ステンドグラスの修復
古い日本のステンドグラス及びアンティークショップで売られているステンドグラス等は
80年以上経っているものも多くガラスの割れ、鉛線(ケイム)の劣化が激しく、修理が
必要な物もかなりあります。素人の方ではどの程度の痛み具合か判断が難しいところです。
当工房では適切に判断し、最適な修復方法で対処いたします。
部分的な修復
全面的な修復 (安藤記念教会) (横浜開港記念館)
部分的な修復例 (割れたガラスで現在入手困難なガラスは、出来るだけ近いイメージのガラスで対応します)
@ 割れている箇所、鉛線の傷み具合を
調べます。(×印が割れている箇所)
A 鉛線を丁寧に外していき、割れたガラスを取り出し
ガラスを切り直して、はめ込んでいきます。
B 半田付けをした後、パテを入れ、パティーナで
鉛線を変色させて修理跡を分からなくします。
Glass Field