豊橋EM環境浄化の会
生ごみを良質堆肥として活かしてみませんか?

生ゴミや屎尿の発生は生活のうえで避けられない条件ですが、とくに生ゴミ処理は深刻な問題となっています。台所のゴミはほうっておけばすぐに悪臭を放つ、汚くてやっかいで嫌な存在だと誰もが感じているはずです。

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  • 地球の誕生と人類の歴史
  • 誰でも出来る生ごみリサイクル
  • 「豊橋EM環境浄化の会」の活動
  • 「豊橋EM環境浄化の会」学習会・親睦会の予定表
  • EMを使用して作物を育てている農家紹介
  • EM(有用微生物群)使用に関しての質疑応答
  • 生ごみ堆肥ネットワークについて
  • 我が家の家庭菜園
  • 皆さんは、貴重な生ごみを捨てていませんか?

    誰でも、生ごみは簡単にリサイクルできます。私たちの健康と、人類の未来のために生ごみのリサイクルを積極的に行いましょう。現代社会の人類は、かって無いほど傍若無人な生活をしています。人類も生態系のサイクルの中の一部分だということを認識して、生かされているんだということをもっと素直に受け止めましょう。

     地球誕生と人類の歴史は、次のようなものです。

    環境形成 炭酸ガスの時代(高温期)
         窒素と水蒸気の時代(海の誕生)
         単細胞生物の時代(光合成細菌、藍藻)

    環境維持 微生物の時代→植物の時代(酸素の発生)
         動物の時代(炭酸ガスの発生)

    環境利用 人間の時代(第1次産業、第2次産業(環境資源消費、汚染)、第3次産業

    環境破壊

    環境修復 生態系の認識、人間を含めた総ての生き物の共生

    誰でもできる生ごみリサイクル

     ここで、可燃ごみの中の生ごみに注目してみましょう。

     生ごみは農作物などの堆肥になるとして、従来はコンポストなどを利用して堆肥化する試みがなされてきました。ただし、このやり方は生ごみを腐敗分解させるため、時間がかかるうえ、悪臭を放ち、ウジがわくこともあります。しかも、生ごみの中に含まれているエネルギーの多くが空気中に放出され、できた堆肥はほとんどカスの状態で、良質のものとは言えませんでした。
     しかし、ものを発酵させる働きがあるEM(有用微生物群)を活用すると、悪臭もなく、短時間で良質の有効堆肥に変身することが分かったのです。ちょうど、大豆をそのまま放置しておくと腐ってしまうのに対し、こうじ菌(酵母菌)などによって発酵させると味噌や醤油など、人間にとって有用なものができるのと同じ原理です。しかも、EMボカシ(発酵資材)と密閉容器さえあれば、どの家庭でも手軽に行えます。そして、できたEM生ごみ堆肥は、家庭菜園や花づくりに活用して楽しむことができます。土のない家庭でもプランターや鉢で充分に楽しめます。
     まず、家庭でEM生ごみ処理をして自然のサイクルを実感してみてください。実は、それが地球の自然のサイクルの縮図でもあるのです。それを社会に拡大するために、生ごみリサイクルのシステム化をはかっていきましょう。「エコ・ピュア1996.3.20」
      

    豊橋EM環境浄化の会は、次の活動を行っています。

    1.EMの普及及びEMを使用した環境浄化活動
    2.EMに関する学習及び研究活動
    3.EMを使用した、農作物の紹介、斡旋
    4.EM及び土着菌等の微生物の活用の啓蒙活動
    5.上記各号に付帯する各種事業

    「豊橋EM環境浄化の会」学習会・親睦会の予定表
    学習内容
    1.EMについての解説
    2.家庭で出来るEMの活用について(キッチン液肥の活用等)
    3.生ごみ堆肥の作り方、活用の仕方
    4.生ごみ堆肥の施用について
    5.その他、出席者の質問に会員がお応えいたします

    ◎ 勉強会の参加費は無料ですので皆さんお誘い合わせてご出席下さい。

     勉強会は、豊橋市東部地区市民館で毎月第3日曜日の午後1時より3時程度まで開催しています。

    ★勉強会の後、希望によりEMボカシの作りの実践を行います。EMボカシをご入用の方は、出来上がったEMボカシを実費にて頒布いたします。

    東部地区市民館は、岩屋住宅の西側500メートル位のところです。
    東部地区市民館の電話は、0532−63−3810

    「豊橋EM環境浄化の会」につきましては、詳しいことをお知りになりたい方は、下記の方にご連絡下さい。

     会長 後藤 文雄 TEL・FAX0532-61-6431
     白柳 剛  TEL 0532-31-8157,34-1475 FAX 0532-32-9161

    EMを使用して農作物を育てている農家

    「豊橋EM環境浄化の会」は、農家をご紹介するだけです。作目、出荷時期・内容、値段等は個別にお問い合わせ下さい。

    農家・農園名 連絡先 栽培作物等 特徴・その他
    育土会 育土会ページへ 季節に合わせてなるべく多くの品目を栽培しています。 育土創健野菜(身土不二、域産域食)
    藤谷 公紀 藤谷さんホームページへ いちご、メロン、その他の蔬菜 ハートヘルス
    後藤 文雄 TEL0532-61-6431 じゃがいも、キャベツ、その他 消費者に喜ばれる力のある作物を育てています。
    水谷農園(水谷稔) TEL05312-7-0861
    FAX05312-7-0861
    メロン、トマトその他 消費者に喜ばれる力のある作物を育てています。
    瑞雲 TEL0532-54-3578 多くの作物 瑞雲では、全国の有機、無農薬野菜や加工品を取り扱ってます。
    渥美郡の農家 TEL
    FAX
    菊を中心として花卉類
    シクラメン等の鉢物
    微生物を活用した堆肥で、花卉類を栽培しています。

    EM(有用微生物群)使用に関しての質疑応答EMの勉強会の中で質問の多かったものについて

    質問1
     EMバケツはどこで購入すれば良いですか?
    答え
     EMバケツは市の補助対象物ですので、指定販売所では補助金分を安く購入することが出来ます。直ぐに欲しい方は、瑞雲の豊橋販売所(0532−54−3578)で購入して下さい。

    質問2
     EM救世1号、糖蜜等やEM関連グッズは、どこで購入すれば良いのですか?
    答え
     瑞雲の豊橋販売所(0532−54−3578)で購入して下さい。その他、色々なところでも販売していますが、少量では、郵送料が加算されたりします。

    質問3
     EMボカシは、どこで購入すれば良いですか?
    答え
     EMボカシは、作られる方により作成方法、組成物が異なりますので、どこで購入するのが一番とは言えません。各種のボカシを使用してみて自分に一番ふさわしいボカシを購入されることをお勧めいたします。
     「豊橋EM環境浄化の会」の学習会の後で、ボカシ作りの体験学習を行っています。是非とも学習会に参加して下さい。
     なお、個人的に作るのは大変ですので、仲間を集めて作られることも良いと思います。

    質問4
     EM生ごみ堆肥を作る際に注意することは?
    答え
     EMの微生物は余り酸素が好きではありません。バケツのふたはきちんと閉めて空気が入らないようにして下さい。中ブタに重石をしておくことを勧めます。
     生ごみに水分が多いと腐敗する可能性が多くなります、必ず水分を切って生ごみバケツに入れて下さい。
     下から出る生ごみ液肥は、短期間で、きちんと処理して下さい。処理方法としては、台所、トイレ、その他の下水に流すか、薄めて樹木に上げて下さい。下水は、滑りやつまりが取れて、樹木は勢い良く育つようになります。

    質問5
     生ごみ堆肥は、匂いは出ませんか?
    答え
     はっきり言って無臭ではありません。生ごみ堆肥は発酵していきますので、糠床のような匂いが出ます。人によっては、嫌悪臭だと感じる人もいます。しかし、生ごみ液肥をきちんと処理すれば、ふたを取った時以外は殆ど匂いません。
     生ごみバケツは、戸外ではなく、なるべく台所などの生ごみが出る場所に置いて下さい。

    質問6
     生ごみ堆肥はいつ完成ですか、又成功したかどうかはどのように判断しますか?
    答え
     バケツが一杯になり、そのまま1〜2週間おくと表面に白いかび状の酵母が湧いていれば完成です。成功したかどうかは、匂いで判断しますが、はっきり言って腐敗臭でなく酸味のある糠床の匂いがすれば成功です。

    質問7
     生ごみ堆肥の施肥の方法は?
    答え
     土に直接穴を掘って埋めて下さい。余り浅く埋めると動物が掘返す場合がありますので、それなりの深さに埋めて、土を被せて踏んでおいて下さい。
     プランターの場合は、最初土をひき、次に生ごみ堆肥を入れ、また土を入れてサンドイッチ状にして下さい。
     その後、相当期間を置いて、種子を撒いたり、苗を植えます。
     プランターの場合は、豊川市白鳥町の天狗缶詰に行きますと、野外でも平気な丈夫なポリタンクを頂けますのでそれを活用することをお勧めいたします。
     プランターで活用される場合は、次のようにすると良いです。

    (1)天狗缶詰で頂いたポリタンクを複数個用意する。
    (2)ポリタンクに土を用意して、その中に生ごみを入れて、土と混ぜて足で踏んでおきそのままにして発酵させる。この場合に生ごみや土の水分が多い時は、仕方がありませんので、プランターや発泡スチロールに土を移し乾燥させます。
    (3)出来るだけ長くポリタンクの中で発酵した土をプランターに入れ、適当な期間の後に作物を植える。
    (4)プランターで、作物や花を楽しみながら、(2)を繰り返す。
    (5)プランターの作物や花が終了したら、ポリタンクの土として再び使用する。

    質問8
     キッチン液肥の作り方は?
    答え
     キッチン液肥は、米の研ぎ汁、お味噌汁の残り、ラーメンつゆなどで作ります。作り方は、それらの汁にEM1号と、糖蜜か砂糖を加え発酵させます。利用方法は、生ごみ液肥と同様に、台所、トイレ、その他の下水に流すか、薄めて樹木に上げて下さい。

    質問9
     救世EM1号の使用方法は?
    答え
     希釈して部屋、ペット、その他の匂い消し、掃除・洗濯に使用する。樹木に与える。加湿器に加えて環境整備、車の清掃、その他様々な活用法法があります。

    質問10
     EMで作った堆肥を続けて施用していたか葉っぱばかり繁って実の付き方が悪くなって来た?
    答え
     EM堆肥を長く続けて施用していますと、窒素過多になっていき葉っぱばかり繁って来て実の付き方が悪くなる場合が有ります。その場合は、過燐酸石灰を散布して頂くと良いと思います。 

     

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