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First Sounds5レポート

10日ほど前の2007/10/20にすみだトリフォニー　小ホールにて行われたFirst Sounds5に、私が一般参加したときのレポートです。あくまで個人的な視点です。 　前回PSEに不参加でしたので、FS4(イベントレポート・別窓)以来およそ1年ぶりとなる演奏会。今回もFS3(イベントレポート・別窓)と同じすみだトリフォニーでの開催でしたが、相変わらず綺麗な施設でした。同人イベントやるには勿体ない感じもしなくもないですが、音響設備があるところは限られますよね。 　さて、今回の参加者数は以前の3に比べてかなり増加したように感じます。私の到着した1445時でアンケートが122人目、終了時にはスタッフの方に確認したところ、180人強だったようです。ですが、開場までホールの後ろ半分は入場制限していたため、全体は窮屈に詰めた感じがします。体感では180人よりずっと多いような感じでした。 　イベント開始時間はやや遅めになっており、仕事帰りでも参加しやすくなったのが増員の理由でしょうか。あとリトバスの影響も無視できません。 　無論演奏は生楽器×音響設備と、デフォのスピーカーで聞くような環境とは比べものになりません。書店委託通販でカタログ1000円はとても高く感じないところです。赤字が出てしまうようならもう少し高め設定でもいいように感じます。 　演奏会の雰囲気は以前に比べややざわめいていたように感じます。仲間連れの方が演奏の合間に喋っていたためですが、演奏中などは全体的に相変わらず行儀の良い様子でした。 　参加されていたサークルのレベルも軒並み高いです。好きな曲ばかりというのもありますが退屈するどころじゃないプログラムで、文句なしです。特に個人的に気に入ったサークルは 定番のボーカル中心サークルHURT 特に夢想歌がすばらしい。原曲のSuaraさんも相当上手いですが、それに引けを取らないボーカルは圧巻。 HURTのピアノ担当の方と別のボーカルの方が組んだ12Go こちらもすばらしい。ボーカルもさることながらピアノ演奏が上手すぎ。 ピアノソロとバイオリン合奏のMonochrome featuring siun ピアノソロのGentle Jenaは曲選も技術も完璧。バイオリンを加えた青空原曲のL'azureはバイオリンがこれまたすばらしく、さっきまで主役だったピアノが引っ込んでいるのがまた憎い。今回の曲目では文句なくこれが一番の演奏でした。 余談ですが、じぇんとるじぇーんと思ってたこの曲、じぇんとるいえななんですね。なるほど。 リコーダーアンサンブルの楽団ロケッツ リコーダーばかり7人での合奏。小中学校で習ったアレですよ。ソプラノ×3、アルト×2、テノール×1、バス×1を基本構成として4曲の演奏でした。これまた感動的に上手い。楽器を大きく変えるのに対応させた編曲と再構成がすばらしく、リコーダーでこれはないと思えるレベルでした。音楽の授業でもこのレベルの合奏ができたら楽しかっただろうに。 ちなみに、使われていた楽譜の表紙はカタログのカットと同じ初音でした。 　プログラムは前半はピアノ使用、後半はピアノ不使用の演奏で固められており、ステージ設定の動きも慣れたものでした。取りに風の辿り着く場所を持ってくるのも憎い。 　あと、何気にカタログの表紙と漫画がかなり。

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