嫌気性微生物の活用で、新しい農業技術の活用を!!

 現在の農業は、エントロピーの増大で生産を上げています。しかし、このまま進んでいけば最終的には、人類の手で、最期の日を迎えることに成ってしまいます。そこで、そうならない為にも逆エントロピーの概念で農業生産を増大させることが出来ないかを常に考えていかなければなりません。

渥美半島で、次のような生ごみ堆肥ネットワークが出来れば良いと思っています。

色々な意見や応援を頂きたいと思っています。

1.「好気性微生物」による堆肥作り

 従来の堆肥作りは、「好気性微生物」による堆肥作りです。しかし、好気性微生物による堆肥作りは、堆肥の材料を燃やしてしまい、力の無い燃え滓(かす)の堆肥を手間暇かけて作っていたのです。完熟堆肥を作るには、発火するのを防ぐためと、微生物の活動(化学反応)を促進させるために何度も何度も切り返しをして、完熟堆肥と称する燃え滓を作ってきたのです。その完熟堆肥は、燃え滓ですからそんなに力が無く、作物にとっても余り良いものではなかったのです。好気性微生物ゆえに生の堆肥、即ち好気性微生物の固まりを施肥すれば、堆肥の酸素を欲しがり、根も酸素を欲しがるために根焼けを起こしてしまうのです。よって、完熟堆肥作りが、根に障害を与えないということのみで奨励されてきた。
 しかし、一部の人達は、其れ故に堆肥は、半生程度が良いといっていた。

2.「嫌気性微生物」による堆肥作り
 
 
嫌気性微生物は、従来悪い菌類だと往々にして言われてきました。しかし、人間にとって非常に有益な働きをする嫌気性微生物も多く存在しています。例えは、お漬物、お味噌、お醤油、お酒、納豆、その他発酵食品を作る微生物の多くは、嫌気性微生物です。

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