サイトにアップしようかな？と思いつつ、しかし用意しただけでそのままになっていたものがあります。それは、先月の17日に教皇様と典礼秘跡省局長マルコム・ランジス大司教様に出した手紙です。
そして本日、全く思いがけず、ランジス大司教様からお返事を頂きました。私は何かごく具体的な問題を大司教様にご相談しご助力を求めたというわけではなかったので、お返事を頂けるとは全く予想していず、驚くと共に、とても嬉しく思いました。
お返事の内容は、公的なというより私的なもののような気がします。ですので、大司教様に断わりもなしにここに公開するのは、ちょっとどうかとも思います。でも、公開することにします。度を超えてこの理由を使ってはいけませんが──「われらの信仰のため」です。ランジス大司教様のお返事の内容それ自体を、そして「聖座で重要な任にある人々も私達の声に耳を傾けて下さる」ということを、私達の間で認識し合うためです。
2008年3月2日
私は、2008年2月17日付の貴方のご親切なお手紙に感謝するため、また、聖体拝領についての私のコメントに対する貴方の非常に励ましになるお言葉に感謝するために、書いています。この種の問題における私達の立場故に多くの困難に対面している私達にとっては、同じように感じている私達の信者の声を聞くことは大きな慰めです。
近年の教会における「信仰の喪失」の多くは、第二バチカン公会議後に拙速に行なわれた改革のプロセスの結果でした。典礼はこれらの乱暴な実験の最初の犠牲者でした。
「改革論者」のイデオロギーに影響された考えを持つ人々が非常に強力になったために、現在、車輪を正しい方向に回すことには困難が伴います。私達は、教会のため、またこれらの大変な時期にある私達の教皇のため、更に熱心に祈らなければなりません。とにかく、正しい教えを保つために全てが為されるであろうと信じて下さい。私のためにも祈って下さい。
神の祝福がありますように。
私の住所氏名ばかりでなく、ランジス大司教様のご署名の部分もぼかしました。よくわからないけど、何となく不安なので。でも、美しいご署名でした。
次に、私がランジス大司教様（と教皇様）に送った手紙を掲げます。
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