全ての自由主義のポルトガル人に告ぐ。反動が緩められた!!
市民登録協会とポルトガル自由思想家連盟はファチマの馬鹿げたコメディに精力的に抗議する。
市民諸君!
あたかも反動家達の悪質なプロパガンダだけでは足りなかったとでも云うかのように、我々は今、人々を更に狂信と迷信の中に堕落させようとしてこれ見よがしに持ち出された奇跡を見ている。何千もの人々が馬鹿げたスペクタクルを支援したファチマに於いて、一つの無様なコメディが繰り広げられたのである。集積された示唆によって巧妙に騙された単純な人々が、三人の子供に──聖職者の反動を宣伝する目的のために恥ずべきスペクタクルの中に騙されて落し込まれた三人の子供に──ナザレのイエスの母親が現われた、などと云う迷妄を信じるようになったのである!
そして、そればかりか、「聖母」を見たと断言する──誰も見ることも聞くこともできないそれを見たと断言する──それらの哀れで小さなカモ達の宣言でも足りなかったとでも云うかのように、1917年10月13日(フランシスコ・フェレル暗殺の8回目の記念日)の或る時に──この20世紀の高みに於いて──太陽が雲の中でファンダンゴを踊るのが目撃されたなどと云う話が断言、と云うより発明されたのである!
市民諸君! これはポルトガルの人々を再び過去の──去ってしまい、決して戻ることのない過去の──濃い闇の中に戻そうとする哀れで後ろ向きの試みである。共和国は、そして共和国を「文明」と「進歩」の輝かしい道に沿って導くと云う困難で高貴な仕事を課されているその市民は、人々を狂信と軽信に導く退廃に同意することはできない。何故なら、そのような事は市民としての第一義務に於いて許されざる堕落であるからである──国に対してばかりでなく全人類に対しても。従って、我々の義務は、反動勢力が人々を再び中世趣味の中に落し込もうとする恥知らずの計画に対して最も効果的で即時の予防措置を取るよう公の諸機関に要求することである。
我々が想定するゴールのために必要な行動を要求すべきその人々との協力関係に於いて我々が取るべき手段とはどのようなものであるべきか? 徹底的で粘り強い宣伝である。我々の共同市民(co-citizens)のメンタリティを「真理」「理性」そして「科学」の領域に引き上げ、彼らをして、自然界の法則に逆らえるものなど何もないのだ、いわゆる奇跡などと云うものは無知の結果である軽信性を悪用した哀れなトリックに過ぎないのだ、と悟らしめる体の宣伝である。
学校と大学の教授達をして、彼らの生徒達を合理的な仕方で教えさせよ。そしてそのようにして生徒達を、他の全ての先入観と同様、宗教的先入観から解放せよ。そのようにすれば我々は、明日のための世代を準備することになるだろう。幸福により値するが故に幸福な世代を。
それから、我々自身をも解放し、心を浄化しよう。ファチマのような下等で笑うべきトリックに対する馬鹿げた信仰からばかりでなく、とりわけ特に、超自然なるもの、所謂 Deus Omnipotente、つまり全能にして全ての全てなるもの、彼らの目的のために民衆の軽信性を利用したい不届者らの巧妙な想像力から生まれた道具、これに対するどのような信頼からも我らの心を浄化しよう。
市民諸君!
共和国万歳!
反動に没落を!
自由万歳!