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独 り 言 (2024年12月分)
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2024年12月31日(火)
午前中。 大晦日の日に大掃除。 段取りが悪い証拠である。 夕方。 ドラマ「十角館の殺人」の第1話視聴。 大学のミステリー研究会のメンバーが殺人事件が起きたという孤島にある奇妙な形の建物の中で合宿を行う。 一方、合宿に参加しなかったミステリー研究会のメンバーの元には孤島の殺人事件で殺されたはずの人物から脅迫状が届き……。 希望を言うと、エラリー(というあだ名の登場人物がいるのだ)は、もう少し感じの良い人物として演じて欲しかった。 スカしてはいるがちょっと憎めないみたいな? 夜。 年越し蕎麦を食べて紅白歌合戦を3曲だけ聴いて寝る。 目が覚めたら新しい年になっているだろう。 皆様、良いお年を。
2024年12月30日(月)
朝から来年のSF大会関連でちょっとトラブル。 そもそもはゲストで来る作家さんや漫画家さん宛に「創作アシスタントの参加費はいらないから」という注意書きが大会ホームページ に書かれていたことが発端。 要は「鞄持ちの参加費は無料」という意味で、ゲストで来る大御所の先生方が鞄持ちでお弟子さんやアシスタントを連れて来ることを 想定して書かれた注意書きだったわけだ。 それを「作家クラブに所属する人の創作アシスタントを名乗ればタダで入れる」と解釈し、かつ「参加費を節約する裏技」として広め かけた人がいて、その対策のためにディスコード会議を開くという、イレギュラーな作業をする羽目になってしまったのである。 「創作アシスタント」が、資料の収集・整理や作画の手伝いをするお弟子さんやアシスタントなどを指すということは、作家さんなら 分かるだろうから大丈夫だと思っていたのだが、まさか一般参加者がこの注意書きを見て利用しようとするとは……。 「一般の人はゲスト向けの注意書きなど読まないから、そういう人に意味が通じなくても大丈夫」と考えていた我々が甘かったのだ。 午後。 すったもんだの挙句、件の文章は削除することに決定。 「鞄持ちを連れて来るほどのベテランの作家先生なら事情もわかっているだろうから必要なら自分で言って来るでしょう」 というところに落ち着いた。 (暮れの忙しい時に無駄に時間を取られ、精神的に疲れた) 夜。 風呂に入ろうとしたら、まだお湯が沸いていなかったので諦める。 (投げ込み式の風呂釜は冬場はお湯が沸くのにめちゃくちゃに時間がかかるのだ) 湯たんぽで体を温めつつ、寝る。
2024年12月29日(日)
朝。 年賀はがきを出しに駅前の郵便ポストまでを往復。 (なんか、久々に外出した気がする) 午前中。 韓国で大きな航空機事故があったというニュース。 「バードストライク(鳥がエンジンにぶつかって吸い込まれること)が原因か」 と報じられていたので、そのつもりで記事を読んでいたら「着陸用の車輪が降りずに胴体着陸を試みたが失敗したのではないか」とい うようなことが書いてあった。 (バードストライクで車輪が故障するものなのか?) と思って、さらにネットニュースを漁ったら、乗客の一人が事故の直前にSNSで空港で待っている家族に「鳥が翼に引っ掛かって着陸 できない」というメッセージを送っていたという情報があった。 つまり「鳥が翼に引っ掛かった」までは事実らしい。 (バードストライクでエンジンが損傷した際に、車輪を下ろすための電気系統の何かが巻き添えで壊れた?) 私は飛行機はまだ人生で4回(台湾往復と北海道往復)しか乗ったことがないのだが、こういう事故のニュースを見るとやはり「飛行 機は怖いなあ」と思ってしまう。 続報で、2名が救出されたというニュースが入って来た。 他の人はどうなのだろう? 午後。 いろいろとしか言いようのないいろいろの作業。 夜。 韓国の航空機事故のさらに続報。 済州(チェジュ)航空の旅客機7C2216便の事故について、消防当局が搭乗者181人のうち救助された2人を除く全員が死亡し たと発表したそうだ。 合掌。 人の命を数で量るわけではないが、一度に大勢が亡くなった事故のニュースは気持ちが重くなるな。 寝る。
2024年12月28日(土)
朝。 ネットのニュースで知ったのだが、明け方に地震があったらしい。 時刻:4時10分頃 震源:福島県沖(37.3度 141.6度) 深さ:約40km 規模:マグニチュード5.1 最大震度:震度4 宮城県:石巻市 福島県:大熊町 東京では、千代田区、渋谷区、杉並区、北区、調布市が震度1で、豊島区は揺れなかったようだ。 暮れのバタバタは本日も続いている。 食事は切り餅の磯辺焼きとかそんな感じ。 夕方。 空想小説ワークショップ。 今年最後の講義は、体言止めについて。 雑談中、癌になったと言う人がいたので、 「がん研有明病院が良いですよ」 と勧めておいた。 相手からは学研の『美しい日本語選び辞典』と『感情ことば選び辞典 』が文章を書くのに参考になると勧められたので、Amazonで ポチる。 (お互いに有意義な情報交換) 夜。 ようやく年賀状を書き終える。 明日、朝イチで出しに行こう。 寝る。
2024年12月27日(金)
午前中。 ひたすらバタバタ。 午後。 まだ年賀状書きをやっている。 電話対応とかサークル系のあれやこれやとか、なんやかんやで作業が中断される。 ネットをチラッと覗いたら仕事納めの人たちがSNSに書き込んでいるな。(←そんなのを眺めているから作業が捗らない) 夕方。 メールをチェック。 スパムメールに埋もれて目当てのメールがなかなか見つからない。 届いたメールのアドレスは、念の為に一応確認してから消去するのだが、私の持ってもいないカードが停止され、Amazonでの取引に トラブルが生じ、もうすぐ電気も止まるという通知が連日来るので大変に鬱陶しい。 夜。 1号くんが来て、焼きうどんで晩飯。 うどんをプライパンで炒めて醤油で味付けし、鰹節をかけただけ。 1号君は、 「タンパク質が足りない」 とかほざいていたが、ちゃんと鰹節がかかってるじゃないか。 (私は暮れの食事なんて抜いてもいいくらいなんだが) 謎なのは、そんなに食べていないつもりなのに着実に増えていく体重なんだよなあ……。 夜。 まだまだやることはあるが、時計を見たら午前1時だったので、寝る。
2024年12月26日(木)
朝。 NHKの朝ドラ「おむすび」視聴。 前半はヒロインの恋人の前でヒロインの姉がダンスを踊り、後半はヒロインの前でヒロインの祖父が歌を歌うという話だった。 合間にヒロインに片思いをしていた幼馴染が新しい恋を見つけ、悩んでいた仕事も退職して解決したという報告が入る。 で、生涯を賭けるつもりだった野球を肩の故障で断念する羽目になって落ち込んでいたヒロインの恋人は、ダンスを見たことで迷いを 吹っ切り、ヒロインの方は歌を聴いたことで辛い状態にある恋人に寄り添う覚悟を決めるという展開。 「ブギウギ」の時に、歌と踊りが感動を呼んで評判が良かったので「歌と踊りを入れればなんとかなる!」と思っちゃったのかな? でもねえ、アレはヒロインを演じていた趣里の歌と踊りが素晴らしかったのだよね。 (何しろ趣里は、元バレエダンサーで元有名歌手の娘でもあるのだ) そもそも今回のドラマは「ヒロインが栄養士になる話」であって、歌や踊りはメインのストーリーとあまり関係ない。 そしてヒロインの姉がダンスで表現しようとしていた「ギャル魂」なるもの。 セリフ上では何やら立派なものであるようなのだが、肝心の「ギャル」たちの振る舞いを見る限り、単に身勝手なだけでどこにも感心 できる要素がないのである。 「過去や未来を考えて悩むのではなく今を楽しむこと」って、相手の都合も考えずにいきなり電話で呼び出して、何事かと駆けつけた 相手に「合格」と言ってゲラゲラ笑うようなことなのか? さて、午前中からすっと年末の作業。 合間に年賀状書き。 暮れは大体そんな感じ。 夕方。 ちょっと一段落してニュースをチェック。 カザフスタンでアゼルバイジャン航空の旅客機が墜落。 ロシアの航空当局は、原因はバードストライク(エンジンに鳥が衝突すること)であると発表していたが、機体に銃痕に見える複数の 傷があったことから、ロシア軍による誤射の可能性が指摘されているのだとか。 (なんか、ややこしいことになってるなあ) 夜。 夕食はチキンサンド。 (鶏肉を焼いて食パンに挟んだだけ) サンドイッチという食べ物は、賭け事の好きなサンドイッチという貴族が「トランプをやりながら食べられるものを作れ」とコックに 命じて作らせたのが起源だという説がある。 日本の鉄火巻も、鉄火場で賭け事をしていた客が手を汚さずに食べられるようにと、ヅケマグロの海苔巻きを出したのが起源だという 説がある。 ゲームに夢中になるあまり他のことをやらなくなった人のことを「ネトゲ廃人」などと言って、あたかもネットゲームが普及してから 生まれた人種のように考えている人がいるが「ゲームに熱中して廃人になる人」というのは昔から存在したのである。 そんなこんなで、年末の食事はどうしても「食べながら作業ができるもの」になってしまうものだよね? (私だけかな?) 寝る。
2024年12月25日(水)
午前中。 1号くんから「昨日貸した漫画、読んだ?」という電話がかかって来る。 昼。 昼休みを利用して自転車でやって来た1号くんが漫画の続きを貸してくれる。 午後。 せっかく貸してもらったので、読む。(まだ完結していない話のようだ) 『悪役令嬢の中の人〜断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします〜』(白梅ナズナ:漫画 まきぶろ:原作 紫真依: キャラクター原案 一迅社)。 原作が、まきぶろと言う人が小説を、紫真依という人がイラストを担当したライトベルで、それを白梅ナズナという人がコミカライズ したものであるようだ。 「悪役令嬢」というのは、ライトノベルのひとつのジャンルとなっているもので「コンピューターゲームの悪役キャラに自我がある」 という設定の小説や漫画のうち、そのゲームが「乙女ゲーム」であるというもの。 「乙女ゲーム」というのは、プレイヤーが若い女性となってゲーム内の男性キャラクターを「攻略」し、自分に恋愛感情を抱かせたら 勝ちというゲームということになっている。 そして「悪役令嬢」というのは、ゲーム内でプレイヤーを妨害する敵キャラのことで、プレイヤーがゲームに勝つためにはこのキャラ を倒さなくてはならない。 逆に言うならば、「悪役令嬢」はゲーム内でプレイヤーに倒される運命のキャラクターということになる。 「悪役令嬢もの」の作品というのは、なぜかこの「悪役令嬢」に転生してしまった主人公が、ゲームの展開やルールをあらかじめ知っ ているという利点を活かして、なんとかゲームのストーリーを変えてプレイヤーに倒される運命を回避しようとしたり、倒された後の 「人生」を楽しもうとしたりするというパターンの話。 この『悪役令嬢の中の人』は、プレイヤーに倒された主人公は、相手に復讐を果たそうとする話。 実は主人公にとっては敵であるプレイヤー自身も転生して来た元現実世界の人間なのだが、ゲームの腕前は主人公に比べて未熟である ようで、復讐はサクサクと進んでいく……。 『レ・ミゼラブル』よりも『モンテ・クリスト伯』の方が好きだという人にはお勧めかも知れない? 夜。 ネットでニュースを見たら、昨日配信されたこんな記事を見つけた。 〈2024年に国内で生まれた日本人の子どもは、68万7千人程度と推計され、70万人を下回る見込みとなったことがわかった〉 〈2年前の22年に77万759人となり初めて80万人を割ったばかり〉[12/24(火) 18:00配信 朝日新聞] この調子だと、あと2〜3年で60万人割れになり、50万人を割るのも時間の問題。 〈婚姻数は推計で47万5千組程度で、23年の47万4741組からおおむね横ばいの見込み〉 だそうだから、結婚しても子供を作らない人が増えたということかな。 やっぱり経済的な問題が大きいと思うんだよな。 寝る。
2024年12月24日(火)
朝。 NHKの連続テレビ小説「おむすび」。 元は高校野球のスター選手だったが肩の故障でボールを投げられなくなったヒロインの恋人。 周囲の好奇の視線に耐えられなくなって自分の外見を変えようと髪を染め、いわゆる「ギャル男ファッション」の服を買いに行くこと にしたのだが、その店でヒロインと鉢合わせ。 事情を聞いたヒロインは、形だけギャル男の格好をしようとする恋人に対し「ギャル舐めんな!」と怒りを爆発させてしまった……。 (えっ、そこで怒るのか?) 相変わらずヒロインの感情の起伏のポイントが分からない。 どう考えても、 「元スター選手がボールを投げられなくなった > ギャル男の格好をしようとした」 だと思うのだが??? 午前中。 年末なのでそれなりに忙しい。 午後。 源泉徴収票の件で会社に電話。 実は昨日問い合わせて返事待ちだったのだが、1日待っても何も言って来なかったので改めて確認したところ発送は年明けになるとの こと。 これで1件解決。 残りの時間は年賀状書き。 夜。 1号くん、2号くんが来て、チキンで夕食。 スーパーで買った鶏肉を醤油で味付けして焼いたもの。 プレゼントの交換。 私から2人へは画用紙素材の小さなカード。 2号くんからはゼリー菓子2個(「2袋」ではない)、1号君は漫画本を「貸して」くれた。 (まあ、庶民のクリスマスイブなんてこんなもんです) 2人が帰って、急に眠くなって来た。 寝る。
2024年12月23日(月)
昨夜からずっと聞こえていた警告音の正体が、朝起きて判明。 MacBookが充電切れで落ちていた。 電源アダプターの故障らしい。 予備のアダプターに繋ぎ直したら普通に充電された。 NHKの朝の連続テレビ小説「おむすび」視聴。 プロ野球選手を目指す恋人を支えるために栄養士の資格を取ったヒロイン。 恋人が社会人チームの選手として働く会社で栄養士として働き始めて、徐々に仕事が認められるようになる。 だが、なんと肝心の恋人の方が肩の故障で選手生命を断たれてしまい……。 ようやく話が面白くなって来た。 最初からこういうドラマにしておけば良かったのに、あの無駄な「ギャル編」は、一体なんだったのだろう? 脚本家によると「ヒロインの楽しい高校生時代」を描きたかったのだそうだが、見るからに真面目そうなヒロインが「ギャル仲間」と 付き合っている様子は楽しいというより身勝手なギャルたちに振り回される痛々しい姿にしか見えなかった。 真面目に栄養士として働いている現在の姿の方がずっと生き生きと楽しげに見えるので、ときどき出て来る「どんな格好(栄養士なの で普通の服装をしている)をしていても、うちは〈ギャル魂〉を忘れんけん」とかいうセリフが空虚に聞こえる。 午後。 豊島区のふるさと納税の返礼品に「コスプレ体験プラン、コスプレイベント「acosta!@池袋サンシャインシティ」の参加チケット」 というものがあるのを発見。 夕方。 やって来た2号くんにその話をすると、 「コスプレをしたかったら自分で服を作ってすればいいじゃん?」 との返事。 確かにそれはそうなのだけどね。(^^; ニュース。 福島県に住む人が家に帰ったら茶の間にクマがいたらしい、 体長90センチぐらいと言うから子グマだろうか? 住民はコタツに頭を突っ込んでいるところを発見したので隣家に避難したそうだ。 この間はスーパーに入って来たし、今度は茶の間か? 下手に山の中などに行かなければ安全かと思っていたのだが、クマは案外と攻めて来るものなのだな。 それにしても茶の間にクマって……どうやって入り込んだんだ? よほど開放的な作りの家だったんだろうか? 寝る。
2024年12月22日(日)
朝。 いろいろと作業が捗る。 捗る理由は昨日の翻訳のアレ。 人間、めちゃくちゃにやりたくない仕事が目の前にあると、それ以外の仕事を無性にやりたくなる。 よく言う「試験前になると部屋の掃除をやりたくなる現象」である。 そんなわけで午前中にイロイロやっていたら、メンサ・テスト合格者の会の例会に行く時間になっていた。 慌てて部屋を出たので、ハズキルーペとルーターを忘れるトラブルもあったが、午後はどうにかSF大会のスタッフ会議へのリモート 出席と月例会をこなし、隙間時間に事務作業を済ませて忘年会にも出て来た。 (やれば出来る子!) ジンと日本酒でほどよく酔っ払って帰宅。 寝る。
2024年12月21日(土)
午前中。 少し体調は回復して来たかな? 腹膜の(たぶん)炎症が治って来たのか、体の痛みはほぼなくなっている。 午後。 無理をしないようにゆっくりと作業。 夕方。 はるこんのスタッフ用SNSを覗く。 (あー、これが頼まれていた翻訳の手直しね) と、ファイルを開いて飛び上がった! 聞いていた話。 「ちょっとクセのある翻訳をしてしまう人なので手直しを頼めるかな?」 現実。 「これは翻訳ではない。創作だ!」 なんか別の話になっているのである。 (第1稿の期限は12月末?) 一気に蒼ざめる。 とりあえず風呂で気持ちを落ち着かせてから作業開始。 前途多難である。 寝る。
2024年12月20日(金)
午前中。 体調が良い気がしたので調子こいてチョコレートを食べたら体が受け付けなかった。 午後。 マジで七転八倒。 たぶん、憩室の傷口が塞がり切る前に刺激物を注いでしまったのがまずかったのだろう。 絵に描いたような自業自得である。 夕方。 横になったまま、先日衝動的に無料お試し契約をしたU-NEXTで、最近の流行歌などを聴く。 (あ、これドラッグストアの店内に流れていた曲だ) 程度しか分からないが。 基本的にあまり明るい内容の歌は、流行っていないのだな。 孔子は為政者が大衆の歌う流行歌を聴くことは重要だと考えていたようだ。 政治家がいくら「社会は上手くいっています」と言っても大衆が希望のない歌を歌っていたら考え直さなくてはならないということ。 最近は、日本中で流行っている流行歌というものがない。 これは「国民の間で分断が進んでいる」ということなのだろうか? ちなみに孔子が従えていた教団は、戦国時代の中国を移動しながら思想を広めていたようだが、彼らは常に楽器を携えていたらしい。 孔子が愛用した楽器と言えば「瑟(しつ)」が有名だが(台南孔子廟にも、ちゃんと瑟が展示されている)、これはかなり大きな楽器 なので、たぶん旅行に持って歩いていたのは「七弦琴(しちげんきん)」のような小ぶりの弦楽器だったのだと思う。 念の為、いまamazonで調べたら「七弦古琴」という名称でちゃんと販売されていた。(^^) この商品の大きさは、長さ123センチ、幅23センチ。(参考までに、ギターの全長はだいたい102センチ) 琴柱(ことじ)がないので厚みもそんなにない。 大柄だったと伝えられる孔子なら、持ち運べる大きさだと思う。 楽器を背負って歌いながら旅をする孔子の一行を想像すると、なんか楽しそうだな。 夜。 1号くんが来たので一緒に食事。 とは言え、私はあまり量を食べられないが。 9時。 体を起こしているのが限界になって、少し横になったら日付が変わるまで眠ってしまったらしい。 慌てて風呂に入って、本格的に寝る。
2024年12月19日(木)
朝からひたすら安静に。 たぶん憩室が軽い炎症を起こしているのだと思う。 これはどうこうしてすぐに治るものでもないので回復を待つしかない。 午前中は食事代わりに飴玉をしゃぶっている。 昼。 食事は飯をめんつゆで煮たもの。 消化が良いのでこれが問題なく食べられれば次に進める。 午後。 眠る。 (だいたいの病気は飯食って寝てれば治るもの) 夕方。 NHKのニュースを見たら、北九州のマクドナルドで中学生2人を襲った犯人が逮捕されたそうだ。 (厳密にはまだ「容疑者」の段階だが、一応自供は取れているらしい) 逮捕されたのは43歳の無職の男性だとのこと。 (その年齢で無職ということは、何らかの病気を抱えている人かな?) 事件が起きたのは今月14日の午後8時半ごろ。 マクドナルドの店内で列に並んで順番待ちをしていた中学生2人が、突然襲われ刃物で刺されたというもの。 私が個人的に何より恐ろしいと思ったのは、事件の第一報が流れた時のネットの反応。 最初は詳細が不明なまま「夜の8時半頃にマクドナルドの店内にいた中学生の男女が遅われ男性は重体、女性の方は死亡」という情報 が流れたのだが、これに対して「夜遅くまで男と遊び歩いていたふしだらな女子中学生が刺殺された」という印象を勝手に抱いた人が いたらしく、その思い込みのイメージをネットに拡散してしまったようだ。 その後、続報が入って、実際の被害者は「塾帰りに同級生とマクドナルドに立ち寄っただけの真面目な中学生」だったことが分かった のだが、恐ろしいのはそれでも「被害者はふしだらな女子中学生である」という前提の書き込みがネット上から消えなかったこと。 同級生とは言え「男」と一緒にいるような女子中学生は「ふしだらな女」に違いないという決めつけ。 そしてそのような「罪」を犯した女がその報いを受けるのは自業自得だという主張。 犯人の動機はよく分かっていないが、ことによるとその男もこうしたネット民と類似の考えを持っていたのだろうか? 「罰せられるべき者」を見つけてはネット上で叩く人間と、実際に刃物を手に「罰せられるべき者」を探しに出向く人間の間にはもち ろん大きな「壁」があるのだが、何かの弾みでその「壁」が取り払われた時、恐ろしいことが起こる気がしてぞっとしたのだ。 夜。 惣菜屋で買った鉄火巻きを食べられる分だけ食べてみた。 無事に飲み下せて胃に収まったのでほっとする。 これはほぼ回復だな。(「刺身が食えれば全回復」という個人的な基準で) 明日から少しずと活動開始できるかも。 寝る。
2024年12月18日(水)
午前中。 体が痛いのは相変わらず。 アセトアミノフェンを服用してから家を出る。 駅で1号くん、2号くんと待ち合わせてから映画館へ。 池袋のTOHOシネマズに「はたらく細胞」を観に行ったのだが、てっきりコメディだと思い込んでいたら違った。 (プロモーション動画に騙された!) 病気というものの不条理さを描いた映画。 例えば、日々不摂生を続けている父親と、健康に気をつけて日々を送る娘。 だが病魔に襲われたのは娘の方だった。 未来を夢見て努力したり、責任感を持って今を懸命に生きている者たちが理不尽に命を落とすというストーリーなのだ。 観終わって「どよん」としてしまった。 今日は私もちょっと体に無理をしたので、映画が終わったあとは自宅に直行。 服も着替えずに毛布を被る。 コンビニの茶碗蒸しを温めたのだが1/3も食べられなかったので、やや重症か? しばらくは安静にしておいた方が良いね。 寝る。
2024年12月17日(火)
午前中。 どうも体調が良くない。 要は体が痛いのだ。 朝食はおじやだけ食べて療養ムーブ。 昼食。 サラダとコンビニのおにぎり 夕食。 ホッケの開きと、1号くんが持って来てくれた「いきなり団子」。 夜。 寝ようと思ったら地震。 時刻:22時11分頃 震源:茨城県南部(北緯36.3度 東経140.1度) 深さ:約50km 規模:マグニチュード4.2 最大震度:震度4 栃木県:宇都宮市 壬生町 豊島区は震度が出なかったが、新宿区、文京区、北区、板橋区、練馬区あたりが震度1だったので、だいたいそのぐらいの揺れはあっ たのかも知れない。 布団に入ってからも、体の痛みが取れない。 (腹膜が軽く炎症でも起こしているのかなあ?) とりあえず、眠る努力はする。
2024年12月16日(月)
朝。 二日酔いはないのだが、微妙な疲労感が残っている。 昼。 「光る君へ」最終回視聴。 冒頭でヒロインの紫式部が道長の妻である倫子に、自分が子供の頃に屋敷を抜け出して、そこで道長と出会ったという話をして「家を 出ることなぞ許されたの?!」と驚かれるシーン。 これはたぶん視聴者からの疑問の代弁。 (そうだよなあ、平安時代の貴族の姫君は、そんなに簡単に外出はできないものだったはずなんだよなあ) ドラマの紫式部は、 「このような立派なお家ではありませんので」 と、さらっと答えて解決したことにしてしまったが、たぶん時代考証担当者はちょっと苦笑いしたことだろう。 さて、今回はついに藤原道長が病死し、同じ日に藤原行成が急死する。 (ここの奇跡的な偶然については、もう少しじっくりとやって欲しかった) ちなみに道長の最期は、排泄物垂れ流しで背中に大きな出来物が出来て苦しみまくるというかなり悲惨なものだったのだが、さすがに イケメン主人公にそれはNGだったのだろう、きれいな状態で静かに息を引き取る形に変更になっていた。 あとで解説サイトを見たところによると、道長を演じていた柄本佑(えもと・たすく)さん、演出家からやつれた外見になって欲しい と言われて「水断ち」をして撮影に臨んだのだそうだ。 長時間水分を摂らないとげっそりした外見になるという役者の奥の手らしいのだが、どう考えても体に悪いよなあ。 そして紫式部は、一度は険悪な仲になった清少納言ともすっかり仲直り。 史実では仲の悪かった2人をドラマでは親友同士のように描いていたのだが、『紫式部日記』にはバッチリ清少納言の悪口が記されて いるので「仲が良かった2人が一時的に仲違いした後にまた仲直り、日記はたまたまその仲が悪かった時期に書いたもの」という話に したらしい。 (ちょっと苦しいような……) さらに式部は、記録が何も残されていないのをいいことに(?)またも旅に出るのである。 この人、本当に自由だなあ。(^^; ドラマの最後は、旅の途中の紫式部が武装した騎馬武者の集団と行き合って「嵐が来るわ」とつぶやいたところで終わる。 平安中期の時代が平和を保てたのは藤原道長の政治手腕に依るもので、彼の死によって戦乱の世になったのだという物語。 かなり強引だったが、ドラマとして面白かったのでまあいいと思う。 午後。 「はるこん」のことでいろいろ。 夜。 1号くんと2号くんに映画に誘われたので、明後日あたりに一緒に映画館に行こうと思う。 寝る。
2024年12月15日(日)
今日は、はるこんの会議&忘年会。 初めての会場なので早めに家を出る。 ついでに駅前で銀行のATMに寄ってジャパンメンサの会費の振り込み。 飯田橋で乗り換えて東西線で茅場町に着くまでは、何度も行った道なので難なくクリア。 駅からの道は、通りすがりの人に聞く。 行き先の名称がかなりうろ覚えだったのだが丁寧にスマホで調べてくれた。 さすが中央区、江戸っ子の街はみんなが親切。 結局1時間以上早く着いてしまい、部屋が開く時間までロビーまで待っていたら受付の人が「寒いでしょう」と中に入れてくれた。 有り難く早めに入室して電源にノパソを繋いでマイク等の準備をしていたら、他のスタッフがやって来て、会議開始。 5時まで会議に出た後、忘年会。 体調がイマイチ万全でなかったので1次会で帰宅。 焼酎とサワーを1杯ずつと日本酒を1合弱しか飲んでいなかったのだが、帰りの電車で一瞬うとうとして気がついたら神楽坂。 (飯田橋で降り損ねたのだ) 戻るのも面倒なのでそのまま高田馬場まで乗って行って、山手線で池袋へ。 家に帰って、寝る。
2024年12月14日(土)
朝起きて、お腹が痛いのは筋肉痛か? 昨夜は背もたれのないスツールに2時間以上座っていたので、日頃甘やかされている私の腹筋と背筋が悲鳴を上げている。 午後。 体が炎症を起こしているのがはっきり分かる状態。 夕方から空想小説ワークショップだったのだが、体を起こすのが大変だったので本日は聴講にしてもらうことにする。 早めにZoomの部屋に入ってそのことをチャットに書いておこうとしたら、入れない。 (早く来すぎたかな?) と、思いつつ待っていたのだが、授業開始2分前になっても入室できない。 さすがにおかしいと思ってスクールに電話したら、事務の担当者が開始ボタンを押し忘れていたのだとか。 無事に入室はできたものの、体は起こせないのでクッションを背中に当てがって半分だけ体を起こして授業を聴く。 授業以外の情報(森下一仁先生の小説の書籍化に関するクラウドファウンディングとか)もいろいろ聞けたので、出席して良かった。 海外のニュース。 韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領への弾劾訴追案が可決。 与党の人にも弾劾賛成に回った人がいたらしい。 この後の手続きとしては、180日以内に憲法裁判所が弾劾訴追の是非を判断、憲法裁が弾劾を認めれば尹氏は罷免され60日以内に 大統領選が実施という流れになるのだとか。 日本人の立場としては、日本との友好を大切にしてくれる人に大統領をやって欲しいのだけどね。 夜。 牡蠣鍋。 あったまったので、寝る。
2024年12月13日(金)
今日は帰りが遅くなりそうなので、普段は夜にやっているルーティンワークを午前中に済ませ、風呂に入る。 こういう「普段とは違うこと」をやったのがまずかったのか、入浴後に風呂の水を足そうとして蛇口を閉め忘れる。 風呂の水を溢れさせるというポカをやったのは、たぶん数十年ぶり。 夕方。 代官山へ、藤岡藤巻のライブを聴きに行く。 予約した客はスマホにQRコードを表示して受付でチェックを受けるシステム……なのだが、会場は地下2階。 エラーになってコードが表示できないのが私だけじゃないらしいことが分かったので、受付に言って事情を説明したら名前でチェック してくれた。 電波状況の悪い地下に店舗があることの多いライブハウスで、このシステムはやめた方が良いんじゃないかと思う。 客が続々と集まって来ると、ベテラン客(?)の多い藤岡藤巻ファンは、近隣店舗から苦情が来ないように客を整理番号順に整列させ 始める。 お陰で入場は非常にスムーズ。 客席を見渡すと、2/3から3/4が、ゲストのブリーフ&トランクスさん(元は2名のユニットだったのだが、1名が脱退したので いまは1人でこのユニット名を名乗っている人)のファンっぽい。 なぜ分かるかと言うと、ブリーフ&トランクスのペンライトを持っているから。 (どうでもいいがコンサート用のペンライトって、もはや「ペン」の形状をしていないよね?) そして、出て来たブリーフ&トランクスさん、 「ゲストという話で呼ばれたのに、6曲も歌えと言われた」 と、暴露。 2時間のライブでゲストが6曲歌ったら、それはもはや「ゲスト」ではなく「ジョイントコンサート」なのでは? 藤岡藤巻の出番の方はと言えば、いままで演出等を担当していたペッターちゃんが、ここのところ体調を崩してお休み中なので、明ら かに前回のものをそのまま踏襲した感じの演出になっていて、演出担当者の重要性を噛み締める。 私も体調が若干アレだったので、終演後はすぐに帰宅。 寝る。2024年12月12日(木)朝。 目を覚まし、ぼんやりとした頭で、 (昨日は遠出して疲れたなあ) と思い、しばらく考えてから、 (いや、昨日はずっと家にいたぞ) と、気が付く。 そして昨日何をしていたのかを思い出そうとしてみたのだが、思い出せない。 (たぶん体調が悪く半分眠っていたような状態だったからだと思う) それにしても何なのだろう、この「遠くに出かけていたはず」という変な感覚は? 実際にどこかに出かけていたのに記憶を抜き取られたとか? 誰かにどこかに連れ去られた後に記憶を消されて帰って来た? (あ、このネタで1本書けるかな?) そんなわけで、昨日は1日中自宅でボーッとしていただけのはずなのに、体に謎の疲労感がある。 (きっと細胞さんたちが病気と闘っていたのね) 映画「はたらく細胞」の公開日が明日だが、私はこういうのはだいたい巷の評判を確認してから観に行くかどうかを決めるタイプ。 1800円払ってスカ引いたら嫌だから。 この作品有名な漫画が原作なので、誰でも概要は知っていると思っていたのだが、「赤血球役がきています」とオファーを知らされた ヒロイン役の永野芽郁が、「どういうことなのか理解できなかった」と言っていたそうなので、意外と知られていない作品? 擬人化された細胞が酸素を運んだり細菌等と闘ったりして体を守るという物語なのだが。 ちなみに予算の都合で、低予算でできる「人間パート」という原作にはないパートが付け加えられているらしい。 たぶん、「人間パート」で人が怪我をすると「体内パート」でバイキンと戦う白血球や傷口を塞ぐ血小板が大活躍……みたいな感じに なるのだろうと勝手に想像している。 午後。 久しぶりに連続テレビ小説「おむすび」を視聴。 ヒロインは栄養士の専門学校の卒業を間近に控えているが、就職先がなかなか決まらなくて悩んでいるという話。 そこへ彼氏の勤務先の先輩が「この会社には栄養士が必要だが予算の都合でベテラン栄養士を雇うのは無理」というやや強引な理由で ヒロインをリクルート。 たぶん来週からは、新しい勤務先でのドタバタが始まるのだろう。 (「栄養バランスも考えずに野球部員にやたらドカ喰いさせたがる調理師」というわかりやすい伏線もあったから、おそらくこの人と 一悶着あるのだろうね) 主人公の「目的」が明確になった分、物語の輪郭が明確になって視聴しやすくなった。 夜。 『問題物件』(大倉崇裕光 文社文庫 Kindle版)を読む。 ミステリー。 介護士の資格を取得したものの、なかなか就職が決まらずに困っていたヒロインは、お家騒動の渦中にある大手不動産会社の御曹司の 身の回りの世話をすることとなり……という話。 (介護士の資格を持っていて、なかなか就職が決まらないなんてことがあるのだろうか?) というツッコミは置いておいて、なかなか楽しそうな話なのでゆっくり読んでいこう。 寝る。
2024年12月12日(木)
朝。 目を覚まし、ぼんやりとした頭で、 (昨日は遠出して疲れたなあ) と思い、しばらく考えてから、 (いや、昨日はずっと家にいたぞ) と、気が付く。 そして昨日何をしていたのかを思い出そうとしてみたのだが、思い出せない。 (たぶん体調が悪く半分眠っていたような状態だったからだと思う) それにしても何なのだろう、この「遠くに出かけていたはず」という変な感覚は? 実際にどこかに出かけていたのに記憶を抜き取られたとか? 誰かにどこかに連れ去られた後に記憶を消されて帰って来た? (あ、このネタで1本書けるかな?) そんなわけで、昨日は1日中自宅でボーッとしていただけのはずなのに、体に謎の疲労感がある。 (きっと細胞さんたちが病気と闘っていたのね) 映画「はたらく細胞」の公開日が明日だが、私はこういうのはだいたい巷の評判を確認してから観に行くかどうかを決めるタイプ。 1800円払ってスカ引いたら嫌だから。 この作品有名な漫画が原作なので、誰でも概要は知っていると思っていたのだが、「赤血球役がきています」とオファーを知らされた ヒロイン役の永野芽郁が、「どういうことなのか理解できなかった」と言っていたそうなので、意外と知られていない作品? 擬人化された細胞が酸素を運んだり細菌等と闘ったりして体を守るという物語なのだが。 ちなみに予算の都合で、低予算でできる「人間パート」という原作にはないパートが付け加えられているらしい。 たぶん、「人間パート」で人が怪我をすると「体内パート」でバイキンと戦う白血球や傷口を塞ぐ血小板が大活躍……みたいな感じに なるのだろうと勝手に想像している。 午後。 久しぶりに連続テレビ小説「おむすび」を視聴。 ヒロインは栄養士の専門学校の卒業を間近に控えているが、就職先がなかなか決まらなくて悩んでいるという話。 そこへ彼氏の勤務先の先輩が「この会社には栄養士が必要だが予算の都合でベテラン栄養士を雇うのは無理」というやや強引な理由で ヒロインをリクルート。 たぶん来週からは、新しい勤務先でのドタバタが始まるのだろう。 (「栄養バランスも考えずに野球部員にやたらドカ喰いさせたがる調理師」というわかりやすい伏線もあったから、おそらくこの人と 一悶着あるのだろうね) 主人公の「目的」が明確になった分、物語の輪郭が明確になって視聴しやすくなった。 夜。 『問題物件』(大倉崇裕光 文社文庫 Kindle版)を読む。 ミステリー。 介護士の資格を取得したものの、なかなか就職が決まらずに困っていたヒロインは、お家騒動の渦中にある大手不動産会社の御曹司の 身の回りの世話をすることとなり……という話。 (介護士の資格を持っていて、なかなか就職が決まらないなんてことがあるのだろうか?) というツッコミは置いておいて、なかなか楽しそうな話なのでゆっくり読んでいこう。 寝る。
2024年12月11日(水)
本格的にダウン。 ボーッとテレビ(NHKプラス)を見ていたら、きょうだいとの人間関係みたいな特集をやっていた。 私にも「きょうだい」はいて、1人とは盆暮の義理は欠かさない仲だが、 「お会いして食事でもしましょうか?」 などと持ちかけるとやんわりと断られるような関係。 ちなみに「きょうだい」はもう1人いるが、そっちの方はいま地球上のどこで何をしているのか知らない。 このぐらいの距離感だとトラブルが起きなくて良いなと思う。 午後。 完全にダウン。 夕方。 YouTube Fanfest Japan 2024のライブ中継を視聴。 日本のYouTuberのお祭りみたいなものらしいが、YouTuberの中にはヴァーチャルで活動している人もいるので、そういう人は3D の映像の姿でステージの上に現れる仕組み。 こういう出演者の映像はYouTuberが自前で作るものなのだろうか? 出演者がステージ上にいないステージパフォーマンスというものが珍しくなくなって来た。 こういうのにいちいち驚いているのは老人だけか? 技術的にはすごいのだが、出演者自身はやはりちょっと素人っぽい。 だが逆にそこが魅力なのかなとも思う。 昭和に「アイドル」というものが出て来た時に「素人」だと叩かれつつ、いつの間にかそれが良いということになったのと同じかも。 夜。 ときどき意識が遠のくので、背中の下にクッションを用意して毛布を体にかけた状態で休憩。 寒いので湯たんぽを毛布の中に入れたら、体がポカポカして来たな……。
2024年12月10日(火)
朝。 まだ少し本調子じゃないな……。 午前中。 電話がかかって来る。 知らない番号からだったので、一旦切ってから番号を確認したら先週の木曜日(5日)に行った文房具屋からだった。 こっちから掛け直すと、 「会員カードの申込書のメールアドレスが……」 と言われたので、 「それ、記入しようとしたらいらないと言われたんですけど?」 と正直に答える。 「メールアドレスが必要なんですか?」 と聞いたら、 「こちらからのDMはご希望ですか?」 と言うので、 「いりません」 と答えたら、 「ではメールアドレスは必要ありません」 って……やっぱりいらんのかい!(^^; 昼。 荷物が届いたのでハンコを持って取りに行くと、液晶の画面に専用ペンでサインしてくれと言われた。 これはハンコの方が楽じゃないだろうか? デジタルの方が便利なものとそうじゃないものがある気がするなあ。 午後。 事務作業。 (これはパソコンがなかったら始まらない仕事) 夕方。 暮れの掃除に手をつけかけて、途中でやめる。 (こういうのは中途半端にやるものではなさそう) 風呂で体を洗ってから夕食。 今日は早めに寝ることにする。
2024年12月9日(月)
午前中。 ニュースによると、シリアのアサド氏はロシアに亡命したのだとか。 つまりアサド政権は完全に無くなったということなのだよね? (ロシアの外務省によれば「アサド氏が辞任を決め、平和的な権限移譲を指示して出国した」のだそうだ) シリアの首都ダマスカスを制圧した反体制派の主力は「シャーム解放機構(HTS)」というところらしい。 (日本の報道では「シリア解放機構」と呼ばれる場合もある) 元はアルカイダ系のイスラム過激派「ヌフラ戦線」だったが、アルカイダから離脱して以来、穏健派路線を目指しているっぽい。 HTS指導者のジャウラニ氏は1982年、サウジアラビア生まれ。 ジャウラニ氏は12月5日の米CNNテレビのインタビューで「アサド後」の新政権樹立に当たっては、各勢力と連携する考えを示唆 していたのだとか。 外交的な話し合いの出来るリーダーが国のトップに立ってくれるといいなあ。 午後。 アレルギーのくしゃみかと思っていたら、どうやら風邪をひいてしまったっぽい。 部屋で体を暖かくしながらNHKの「光る君へ」視聴。 刀伊の入寇の事件は、攻め入って来た女真族の海賊を藤原隆家らが撃退したことで終結を見た。 長く道長を支えて来た藤原公任は、道長のライバル的ポジションにいる隆家の手柄を認めない方針を主張。 これに対して藤原実資は「外敵を追い払った者に相応しい褒賞を与えなければ、次に同様のことが起きた時に誰も戦わないだろう」と 反論するが、この意見は大筋において通らなかった。 ちなみに、当時の定めとしては「戦による褒賞は朝廷の命によって戦った場合のみ」であったので、これに従えば「朝廷の命が降る前 に刀伊を追い払ってしまった」隆家らは褒賞の対象とはならないわけであり、公任の方が正しいことになる。 道長は、これを外国から攻め入られた場合を想定していなかった法の不備であると考えて実資の意見に賛同するが、すでに摂政を引退 していたので実質的な発言力はなかった。 ドラマでは、この2人のやりとりを耳にした公任が、道長のためを思って隆家の手柄を認めなかった自分より実資を取るのかと大激怒 する場面が、そこへいつも調子の良い藤原斉信がやって来て仲裁するところまでも含めてちょっとした見せ場になっていた。 さて、ドラマの都合上(?)いきなり九州に旅行に行ってしまった紫式部だが、彼女がそんな旅行をしたという記録は、もちろん一切 残っていない。 そんなわけで紫式部は、従者の乙丸の「早く帰りたい」という強い希望に押されたという理由で京都に帰って来る。 自宅に帰ると出迎えたのは、使用人たちと父の為時は良いとして、なぜか女房として彰子の元で仕えているはずの娘の賢子。 (うーむ???) ところで「刀伊の入寇」。 なんで女真族の海賊のことを「刀伊(とい)」と呼んだのか、長年疑問だったのだが、どうやら中国語の「東夷」が語源で、当初は彼 らを高麗の軍ではないかと疑っていた日本側が、高麗とのやりとりの中で「あれはトイだ」と言われその音に漢字を当てて表記したの が「刀伊」となったらしい。 夜。 体調が回復しない。 海外のニュース。 韓国が尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の出国を禁止したそうだ。 この件も、どう決着が着くのかな? 寝る。
2024年12月8日(日)
朝。 朝食後にくつろいでいたら部屋が揺れた。 時刻:7時39分頃 震源:千葉県北西部(北緯35.6度 東経140.2度) 深さ:約70km 規模:マグニチュード4.0 最大震度:震度2 千葉県:千葉市中央区、花見川区、稲毛区、若葉区、緑区 市川市 船橋市 東京都:練馬区 神奈川県:横浜市神奈川区 豊島区は震度1だった。 海外のニュース。 〈ルーマニアの憲法裁判所は6日、決選投票を8日に控えていた大統領選挙をやり直す必要があるとの判断を下した〉 [2024年12月06日23時46分配信 時事通信] 昨日は外出していたので気づかなかったが、一昨日の夜中に流れたニュースみたいだね。 シリアのアサド政権は風前の灯みたいだし、フランスでは首相が不信任投票を受けて辞任したところだし、韓国の大統領も危ない状態 だし…… (2024年は、未来の歴史の授業ではどういう位置付けで教えられることになるのだろう?) 午後。 「坂の上の雲」日英同盟(後編)を視聴。 今回は、広瀬武夫回だった。 外務大臣・小村寿太郎は、首相の桂太郎とともに、ロシアの脅威に対抗するため日英同盟の締結を押し進める。 これに対して伊藤博文は、対露協調路線を目指して独りロシアに渡り、交渉を行う。 ロシアに足かけ6年駐在していた広瀬武夫は、伊藤が頼もしい交渉相手だと見ているロシアの大蔵大臣ウィッテがすでに皇帝の信任を 失っていることを知っていて助言したが、伊藤は聞き入れない。 結果として伊藤の交渉は失敗に終わり、日本は日露戦争への道を突き進むこととなる。 ドラマでは、ロシアを「第二の故郷」と呼ぶ広瀬武夫がどんなにいい奴かということをこれでもかというほど表現し、ロシア人の恋人 アリアズナとの別れも、情感たっぷりに描いている。 (もちろん視聴者は歴史を知っているから、このあと広瀬がロシア軍によって命を落とすことが分かっているわけである) そして小村寿太郎の「仕事はこれからだ」というセリフも、日露戦争終結時の彼とウィッテの交渉によるポーツマス条約成立を知って いる視聴者にとっては「そうだよねー、あなたはこの後が大変なんだよねー」と大いに頷けるものになっている。 なかなか性格の悪いドラマで面白い。 夜。 お歳暮でビールと牡蠣が届いたので、1号くん、2号くんを呼んで牡蠣鍋パーティー。
2024年12月7日(土)
午前中。 2号くんが来る。 今日は昼から一緒に「猟奇倶楽部 悪魔という名の正義の味方」という芝居を見に行く予定なので、一緒に家を出る。 品川駅で昼食を摂って京急で新馬場(しんばんば)まで。 「猟鬼倶楽部」は、戦後の混乱期を舞台にカストリ雑誌(※1)の編集部の面々が遭遇する事件を描いたシリーズもの。 レギュラーキャラは、女性編集長である長田志津子、記者で元教誨師の僧侶である南宝海、同じく記者で戦争で片腕を失った元医師の 阿部甚、経理担当の中川乃富子の4人。 ※1カストリ雑誌 終戦直後に多く発行された娯楽雑誌。 内容は低俗なゴシップや下品なルポなどで根拠のないデマが多かった。 「3合で潰れる質の悪い酒(カストリ酒)」に掛けて「3号で潰れるような質の悪い雑誌」の意味でそう呼ばれていたらしい。 ここから先はネタバレ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 今回、彼らが取材することになったのは帝銀事件。 椎名町で起きた大量殺人事件だ。 事件に使われた毒物について取材するため、阿部は専門家として鑑識にアドバイスを行った医師、石田の元を訪れる。 実は石田と阿倍の間には浅からぬ因縁があった。 2人は戦時中731部隊による人体実験に関わっていたのだ。 そして終戦の際に、爆弾で自決した同僚を止めようとした阿部は爆風で片腕を飛ばされ、その手当てをして命を救ってくれたのが石田 だった。 石田は、いま犯人とされている人物(劇中に名前は出て来なかったが、もちろん平沢貞通のこと)が犯人であるはすはないが、警察は 自分の話を相手にしようとしないと語る。 阿部が自分がカストリ雑誌の記者をしていることを伝えると、石田は笑い出して「実は犯人は私で、使用した毒物は731部隊が開発 したものだという記事を書いたらどうだろう」と持ちかける。 嘘に(731部隊についての)真実(※2)を混ぜて世の中に広めるのだという……。 しかしそこに電話がかかって来る。 阿部の知り合いであるボクサーが倒れたというのだ。 そのボクサーは戦争で片目の視力を失い、いまは特攻崩れの少年をプロに育て上げるために尽力していた。 阿部は取材を中断して石田に協力を申し出る。 そして石田は難しい手術を成功させてボクサーの命を救うことができたのだった。 数週間後? ひどい二日酔いで出社した阿部。 彼は石田と夜遅くまで酒を飲んでいたのだと言う。 ボクサーは元気になって、また少年の育成に勤しむようになっており、猟鬼倶楽部の編集部にもまたいつもの日常が戻ってきていた。 「私は鬼を猟れたのか?」と尋ねる長田に、南は「ええ、見事に皆の心の奥に潜む鬼を猟りましたよ」と答えるのだった。 ※2 731部隊についての真実 731部隊が得たデータはアメリカが持ち帰り、当時のGHQがそれを極秘にするために帝銀事件で使用された毒物の正体を知られ まいと平沢に罪を押し付けたのだという噂がある。 噂によると、このデータは、のちの医学の発展に大いに貢献したのだとか??? 感想。 「731部隊」という扱いづらい素材を扱ったせいか、踏み込み方がイマイチ物足りない気がした。 そして今回、編集長(長田)は、あんまり活躍していなかったので、締めのセリフがイマイチ効いて来ない気がした。 2号くんの感想は「脚本が雑」。(身も蓋もない) まあ、難しいテーマだったよな。 帰宅。 韓国のニュース。 尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾訴追案の採決は、与党「国民の力」の議員の大半が議場から退席したことで不成立となった が、野党は11日にも臨時国会を開いて改めて弾劾訴追案を採決する構え。 さらに尹氏は今日(7日)午前の国民向け談話で「任期を含め党に一任する」と発言しているので、任期途中での辞任の可能性もある らしい。 まだしばらく韓国は不安定な状況みたいだね。 寝る。
2024年12月6日(金)
朝。 ニュースをざっとチェック。 シリアではアサド政権が明らかに劣勢になっている。 シリアの反政府勢力はクルド人主体の組織SDF(シリア民主軍)で、バックについているのがアメリカ。 (世界中あっちこっち紛争だらけで、こういうことを整理しておかないとわけがわからなくなる) ちなみにアサド政権のバックについているのはロシアだが、こちらはご存知の通り目下ウクライナとの戦争でシリアどころじゃない。 午後。 韓国のニュース。 尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾訴追案について。 大統領が戒厳令を出した際に主要な政治家らを反国家勢力という理由で逮捕するよう指示していたことが発覚、与党内でも「さすがに 大統領、やばいんじゃないか?」という意見が出ているっぽい。 野党はもちろん弾劾訴追に賛成なわけで、与党の中から8人が訴追案に賛成票を投じてしまうと弾劾が成立してしまう? お隣の国が揉めていると当然、日本にも影響は出るわけで、いい形で早目に収束して欲しい。 夜。 歌手で女優の中山美穂さんが亡くなられたというニュース。 私はこの人の主演ドラマ「誰かが彼女を愛してる」がすごく好きだったんだよな。 (主題歌の「世界中の誰よりきっと」も含めて) 「誰かが彼女を愛してる」は、父親と息子が同じ女性を好きになってしまい……というコメディ。 私が好きだったエピソードは、息子の方が彼女とデートの約束をしたものの急な仕事で数時間遅刻してしまうという話。 携帯電話も普及していない時代、彼女は待ち合わせ場所の公園でずっと待っているのだが、その間に子供からチョークを借りて地面に 絵を描いて遊び、雨が降れば傘を差し、雨上がりの虹を見て楽しむのである。 やっと彼が待ち合わせ場所に辿り着くと、公園での時間を堪能し切った彼女が笑顔で迎えてくれる。 そして食事を奢ることになった彼に、彼女は(さっきからずっといい匂いが気になっていた)おでん屋の屋台に連れて行ってくれと頼 むのだ。 彼目線だと「何時間も自分を待っていてくれた上、贅沢な食事もねだらない女性」なのだが、彼女側から見ると「公園で楽しい時間を 過ごしたあと、美味しいおでんが食べられてラッキー」な話になる。 こういうすれ違いの笑いが面白いドラマだった。 中山美穂さん、まだ54歳だったそうだ。 心よりご冥福をお祈りします。 なんか、明るいニュースがないなあ。 寝る。
2024年12月5日(木)
午前中。 雑用系を済ませて昼から外出。 まずはハガキを買いに郵便局へ。 ……改装工事中だった。 近くにある別の郵便局へ。 ……道に迷う。 通りを歩いていたご婦人に声を掛けて道を聞いたらスマホで検索して案内してくれた。 行ってみたら、立地と構造の関係で見つけにくい建物だった。 歩道から少し引っ込んだ形で立っているので通りに立って見渡した時に死角に入ってしまうのだ。 それでも近所の大きな郵便局が改装中であるからか、ちょっと混んでいて局員に、 「だいぶ待つことになると思いますが」 と言われる。 特に急ぎの用でもなかったので椅子に座ってKindleBookを広げたら数分も経たずに名前を呼ばれた。 私の前の待ち人数が5人程度だったので、1人の対応に15秒と考えれば普通の待ち時間。 わざわざ「だいぶ待ちます」と断るほどでもない。 この郵便局の局員さん「待ち人数がいる」状況に慣れていなくてテンパッてしまっていたのかな? (駅近の大きな郵便局、早く改装が終わってくれ) 郵便局を出て、文房具屋にボールペンを買いに行く。 「会員カードを作るとポイントが付きます」 と勧められたので申し込もうとしたら、 「このQRコードをスマホで……」 とか言われた。 「スマホは持っていません」 と言ったら紙の申し込み用紙を渡されたので住所氏名を記入し、さらにメールアドレスを書き込もうとしたら、 「あ、それは結構です」 だそうだ。 用紙には記入欄があったのだが、スマホを持っていない人のメールアドレスじゃしょうがないからかね?(知らんけど) 文房具屋を出て、抽選で会場予約をした施設にダブリ当選した部屋のキャンセルに行く。 (外れた場合のために複数の応募をしたら2つ当選してしまったのだ) 「抽選の応募と、当選の確認と、部屋代の支払いはネットから出来たのですがキャンセルの仕方がわからなくて」 と言うと、 「それはお電話でお願いします」 と言われた。 なぜそれだけ電話? 歩き回っていたら少し汗ばんで来て、伸ばしっぱなしのボサボサ髪を鬱陶しく感じ始めたので、会場を出てから床屋へ。 店に入ってセルフで料金を支払ってから順番待ちをするシステムなのだが、ここの機械がわかりづらい。 というか、作業工程が多すぎる。 「一般か会員割引かを選ばせる」ここはいい。 「現金かカード支払いかを選ばせる」これもいい。 「領収書の有無」まあ、これもいい。 問題は、ここでカードリーダーにカードをかざしてもアウトということ。 カードリーダー自身についている「カードリーダーを使用するボタン」のタップって必要? ちなみに、そもそもこのシステム自体を知らなくて支払いをせずに並んでいたお客がいた。 ともあれ、髪を切ってさっぱりした。。 床屋で見たニュースによれば、韓国の大統領は与党の反対で弾劾にはならなさそうということだ。 帰宅。 海外のニュース。 フランスの議会下院で内閣不信任決議案が可決され、内閣が総辞職。 あっちこっちでいろいろと政情が不安定になっているな。 日本の石破さんは大丈夫だろうか? 寝る。
2024年12月4日(水)
朝。 「韓国はどうなった?」と、ニュースを見たら戒厳令が解除されていた。 午後。 ニュースウォッチャーになって、ネットに流れて来る韓国戒厳令関連の詳細を読む。 昨夜遅くに大統領が国会や地方議会での一切の政治活動を禁じるとする戒厳令を発令した。 ところが周囲の了解を得ていなかったらしく、大統領が所属する党の党首から戒厳令に対して否定的なコメントが出される。 大統領は、まず国会議事堂に軍を向かわせる。 議員の多数決によって戒厳令解除要求の決議が出されてしまうと戒厳令を解除しなくてはならなくなるためそれを防ぐのが目的だ。 予定では軍は国会議事堂を掌握して議員の入場を拒み、戒厳令解除要求決議が行われないようにするはずだった。 ところが軍が議事堂を掌握する前に議事堂の職員らがバリケードを築いて議事堂を占拠。 軍の入場を拒んだ。 ちなみに徴兵制のある韓国では一般人といえども兵士としての訓練を受けており、作るバリケードも「プロ仕様」なんである。 揉み合っているうちに議員らが続々と議事堂に到着。 野党だけでなく与党の議員も戒厳令に対する党首のコメントは聞いているわけで、解除要求決議を行うためにやって来たのだ。 さらに国会の前に民衆が集まって来る。 韓国の国民の多くは、以前に「戒厳令」を体験しているのでそのヤバさを知っている。 よって絶対に解除要求決議を行ってもらわないといけないという意識からモチベーションが高いのだ。 議事堂内に入れずにいた軍隊と民衆が衝突。 軍人の側はと言えば、味方のはずの党首にまで否定された戒厳令を出した大統領なんかに従おうというモチベーションが低い。 銃は手にしていたものの撃つ気なんかはさらさらなく、そのまま揉み合いとなる。 (「民主主義を守る」というのは、フィジカルな戦いである) その間に議員は群衆のサポートを受けて塀を乗り越えて議事堂に入ってしまう。 さっきも言った通り、韓国の「一般人」は軍事訓練の経験があるので、自分の体を踏み台に塀を乗り越えさせる技術を持っている。 軍人側にも同じことは出来たはずなのだが、おそらくはそこまでするほどのモチベーションが沸かなかったのだろう。 議事堂に入った議員たちは、そこで戒厳令解除要求決議を迅速に可決。 これを聞いた軍人たちも「じゃあ、そういうことで」と、さっさと帰ってしまう。 たぶん彼らも最初からそのつもりで、形の上だけ議員の入場を阻止していたのだろう。 もちろん警察も議員や議事堂前の民衆を逮捕したりしない。 そして大統領が、戒厳令の解除を発表。 韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領、今回の件で与党も野党も軍隊も警察も民衆も、大統領に味方していないという状態になっ てしまったのだが、いったいどういう狙いで戒厳令なんていう乱暴な手段を選択したのだろう? 与党の党首が戒厳令反対のコメントを出すことで、自分が政権内で孤立した状態だということが公にされたことが計算外だった? 国会議事堂の職員が迅速に議事堂を封鎖して軍が議事堂を掌握できなかったことが計算外だった? 戒厳令を出したのに国民が自宅に籠るどころか国会議事堂の前に集まって議員の入場をサポートしたことが計算外だった? この辺は、当人に聞いてみないと分からないなあ。 (続報待ち) 夕方。 どうもここのところ体調がアレだと思ったいたら、熱が出て来た。 どこかで風邪を貰ったらしい。 部屋で歌番組を視聴していたら、ソウルからの中継で韓国の女性アイドルグループが屋外で歌い踊る姿がライブ中継で放映された。 下手をすると今日のこの時間、ソウルは「戒厳令下」だったことになるのだよな。 平和、大事。 夕食中。 床がユラユラし始めた。 時刻 19時11分頃 震源:茨城県南部(北緯36.1度 東経139.9度) 深さ:約50km 規模:マグニチュード4.3 最大震度:震度3 栃木県 :下野市 群馬県 :板倉町大泉町 埼玉県 :行田市 加須市 さいたま市浦和区 川口市 宮代町 豊島区は震度1だった。 いろいろと危険はあるのだな。 寝る。
2024年12月3日(火)
午前中。 いろいろと溜まってしまった雑用に追われる。 午後。 一昨日の文フリで買って来た『東浩紀 巻頭言集』のIと I I をパラ見。 サブタイトルはIが「思想地図β篇」で、 I I が「ゲンロン篇」。 (思ったより面白そうな本だったので、これは時間があるときにゆっくり読もう) 夕方。 1号くんと2号くんが来て、恒例の(?)火曜日の食事会。 1号くんが『ちいかわ』(ナガノ 講談社)の7巻を持って来たので借りて読んだ。 すでにネットで読んでいた話だが、単行本だと「次回を待つ」ストレスが良くも悪くも存在しない。 ちなみに私は基本的には「漫画は単行本で読む派」だったのだが、これって正しかったのかな? 夜。 ニュース。 韓国の大統領が国会や地方議会での一切の政治活動を禁じるとする戒厳令を発令したそうだ。 (何ごと?!) そしてこの戒厳令に基づいて国会に議員が入れないように軍隊を派遣。 群衆が国会前に集まって、議員の入場を阻む軍隊との間で大乱闘中であるらしい。 (韓国、いったい何がどうなってる?) 私が夜更かししても解決する問題ではないので、寝る。
2024年12月2日(月)
今日は完全休養日。 「何もしなかった」の1行で終わらせても良いぐらいなのだが、それもアレなので昨日文フリで買った本の紹介など。 『池袋の今昔物語』は、池袋という街の歴史を概略的にまとめたもの。 それほど深く掘り下げたものではない上、正確さにおいてもやや「ん?」というところもあるが、池袋はだいたいこんな街なんだなと 大雑把に知るには良い本。 『プロジェクト・ヘイル・メアリー外伝 エヴァ・ストラットの物語』は、二次創作の小説。 タイトルの通り、アンディ・ウィアーのSF小説『プロジェクト・ヘイル・メアリー』をエヴァ・ストラットの視点から捉えたもの。 変わり者の天才科学者ライランド・グレースの視点から描かれた『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の物語においてはエヴァ・スト ラットは、彼に嫌なことばかりを押し付けて来る俗物であり、なんなら「悪役」と呼んでもいい。 しかしヘイル・メアリーのプロジェクトは、彼女なしには成し遂げられなかったわけで、あらゆる悪名を一身に背負って地球を滅亡の 危機から救った彼女は、まぎれもないヒーローであるはずなのだ。 アンディ・ウィアーは、小説中にこのエヴァ・ストラットの視点を敢えて持ち込まなかった。 で、その「ウィアーの書かなかった物語」を作品にまとめたのがこの本。 (そりゃ、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』のファンなら買っちゃうよね?) 『とらの巻』 NHKの連続テレビ小説「虎に翼」の同人本。 6人の「虎に翼」ファンが書いた「虎に翼」に関係したブックレビューやら聖地巡礼ガイドやら二次創作やら感想やら。 著者の一人が元『SFマガジン』編集長の塩澤快浩(しおざわ・よしひろ)氏であることで、界隈で話題になった本。 編集後記によると、塩澤さん〈今年の5月から9月の平日は、朝7時30分からBSで観て、7時45分から学んだことを反芻、8時 からの地上波で学んだことを確認、放送直後にXにポストという毎日でした〉とのことなので、その5ヶ月分のポストをまとめたもの であるようだ。(番組は4月からの放送だったが、塩澤さんはこのドラマを途中から視聴し出したらしい) Xのポストなので文章は短い感想のみで、元のドラマを見ていない者には何に対しての「感想」なのかが分かりづらいのだが、ネット で「虎に翼 あらすじ」を検索すれば、だいたいのストーリーは分かるので、合わせて読むのがオススメ。 「プロの編集者はドラマをこういう風に見ていたのか」とか、「視聴者(読者)を惹きつけるドラマはこういう風に作るのか」とかが 学べるかもしれない本。 ニュース。 先週の土曜日(11月30日)に秋田市のスーパーにクマが侵入して出て来なくなってしまっていた件、どうやら「箱わな」で捕まえ るのに成功したらしい。 街のスーパーにクマがやって来るようになったら、おちおち買い物も出来ないな。 とはいえ猟友会も最近は高齢化していて人手不足であるらしい。 人手確保のためには、狩猟免許に助成金を出すなどして取得を奨励し、有害鳥獣捕獲のスキルを持った若手人材の確保に動くべきだと 思うな。 「光る君へ」視聴。 今回の話は刀伊の入寇。 喧嘩っ早い乱暴者で、京都にいた頃は何かと問題児だった藤原隆家大活躍の回である。 宮中ではやばい奴だった暴れん坊は戦時には有能だったりするのだ。 一方、九州にひとり旅(一応いつもの乙丸はお供に連れている)に出かけた紫式部。 時代考証担当の倉本一宏先生、相当にキレのあるピッチングで匙を投げたか?(^^; 呑気に博多の町を観光し、航路で親友のゆかりの地である松浦(まつら)に行こうと、知人である周明(ヂョウミン)の案内で船越の 津に向かう。 そこで起こったのが刀伊の入寇。 異国の人間たち(のちに海賊であると判明するが、この時点では不明)の襲撃に遭う。 危うし、紫式部!(つづく) 今回の個人的な見どころ。 赤染衛門に「夫(藤原道長)の伝記」を依頼した倫子(ともこ)だが、道長の栄華を記述するにはそこに至る日本の歴史を書かなくて はならないと、道長が生まれる遥か昔の話から筆を起こす衛門。 自分が依頼した内容と違うような気がするが……と指摘した倫子に、道長の伝記を「日本初の仮名文字による歴史書」として書くこと によって後世まで伝わる書物にするのだと譲らない赤染衛門。 この時の倫子を演じた黒木華の表情が秀逸。 倫子は、学問は苦手だが頭の良い女性という設定になっている。 黒木華さん「衛門の言っていることが論理的には理解できないが、彼女を説得しようとしても無駄だということは正しく理解できた」 という表情を見事に見せてくれた。 すごい女優さんだ。 夜。 「寝落ち」しそうな雰囲気になって来たので、慌てて体に毛布を巻き付けて急に眠ってしまっても寝冷えしないようにスタンバイ。 これは「寝つきが良くなった」とポジティブに考えれば良いのかね? たぶんこのまま……寝る。
2024年12月1日(日)
朝。 今日は昼から東京ビッグサイトで文学フリマ。 サークル参加なので開場の2時間半前に入場して準備を行うのだが、コミケだと駅からビッグサイトまで、そしてビッグサイトの中に 入ってから会場に辿り着くまでが人混みで大変。 なので念の為に1時間ほど余裕を見て家を出たら予定より1時間早く会場に着いてしまった。 会場が開くまでサークル待機列の先頭に並んで待つという貴重な体験をする。 隣に立っていた男性がなぜかやたら親しげに話しかけて来るタイプの人で、今日はイランの文化に関する本を頒布する予定だと言って いたので中東やインドの文化について喋って時間を潰した。 会場準備が早く整ったとかで、予定を早めて10時15分に中に入る。 自分のブースに到着するが、私は単なる手伝いなので何も持って来ていない。 チラシを片付けたり椅子を並べたりしつつ待っていたら、他のメンバーが到着したので開店準備。 ……すぐに済んで、12時までやたら暇。 そして気づいたのだが「用事があるので」と売り子を断ったSci-Fireのブースが通路を挟んですぐ隣。 「文フリの売り子の仕事があるので文フリの売り子はできません」(^^; 12時、開場。 2つのサークル(ひとつは「はるこん」、もうひとつは「はるこん」のスタッフの個人サークル)で2つのブースを借りているのだが 「はるこん」の本を並べるとほぼブース2つ分の面積に広がってしまい、対する個人サークルの同人誌は1種類だけ。 結果、ブースの9割が「はるこん」のスペースとして使用されることとなった。 「俺は7600円払ってこの20センチのスペースを借りたのか」 とぼやく声が聞こえた気がしたが、気のせいだろう。 交代で店番をしつつ、買い物へ。 ゲンロンカフェの東浩紀さんの同人誌と、早川書房の塩澤さんの同人誌を買ってサインして頂く。 2人とも、私の顔を見て「やあ、久しぶり」みたいなことを言ったあと、それとなく名前を確認して来た。 (いいんですよ。忘れていても) それはそうと元「SFマガジン」編集長の塩澤さん、なぜか「虎に翼」の同人誌を出されていたが、NHKの連ドラを見ている時間が あったということに驚いた。 早川の編集の方はめちゃくちゃに忙しいというイメージだったので。 4時45分、売り場を撤収。 売り上げを精算しようとしたら、私のiPod touchの電卓アプリが計算を拒否。 仕方がないので電卓なしで計算したら数字が合わない。 念の為、別の人にスマホの電卓を使って計算して貰ったのだが、結果は同じ。 記録上の売り上げ金より現金が多いのだ。 「たぶん誰かが頒布した本の記録を忘れたのだろう」 ということで、実際の現金の金額を報告書に書く。 運営から「撤収作業を手伝ってください」というアナウンスが流れたので椅子や机を運ぶ。 こういうイベントに最後まで残っているサークルの人間は撤収作業が手慣れているな。 あっという間に会場が片付いて行ったのはさすが。 その後、豊洲で打ち上げをして有楽町線に乗り、気がつけば和光市に着いていた。 逆向きの電車に乗り換えて無事帰宅。 寝る。2024年11月分へ 目次へ
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