ごあいさつ

    国際空手協会 修道會 宗家/会長

         範士八段 依岡 正宗


 1968年に創立された本会の空手道に、私も共に歩む事ができます事は、まさに 生徒諸君と指導者、そして保護者や支援者の皆様方のご協力の賜物と心より 感謝申し上げます。
 さて、「護身と健康」を標榜する私たちは、普段の生活の中で「自分の身は、自分で 護る」心掛けを身につけるよう指導しています。この考え方は、怪我や病気の 予防にも及んでいます。事故を防ぐためには周囲への洞察力、病気を防ぐには 手洗いとうがい、そして何より危険を察知する能力を養い、「君子、危うきに近寄らず」 の智恵を実行することでしょう。
 ところが、周囲を見渡して見るとどうでしょうか?例えば横断歩道などで信号が青であることを良いことに、 暴走や不注意な運転に対して備えをして歩いている人を見たことがあるでしょうか? また、駅のホームで押されても対応する意識で居るでしょうか?。
 私たちは、武道を通して「護身」の精神を学び、このような意識で、周囲に気配りや、思いやりの心を持って 生活のできる人を育てていきたいと考えています。









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