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CRTディスプレイコントローラー(文字専用)

はじめに

これはPC用ディスプレイに画面を表示するための回路です。
CRTという言葉は一昔まえにPCの画面として一般的だった、あのブラウン管のやつを指します。 今は私の手元にブラウン管のディスプレイがないので、写真の通り液晶ディスプレイで実験 しています。CRTでも液晶ディスプレイ(LCD)でも制御方法は同じなので、この回路で 制御することができます。…ということで今風に呼ぶなら”グラフィックボード”ということ になるわけですが、当時(Z80全盛期)の趣を残すためにCRTC (Cathode Ray Tube display Controller)の名前で呼ぶことに します(笑)。

この回路は画面に文字を出すこと専用の”キャラクタ用CRTC”です。通信するデータ量が 少なくて済むかわりに、自由に色を変えたり図形を描いたりすることはできません。 ↑の写真のブロックは”■”の文字を並べて図形のように見せています。 画面にグラフィックを表示させるためにはグラフィック用 CRTCを作る必要があります。

マイコンは使っていません。ロジックICを組み合わせて作っています。とはいえ、コイツを 制御するにはもちろんCPUの類が必要ですよ。

キャラクタ用CRTCの作り方

  1. ディスプレイの仕組み
  2. CRTCの基本構成
  3. HD6445の仕様について
  4. RAMについてのメモ +α
  5. ”キャラクタ用”CRTCの回路の動作原理
  6. 実際に組む回路
  7. CRTCを使って画面に表示する

全回路図&マイコン側ソースコード

※準備中です


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