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病気の続発症状や後遺症に対する漢方!


はじめに、


病気というものは、その症状で終わらず、続けて別の症状を呈し、その症状が継続する場合があります。私はこれらを「続発症状」と呼んでいます。

また、私は続発症状の中で、その症状が障害レベルのものを「後遺症」と位置づけています。

ですが、正確にいうと「後遺症」とは、
病気やけがが治ったあとに残る機能障害などの症状、をいいます。よく耳にするのは、脳卒中後の手足の麻痺などがそうです。



1、脳卒中の後遺症 



脳出血にしろ、脳梗塞にしろ、それは突然に起こります。
「まさか自分が・・・」と口々に皆さんおっしゃいます。

脳卒中が起これば、その予後に影響する因子がいくつかあります。
1つは、発作後にどれくらい早く専門医の処置を受けられるか?そして、その処置が適切であるか?です。
因みに、たとえ処置が適切であったとしても命を取り留めることができれば万々歳だと私は理解しています。昔の医療に比べれば、現在の救急救命は確実に進歩しています。
一方、患者としては、欲を言うと後遺症で麻痺になるのは防ぎたいと誰でも思うのです。
しかし、こっから先は正直「運」というものが必要かもしれません。

漢方としてお役に立てるのは、発作後すぐに服用すべき漢方薬の存在です。
発作時の救急救命やその後の計画的なリハビリの必要性はもちろんなのですが、東洋医学には西洋医学にはない独特の作用があり、脳卒中後の漢方薬の服用は、体と心の活力が上がり、前向きになれたとのお声をよく耳にします。
「あの時これをやっておけば」という後悔を最小限にする意味でも、東洋医学の存在を事前に知っておいてもらえればと思う次第です。

もし脳卒中が起きたら、漢方の考え方としては、
専門的には「心包証」なので、ダメージを最小限にするために
「牛黄清心元」「牛黄清心丸」「霊芝製剤」・・・などを使うといいでしょう。

さらに、後遺症の種類(麻痺の程度)によって
「補陽還五湯」「続命湯」「丹参製剤」などを使うといいでしょう。




2、突発的な発熱や風邪、胃腸障害などの後に、
              しぶとく残る続発症状



 
意外と語られることのない「続発症状」について。初めはただの「風邪」だったのに、いつのまにか数か月変な症状が続くということがまれにあります。

@、体のだるさ
 
これ、実際に多いです。風邪や急激な下痢・腹痛の後、約2週間以上も体のだるさがとれない、とか。毎朝、起きても体がだるくて動けない、など。

このような場合は、強制的に体の新陳代謝を上げてあげることが必要です。
漢方でいうと、補気、行気、補腎。

ポイントとなるお薬をしっかり使えば回復します。


A、温度感覚異常
 
これもいくらか見かけることがあります。体がいつも寒い、逆に、体がほてって汗が出る、など。体質により症状の出方も様々です。これがある体調不良をきっかけに始まることもあるようです。

虚弱体質が根底にあることが多く、ご本人が軽く考えているケースもありますが、中長期的な体質改善が必要な場合も見受けられます。

漢方としては、活血、補陰、補陽を上手に組み合わせて対応するのが一般的です。


B、耳鳴り

 これは、特定のストレス環境により起こることが多いのですが、そのストレスが社会生活ではなく突発性の体調不良の場合もあるのです。

耳鳴りは、精神的なものや、自律神経、耳や耳管の炎症等器質的な原因が混ざり合っていることが多く、非常にややこしい症状という印象です。

しかし、しっかりとした手順で、漢方薬の服用と生活習慣の工夫をすることにより、改善・消失する例があります。

焦らず、必要な範囲で地道に数か月、漢方薬を服用された人の中に功を奏している方が見受けられます。







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