■ 「体臭」を伴う「精神症状」の例
皆さんもご自身ではなくとも、一度は見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?
例えば、
1.引きこもりのご家族(お子さん)の部屋が異様に臭う。
2.認知症のご家族の部屋が異様に臭う。
3.高熱を出して、ひきつけを起こしたり、うわごとを発したりした後に、なぜか変な臭いを感じる。
・・・など。
■ 「体臭」を伴う「精神症状」の特徴
1.ご本人よりもご本人の生活環境である部屋が特に臭う。
2.必ず「体臭」に「うつ症状」や「情緒不安定」等の精神症状を伴う。
3.「体臭」については病院の病室に近い臭い。
■ 他の「体臭」との区別
1.慢性的な体質による「わきが(腋臭)」
2.不衛生な環境や習慣による「体臭」
上記の例は今回の話から除きます。
■ 「体臭」を伴う「精神症状」における体の状態
→ 精神病・精神状態としては急性期かつ重症な部類に入ります。
■ 「体臭」を伴う「精神症状」の原因
→ 精神症状があることでわかる通り、過剰なストレスにより体の循環が損なわれ、体内に「臭いを発して精神症状を引き起こす老廃物」が生成されたことが原因です。
さらに、「汗」は体内から出るものであり、この「汗」が臭う状況についても上記老廃物が関与する場合があると考えられます。
■ 「体臭」を伴う「精神症状」の治療
→ 原因がわかっていますので、体内の循環を正常に戻しつつ、上記の体内老廃物を取り除けば、「臭い」も「精神症状」もなくなります。
最後に、これらの症状を治療するには、漢方の見立てと、使う漢方薬が非常に重要になってきます。
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