小技特集編

ここでは燃費を良くするちょっとしたコツと言いますか細かい技を紹介します。

まず始めに・・・
燃費は走行距離÷燃料量なので、同じ燃料使ったなら長く走行した方が得になります。
逆に言いますと、走行距離が同じなら燃料は少ないほどいいことになります。

@停車位置
  信号で停止や一旦停止で停止を余儀なくされる道路の場合、よく停止線のかなり手前で停車しているのを良くみかけます。
  停止線ぴったりにつけることをお勧めします。
  理由は停止するのに普通はフットブレーキで停車するので、停車までの走行距離が長いほど燃費でいうところの走行距離が
  長くなるので有利です。
  
  コラム:国土交通省様へ
     近頃、停止線に2輪車用の停止線が前に有って、その後方2mくらいに4輪用の停止線があるのを良くみかけるように
     なりました。はっきり言ってそこで停止する全4輪車の燃費を悪化させているのと同じことです。
     わずかな2輪車の通行の安全のために大勢の4輪車の燃費悪化を招いています。
     2輪車はもともと衝突安全機能もなければエアバッグもないもともと危険な乗り物なので、2輪は覚悟して乗っているはずで
     わざわざ4輪車が2輪に追い越させるために停止線を下げるのは非常にもったいない行為です。
     CO2低減のため、もともとの4輪車用の停止線の位置に戻しCO2削減を行うことを願います。

A信号などで前車の後ろに停止する停止位置
  @同様の理由で、前車にぶつからない安全な距離をとりつつできるだけ接近して停車するのがコツです。
   接近しすぎると前車が間違ってバックしてきたときのスペースがないので注意が必要です。

B2車線道路への右左折
  特に信号が青で一旦停止なしで右左折するときは、できるだけハンドルを切らないで良い車線へ曲がります。
  理由はコーナーリング速度を高めに設定できる(速度をあまり落とさなくて良い)ので、右左折による減速で運動エネルギーを
  損することなく曲がれるのと、電動パワステ(EPS)の場合は電気も少なくて良くなるのでお得です。

  具体的には左折の場合は、2車線道路の右側へ曲がればハンドルを最小限に切るだけで高速に曲がれます。
  右折の場合は2車線道路の左側へ曲がればハンドルを最小限に切るだけで高速に曲がれます。

C2車線道路での前方に停車している車がある場合の停止

  2車線の道路で前方に信号待ちをしている2列があった場合、@と同じ理由でできるだけ前に停止できる車線に車線変更して
  できるだけ前に停車する。
  よく片側だけ列が長い場合がありますが、そういうときは短い方へ車線変更して走行距離を稼ぐのが得です。

D高速道路での走行

  高速走行をすると動力のほとんどを空気抵抗で損失してしまいます。
  これを低減する走行法が飛躍的に燃費を良くします。
  やりかたは簡単、大型のトラックなどの後ろをぴったり走行することです。
  大型車の後ろに接近するほど効果が上がりますが、2点に注意しましょう。
   
   @接近しすぎるとトラックが急減速したときにぶつかる可能性があるので速度に見合った距離を取ること
   A大型車が前にいると前方が見えにくいので道路状況を予測しにくくなります。あまり接近のしすぎに注意しましょう。

  このほかにも、追従する大型車の速度はできるだけ遅い車を選びましょう。
   遅い速度ほど走行抵抗が下がるので長距離ではかなり違います。
   80km/h程度の車が良いと思います。
   また登り下りで速度を変えるテクニックを同時に使いたいので、同じように走行している大型車だとベストです。

  登坂車線は積極的に使いましょう。
   登りを高速で走行するためにはエンジン回転を上げる必要がありますが上げると燃費悪化してしまうので、
   登りは登り坂テクニックを使ってできるだけエンジン回転を抑える走行をしましょう。

  追い越し
   やむなく追い越しをかけるときは下り坂で勢いをつけて追い抜きましょう。

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