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独 り 言 (2025年6月分)
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2025年6月30日(月)
心身ともに疲れ果てた感じ。
微妙な筋肉痛。
覚悟はしていたので今日はそのつもりでゆっくり休む。
スポーツではなく、街中で道に迷って歩き回ったあとの筋肉痛には爽快感がないな……。

昼。
大河ドラマ「べらぼう」視聴。

浅間山が大噴火して、江戸の日本橋にまで大量の火山灰が降る騒ぎ。
そこに大量の古着(遊女の古着なのでやたらに派手)を担いで現れたのが我らが主人公・蔦重である。
屋根瓦の隙間に灰が入り込むと雨水を吸収して膨らみ雨漏りの原因となるため、急いで屋根に布を掛けて灰を防がなくてはならない。
彼の機転のお陰で日本橋の店舗は守られ、その後の灰の片付けでも大活躍。
そんなこんなで漢を上げた蔦重は日本橋の地本問屋の後家と祝言を挙げ、日本橋の商人たちにも受け入れられることになった……。

カラフルな遊女の古着を屋根に広げるシーンは、美術スタッフがさぞ張り切ったのだだろうなという「映える」映像。
蔦重の妻となったていは美人女優の橋本愛が演じているが近眼で眼鏡をかけているという設定で、祝言のシーンではその眼鏡を外して
美貌をたっぷり楽しませてくれてから「手元不如意」だと言って眼鏡をかける。

「手元不如意」は通常は「手元に思うように使える金がない」という意味で使う言葉だが、ここでは文字通り「手元が思うようにいか
ない」つまり「(眼鏡を外しているので)手元がよく見えない」という意味で使っていた。
このドラマでは、ていは漢籍に通じているという設定になっていたので、昔は「文字通り」の意味で使っていたということかな?

午後。
脱水症状が怖いので、意識して水を飲む。

夜
1号くん、2号くんと一緒に夕食。
2号くん、ついにiPhoneを買ったのだとか。

私もiPod touchがだんだん使えなくなって来たので、最近ちょっと悩んでいる。
(スマホでもいろいろとカスタマイズすれば、ガラケーと同じように使えるようになるのかなあ?)

寝る。

2025年6月29日(日)
朝。
とりあえず、風呂。

午後。
メンサ・テスト合格者の会の例会。
本日は関西のメンバーが上京して来たので駅まで迎えに行き、そのまま会場まで案内する。

昨日メールで参加表明をしていたメンバーが、なぜか来ないので電話したら「電車を乗り間違えた」のだそうだ。
(暑さのせいかなあ?)

4時半まで例会。
撤収作業をしてから近くの店で、いつものように懇親会。

関西からのメンバーをホテルへ送って行こうとして、西口のホテル街で道に迷う。
ぐるぐる歩き回った挙句にどうにかホテルを見つけて、残った関東のメンバーで喫茶店で一息いれてから帰宅。
脳が筋肉痛を起こしそうなほど(?)疲れていたので、そのまま寝る。

2025年6月28日(土)
今日は夕方からZoomで空想小説ワークショップ。
夜は大森のライブハウスの「佐藤龍一&The Dragon」に藤岡藤巻がゲストで出るというのでそれを聴きに行く予定。

そんなわけで、2時半過ぎに自宅を出る。
アパートの階段を降りたところで傘が壊れていることに気づいて一旦、部屋へ戻る。
外でZoomを使う時はずっとiPod touchを使っていたので、今回もそのつもりでノパソは置いて行こうと思っていたのだが、傘を交換
しに戻った時に「ノパソを持って行った方がよいぞ」というお告げのようなものを感じ、リュックに入れる。

大森に着いてから、長時間Zoomを使っていても問題なさそうな店を探してうろうろ。
駅の近くのドトールは混んでいて、あまり長い時間、席を占領していると冷たい視線を浴びそうだ。

結局、ベンチのある公園を見つけてiPod touchにイヤホンを接続。
Zoomを立ち上げようとしたら、カーソルがグルグル回り始めた。
しばらくして、アプリをアップデートしろと言われたのでその通りにしようとしたところ、今度はOSがどうとか……。

結局、私の持っているiPod touchでは、いまのバージョンのZoomは使えないことが判明。
リュックからノパソを取り出してZoomを開く。
(持って来ておいて良かった!)

5時半まで講義を聴講してから、途中退出してライブ会場へ。
入り口で入場待ちをしていたら、顔見知りのキーボード奏者がタバコを吸いに出て来たのでなんとなく立ち話。

「前にこの店でライブをやった時に、ステージに乱入した客が『そこをどけ!』って言って、いきなりキーボードを弾き始めたことが
あったでしょう?」
と言われたので、
「ああ、面白いサプライズ演出でしたね」
と言うと、
「あれは本物の酔っ払い」
「は?」
実は、客として来ていた泥酔したピアニストが勝手に舞台に上がって演奏を始めてしまったのだそうだ。
「酔っ払いにそのまま演奏を続けさせていたんですか?」
「お客も演出だと思って喜んでたし……」
(それって、セキュリティは?)

入場して席で開演を待っていたら顔見知りの客に声をかけられ、ライブハウスのセキュリティの話などをする。
「そう言えば前に別のライブハウスに行ったら、客席に痴漢が出て」
ということがあったという話を聞かされる。

「ステージの上の演奏者がそれに気がついて……」
「ああ、すぐに警備員を呼んだんですね」
「いえ、ステージ上から痴漢めがけてダイレクト飛び蹴りをかまして……」
(セキュリティは万全だった?!)
ライブハウスに演奏を聴きに行く良さは、一期一会的な何かとの出会い???

さて、本日のライブの出演者は、大半が70歳以上。
セッティングをするライブハウスのオーナーも、もちろんその年代なので演奏準備の時間が長い。
よたよたとマイクスタンドで体を支えながらのセッティング。
演奏者が心配して「誰か手伝ってくれる人はいないの?」。
そしてこのオーナーもアーティストのひとりなのだ。

敬老会のようなステージは、味がある。
と言うか、味しかない。
もはや声量だの音程だの細かいことには拘らない境地に達しているのだろう。
挙げ句の果てに「伴奏のギターがうるさくて歌いづらい」と文句をつけて音響スタッフにギターの音量を下げさせる。
決して「アーティスト」の声が出ていないわけではないのだ???

さて、藤岡藤巻。
まずは「死んじゃう音頭」。
推しの歌声に客席全体が引いていく、この感覚がコアなファンにはたまらない。(^^;
「やらしてくれ」では、若い女性が明らかにどん引き。
「息子よ」で、ようやくコツ(?)が飲み込めたのか、笑い声が上がった。
(もちろん藤巻さんは、今回も途中で歌詞を忘れた)

10時頃に店を出て、帰宅。
寝る。

2025年6月27日(金)
午前中から失せ物探し。
充電用ケーブル、イヤホン、ピンセット、という失くした直後は「どうせすぐに出てくるだろう」とタカを括っていたものが、本気で
探しても出てこないので少々焦っている。

地震
小刻みな振動のあとにやや大きな揺れ。

 時刻:8時56分頃
 震源:茨城県北部(北緯36.5度 東経140.6度)
 深さ:約60km
 規模:マグニチュード4.4
 最大震度:震度3
  福島県:白河市 矢祭町 玉川村
  茨城県:水戸市 日立市 常陸太田市 笠間市 ひたちなか市 常陸大宮市 那珂市 小美玉市 城里町 東海村 大子町
      土浦市 石岡市 取手市 つくば市 守谷市 筑西市 かすみがうら市 桜川市
  栃木県:大田原市 真岡市 益子町 茂木町 市貝町 芳賀町 壬生町 栃木那珂川町
豊島区は、震度1だった。

昼。
休憩して「あんぱん」視聴。
ヒロインがひょんなことをきっかけに新聞社に勤め始めるというエピソード。
もちろん、そこには「個性豊かな面々」が待ち構えている。
連続テレビ小説お決まりのパターン。

午後。
イヤホン、ピンセットを発見。
ケーブルだけは見つからない。
よって、捜索作業は継続中。

ニュース。
〈国が2013〜15年に生活保護基準額を引き下げたのは違法だとして、受給者らが減額処分取り消しなどを求めた大阪、愛知の2
件の訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(宇賀克也裁判長)は27日、国の対応を「違法」と判断し、処分を取り消した〉
[2025年06月27日17時56分配信 時事通信 社会部]

この件で思い出したのは、2012年に起きた次長課長の河本準一という芸人さんの生活保護不正受給騒動。
これは女性週刊誌の記事を発端に彼の母親が生活保護を不正受給していたとして叩かれ、実際には不正受給ではなかったにも関わらず
彼自身もレギュラー番組を降板させられるという事態に発展した騒動。

(なんか不自然な話だな?)
と思っていたら、この騒動をきっかけに「生活保護受給者バッシング」が起こり、そしてこの記事にある2013〜15年の生活保護
基準額引き下げが行われたわけである。

勘繰るならば「生活保護基準額引き下げ」をスムーズに行うために「有名人の生活保護不正受給事件」をでっちあげ、あらかじめ世論
を誘導しておいた……と見ることも可能だ。

さて、今現在「川口市で治安が悪化している」という、統計の数字と正反対の話(要するにデマ)がネット上でまことしやかに広まっ
ている。
そして「その原因はクルド人だ」という話になってSNS上で「クルド人バッシング」が盛大に起こっているのだが。
これ、図式的に河本準一氏がスケープゴートにされた「生活保護受給者バッシング」と同じだよね?

「わるもの」をでっちあげてみんなに叩かせ、自分たちに都合の良い「民意」を作り上げてから、その「民意に従う」を口実に政治家
が自分たちのやりたいことをやる。
(「やりたいこと」とは、例えば自分の支援団体に有利になる政策とか、自分の失政を誤魔化すこととか)
「立場が弱くて反撃がしづらいような人たち」が「わるもの」だという話が広まり出したら、いったん疑うことが大事だと思うな。

夜。
瓶に残っていた白ワインを空にしてから、寝る。

2025年6月26日(木)
朝から探し物。
長さ15センチほどの接続ケーブルが1本見当たらなくなった。

昼。
失せ物、発見できず。

休憩してドラマ「舟を編む」の第2話を視聴。
ファッション誌の編集部から辞書編纂室に異動になって来た女性編集者。
彼女は編集長から「恋愛」という言葉の語釈を考えるように命じられる。
語釈というのは、つまるところ言葉の意味の説明である。

そこで「恋」や「愛」の意味を深く調べ出したヒロイン。
家を出て行ってしまった恋人への自分の気持ちを考えているうちに、自分の彼に対する気持ちが「愛」ではなかったことに気づく。
そしてそれを正直に彼氏に伝えるのである。

辞書で調べたら、私のあなたに対する感情は「愛」ではないことが分かったので分かれましょう。
恋愛ドラマとして、これはなかなか新しいのではないかな。

そして彼氏の方も、彼女への感情が「愛」ではなかったことを正直に告白する。
登場人物がみんなこういう風に正直だと恋愛ドラマはすっきりするな。

別れることが決まったあとで、ヒロインは自分の中に彼への「愛(相手を大切に思い幸福を願う心)」が芽生えていることに気づくの
だが、相手を大切に思い幸福を願うが故に、その心を封印する。
恋愛に関する葛藤がテーマになっているところ見ると、これは間違いなく「恋愛ドラマ」でもあるのだな。

午後。
ケーブル、見つからない!
どこへ転がってしまったのだろう?

夜。
メニューは肉うどん。
ワインは赤と白と両方飲んだ。
(「なぜ、うどんにワインか?」は、突っ込まないやうに)

ワインを飲んですぐに床についたものの、食後にお茶を飲んだせいか深夜に目を覚ましてしまった。
深夜ラジオをぼやっと聴いているうちに、またとろとろと眠くなって来た……。

2025年6月25日(水)
朝からくしゃみがひどい。
本来ならヒノキの花粉の時期が終わって、まだブタクサの花粉が飛び始める前の一番楽な時期のはずなのに……。

日経朝刊の1面トップは、
〈イスラエル・イラン合意〉
〈停戦、根本解決見えず〉
〈トランプ氏、履行要求〉
要は、トランプさんは「大成功」みたいに言っているけれど「本当にそうなのかなあ?」みたいなことか?

午後。
外出はしていないのだが、どこからか花粉が入って来ているのだろうな。
くしゃみや目や喉の腫れはともかく、身体中が痒いのもアレルギーの症状なのだろうか。
この症状は初めてなので、もしかしてヒノキやブタクサじゃない別の花粉のアレルギーを発症してしまったとか?

夜。
本日の体調不良の仕上げのように、不整脈を起こす。
ごく軽いものだったので、ちょっと横になってから普通に夕食。
無理はせずに、寝る。

2025年6月24日(火)
午前中。
SF大会のあれやこれや。

昼。
佐藤編集長に勧められたNHKプラスで「舟を編む」というドラマの第1話を視聴。

ヒロインはファッション誌の編集部から辞書の編集部に異動してきた若い女性編集者。
この人の喋り方は、どうもひっかかるな……と思っていたら、どうやら彼女には「〜なんて」という口癖があるようだ。
たとえば「朝食を食べている時間がない」と言うべきところを、なぜか「朝食なんか食べている時間がない」という言い方をする癖が
あるのである。

このヒロイン、自分では理由が分からないまま、職場では正当なはずの自分の意見が通らない、同棲していた恋人には出ていかれる、
職場の同僚たちにはハブられる……と散々な目に遭う。

そして花形部署であるファッション誌の編集部から辞書の編集部に異動して来たわけなのだが、ここでも大事な会食の席で同僚を激怒
させるという大失態を犯してしまう。

悩むヒロインに、上司は「なんて」という言葉の意味を辞書で調べるようとアドバイス。
ここで彼女は初めて、自分が何気なく口にしていた「なんて」という言葉に、事物を軽視するニュアンスがあることを知るのである。
自分は無意識のうちに周囲にいた人間に「バカにされた」と感じさせる喋り方をしてしまっていたのだ。
言葉って大事だねというお話。

流れで大河ドラマ「べらぼう」を視聴。
田沼意次の息子・田沼意知は、松前家の領地を幕府のものにするために、松前藩の当主・松前道廣の弟で江戸家老を務める松前廣年に
目をつける。

廣年の顔を知らない田沼意次にその人相を伝えるために意知が用いたのは、鳥山石燕の描いた「ぬっぺっぽう」の絵。
ぬっぺっぽうとは、早い話が妖怪である。

その妖怪の絵を見せながら真顔で、
「かような面の男でございます」
って、あんたねえ。(^^;

ちなみに、松前廣年を演じているのは、お笑い芸人のひょうろくさん。
親しみやすい顔立ちの方である。

夕刊。
〈イスラエル・イラン停戦へ〉

〈トランプ米大統領は23日、イスラエルとイランが「完全な停戦で合意した」と自身のSNSに投稿した〉
アメリカ大統領が「停戦」という重要事項を公にアナウンスする場が「自身のSNS」というのは、そういう時代なんだろうかなあ?

夜。
佐藤編集長が買って来たスペイン産ワインを2人で飲む。
私はワインにあまり詳しくないのでネットで調べたら、スペインというのはワイン用のブドウの栽培が盛んなところなのだね。

……少し酔ったので、寝る。

2025年6月23日(月)
夢を見た。
なぜか1軒屋に引っ越していて、ふと気がつくと台所のガスコンロがついている。
「危ないな」と思って消すが、しばらくするとまたついていて、どうやらそれが近所の子供達の悪戯だとわかる。
逃げようとする子供の腕を掴んで110番するが、警察はまともに対応してくれず、そもそもその家の住所も分からない。
諦めて掴んでいた子供の手を離したところで目を覚ました。
財布を入れたショルダーを肩からかけ、もちろん服も着替えずに電気を点けたまま眠っていたらしい。

頭がボーッとして、全身がだるい。
水を飲もうとペットボトルに口を当てたら驚くような量の水を一気に飲み干してしまった。
そして頭がはっきりする。
(もしかして軽い熱中症だった?)
ならば消しても消しても火のつくガスコンロは110番しても解決しないよな。

日経朝刊1面トップの見出し。
〈米、イラン核施設空爆〉
未来の学校の生徒は「2025年」という年号を暗記させられるのか?

午後。
SF大会関係の事務。
メールを送って、返信を待って、また送る。

夜。
「ヴィジランテ」視聴。
「歌手になりたい」という夢を父親が一方的に否定したことで、娘が家を出て非行に走り……と大まかに言うとそんな話。

娘を探す過程で知り合った歌手の女の子がステージ上で歌う声を聞きながら、悪人(ヴィラン)と成り果ててしまった娘を殴る父親の
悔恨。

子供を育てるというのは大変に難しいので、たいていの親は何かやらかす。
この作品に出てくる父親は、子育てを妻に丸投げしていた。
そして娘が自分の考える「正しさ」から逸脱さえしなければそれで良いと考えていたわけだが、娘は「歌手になりたい」と言い出す。

これは彼の考える「逸脱」なので「そこさえ矯正すれば良いだけ」と軽く考えてそれを否定してしまう。
しかし娘の「歌手になりたい」は、彼女のアイデンティティの根幹の部分に関わる発言だった。

父親は「歌手になりたい」だけをちょっと止めれば良いと簡単に考えていたが、アイデンティティの根幹を全否定されてしまった娘は
容易に悪党につけ入られてしまい……という話。

自分の娘と同じように「歌手になりたい」という夢を持ち、周囲に支えられることによってその夢を叶えて、いま華やかなステージに
立っている女の子の歌声を聞く父親の感情を想像するとなかなかに深いドラマになっていた。

寝る。

2025年6月22日(日)
都議会選挙当日なのだが、すでに期日前投票を済ませているのでまっすぐSF大会のスタッフ会議会場へ。
今回もなぜか書記をやらされる。
(司会進行の人、ホワイトボードにはせめてもう少し見やすい字を書いてくれ)
ただでさえこっちは老眼で、手元とホワイトボードを交互に見ながら文字を打つのは苦手なのだ。

……機材トラブル等いろいろあったものの、どうにかこうにか会議終了。
居酒屋に飲みに行って帰宅。
どうも選挙結果も確認しなかったようだである。
(機材のリュックを置いて部屋に入ったあとの記憶がない)

2025年6月21日(土)
都議会選挙期日前投票に行く。
明日はSF大会のスタッフ会議なので、2週間ぐらい前から予定を立てて本日の期日前投票は決めていた。
選挙公報を読んで投票先を決め、帰りにランチを食べる店も決め、一緒に投票に行く人と駅前で待ち合わせ。

池袋の期日前投票所はデパートの中なので、広めのエレベーターで投票所のフロアまで行けるのが便利。
11時過ぎに会場に到着すると、すでにかなりの長さの列が出来ていた。

期日前投票は会場に入る前に投票所入場券の裏に住所・氏名等を記入しておかなければならないのだが、これを家でやって来ない人は
多い(私もしっかり忘れていた)。

今回は係員がペン付きのバインダーを列に並んでいる人に貸し出してその場で記入して貰っていた。
これは時間が節約できて大変に賢いやり方なので、選管の職員が有能な証拠だと思った。

投票を終え、グリーン大通りの「魚然」へ移動。
料理はとても美味しかったのだが、店員さんが疲れた雰囲気だったのが気になった。
(繁盛しすぎか?)

午後。
1号くんとジュンク堂へ。
買い物に付き合ってから1号くんのアパートヘ行って少し休憩、高浜虚子をネタにちょっと駄弁る。
(「清クン」は、ネタに尽きない人なのだ)

あと、アメコミの「バットマン」やイギリスの人形劇「サンダーバード」と、日本の漫画(アニメ)「ヴィジランテ」との違いとか。
アメリカやイギリスでは「非正規のヒーロー」は、社会的地位の高い大富豪だったりするのだが、日本の「ヴィジランテ」だと同様の
立場の主人公は、普通の大学生だったりする。
これは「ボランティア活動をする人」のイメージの違いなのだろうか……という話。
(イギリスの小説に出て来る「ボランティア活動の中心人物」は金持ちの奥様なんかが多い)

帰り道。
もう夕方だと思っていたのに、外に出るとだいぶ明るい。
(そう言えば今日は夏至だった……)

帰宅。
夕食を食べて、風呂に入って、NHKの番組をネットの同時放送で見ていたら、地震速報が入った。

 時刻:23時11分頃
 震源:トカラ列島近海(北緯29.3度 東経129.4度)
 深さ:約20km
 規模:マグニチュード4.6
 最大震度:震度3
  鹿児島県:鹿児島郡十島村

「トカラ」という字はなんでカタカナなのかと思って調べてみたら、どうやら漢字表記にすると難し過ぎる文字を使用している地名で
あるからのようだ。
特に「カ」の字は「口偏に葛」というJIS X 0208に含まれていない文字なので、どうしても漢字で書きたい時には「吐喝喇列島」と
「喝」の字を代わりに使ったりしているのだとか。
で、「そこまでするならもういっそカタカナでいいよね」になっちゃっているっぽい。
(なるほど)

……そんなことをやっているうちに、午前0時を過ぎていたので、寝る。

2025年6月20日(金)
6月なのだが暑い。
これは「五月晴れ」と解釈して良いのかな?

どうでもいい話。
「五月晴れ」という時の「五月」は「旧暦の5月」のことなのだが、今のカレンダーとズレがあるせいか、最近ではNHKでも「梅雨
の晴れ間」なんて言っているらしい。
前に「五月晴れ」と言ったら、「今は6月です」と訂正され、なんか面倒になって私自身も最近はあまり使わなくなった。
こうして趣のある日本語がひとつ、この世から消えていく……。

昼。
少し早めの昼食を食べながらテレビのバラエティ番組を見ていたら「投扇興(とうせんきょう)」をやっていた。
木箱の上に置いた「蝶(ちょう)」と呼ばれる的に向けて扇を投げて当て、落ちた時の形を競うゲーム。

「若紫」という高得点を出した人がいたので、よく見たら「蝶」の下の部分が起き上がり小法師みたいに立ち易い形になっていた。
いろんな流派があるのは知っていたが、こういう形の「蝶」ならば高得点が出やすくなってゲームが盛り上がるだろうな。

番組の「投扇興」は、得点から推察するに美扇流かな?
(私は1回だけ競技会に出てボロボロの結果を出しただけの人間なので、あまり詳しくない)

午後。
『ライルズ山荘の殺人』(C・A・ラーマー:著 高橋恭美:訳 創元推理文庫 Kindle版)読了。

山奥の山荘に読書会に出かけた、お馴染みマーダー・ミステリ・ブッククラブのメンバー。
(今回も、いわゆる「新メンバー」がいる)

そしてお約束の殺人事件。
このブッククラブが読書会を開くと、なぜか毎回殺人事件に遭遇してしまうのだが、これは小学生の少年である「名探偵コナン」が、
殺人事件に遭遇しまくる理由を突っ込んではいけないのと同じで、ツッコミ無用。

山荘に集まったブッククラブのメンバーも山荘の関係者も、何らかの「他人に言えない秘密」を抱えているために、それぞれの行動が
怪しくなる。
こんな怪しい人間ばかりの山荘の中で殺人事件が起こるわけである。

普通だったらすぐに警察に連絡するところなのだが、山火事が起きて山荘の電話線が切断されてしまう。
さらに山奥なので携帯電話の電波も届かない。
現代を舞台に「クロースドサークル・ミステリ」を書くのは大変だなあ……と。(^^;

「性別や年齢についての偏見」や「女性が置かれていた社会的立場」とかが物語に深く関わって来る作品なので、少し読者を選ぶかも
しれない。
ミステリとしては、犯人に意外性があって面白いと思う。

夜。
明日は午前中に選挙の不在者投票に行く予定なので、早めに寝よう。(と、言いつつ午前0時は軽く回っている)

2025年6月19日(木)
朝。
「あんぱん」を視聴する。
中国の村に敵が潜んでいるという情報を得た日本軍は、この村を襲撃し(誰が「潜んでいる敵」か分からなかったため)村人を無差別
に攻撃する。

この襲撃を生き残った幼い男の子「リン」は、日本兵の「岩男」に妙に懐く。
自分も幼い息子のいる岩男は、リンを自分の子供のように可愛がる。
しかしリンの目的は、岩男に殺された両親の仇を討つことだった……。

NHKが6月25日午前0時に、やなせたかし原作の「チリンの鈴」を放送すると予告していたが、こういうことか!
「チリンの鈴」は、オオカミに母親を殺された子羊の物語。
オオカミの襲撃で母親を殺されながらも生き残った子羊「チリン」は強くなるために自分の母親を殺したオオカミ「ウォー」の弟子と
なる。
そして最終的に、チリンはウォーを……。
(やなせたかしの暗黒面)

午後。
『ライルズ山荘の殺人』(C・A・ラーマー:著 高橋恭美:訳 創元推理文庫 Kindle版)の続きを読む。

どうしてイギリス人というのは、何かシリアスな事態に遭遇すると、まずやかんでお湯を沸かすのだろう。
死体を発見した! → まずはやかんでお湯を沸かし「お茶を飲んで落ち着きましょう」
……というのは、彼らにとって普通なのか?

そして、
山火事の火が迫って来ている! → 「お酒を飲まなくちゃ」
……も普通か?

恐ろしい事態に直面したら、とりあえず酒で恐怖心を和らげるというのは、当たり前の行動なのだろうか?
この辺、文化の違いなのか、どうにも私には理解不能。

日本人は、トラブルに遭遇した時に「緊張感が足りない」と責められるが、少なくともこの小説に出てくるイギリスでは「リラックス
しないと」いけない雰囲気なのだ。
これって文化の違いなのだろうか?

夜。
YouTubeでホラー動画を見ているうちにウトウトして来た。
(良い夢を!)
寝る。

2025年6月18日(水)
午前中。
都議会選の選挙公報を眺める。
候補者は、現職2人に新人3人。
(なるほど?)

午後。
先日から作業の合間を見て読んでいる『ライルズ山荘の殺人』(C・A・ラーマー:著 高橋恭美:訳 創元推理文庫 Kindle版)を
読み進める。
やっと山荘で死体が発見された。

山荘で読書会を開いていたブッククラブのメンバーだが、そこで死体が発見され……という話なのだが、この〈マーダー・ミステリ・
ブッククラブ〉シリーズ 、クラブの活動自体は「読書会」という大変に穏やかなものであるはずなのに、メンバーが殺人事件に遭遇
し過ぎ。(^^;

読んでいるこっちも、ついつい、
(人里離れた山荘で読書会ね、ハイハイ、で、誰が殺されるの?)
という読み方をしてしまう。

そして予想通り、死体が転がる。
もちろん、警察などすぐに来るわけがない。
お約束通り電話線は切れている。
助けを呼ぼうにも現場は人里離れた山奥なのだ。
これはもう、ブッククラブのメンバーが、ミステリ小説で得た知識を駆使して犯人を探すしかないわけである。
(やっぱりミステリはこれでなくちゃ!)

夜。
ラジオを聴いていたら古坂大魔王(「ピコ太郎」の人)とこっちのけんとが対談をしていた。
(「共通する異常な体験」をした者同士の会話はなかなか興味深い)
その時代を生きている誰もがなんとなく感じている「何か」を形にして、絶妙のタイミングで絶妙の形で世の中に提示する能力みたい
なものの話だった。

古坂大魔王が、彼の立場でしかできない貴重なアドバイスをしていたのに感心したな。
「関連動画を含めた総ストリーミング回数が200億回」と言う紹介に対して「もう1兆でいいでしょう」。

これは「200億回」が「1兆回」に対してどれほど足りていない数字かを相手にイメージさせるのは、下手に「500億回で天狗
になるなよ」というより確実に良い言い方。
そして「過去は変えられないが、過去の捉え方は変えられる」も良い言葉だった。

(古坂大魔王って、言語感覚に優れた人だったのだな……)
と、改めて尊敬した。

……さて、寝るか。

2025年6月17日(火)
朝からなんかだるい。
軽い風邪かも。

昼。
2号くんが来る。
所用で半休をとったのでついでに寄ったらしい。
惣菜屋の弁当を買って来てくれたので、一緒に昼食をとる。

午後。
上半身、特に首から上に熱感を感じる。
そして全身の倦怠感に加えて皮膚の表面にヒリヒリする痛みがある。
外出したわけではないのに日焼けした感じ?

海外のニュース。
G7は、アメリカのトランプ大統領が中東問題の関係で早退してしまい、彼と会談するつもりでやって来たウクライナのゼレンスキー
大統領は、仕方なく空いたトランプさんの席に座って会議に参加したそうな。
(笑い話じゃねーよな)

朝の連続テレビ小説「あんぱん」をネットで視聴。
日本兵として大陸に渡った嵩(ヒロインの幼馴染)は、補給路が断たれたことで「飢え」に直面する。

太平洋戦争中の日本軍の敗因として必ず上がるのがこの「兵站(へいたん)」の問題。
今現在「備蓄米の放出」という状況にある日本に暮らす者としては、ドラマだと呑気に見ている気になれない。

(まったく関係ないけど、そう言えば石破総理のあだ名は「人相の悪いアンパンマン」なんだよな)
自分が「顔」を失っても国民を飢えさせない。
そんな政治家であって欲しい。

寝る。

2025年6月16日(月)
昨日のスタッフ会議では13時から16時半まで書記の仕事をやっていた。
Zoomの参加者のためにホワイトボードに書かれた文字をテキストに入力して議事録を作る作業。
入力中の文字がタイプミスや誤変換も含めてリアルタイムで大勢に見られているというのは、無駄に緊張する。
物理的に作業としては椅子に座ってキーボードを叩いていたに過ぎないが、精神的にヘトヘト。
(うっかり画面をスクロールしたら「チラついて読みにくいからやめろ!」と怒られるし)

昼。
SF大会のスタッフの仕事でメールを送る。

大河ドラマ「べらぼう」視聴。
「忘八」と忌み嫌われている吉原の人間が、お世話になった人の葬式に参列し、そこで酷い差別を受けて帰って来るという話。
一方、「日本橋ブランド」の強さを実感させられた蔦重(主人公)、日本橋に店を出したいと思う。
そこで「捨て子(自分のこと)を育てて日本橋に店を出させたということになれば吉原の人間の評価も上がるだろう」という、すごい
理屈をこねて「忘八」たちに出資を承諾させてしまうのだ。
どう考えてもこのドラマの1番の「わるもの」は、この主人公なんだよなあ。(笑)

午後。
古本屋から絶版本が届く。
数ページ読んでから、絶版になった訳を理解した。
読んでいてつまらない。(^^;

夜。
「ヴィジランテ」視聴。
「ヒーロー」という職業が存在する世界の話。
「ヒーロー」として仕事をするには資格が必要で、無資格で「ヒーロー活動」を行うのは犯罪とされている。

主人公は大学生だが、夜中にこっそり非合法のヒーロー活動をしているヴィジランテ(自警団)の一員。
彼が「ヒーロー」になれなかったのは「ヒーローになるための学校」の入試当日に川に落ちた子供を助けて受験できなかったから。

その「主人公が助けた子供」が成長して芸能人デビューを目指す舞台本番までの物語と、主人公の仲間が、悪事を働く「ヴィラン」を
追う物語が並行して描かれた回。

面白いのだが「今回だけ」を見た視聴者に話が分かったかな?
ヒーローものを期待して見始めた人は「女の子の芸能界デビューの話?」と、ちょっと戸惑ったかもしれない。

肝心の戦闘シーンがやや少なめで、しかも戦っているのは主人公じゃないのだよなあ。
実はヴィランの中ボスである蜂須賀九印(はちすか・くいん)の正体が明かされる重要な回だったのだが。

……寝よう。

2025年6月15日(日)
ジャズの音楽が左右の耳の間を通り抜ける間に軽く脳みそを蹴飛ばし、ストレートのウイスキーを流し込まれた胃袋がヒリヒリいって
ご機嫌で帰って来た翌朝は、予想通りの二日酔いである。
バカはなぜ酒を飲むのか? 答え:バカだから。
……朝風呂に入って酒を抜く。

午後。
SF大会のスタッフ会議。
カバンに入っていると思い込んでいたマイク用の接続ハブがなくて、ブルートゥースのマイクを借りるハメになる。
(やっぱり頭がボケていた)

終了後にガストで懇親会。
タブレットで注文して、運んで来るのはネコ型のロボットワゴン。
ロボットワゴンもすっかり見慣れた光景になったが、この店のウエイターは9割以上がこのワゴンに置き換わっていた。
そのうち、ファミレスで人間の店員を見るとちょっとびっくりする……みたいなことになるのかな?

ビールとサワー程度を飲んだだけで、普通に食事をして帰宅。
疲れ果てたので、寝る。

2025年6月14日(土)
日経朝刊1面トップの見出し。
〈イラン核脅威 力で排除〉
〈イスラエル、100ヵ所攻撃〉
〈ウラン濃縮に危機感〉

当然と言うか、記事によれば、
〈イランは報復を宣言し、全面衝突の懸念が高まってきた〉
あーあ!

今日は夕方から空想小説ワークショップだったのだが、講師の先生は前回の講義の記憶を無くしていた。
だから酒を飲んで講義をするなと……(^^;
こういうわけのわからんタイプの作家さん、私は好きなんだが、最近は減って来たよね。

夜。
雨の中、佐藤編集長に誘われて先週と同じジャズバーへ。

今回は途中から女性客が1人入店して来た。
席数10に対して客3人。
売上的にはなんとかなるレベルなのかな?

帰宅。
風呂は明日入ることにして、寝る。

2025年6月13日(金)
午前中。
国際ニュースについてネット上で解説しているサイトをいくつか見てみるが、それぞれの主張が強すぎてどこまでが事実でどこからが
願望なのか分からず、あまり役に立たない。

午後。
事務的手続きのために、目下改装工事中の東京芸術劇場へ。
入り口へ向かう途中、地下道の閉じたシャッターの向こうから楽器を練習(?)している音が聞こえた。
(劇場の地下室に入れるのか?)

裏口の「閉館中」と書かれたドアを押し開けて中へ。
入館手続きをして入館証を首からかけて中へ入る。
人目のない通路をひとりで通ったら、普通に階段から地下へ降りられるようになっているのが見えた(降りなかったが)入館したのが
私のような「善良な市民」でなかったらどうするのだろう?

手続きが済んで、外へ。
なんだか最近ものが見えづらいので、メガネ屋でメガネの調整を頼んだらフレームがかなり歪んでいたのだそうだ。
目とレンズの距離がおかしくなっていたらしい。

西武百貨店に店を出している地元の梅干屋にいつもの梅干を買いに行ったら、いつもの爺さんが出て来て、
「それ、終わっちゃったんです」
「また来年にならないと手に入らないということですか?」
「いや、いつ作るかとか分からなくて……」
早い話が生産中止?
これにはさすがにショックを受けた。
いつものとは違う梅干(塩分濃度22%)を買って、ドトールでサンドイッチとアイスティー。
(ついガムシロップを2個入れてしまうデブ)

帰宅。
どうやら外出中に地震があったようだ。
 時刻:15時18分頃
 震源:千葉県北西部(北緯35.7度 東経140.1度)
 深さ:約80km
 規模:マグニチュード4.2
 最大震度:震度2
  千葉県:長柄町 長南町 千葉市(中央区、花見川区、若葉区、緑区)
      市川市 船橋市 市原市 木更津市 君津市 富津市 大多喜町
  東京都:練馬区 調布市 町田市 小平市
  神奈川県:横浜市(神奈川区、戸塚区、旭区、瀬谷区)藤沢市 箱根町
  静岡県:富士宮市

豊島区は震度1。
梅干屋のレシートの時刻が「15:23」だったので、ちょうど西武百貨店の7階にいた頃か、エレベーターで上がっている最中?
ぜんぜん気づかなかった。

夕刊。
1面トップの見出し。
〈イスラエル、イラン攻撃〉
〈核関連施設も標的に〉
うわあ……。

夕食。
冷奴。(豆腐は主食となり得るのか?)
……体重、減らないねえ。

寝る。

2025年6月12日(木)
ニュースを見ると、どうも世の中がゴタついているようでSFな気分になれない。

目下アメリカで起きているゴタゴタがややこしくなった理由について、あくまでネットの情報によればだが……
警官が違法に働いている外国人を摘発しようと乗り込んだ際に外国人ではない人を1人巻き添えにしてしまい、救急車を呼ぶレベルの
怪我をさせてしまったのだそうだ。
そしてまずいことに、この人は大きな労働組合の地方幹部だったらしい。

これで労働組合員が「警官め、うちの親分に何をしやがる」と怒り出し、「警察 vs 不法移民」の対立だったものが「警察 vs 労働組
合」という面倒臭い構図になって、さらにこれが他の労働組合にまで飛び火してしまったのだとか。

これが日本だったら、警察と何かが揉めたらよほどのこと(例えば裁判所のような公的機関が警察の違法性を認めるとか)がない限り
一般市民は警察の味方に着くのが普通だが、アメリカという国は日本と比べて公務員の地位が低いようなので、「警官が市民に怪我を
負わせたからには、それなりの理由があったのだろう」みたいには考えてくれないっぽい。

ともかくアメリカがずっとこの調子だと日本まで落ち着かなくて困るんだよなあ。

午後。
作業の合間に本を読む。
最近だんだん目が悪くなって来た気がする。
昔は細かい文字を読む時だけメガネをかけたのだが、いまはほぼ常にメガネはかけっぱなし。
細かい文字を読む時にはハズキルーペを使っている。

夜。
夕食はうどん。
やっぱり米の消費を抑える方向でメニューを考えちゃうよね。

米が足りない原因のひとつも生産農家が減っているからで、これも突き詰めれば少子化が原因と言える。
これは私の素人考えだが、少子化を止めるのに「子供が少なくなった理由」を考えるのって、どうかなと思う。
出生数を増やしたいのなら、むしろ子供が多かった時代の記録を調べて「子供が多かった理由」を調べた方が良いのではないか?

寝る。

2025年6月11日(水)
午前中からほぼ1日中プロットと戦い、完成できなかった。

文章にすると1行で終わる1日。
夏休みの日記の1番ダメなパターンになってしまった……。

こんな日もある。

2025年6月10日(火)
雨。
外出の予定、中止。

日経朝刊1面トップの見出しは、
〈外国人の国保滞納防止〉

記事によれば目的は、
〈納付率の向上につなげ、国民皆保険の信頼を高める〉
ことだそうだ。

これは、外国人労働者を日本に定着させるのが目的なのかな?
「不良外国人」を「善良な外国人」に変えることで「不良外国人」の数を減らすという作戦???

少子化で若い人が減ったせいか、昔は学生バイトがやっていたコンビニや飲食店の店員の業務を現在では専ら外国人がやっている。
彼らが一斉にパッと消えたら、少なくとも東京は大混乱になるだろう。

そして「国保」に関しても、日本で暮らす外国人は健康な若い人が多いので「あまり病院には行ないのに保険料は納めてくれている」
という、実は大変に有難い存在なのだ。

にも関わらず、最近、外国人の評判が悪いのは、不景気だからなのだろうね。
世の中に不満を抱くそうに「世の中には君より下の人間がいる」と言って自尊心を満足させ「君たちが不幸なのは、その下の人間たち
のせいだ」と唆すと、本来なら雇い主や政治家といった「上の人間」へ向かうはずの不満が「俺たちより下の悪者」へ向く。

ちょっと前までは「生活保護受給者」が主な標的となって「俺たちより下の悪者」の役割を担わせられていたが、コロナ禍で国民全体
の収入が悪化して生活保護の受給対象者が増えて行くとそれが難しくなる。
(イジメの対象は「少数派」である必要があるので)
そこで「俺たちより下の悪者」が「外国人」に集中するようになったんじゃないかなあ?

午後。
プロットがまとまらず、本を読んだり、部屋の整理(逃避行動)を始めたり。

夕方。
近所の店が「安売りデー」を月3回から月1回に減らすことにしたそうだ。
明確な値上げじゃないけれど、商品が微妙に安くなくなっていく。
「安売りデー」を狙って買いだめしていたような層(つまり低所得層)には、結構なダメージ。

夜。
ふと思いついて、同人誌の編集担当に「外国語の文字は使えるか?」と聞いたら、制約付きで使えないことはないらしいという返事。
相手は割と「常識的な範囲」を想定しているようなので、やっぱり、あんまりヤンチャなことをするのはやめよう。(^^)

寝る。

2025年6月9日(月)
朝から妙な頭痛。
体感的には微熱を感じるのに、体温計で測ると36度に達していないという変な状態。
ロキソニンを飲んで頭痛だけは鎮めたものの、副作用なのか胃が痛くなった。
(ムコスタが欲しい)
と、マジで思った。

午後。
「べらぼう」視聴。
体調の変化をみて1時停止をフル活用しての休み休みだったので、1時間足らずの番組を見るのに2時間以上かかってしまった。

田沼意次の息子・意知(おきとも)が活躍(?)。
これは花魁の提案する危険な綱渡りに、たぶん乗ってしまう流れなのだろうな……。

松前藩の抜け荷の証拠を掴みたい田沼意知。
その意知に「自分を身請けしてくれるなら」と松前藩に罠を仕掛ける提案をして来る花魁・誰袖(たがそで)。

ちなみに史実では、誰袖は旗本・土山宗次郎に身請けされるが、土山は上司である田沼意次の失脚後、横領の罪で斬首。
その後の彼女の行方は不明となっている。

海外のニュース。
ウクライナとロシアのドンパチは続いているようだが、ウクライナが軍事基地をターゲットにした攻撃を行ったのに対して、ロシア側
は主に民間施設を狙っているらしい。

軍事基地への攻撃にはそれなりの準備期間が必要だが、ウクライナ側のロシア軍事基地への攻撃が今月の1日のことで、ロシアの攻撃
のタイミングを考えると、報復に軍事施設を攻撃するには準備期間が足りていないということなのかな?

もうひとつ海外のニュースは、アメリカからで、ロサンゼルスでの移民取り締まりに対する抗議デモに対し、トランプ大統領が州兵を
派遣したというもの。

興味深いのは、この大統領の行動に対してロサンゼルス市長とカリフォルニア州知事が苦言を呈しているということだ。
さっくり言うと「放っておけば平和なデモで済んだものを、いらんことをして騒動にしやがって」ということらしい。
そしてトランプ大統領が大統領権限でロサンゼルスに州兵を派遣した行為は違法だとして裁判所に提訴したそうである。
イーロン・マスク氏は「トランプに対抗するための新党を作ろうか」とか言っているし、アメリカ、どうなっているんだ?

国内のニュース。
ANNの世論調査によると、石破内閣の支持率は34.4%に上昇したそうだ。(先月より6.8ポイントの上昇)
ちなみに不支持は46.4%で、まだまだ不支持率の方が上回っている。

とは言え、小泉農水大臣が進めた備蓄米の売り渡しについて「評価する」と答えた人は72%とかなり高い。
たぶんこの荒療治、あとでいろいろと軋みが出て来るとは思うのだが、差し当たって次の選挙まで支持率が上がってくれれば石破政権
的にはOKなんだろうし、まずいことが出始めたら「ぜんぶ進次郎がやりました」かな?
それとも進次郎を次期総理に立てて、自分は「院政」を敷く気なのか?

私の個人的な好みでは、石破さんタイプの政治家は、どっちかと言うと好き。
特にアメリカの大統領がトランプさんみたいに朝令暮改を繰り返す人だと、石破さんみたいに拙速に動かないリーダーの方が振り回さ
れずに済む。

来年がアメリカの中間選挙。
次の大統領選は2028年だから、2029年からは別の人がアメリカ大統領になっているはず。

……4年後を舞台にSFを書くのも難しい気がして来た。
寝る。

2025年6月8日(日)
午前中。
一晩寝ても昨夜の酒が少し残っているのは、やっぱり年のせいか?

昼食。
どん兵衛きつねうどん。
(まったくの個人的好みなのだが「どん兵衛」と「赤いきつね」だと私はどん兵衛派なのだ)

午後。
ここ最近、稀に見るほどの熟睡。
夜でもこんなに眠れないのに昼寝でここまで寝てしまって良いものか?

夜。
佐藤編集長に誘われて、山手通りのジャズ・バーへ。

7時の開店に合わせて行ったつもりだったが、行ってみるとまだ開いていないようだった。
少しその辺をうろうろしてから、看板の灯りがついたので入ろうとしたら、入り口でマスターと鉢合わせをして驚かれた。
開店直後に来るお客は珍しいのだとかで、どうやらのんびりと開店準備をしていたらしい。
(店主が客を見て驚くような店って、大丈夫なのか?)

そしてマスター、さぞジャズ好きの人かと思ったら、
「この店を開くためにジャズを聴き始めました」
という、まさかの「にわか」。

開店したのは去年の夏頃だそうで、まだ1年も経っていないらしい。
「お客さんには『すぐにこんな店はやめなさい』と言われたんですけどね」
まあ、そうアドバイスする客の気持ちも分からなくはない。

おまけに、
「高校時代はキッスのコピーバンドをやっていました」
って、じゃあロックンロールやんけ!(←なぜ大阪弁?)

ジャズファンではないジャズ・バーのマスター。
しかも、まさかのハードロック系!
ちょっと面白いのでまた来ようかな?

家に帰って、寝る。

2025年6月7日(土)
気温が高くなってきて、もっさりと伸びて来た髪の毛のせいで頭に毛皮を被っているようで暑い。

午後。
ビックカメラに買い物に行ったついでに床屋へ寄る。
(そう言えば割引チケットがあったような……)
とポケットを探したら、ボロボロになった3月末頃に発行されたチケットが出て来た。
当然、期限切れ。

2ヶ月も髪を切らずに放置していたのか。
道理でボサボサになっているはずだ。

夕方。
佐藤編集長を誘って池袋で軽く飲んで帰宅。

『ライルズ山荘の殺人 〈マーダー・ミステリ・ブッククラブ〉シリーズ』 (C・A・ラーマー:著 高橋恭美子:訳 創元推理文庫 Kindle版)を途中まで読みかけたところで眠くなって来たので、寝る。

2025年6月6日(金)
午前中。
私がネットでウクライナのドローン攻撃についての記事を読んだせいか、そっち系のニュースがやたらに「お勧め」に出て来るように
なってしまった。
こういうところがネットのうざさ。

トランプ大統領が、ロシア・ウクライナ間の紛争を子供の喧嘩に例えて、「しばらく戦わせた後で引き離した方がいいこともある」と
言ったのだそうだ。

「俺がすぐに仲裁してやる」と勢い込んで乗り込んだものの、さっぱり上手くいかなくて(というかむしろ争いを激化させてしまって
いるように見える)、なんて言い訳をするのかと思ったら「相手がガキだからしょうがない」ってか?

たぶんトランプさん自身が、損得を基準にものを考える人で、彼の脳内では世界中の人間がそのように考えているはずだったんじゃな
いだろうか。
そんなトランプさんにとっては「損得で動かない人間は、きっとまだガキなんだ」になっちゃうのかもね。

午後。
おもてなし過剰のネットのおかげで(?)“TACO” という言葉を覚えてしまう。
“Trump always chickens out” の略だそうだ。
日本語に訳すと「トランプはいつも日和る」かな?

勇ましいことを言って騒動を起こしては、慌てて引っ込める、トランプ大統領の朝令暮改ぶりを揶揄する言葉らしい。
日本国内では動きの鈍さが批判されている石破さんだが、こういう人が相手の場合は案外と相性が良いのかも。

ところで“TACO” は、「タコ」と読むのかな?
トランプさんに「このタコ!」と言ったら、普通に怒られるわけだね。(^皿^)

夕刊。
1面に〈トランプ氏、マスク氏と決裂〉の見出し。

記事を読んだ印象では2人が言い争ったという感じなのだが、さすがに大統領と公の場で口喧嘩はしないだろうとネットで確認したら
どうやらX(旧Twitter)上で2人が大喧嘩をし、結果的に「公開口論」みたいなことになってしまったらしい。
(ガキの喧嘩かよ……)

昔SF作家のアイザック・アシモフが「現実に起こった出来事」をそのまま小説に書いたら「リアリティがない」と批判を受けたそう
である。
いまの世界情勢を10年ぐらい前にSF小説に書いたら、やっぱり「リアリティがない」と言われたのかな?

寝る。

2025年6月5日(木)
朝起きると微熱。
季節の変わり目の風邪だろうか?

午後。
『東京人』が届く。
7月号は江戸川乱歩特集。
乱歩自身が描いた「東京市ニ於ケル住居転々の図」という地図が載っていて、その中に「宮城」の文字を見つけた。
今は「皇居」と呼ぶ方が一般的で「キュウジョウ」と言うと「野球をやるところですか?」などと言われてしまったりする。

夕刊。
1面トップが、
〈プーチン氏「反撃」明言〉
〈対ウクライナ 応酬激化〉

4日に行われたトランプ大統領とプーチン大統領の電話協議についての記事なのだが、トランプ氏は、
〈即時停戦につながる協議ではなかったと表明した〉

トランプさんは大統領選挙の時に、自分が大統領になったらロシアとウクライナの戦争なんかあっと言う間に終わらせて見せるみたい
なことを言っていなかったっけ?

ここから先は私の想像。
トランプさんの交渉術って、まず当事者のうちで一番強い者を見つけて味方につけて、残りの者を「こんな強い相手に逆らっても損を
するだけ」と説得するやり方に見えるんだよね。

で、今回も明らかに強そうな側のプーチンさんに近づいて、それからゼレンスキーさんに「もうアメリカはウクライナに味方しないし
そうなったら勝ち目はないだろう? だからここはプーチンさんの言う通りにさ?」とやったら案に反してゼレンスキーさんが激怒。

トランプさんに「ゼレンスキーを説得するなんてチョロイから任せろ」と言われていたプーチンさんは「大口叩いて結局ダメじゃない
か」とトランプさんの言うことを聞かなくなり、慌てて今度はゼレンスキーさんのところへ行ったんだけど、ゼレンスキーさんの方も
「トランプがアテにならないことは分かった」とドローンで盛大にロシアを攻撃。

プーチンなんぞに擦り寄ろうとしたアメリカを見たヨーロッパ諸国も「これは我々が積極的にウクライナを支援しないといかんな」と
動き始めてしまった……。
たぶん専門家の目から見たらもう少し複雑な話なのだろうが、素人目にはそんな風に見えるんだよな。

夕刊1面のもう一つの記事。
〈マスク氏「減税法案潰せ」〉

トランプ大統領の盟友であったはずのイーロン・マスクさんが連邦議会が調整中の法案に反対する書き込みをSNSに行っているという
記事。
アメリカ国内外で「トランプはダメだ」が広まっちゃってる感じ?

世界が大波に揺れているところだが、我が国の石破総理は今のところ少なくとも余計なことはしていないように見える。
下手に動いた方が負ける喧嘩もあるので、これはこれで良いのかもね。

……寝よう。

2025年6月4日(水)
朝。
ネットでテレビを見ていたら「今日は虫歯予防デー」と言っていた。
子供の頃はよく言われたが、なんか懐かしいな。

日経朝刊の1面に、
〈長嶋茂雄さん死去〉
の見出し。
スポーツにまるで興味のない私でも名前を知っていたプロ野球選手だった。

89歳。
大往生と言っていい年齢ではあるね。
合掌。

昼。
ニュース動画を見ていたら6月1日のウクライナによるロシア空軍基地攻撃の解説が上がっていた。

ものすごく乱暴にまとめてしまうと……
「自前で武器も調達できない国が戦争なんかするな」と言われたウクライナは深く反省して自前の軍需工場を建設しまくった。

でも、金のない国なので高価な兵器は作れない。
そこで安価に作れるドローン兵器の開発に注力。

結果、アマゾン・サイトで購入できるレベルの部品を使った高性能なドローン兵器の開発に成功してしまった。
今回の作戦の成功はこのドローン兵器+巧妙な戦略の賜物であると、まあ、さっくり言うとそんな話。

ロシアの方もウクライナがドローンを作っているのは知っていたから、飛んできたら撃ち落とせるようにと空の方に大砲(?)を向け
て待ち構えていたらしいのだが、何しろ相手はあのゼレンスキーなので、ドローンをロシアの空軍基地の傍までトラックで運んでおい
て、リモコンで荷台のコンテナの蓋をパカッと開けると山ほどのドローンがブーンと飛び出して来る……という仕組みでロシアの戦闘
機をバンバン壊しちゃったらしい。

これってショーの演出に似ているよね。
ショーマン考える作戦はプロの軍人には予測がつかなかった?

私が一番気になったのは、ドローンをロシアの空軍基地の傍まで運んでおくためには、ロシア国内に信用できる協力者が存在する必要
があったということ。
そういう人間がロシア国内に大規模な作戦を有効にできる数いるというのは、ロシアにとって相当にやばいことなのではなかろうか?

午後。
(戦争モノを書こうかなあ……)←すぐに影響される。

国内のニュース。
〈去年1年間に生まれた日本人の子どもの数は68万6000人余りと、前年より4万1000人余り減少し、統計を取り始めて以降、初めて
70万人を下回ったことが厚生労働省の調査で分かりました。また、1人の女性が産む子どもの数の指標となる合計特殊出生率は去年
1.15となり、これまでで最も低くなっています〉[2025年6月4日 20時27分 NHK NEWS WEB]
(まあ、いまの日本に子供が増えるような要素がないからね)

夜。
戦争モノを書こうとしていろいろと……寝る。

2025年6月3日(火)
朝。
出かけようと思ったら、雨。
お天気ごときで変更できる程度の予定だったので、お天気ごときでさっさと変更。
……となると、サボる口実がなくなって部屋でプロットを作らないといけない。

午後。
ドラマ「失踪人捜索班」視聴。
割と予想通りのドンデン返し。
配役でドンデン返しが予測できてしまうのが日本のドラマの欠点だと思った。

夜。
1号くん、2号くんと夕食。

2号くんから島本和彦先生っぽい漫画を描いて編集部に持って行った新人が「島本和彦は2人いらない」と断られたという話を聞く。
その人はとっさに「島本和彦が2、3人いてもいいじゃないですか」と言い返したそうだが、そういうところも含めて、島本和彦先生
っぽかったのだろうな。(^^;

ある時代に独創的な作品を生み出した作家は「オンリーワン」になるべきなのか、それともその方向性を引き継いだ後進を産むことで

「始祖」となるべきなのか?

寝る。

2025年6月2日(月)
海外のニュース。
ウクライナのドローンがロシアに1兆円規模の損害を与え、ロシア側も報告攻撃。
(ドローン、すげえな)
長距離ドローンが主力兵器になって来たら、自衛隊の作戦も根本的に変えていかないといけないだろうな。

未来の話を書く時にいつも悩むのは、日常的に普通に使っているものが劇的に変化してしまっている可能性のこと。
たとえばたったこの30年で「電話」の使い方はとんでもなく変わってしまった。
20歳の人が50歳になるまでの間でこの変化である。

夕方。
2号くんが来て、昨日のコミティアの戦果を語って帰って行った。

夜。
YouTubeのライブを聴いていたら、70代の歌手が、
「昔のスナックのママはせいぜいが中年の女性で『こんなお婆ちゃんでごめんなさい』なんて言われて「いやいやママはまだ若いよ』
なんていう定番のやりとりがあったものだが、今は本当のお婆ちゃんがママをやっていたりする」
と言っていた。
(70代の人から見た「お婆ちゃん」っていくつなのかなあ?)
それだけ老人が元気に働いている時代なのか、それだけ老人になってもまだ働かないとならない時代なのか。

……プロット。
脳みそが白紙のまま、寝る。

2025年6月1日(日)
朝?
目が覚めたら上着を着たまま床に転がっていたので、着替えて電気を消してからまた寝る。

午前中。
とりあえず昨夜の幹事にお礼(+お詫び)のメールを打つ。
飲み会明けの酔っ払いルーティン。

酔っ払いと言えばこの人、李白 。
レジャータウンのウェーイな詩から。

襄陽曲 其一 李白

 襄陽行樂處 襄陽はレジャーの町
 歌舞白銅蹄 みんなが白銅蹄を歌い踊る
 江城回緑水 清流は港町を巡り
 花月使人迷 美女たちが人の心を虜にする

【無用の知識】

 襄陽:
  現在の湖北省にある街の名前。
  河川港があって物流拠点として栄えた街。

 白銅蹄:
  当時の流行歌「襄陽白銅」のこと。

 江城:
  港町。この場合の港は河川港。

 花月」
  花や月。または花や月のように美しい女性。

李白は「楽しいもの」を描写させたら天才的。
「苦しいこと」を描写させたらピカイチの杜甫とは正反対なのだが、杜甫はなぜか李白が好きだったらしい。
陽キャに憧れる陰キャ?

昼。
どうにか胃袋が復活したので「遅めの朝食」を食べる。

午後。
昼食&3時のおやつを食べつつ、
(ここ1〜2ヶ月で溜め込んだ3キロ分の贅肉をなんとかしないといけないな……)
と、思い悩む。

夜。
プロット……なんか考えようとしたが無理なので、寝る。

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