2003-06-27
前回取り上げたNHKと民放の違いを想起せよ。NHKは、NHKが局を新設するのであり、申請が殺到し一本化調整が必要ということはない。テレビが映る場所ではNHKも映る。だからコントロールの道具としての「免許」の意味は薄い。代わりにNHKが縛られているのが人事と予算である。
・放送法の意味(何をどう定めているか)
・人事 経営委員会→国会の同意のもと内閣総理大臣が任命
会長→経営委員会が任命
経営委員長による会長人事の私物化(住友銀行・磯田一郎と池田芳蔵会長)
天下りの横行
・予算 総務大臣に提出
総務大臣は意見を付けて国会に提出、承認
・NHKが政治や政府に弱いことを示す事件・実例を調べてみよう
・NHKの経営の源泉「みなさまのNHK」
・NHKにおける受信料対策の重み
例)のど自慢
・受信料の光と影(特殊性)
・メリット
「国営放送」でないといえる唯一最大の条件
安定収入で「あまねく普及」「広範な受信対策」を可能に
視聴者によるチェック機能
・デメリット
罰則がなく、支払い者と不払い者で不公平が発生
とりっぱぐれが多い(取りやすいところからしか取っていない)
高い
多メディア多チャンネル化で「あまねく普及」の意味合いが薄れた
・受信料はどうあるべきか、周囲の意見を集め、自分なりの考えをまとめてみよう。