2003-06-13
・言葉=許認可行政/許認可権/行政改革
・NHKと民放で、その効果はやや異なる
→ある地域でNHKに免許を出さず、他民放に出すということはあり得ない
(「あまねく普及」義務・責任のNHKは、必ずその地域の放送局第一号の一つ)
→免許で縛ることができるのは民放、NHKは人事と予算で縛る
・言葉=免許申請の一本化
・1959年(昭和34年)田中角栄の一括大量免許
→若手実力郵政相が赤鉛筆ナメナメ一本化調整
→以後、郵政相は田中派「郵政大臣はテレビを支配できるだけじゃない。新聞を支配できる」
→角栄の首相就任直後の軽井沢発言「君らの上司のことはすべて知っている。怖いのは番記者の君らだけだ」
・1968〜70年 ネット化進むなかU局免許
・1980年代半ば〜 多メディア/多チャンネル化のなかでの免許
・2003年 地上デジタル免許
・戦後、政府が局に対し「免許」で脅した(「免許」を取り上げると)脅したケースを調べてみよう
→椿発言事件(1993年 テレビ朝日椿報道局長発言事件)、地上デジタル放送の予備免許(この前)
※実際に授業で配ったのは、当日電車の中で書いたアラアラ版。以上は大幅に加筆してある。
※このレジュメからわかるように、本研究は地上デジタル放送など現在進行形の事例も扱う。たとえば、そのスタート時期が地上免許更新に合わせて設定され、局が免許で脅されている側面があることは、どの教科書にも載っていないどころではない。新聞にも(たぶん坂本が書いたものを除き)1行も載っていない。心して受講せよ。