勉強した事をメモ代わりに書いてます
むかついた
10/03/12 23:12 Filed in: TPP
TPPについて、何かむかついた事が最近多々あります。
少し前の話だけど、アメリカサイドが「例外無くすべてのサービス、品物をTPP参加交渉のテーブルに出す用意が無いのであれば、参加は許せない。」的な事を言いました。そこで、日本の官僚(しかもかなりの高官らしい)が「その用意はある。」と答えたそうです。何ら国の方針に対して責任を取る事が出来ない人間がこのように答えたのはかなりの問題なのはさておいて、アメリカだって交渉のテーブルに出さない品目あるのに、なぜここまで強気に日本に食ってかかる事が出来るのでしょう?
アメリカのこの表現て、日本が是が非でもTPPに参加したいと思ってるとしかとらえられない。しかも、その問いかけにYESと断言しているその官僚も、なぜそこまでアメリカに媚うるの?と疑問視する程の対応ぶり。
メディアに翻弄されているかもしれないが、俺的には日本国民の大多数は中立派で、是が非でもTPPに参加した方がよいという人は相当少ないんじゃないかと思います。ずいぶん国民を置き去りにしたやり取りだなと。TPP=アメリカという印象が強いけど、実はアジア(だっけ?)が発祥らしいですよ。アメリカはどちらかというと後発隊。だからこそ、アメリカはアジア、オセアニアとのTPP交渉のうえで主導権を握りたいんでしょうね。すくなくとも日本という、アメリカの言う事を聴く国を利用すれば、その目的を達成するのも楽だろうと。
老婆心ながら、もしや普天間基地の移転問題と絡んでるんじゃないかなと、勝手に推測してるんですよ。沖縄の基地問題、アメリカ議会でも日米安保条約の象徴として日本サイドが国内にアメリカ軍の基地を欲しがっていると認識している議員も多く、アメリカとしては、仕方なく日本に基地を構えてると考える議員もいるそうです。ま、アメリカもカマかけてきて、そう言っているだけかもしれませんがね。だって、日本はお金くれるし、これが外交交渉のカードになるのは明らかだから。
さて、普天間基地の一部人員が、他の基地に移動したことは皆さんご存知でしょう。ただ、それは「日本は沖縄の負担軽減を考えている。だから我々はそれに自主的に同調した。」とアメリカが言えば、対アメリカに弱腰すぎる日本に対して恩を売る事になる。しかも総理大臣はじめ防衛大臣だってコロコロ変わってるもんだから現在、アメリカがどういう結果を求めて、どういう経緯を経て、この布石を投じているかなんてまるで理解できない。だからその経緯を知ってる官僚がのさばる。官僚の方としては大臣が誰に変わろうと、それは単に看板を替えてるだけで、中身は全く変わらない。「NOと言えないのは、政治家だけじゃなくて、官僚もなんじゃないの??」と言いたい位。
まま、これらをふまえて、俺が想像してるアメリカの日本への外交交渉はこうだ。あくまでも想像で、なんにも裏を取っていないので、話半分で読んでみてください。
まず、TPPに日本を参加させたい。この先一大マーケットになりうるアジア、つまりは中国に対しての布石として。しかもアメリカの優位な立場で。ここ最近日本は政府がまともに続かないので、足下が不安定。だから、防衛大臣と外務大臣なんてコレまでの経緯をしらないから、一発カマかければこちらの言う事聴かせるのは簡単だ。アメにしようかムチにしようか?そうだ、両方一緒にやってしまえ。
アメは沖縄の負担軽減、そしてその見返りにムチとして日本の例外無き市場開放でどうだろう?コレが成功し、日本が参加すれば、遅れをとっちゃイケナイと思って中国も興味を示すだろうし、経済国家の日本が参加するのであれば、、、、と考える国も多くなるだろう。日本の技術だって安く手に入れられる(知的財産権)し、こっちの医療制度だて売り込める。日本の農業に侵入したければ、農協を相手取り、「農協はアメリカ企業の日本進出のうえでの最大の障壁だ!」といって訴えればよい。赤子の手をひねるよりも容易い事だ。
なんてね。
アメリカは交渉事に長けてる国です。いかに手前の安いカードで効果を上げるか。その戦略を考えるプロも十中八九アメリカ政府に関与しているでしょう。
長々と書きましたが、個人的感情として、アメリカに対してニコニコ、ヘコヘコしているのがむかついてるだけです。もう少し骨のある対外交渉(特にアメリカに対して)をしないと、日本という国は無くなってしまうんじゃないかと心配してるのです。
少し前の話だけど、アメリカサイドが「例外無くすべてのサービス、品物をTPP参加交渉のテーブルに出す用意が無いのであれば、参加は許せない。」的な事を言いました。そこで、日本の官僚(しかもかなりの高官らしい)が「その用意はある。」と答えたそうです。何ら国の方針に対して責任を取る事が出来ない人間がこのように答えたのはかなりの問題なのはさておいて、アメリカだって交渉のテーブルに出さない品目あるのに、なぜここまで強気に日本に食ってかかる事が出来るのでしょう?
アメリカのこの表現て、日本が是が非でもTPPに参加したいと思ってるとしかとらえられない。しかも、その問いかけにYESと断言しているその官僚も、なぜそこまでアメリカに媚うるの?と疑問視する程の対応ぶり。
メディアに翻弄されているかもしれないが、俺的には日本国民の大多数は中立派で、是が非でもTPPに参加した方がよいという人は相当少ないんじゃないかと思います。ずいぶん国民を置き去りにしたやり取りだなと。TPP=アメリカという印象が強いけど、実はアジア(だっけ?)が発祥らしいですよ。アメリカはどちらかというと後発隊。だからこそ、アメリカはアジア、オセアニアとのTPP交渉のうえで主導権を握りたいんでしょうね。すくなくとも日本という、アメリカの言う事を聴く国を利用すれば、その目的を達成するのも楽だろうと。
老婆心ながら、もしや普天間基地の移転問題と絡んでるんじゃないかなと、勝手に推測してるんですよ。沖縄の基地問題、アメリカ議会でも日米安保条約の象徴として日本サイドが国内にアメリカ軍の基地を欲しがっていると認識している議員も多く、アメリカとしては、仕方なく日本に基地を構えてると考える議員もいるそうです。ま、アメリカもカマかけてきて、そう言っているだけかもしれませんがね。だって、日本はお金くれるし、これが外交交渉のカードになるのは明らかだから。
さて、普天間基地の一部人員が、他の基地に移動したことは皆さんご存知でしょう。ただ、それは「日本は沖縄の負担軽減を考えている。だから我々はそれに自主的に同調した。」とアメリカが言えば、対アメリカに弱腰すぎる日本に対して恩を売る事になる。しかも総理大臣はじめ防衛大臣だってコロコロ変わってるもんだから現在、アメリカがどういう結果を求めて、どういう経緯を経て、この布石を投じているかなんてまるで理解できない。だからその経緯を知ってる官僚がのさばる。官僚の方としては大臣が誰に変わろうと、それは単に看板を替えてるだけで、中身は全く変わらない。「NOと言えないのは、政治家だけじゃなくて、官僚もなんじゃないの??」と言いたい位。
まま、これらをふまえて、俺が想像してるアメリカの日本への外交交渉はこうだ。あくまでも想像で、なんにも裏を取っていないので、話半分で読んでみてください。
まず、TPPに日本を参加させたい。この先一大マーケットになりうるアジア、つまりは中国に対しての布石として。しかもアメリカの優位な立場で。ここ最近日本は政府がまともに続かないので、足下が不安定。だから、防衛大臣と外務大臣なんてコレまでの経緯をしらないから、一発カマかければこちらの言う事聴かせるのは簡単だ。アメにしようかムチにしようか?そうだ、両方一緒にやってしまえ。
アメは沖縄の負担軽減、そしてその見返りにムチとして日本の例外無き市場開放でどうだろう?コレが成功し、日本が参加すれば、遅れをとっちゃイケナイと思って中国も興味を示すだろうし、経済国家の日本が参加するのであれば、、、、と考える国も多くなるだろう。日本の技術だって安く手に入れられる(知的財産権)し、こっちの医療制度だて売り込める。日本の農業に侵入したければ、農協を相手取り、「農協はアメリカ企業の日本進出のうえでの最大の障壁だ!」といって訴えればよい。赤子の手をひねるよりも容易い事だ。
なんてね。
アメリカは交渉事に長けてる国です。いかに手前の安いカードで効果を上げるか。その戦略を考えるプロも十中八九アメリカ政府に関与しているでしょう。
長々と書きましたが、個人的感情として、アメリカに対してニコニコ、ヘコヘコしているのがむかついてるだけです。もう少し骨のある対外交渉(特にアメリカに対して)をしないと、日本という国は無くなってしまうんじゃないかと心配してるのです。