月18日火曜日
LGBT カトリック・ジャパン(仮称)の設立

LGBT の人々がカトリック教会に抵抗感無く来ることができるようになることを目ざして,ふたりのカトリック信徒,ルカ小笠原晋也本郷教会所属)とペトロ宮野亨麹町教会所属)が LGBT カトリック・ジャパン(仮称)を設立します.

このお二人についてもう少し特定させてもらおう。

小笠原晋也氏

LGBT CJ の blogspot で小笠原氏の御顔貌を確認させてもらおう。
晴佐久昌英神父と共に掲載ページ
中村吉基牧師と共に掲載ページ

以上の二枚で十分だろう。

(ちなみに、中村牧師は「ゲイの牧師」だそうである。参照

小笠原氏のプロフィールに追加すべきことがある。
それは、彼は「精神分析学者」だということである。
なんでも、精神分析学の “ラカン派” というやつの。

彼は個人的なサイトを複数持っている。
東京ラカン塾(blogspot
東京ラカン塾(lacantokyo.org
Facebook
Twitter
LinkedIn
YouTube

以上のサイトには彼の顔写真がある(彼は別に隠していない)。
これであなたは、LGBT CJ の「小笠原晋也」と東京ラカン塾の「小笠原晋也」は同一人物だと分かっただろう。

宮野亨氏

この御方に於いては、ネットを通じての発信活動は僅かである。
私は彼の Facebook を見つけただけである。
宮野 亨 | Facebook

彼は「書く」ことにあまり盛んでないようだ。

LGBT CJ の blogspot の中に、写真をもう一枚見よう。
小笠原晋也氏、平良愛香牧師、宮野亨氏掲載ページ

平良愛香牧師に関しては、私は以前、カトリック相模原教会のことで書いたのだった参照。彼もまた「ゲイの牧師」である。

主筆は小笠原氏だろう

私は、LGBT CJ の全てのサイトの “主筆” は小笠原氏だと思う。彼は学者で、多筆である。

彼らは異性愛者であり、伴侶もある

LGBTCJ blogspot

2016年7月3日日曜日
7月17日の LGBT+ 特別ミサ参加予定の皆様へ

(…)

現在 LGBT カトリック・ジャパンの代表をしているルカ小笠原晋也とペトロ宮野亨は,自身は LGBT+ ではなく,いわゆる ally です.

LGBTCJ blogspot

2016年8月29日月曜日
LGBT+ 特別ミサのお知らせ: 第三回,2016年09月25日

(…)

ただし,世話役として,LGBT カトリック・ジャパン共同代表,小笠原晋也と宮野亨,ならびに両人の配偶者など,幾人かの ally がお手伝いのために参加します.

「ally(アライ)」という言葉は、その方面では「当事者ではないサポーター、よき理解者」を意味するらしい。

彼らは彼らのミサで侍者をしている

LGBTCJ blogspot

2016年8月30日火曜日

(…)

主催者側には男手は宮野亨氏とわたししかおらず,ふたりとも御ミサの侍者や進行役をするため,

(…)

ルカ小笠原晋也

先行記事で見たように、彼らは「LGBT 賛美」「同性愛OK。同性婚OK。性転換手術OK」という主張をしている人たちである。その彼らがミサで侍者をしているのである。

「罪の概念は中世の哲学が聖書の内容を悲観的に解釈したものである、という考えを徐々に刷り込むことによって」

フリーメイソンの雑誌『Humanisme』1968年11月/12月号 より

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