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「若いころは、いくら食べても太らなかったのに」というお話をよく聞きます。本当に、体質が年齢ととともに変わってしまったのでしょうか。さらにお話を伺うと、「学生時代は部活動でスポーツをやっていました」「結婚してからは1日中家にいることが多くなりました」など、環境の変化も重要なファクターとなっているようです。
しかし、実は過食や生活環境、年齢以外にも体を太りやすくしている要因があるのです。
■ たいていの人は食事をとれば体が温まる!?
皆さんは「食事誘導性の熱産生」という体の仕組みをご存知でしょうか?
簡単に言うと、「食事をとれば自動的に体が温まる」というものです。この仕組みには大きく分けて2つのポイントがあります。
1つはある一定以上の量の食事をとる(食べ過ぎる)と食後に体が温まりやすいというもの。もう1つは三大栄養素ではタンパク質中心の食事をとると食後に体が温まりやすいというものです。食事を食べ過ぎると体が温まるというのはたいていの人が経験しているのではないでしょうか。また、タンパク質中心の食事については、エスキモーの方のお話が参考になります。彼らは経験的に肉(動物性タンパク質)中心の食事をすると体が温まることを知っており、意識的に肉を食べるそうです。
■ 食後に体が冷える人!
ところが、世の中には食後に体が冷えるという人も結構います。これらは食事誘導性の熱産生がうまく働かない体質ということが言えます。一説によると、食後に血液がお腹に集中するために返って体の表面が冷えてしまうということのようです。いずれにしても、食事誘導性の熱産生という体の仕組みを覆す体質というものは健康維持や代謝にとって不利となります。
■ 冷え性の人は太りやすい!?
さて、熱が産生されると体にとってどのようなメリットがあるのでしょうか。熱が産生されて体が温まるということは、それだけ体の代謝が活発になっていることを意味します。また、代謝が活発となり、熱が産生されているということはそれだけエネルギーが消費されたことを意味します。
つまり、熱の産生が活発で体が温かい人は、体の余分なエネルギーが消費されやすいということが言えます。逆に、体が温かくない人はエネルギーが消費されにくく、やせにくいということが言えるのです。
なお、統計的な違いはあるにしても、体型と冷え性や暑がりが直接関係しない例が多々あります。しかし、太りやすい体質や、これからダイエットを考えていらっしゃる方においては、冷え性をほっておくとよろしくないと考えられます。
■ 体を温めるためにできること!
結論から言うと、体の代謝を上げることです。科学的な話では、単に筋肉をつければ基礎代謝量が上がるので、運動してくださいということになってしまうのですが、筋肉のついていない人でも代謝のいい人、やせている人はざらにいます。これは何か不公平な感じがしますね。
そこで私は、筋肉をつけることが即、代謝を上げる根本的なスイッチではないと考えています。そのため、代謝を鈍らせている根本的な体質について考えてみました。そして漢方薬の利点は体質改善にあるということを念頭におき、漢方薬と体の代謝の関係について調べてみました。
結果、食後に体が冷えるタイプの方には、「麦味参顆粒」または「冠元顆粒」を食後に服用すると、このような体の冷えは改善されることがわかりました。
漢方の効能を生理学的に捉えると、「麦味参顆粒」は心の機能を補うことで代謝を上げ、胃腸の機能を補うことで食事誘導性の熱産生を上げます。「冠元顆粒」は全身の血行を促進するため、体の熱伝導を改善します。
そして、痩せにくい体質の方がこれらの漢方薬を服用すると、熱が産生されて冷え性が改善したり、基礎代謝量が上がったり、食事の余分なエネルギーが熱に変わってくれたり、体に脂肪として蓄えられたエネルギーが消費されやすくなったりするという効果が生まれます。
ということで、冷え性や肥満症の体質改善としては、根本的に体の代謝を改善する目的で体に合った漢方薬を服用することが非常に役立つと考えられます。
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