幡母衣武者行列
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幡母衣(ばんばら)武者行列について
(昭和63年実施後まもなく刊行された「速水伊豆神社八朔大祭青物神輿・幡母衣武者行列」速水区青物神輿母衣保存会による)  母衣武者とは、矢を防ぐ母衣をつけた武者のことです。母衣の起源は、平安時代末期に背に五幅程の布をなびかせ後方からの矢を防いだものです。室町時代に、布の内部に籠を入れて膨らませるようになりました。

伊豆神社八朔大祭で行われる幡母衣武者行列の起源は、定かではありません。伊豆神社には、「仲哀天皇が熊襲親征(くまそしんせい)の時、戦勝を祈願したところ勝利を得たため、当社に戦勝報告をされたことがはじまり」と伝えられています。幡母衣武者行列は、祭りの夜、若者が鎧を身にまとい背に24本に割った竹に48個の提灯をつけ、幡を立てた母衣を背負い、字内を練り歩いて神社に参拝する行事です。武者が左右に体を振るたびに、母衣に吊された48個の提灯の灯が揺れ、幻想的な雰囲気を醸し出します。

幡母衣武者行列は、大正時代まで毎年行われていました。昭和に入って、神社の式年や国や地方の慶祝行事に行われていましたが、昭和11年を最後に途絶え人々の記憶から遠ざかっていきつつありました。昭和63年9月1日、大字速水区・青物神輿母衣保存会により約半世紀ぶりに復活され、多くの方に賞賛されました。
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