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いわさき薬局は北海道苫小牧市の漢方薬局・相談薬局、漢方薬・自然食品の専門店です。

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認知症には正しい対応と理解を!


 
高齢化社会となって久しい近年の日本では、認知症が大きな問題になっているように感じます。



■ 認知症の何が問題なのか? 



   1、もし家族が認知症になったら、どうしたらよいのかわからない?

   2、認知症に対する医療機関の対応にもばらつきがある!

   3、自分が認知症になってしまうのではないかという不安!




因みにここでは医学的な話をするわけではなく、漢方相談の経験上、知りうる範囲内で、認知症に関しての個人的な見解をお話したいと思います。あしからず。


■ 1 について

家族の初期対応としては、言動がおかしく、生活に支障がでていると思えばすぐに病院を受診するのが良いでしょう。ある意味「風邪」と同じく、医者に診断されるまでもなく、だれでも何となくわかるのが「認知症」です。ですが、病名の診断と判断は病院にまかせましょう。しっかり、診断された上で次に進みます。
ここまでは、仕事が忙しくなく、他に事情がなければ誰でも進む過程かと思います。
しかし、実はここからが大問題です。



■ 2 について

私の認識では、今現在、症状の進んだ認知症に対する特効薬はありません。
にもかかわらず、症状の進んだ認知症に対して、決まりきった薬を処方しておしまい、とする医療機関がたまにいます。
介護も含めて、認知症を家族個人で対応するのには限界があります。そうです。ここが一番の問題だと思うのです。



■ 3 について

お薬に関わる健康相談や漢方相談でも、本気なのか冗談なのか微妙な感じで、「自分は認知症ではないか」とおっしゃる人生の大先輩が結構います。

これは医師などの診断ではなく、一般論または個人的な見解として答えると、自分で自分のことを認知症と言う人はたいてい認知症ではありません。特に、物忘れが多くなったと気にされている方がいますが、生活に支障がでているのであれば病院の受診を勧めます。
そうでないなら、人間の誰にでも起こる「老化」の一つです。
栄養剤でも飲んで元気をつけて、楽しく生活すれば気にならなくなります。
そもそも、元気がないからつまらないことを考えるのです。



私個人の考えとしては、認知症の初期の方であれば、ご本人に対して漢方薬とカウンセリングでお役に立てることが多々あると思います。

また、認知症の進行が著しい場合には、本人よりもむしろ、その家族の対応についてご相談する方が理にかなっていると考えています。

因みに当店では、認知症のご家族、医療機関や行政の壁にぶち当たって悩み、体調をくずされた方に対しても漢方相談をうけたまわっております。




■ 認知症に使われる一般的な漢方薬のご紹介


   
【 抑肝散 (よくかんさん) 】 

 抑肝散の適応症としては、神経症、不眠症、小児夜泣き、神経過敏、歯ぎしり、更年期障害、血の道症、などと書かれていることがあります。
上記の通り、適応症に認知症の文言がないということに注意してください。しかし、認知症の症状としては神経過敏、興奮様症状の場合に使用されると認識しています。テレビの医療番組等で取り上げられたことで一時有名となりましたが、これもしっかり症と証を見て使用する必要があると考えます。


   
【 冠元顆粒 (かんげんかりゅう) 】

 この処方はもともと血行不良を伴う心疾患や各種症状に使われますが、脳血流を改善し、認知症の進行と症状を抑制することが期待できる漢方薬です。使い方を知っていれば、体質や証に拘らなくても使用できるのがメリットです。







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