about速水
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滋賀県は湖北町の中心部に位置し、南北に国道8号線が通る。

 「なにごとも床しければや道遠み速水の里にいそぎきつらむ」。万葉集にもその名をとどめているこの地は、上古「波美(はみ)族」と呼ばれる豪族が支配していた。波美が「速見」さらに「速水」になったという。「速見」が「速水」になった理由は、わからないが、真宗大谷派楽入寺に伝わる四百年前の文書に、この「速水」の地名が残っている。

  昔、この地区は北国街道沿いの宿場町として栄え、宿屋、商家が軒を並べていたといわれ、今も町役場、文化交流センター、小、中学校などが密集する町の中心部。東に高時川が流れ、中央に国道八号線、西側に旧北国街道が走る。田んぼから竹生島、奥びわ湖パークウェイのある葛籠尾崎、山本山が見え、眺めの良い田園風景を残している。

竹生島道標 高時川より速水を望む
『速水』の道標 速水の始まり波美神社 波美が転化して速水となる
北国街道と伊豆神社 伊豆神社
 
北国街道の名残を残す。店の前の石は水の進入を止める板止め   田園から速水を望む。右は速水小学校。
【まめ知識】北国街道
北国街道とは、中山道の米原から北へ、長浜、曽根、虎姫町酢、唐国、湖北町馬渡(もうたり)、高田、速水、木之本、柳ヶ瀬とびわ湖の東岸を通り、栃ノ木峠をこえる道です。この道の本陣(大名など身分の高い人の休んだり泊まったりする宿)は、近くでは、長浜、木之本、中河内(なかのかわち)にあり、速水には旅籠屋(はたごや)がありました。昔から大きな集落であった速水には、北国街道に沿って、旅人の宿も何軒かあったようで、いまでも若狭屋、北国屋、姉川屋といった屋号を持つ家が残っています。
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