中学生 先取り指導・高校受験指導

■中高一貫教育の中学生


中高一貫教育は大学入試に有利!
            
中高一貫校の最大の利点は、大学進学に有利な教育制度にあります。
            
中学・高校の教科書の学習を高2までに終わらせて、高3を大学受験の準備にあてるという制度は、
            
大学入試に大変有利なことは明らかです。
            
数学について言えば、ほとんどの中高一貫校では、中1・中2の2年間で中学数学を終わらせて、
            
中3・高1・高2の3年間で高校数学を勉強しています。
            
なぜこんな事ができるのかというと、中学数学はやさしい、というのが最大の理由です。
            
こんなやさしい数学を3年もかけてやる必要はない、2年で十分。それよりも、難しい高校数学に
            
3年間たっぷり時間をかけてやったほうがよいということです。
            
しかし、授業進度が速すぎて、弊害も

中学数学はやさしいといっても、中1・中2の2年間で中学数学を終わらせるというのは矢張り無理が
            
あります。
            
公立中学では、3年間かけてじっくりと中学数学を学びます。
            
その上、高校受験があるため中学数学の集大成である受験数学を必死に勉強し、しっかり身につけ
            
てから高校に進学いたします。
            
しかし、中高一貫教育の中学校では、そういった機会がありません。
            
2年間駆け足で勉強してきた中学数学がしっかりと定着しないまま、高校の勉強に入ってしまうので、
            
高校数学の基本的な部分で躓く方が多い。

図形(幾何)は難しいし、とても重要です

本当に中学数学はやさしいのか、代数に関して言えば確かにその通りです。
            
中学の代数は、底が浅く退屈な分野です。
            
方程式の基本となる1次方程式、2次方程式、連立方程式の学習は、計算の習熟を目的としており、
            
深まることはありません。
            
関数も同様です。関数とは何かについての基本的な理解を目的として、比例、反比例、1次関数、
            
2次関数を学びます。
            
これらの項目は、高校数学を学ぶとより発展した形で何度も出てきますので、そこでしっかり勉強する
            
ことができます。
            
しかし図形(幾何)は難しい。しかも図形の主要な部分の勉強は中学で終わってしまいます。
            
図形(幾何)は高校数学では必要ないのか、といえば全く逆で大変重要です。
            
中2の後半で勉強する相似・平行線と比・三平方の定理は、非常に大切です。この分野がしっかり
            
身についていないと高校数学のいろいろな分野で苦労いたします。

大学入試に有利な制度を効果的に生かすにはどうしたらいいか

私立の中学生も中学数学にもっと真剣に向き合いましょう。
            
とくに図形の分野は公立の中学3年生と同じくらい必死になって勉強しなければいけません。
            
難関私立高校の入試問題に沢山取り組むのがとてもいい勉強になります。
            
また中3から高校数学が始まりますが、初めはいつもの「式の計算・式の展開・因数分解」なので
            
またか、という感じがしますが、そのあとに出てくる2次方程式の理論・2次不等式の理論・2次関数
            
あたりから高校数学独特の香りが漂ってきます。
            
ここからです、大学入試のための長い戦いが始まります。
            
高校生になったつもりで気を引き締めて高校数学に取り組み、さらに大学入試問題も少しずつ解き
            
始めていかなくてはなりません。

教材について


基本的には、学校の教科書と問題集です。問題数が足りないときは、他の問題集で補います。
            
中1・中2の力のある方や難関大学を目指している方は「高校への数学」(東京出版)も利用します。
            
中3で力のある方や難関大学を目指している方は、大学入試問題から精選した当数学塾独自の
            
ハイレベル教材を使います。




■公立中学生

将来、難関大学を目指す方はそれなりの対策を

公立中学校の授業方針の一つとして、落ちこぼれを出さないということがあります。
            
数学科も例外ではありません。
            
したがって授業は、とても丁寧で時間もたっぷりかけます。ときには時間をかけすぎて教科書のやり
            
残しが出てしまうこともあります。
            
数学の苦手な生徒にとっては最良の授業形式なのですが、数学が得意で将来難関大学の理系進学
            
を考えている生徒は、それなりの対策を考えなくてはいけません。

先取り学習が大切です

中高一貫教育の中学生と同様に中2までに中学数学を終わらせ、中3から高校数学を始めるのが
            
理想です。
            
ただし高校受験を控えているので、高校数学の勉強は中3の8月か9月ごろまでとし、その後は受験の
            
準備に入るのがいいと思います。
            
高校入試の数学は難しい。
            
公立高校の入試の数学は、やさしいようで案外てこずります。甘く見ると失敗します。
            
難しい問題が、2題か3題必ず含まれています。
            
国立付属や私立の数学は、さらに難しい。入念な準備が必要です。

教材について

先取り学習を希望する生徒は、「体系数学」テキスト、それに準拠した「体系問題集」(数研出版)を
            
使います。この教材は、中高一貫教育の中学校のために開発された教科書・問題集で、多くの中高
            
一貫の中学校で使われています。
            
中学数学を2年間で終わらせるように、代数・幾何(図形)に分けて体系的に編集されています。
            
この教材は公立中学の定期試験対策に使えますし、高校受験の準備にも使えますが、やや量が足り
            
ないので、ここでは他の教材も併用します。
            
国立付属や私立の難関校を受験する方は、「高校への数学」(東京出版)も併用します。

先取り学習を望まない方・数学が苦手な方

数学は苦手なので、高校の数学は高校に入ってからにして、今は中学の数学だけをやりたい、
            
という方も指導いたします。学校の授業に合わせて指導いたします。
            
使う教材は、学校の教科書・問題集が中心で、その他に、問題数の多いややレベルの高い問題集も
            
使いたいと思います。




                      山本数学教室

                    
TEL.0466 (26) 0237



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