2011.11.03

ヒューマニズムの煙に巻かれる教会 2

更に不吉な兆候
一つのオカルト的な都市が現れる:反キリストが次に来ているのか?
http://www.d-b.ne.jp/mikami/fc9603.htm
以下、みこころネットさんの上の記事から引用したテキストに画像を添付する。
カザフスタンのアスタナ
「12年前、世界の大部分に知られずに、ロシア帝国の遠隔の地域、カザフスタンに一つの都市がアスタナ(Astana)と改名された。過去12年の間、この都市をフリーメイソンの諸々の主題や諸々のシンボルに満ちた一つの未来派の首都へと組み入れるための一つの巨大な建造の冒険的事業が存在してきた。2010年8月8日のロンドンのオブザーヴァー紙はその都市を『ステップ地帯における宇宙基地』と呼んだ。しかしその都市の建築学的な構想はフリーメイソンのシンボリズムに浸されているオカルト的な諸々の主題として説明されるほうがより正しい。」
「新しい総裁の宮殿は二本の巨大な柱によって側面を守られている。それらの柱はフリーメイソンのシンボリズムのうちに見出される二本の柱、ボアズとヤチンに主題的に関係づけられていると思われる。」
「その都市に聳え建っているのは一つの巨大なピラミッドであるが」
「(それは)『世界の偉大な諸宗教の間の友情、理解そして相互協力の橋を架ける』ことに捧げられている。それは(…)長い間確立されてきたフリーメイソンの主題である。」
──みこころネットさんからのテキストの引用、終り──
ニコラス・グルーナー神父様が同記事の中で書くことを控えておられることが一つある。それは、このピラミッド内での会議(Congress of World and Traditional Religions)にカトリック聖職者も参加しているという事実である。
その会議は今まで、2003年、2006年、2009年と3回行なわれたが、カトリック教会はおそらくその初回から自身の聖職者をそこへ送っている。第一回に関しては私は確認できていないが、第二回は国際聖体大会議長(当時)のジョセフ・トムコ枢機卿(hierarchy)が、第三回は諸宗教対話評議会議長のジャン=ルイ・トーラン枢機卿(hierarchy)が出席している。もちろん地元の聖職者も。
加えて、2009年11月6日、カザフスタン大統領ナザルバエフ(Wikipedia-ja)が教皇様に謁見している。その際、彼はピラミッドの模型を持参した。(第三回会議は2009年7月1〜2日だから、その前である。)
現教皇様になってからの第二回会議にカトリックは既にそのピラミッドの中に聖職者を送っているわけだから、「大統領、今更何で?」と思うわけだが、結局、彼は改めて教皇様を招待したというわけなのだろう。彼はそのピラミッドの中に教皇様が入って行くところを見たいのだろう。自分達が作った、世界に歴史的な作用を及ぼす筈のその建物の中に。
彼がフリーメイソンであるかどうかは知らない、また、彼の主観がどんな具合になっているのかは知らないけれども。
しかし、おそらく彼の希望は叶わない。いくら何でも教皇様までがその醜い建物の中に入ることはあり得ない。いくら何でもそこまで節穴ではない。
けれども、大統領はこのピラミッドの模型を教皇様にプレゼントしたのだろうか。そして教皇様はそれをお受け取りになったのだろうか。こういうところにも、最近の教皇様方は若干の不安を感じさせる。それも確かである。
前々回と同じ口調で言えば、もしこれが聖ピオ十世教皇様だったなら...
近代主義者達に対して「柔和に応ずる」ことを願った或る人に対して、聖ピオ十世は鋭く言い返した。
「親切など愚か者のためのものだ! 彼らは香油と石鹸と愛撫をもって扱われるのを望むが、拳で叩かれるべきなのだ! 人は決闘では打撃を数えたり測ったりせず、ひたすら打つ! 闘いは慈悲をもって行われず、それは取っ組み合いの決闘である。もしわれらの天主が恐ろしい方でなかったなら、天主は今迄も例を作ることはなかっただろう。しかし、天主があの誤謬を蒔き散らす者、羊の衣を着た狼、神殿における裏切り者であるペリシテ人をどのように扱ったかを見るがよい。天主は彼らを鞭をもって罰したのだ!」
どの教皇様も「教皇」であって、尊敬しなければならないが、しかしそれでも実際は、「目」が、悪に対する「臭覚」が、違う
なぜ、以上のようなことになるのか、あるいは少なくともそのような「危惧」が生まれるのか。その原因は、もちろんこれである。
今日、きわめて緊急を要する問題の一つは、信教の自由です。(…)
信教の自由が実際に認められているところでは、人間の人格の尊厳も根源的に尊重されます。そして、真理と善の真実な追求を通して道徳的良心が強められ、市民的制度と共生が強化されます。
教皇様のお言葉にケチをつけるとは何事ぞ。しかし、私は確かに、このような言葉は少なくとも「危うい」と思う。
アンネリーゼ・ミシェルへのノベナを編んだ「ガブリエル神父」様の言葉の方が、よほど安心させてくれる。
なぜなら、愛は天主様と共にあってこそ、愛であるからです。
そして私たちは、下に、これとそっくり同じ言葉を見るだろう。
わが子らよ、愛の意味も知らずに「愛! 愛!」と叫ぶ者らの声にだまされてはならない。愛とは聖父である! 新しい宗教と新しい世界のルールに向けて人間によって作られようとしている愛は、ヒューマニズムとモダニズムに基づいた愛である!
1977年8月5日、イエズス
#180 – UNITED NATIONS & WORLD GOVERNMENT
あなた方の国は、その連合、国連から離れなければなりません... 私は今、あなた方の母として、あなた方に警告しなければなりません。あなた方は、この世界の諸教会の集合から離れなければなりません。私の御子はあなた方に、地上における彼のまことの教会を与えて来ました。他の全ての者達は、その教会の規則に従えなかった時に、それから離れました。抗議者として、彼らは真理を退けたのです。
世界と私の御子の教会が一つとなる時、終わりの時が間近であると知りなさい。
1975年12月6日、聖母 同上
再び聖ピオ十世教皇様だが、彼も「自由と人間の尊厳の名のもとに(…)今やあらゆる国々で企てられつつある世界統一宗教」とおっしゃっておられる。参照
あなたはこの聖なる教皇様と「陰謀論」という言葉を結びつけるか?
また、聖コルベ神父様については?
人間の神学ではどういうことになっているのか知らないが、天国においては離反した集団は今でもあくまで「抗議者(反逆者)」であるようだ。天国は、神の正義において、それらを今でも憎んで(「聖なる憎しみ」と考えるべきだが)いるようだ。当り前だと思う。
それに反して、「この世の霊」はこれ(↓)を仕掛けて来る。
今後ますますこれをやってくるだろう。
私たちは「国連の霊」という語を持つべきだ。
国連:世界平和のための誤った解決
(注: みこころネットさんのページが文字化けする時にはブラウザのテキストエンコーディングで Shift JIS を選択してください。)
注)さっき「離反」という言葉を使ったけれど、これをあまり機械的に受け取らないでもらいたい。第一、私は「聖座に対する忠誠」と「天主に対する忠誠」を分けたのである。
再びアスタナのことに戻れば、「なぜ、アンドリュー王子は7年間に6回もカザフスタンに言ったのか? Why HAS Prince Andrew been to Kazakhstan six times in seven years?」なんて記事もある。どうも、英国王室とのつながりがプンプン匂う。
ウィリアム王子のことといい(さてはてメモ帳)、レディ・ガガを歓待した英国国教会という「キリスト教会」のトップであるエリザベス女王のことといい(to C)、英国王室が反キリストの座の一つであることは間違いもないことのように思われる。(いや、「常識」と言われるべきだろう。)
それに、──動画:This is Astana── だいたい、こういう巨万の富をもって築き上げられた都市なんてものは「悪」と思ってまず間違いない。
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