目次へ
独 り 言 (2023年9月分)
2023年10月分へ
2023年9月30日(土)
午前中。 今日は部屋の整理をする予定だったのだが、朝起きてみると疲れがとれていない感じ。 予定を変更して、今日はだらだらと過ごすことに。(結局いつもと変わらない) まずは、朝風呂。 そしてだらだらと本を読み、YouTubeの動画を眺める。 夕方。 1号くんと2号くんが来たので、一緒に夕食。 MacのOSの更新があるというので実行したら、思いの外時間がかかり(2時間程度)待っているうちにうたた寝したようだ。 気がついたら夜の8時半になっていた。 夜。 無料でVRを体験できるサービスがあるというので試してみる。 まずパーツを選んで自分のアバターをデザインし自分の家を選ぶと、私のアバターがその家の中に現れる アバターの操作方法の練習をしてから家を出たら広場のような場所に出た。 そこからいろいろな企業のスペースに飛べる仕組みのようだ。 試しに入ってみたスペースにはショップがあって、洋服やぬいぐるみ、キーホルダーなどの商品が並んでいた。 例えば、洋服を選んでサイズを選択すると、画面に支払いのページが開く。 私は実際に買う気はなかったのでそこでやめておいたが、たぶんさらに進めばクレジットカード番号等を入力する画面が案内されて、 普通のネット通販と同じように宅配なり郵送なりで商品が送られて来る仕組みなのだろうが、「VR世界での買い物」ということで、 珍しがって商品を買う客もいるのだと思う。 別の場所では入場無料のショーをやっていた。 ステージの上に、VRのタレントが立って踊っている。 テレビでタレントを観るのとの違いは、自分の立ち位置を自由に操作できること。 仮に自分の「推し」が舞台の端っこの方で踊っていたとすると、自分が客席を移動してそのタレントをかぶりつきで楽しむことができ るというわけだ。 まあ「推し」と言ってもあくまでもアバターなわけだが、そのアバターに自分のアバターを認識して貰って、ショーの終わりには一緒 にアバター同志の写真撮影もできるというのは……嬉しい人には嬉しいのだろう。 企業はこのVR世界でショーを行ってVRタレントのグッズを販売することで収益を上げ、サービス会社はその企業からスペースの賃料 やVRタレントの制作費を受け取って儲ける仕組み。 だから私のような一般客はタダでVR世界の体験ができるわけだが、そう考えると、世界に入って遊ぶだけでなく、ちゃんと買い物も してくれる客が一定数いないと成り立たないビジネスということになるな。 さて、成功するのか? 私は純然たる冷やかし客だったので、1銭の金も落とさずにVR世界から退出。 もう少し世界が発展して、金を払っても見たいようなショーとか商品とかが販売されるようになったら、もう少し良い客になるのかも しれないけどね。 寝る。
2023年9月29日(金)
バイト最終日。 最終チェックと撤収作業。 あまりにもつつがなく終了して、5時までの勤務の予定が、やることがなくなって解散したのが午後の2時。 (時給はちゃんと7時間分もらえるので特に問題ない) せっかく平日の昼間に暇ができたし……と、池袋のQBハウスへ。 むさ苦しかったボサボサ髪を切ってもらってさっぱりする。 そうこうするうちに3時を回っていた。 自宅のネットが不安定な上、私のポケットwifiが今月の上限に届いてしまったので2号くんと待ち合わせてwifiルータを借りる。 2号くんは週末は外出しないというので、その間だけ。 私も来月の更新のタイミングでwifiの通信容量を増やそうと思う。 帰宅。 ネットで評判の良かったドラマ「パリピ孔明」の第1話をTverで視聴。 これは面白い! 三国時代に病気で死んだ諸葛孔明が、気がつくとなぜか現代の渋谷にいて、なぜか日本語もペラペラになっているという無理な設定の 物語なのだが、そういうことは敢えて追求せず「名軍師が売れない歌手をプロデュースしたら?」というifの世界をエンタメとして 見せるドラマ。 出演者が豪華で、その豪華さも生かされている。 例えばアヴちゃんは歌手の役で出演、見事な歌声を披露。 ダンサーの菅原小春は、ダンスの上手い歌手の役で、かなりの尺を取ってのダンスシーン。 そして諸葛孔明役の向井理は、元バーテンダーの特技を生かし、孔明の学習能力の高さを示すシーンで見事にカクテルを作って見せる。 見ていて面白い。 孔明が素晴らしいアイデアで新人歌手の歌う会場に客を集めるシーンは、予算や準備期間、機材の準備等を考えたら実際にはあり得な い方法で大成功。 この「こまっけえことはどうだっていいんだよ!」の精神が素晴らしい。 ショーとして非常に面白い作品に仕上がっていた。 これはいい! 夜。 ……さすがに疲れていたのか、午後9時に「ちょっと横になって」気がついたら午前2時になっていた。 この状態で風呂に入るのはさすがに危険なので、入浴は明日にすることにして、寝る。
2023年9月28日(木)
朝からネットが繋がらない。 出勤。 電車の中で『火星へ 上 』(メアリ・ロビネット・コワル:著 酒井昭伸 :訳 ハヤカワ文庫SF形式 Kindle版)を読む。 『宇宙(そら)へ』の続編。 前作では宇宙飛行士を目指すために女性差別の壁と戦ったヒロインだが、今作では白人として、知らないうちに有色人種差別の片棒を 担がされていたことに気づき……。 最近、ネット上で「ポリコレ」というものが否定的に話題にされているが、こういうことをずっとやって来た反動と考えるとしょうが ない気がする。 職場に到着。 9時からの業務は主に最終段階のチェック作業。 点検のために使っていた鏡(私物)を落として蓋を割り、踏み台に乗ったら脚のキャスターを破壊してしまう。 そういう日なのか? とりあえず、減量を視野に入れよう。 定時で退社。 新橋に「フランコ・ジャポネ コンサートツアー2023」というシャンソンのコンサートを聴きに行く。 サービスのつもりなのかフランス人の歌手がフランス語で「川の流れのように」を歌ったのだが、発声方がシャンソンの発声法だった。 シャンソン風美空ひばり。(^^; 終演後、知人に夕食に誘われたが、明日も仕事なので断っって帰宅。 新橋から池袋に帰るのに、うっかり赤坂見附での乗り換えルートを選んだら駅の地下道を400メートルぐらい歩く羽目になってしま った。 ここでの乗り換えは要注意だったのだった。 帰宅。 疲れたので簡単に夕食を済ませる。 今日もインターネットにはまるで繋がらない。 そしてポケットWifiの方も使いすぎたのかアウトに。 週末にでも通信容量の変更に行かないとダメだな。 寝る。
2023年9月27日(水)
普通に出勤。 職場に着いて中庭のベンチが濡れていることに気づく。 雨が降ったのだな。 気づかなかった。 9時から通常通り仕事を始めたのだが、雨上がりの晴天の日はエアコンのある室内でも蒸し暑い。 気温はそんなに低くないのに汗が体を流れる嫌な感じ。 定時まで仕事をして帰りの電車で『宇宙(そら)へ 』(メアリ・ロビネット・コワル:著 酒井昭伸 :訳ハヤカワ文庫SF Kindle 版)読了。 戦後間もない時代に地球に巨大隕石が落下し、温室効果によって人類滅亡が迫っているという設定の時代改変もの。 コンピューターの発達は現実世界より遅れていることになっていて、代わりに活躍するのが「計算者(コンピューター)」の女性 たち。 そのうちのひとりが宇宙飛行士を志願するのだが、女性差別やら人種差別やらが飛行士の選抜をややこしくし、おまけにヒロイン の上司は、かつて女性にセクハラをしまくったことを告発されて以来、ヒロインにあからさまな悪意を向けている……。 フェミニズム小説の一種なのだろうな。 帰宅。 ネットの接続状況は、やっぱり悪いな……。 『宇宙(そら)へ 』の続編の『火星へ 上 』(メアリ・ロビネット・コワル:著 酒井昭伸 :訳 ハヤカワ文庫SF形式 Kindle 版)を購入。 明日から読もう。 寝る。
2023年9月26日(火)
気持ちの良い秋晴れ。 早めに職場に付いて中庭の木陰で読書タイム。 『宇宙(そら)へ 下 』(メアリ・ロビネット・コワル:著 酒井昭伸 :訳ハヤカワ文庫SF Kindle版)。 主人公、めちゃくちゃに優秀なのになぜかやたらにネガティブ。 ふと目を上げると、職場の建物の外壁の塗装が済んだのか、足場の解体作業が始まっていた。 外した足場の部品がロープに結びつけられてストーンと下に落とされる。 地球の重力の存在を感じた。 さて、9時になったのでいつも通りの勤務に着く。 気温は高くないが湿度が高いのかやたらに汗が出て気持ちが悪い。 さらに仕事中、ブックトラックを動かそうとして、右手の親指を軽く捻ってしまった。 何かと不調な日。 指は、ちょっと痛みはあるが動かせないわけではない程度だったのでそのまま定時まで仕事をして、帰宅する。 今朝の朝刊。 連載特集の〈テクノ新世〉。 今日はAIによる分身の話が載っていた。 〈リモート会議やSNSの発言をAIに覚え込ませ、本人になりきったデジタルクローンをつくる事業を手掛ける〉「オルツ」という会社 が紹介されている。 この会社のCEO(最高経営責任者)米倉千貴氏は、取材への対応のような仕事はデジタルクローンに任せ、自分自身は創造的な仕事 に集中できるような世界の実現を夢見ているらしい。 なかなかSFな話だね。 寝る。
2023年9月25日(月)
今朝の日経朝刊の1面トップは〈テクノ新世〉という連載特集。 〈身体拡張「超人類」の時代〉 という見出しで、サイボーグのオリンピック「サイバスロン」やBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)についての紹介をし ていた。 面白そうだが、出勤前で時間がないので後で読むことにして家を出る。 今日も定時まで仕事。 帰りに乗った地下鉄が、いきなり急停車。 そして次の駅に停車後、しばらく待たされてから病人に対応していたとかいうアナウンスが入った。 (病人が出て急停車?) コロナとかじゃなければ良いのだが……。 お陰でこちらは読書の時間がたっぷりとれて、『宇宙(そら)へ 上 』(メアリ・ロビネット・コワル:著 酒井昭伸 :訳ハヤカワ文庫SF Kindle版)読了。 そのまま下巻へ突入する。 学生時代のトラウマ(女性なのに飛び級して大学で数学を専攻して成績がトップだったので嫌がらせを受けた)のせいで人前で話すこ とが極端に苦手なヒロインは、女性宇宙飛行士になるために宣伝・広報活動の一環としてテレビ番組に出演する羽目になり、メンタル をめちゃくちゃに削られるが……。 高IQ児はいじめて良いという風潮、なんとかしてもらいたいよね。 牛丼屋に寄ってから帰宅。 朝刊の記事を読む。 「サイバスロン」とは、出場者が生体の電気信号を読み取って動く「サイバー義肢」を装着し、これを使って階段の上り下りや缶切り などのタイムを競ったり、頭ぶを覆う形のセンサーを使って画面上の「アバター」を脳波で操作することで仮想空間上の障害物競走を 行ったりする競技会であるらしい。 アバターを使った競技は、ネットに動画が上がっていたので見てみたが、カートを操作してコースを走るゲームのような画面だった。 ゲームとしては普通なのだが、これを脳波で操作しているというところがスゴイ。 BMIについては、脳卒中で喋る機能を失った女性の脳に埋め込んだ機械によって、唇や舌、顎の筋肉に送られるはずだった脳信号を 読み取って画面上のアバター(これは人間の顔の映像)に喋らせるというシステムが紹介されていた。 声に合わせた口の動きや表情まで再現できていてすごいのだが、被験者の頭のてっぺんからケーブルが伸びている図がシュール。 たぶんゆくゆくは無線で操作できるように改良する予定なのだろうな。 〈米パラドロミクスのマット・アングル最高経営責任者(CEO)は「BMIのゴールの一つは、全盲の患者の視力を回復させること だ」と話す〉 感覚器官の損傷を機械で補う技術は障害を持った人には期待の大きい技術だろう。 〈サイバー義肢やBMI技術は障害者の身体能力を補うだけでなく、脳の神経ネットワークを書き換えて眠っていた能力を発現させる ことも分かってきた。念じるだけで心を通わせるテレパシーや、遠くの出来事を感知する千里眼も夢物語ではない。従来の身体の常識 を覆す「超人類」の時代が近づいている〉 確かに、脳で考えた言葉を音声化できるのなら、受け手の側の聴覚に音声信号を送ることも可能だろうな。 なかなか興味深い技術であるようだ。 未来はちょっと面白い? 寝る。
2023年9月24日(日)
朝。 どうも胃の調子が悪い。 すごく痛いとかそういう感じではないのだが、ちょっとすっきりしない感じ。 午後。 メンサ・テスト合格者の会の月例会へ。 今回は会場予約の時にちょっとしたミスをしたせいで、やたらに広い部屋を借りる羽目になってしまった。 「前室」という長椅子が置かれた待合室のような部屋とグランドピアノ付きの部屋。 防音もかなり完璧で、たぶんオーディションとかに使う部屋なのだろう。 ただ我々の場合、やることはいつもと同じで普通に駄弁るだけ。 寝不足気味のメンバーがいたので理由を聞いたら、昨夜は午前2時までメタバースの仮想空間で遊んでいたらしい。 結局そのまま時間まで、メタバースとAIの話をして月例会終了。 近所の店で2次会。 アルコールが消毒になったのか、胃の調子は少し良くなったが、帰宅してから体重を測ったら出かける前より1キロ増えていた。 (マジかよ?) 寝る。
2023年9月23日(土)
秋分の日。 確実に秋が来ているのだが、その割には涼しくない。 蒸し暑い。 気温がどうというより湿度の問題か。 午前中。 ちゃんと寝たはずなのに寝足りない感じ。 眠いというより、体がだるい。 午後。 1号くんが来て、一緒に食事をする。 食べたのはカップ麺だが。 ちなみに最近私は「豚めん豚骨味」にハマっている。 夕方。 空想小説ワークショップのリモート授業。 講師の先生が明け方の寒さで鼻風邪をひいたと言っていたので、確実に気温は下がっている模様 (お大事に) そしてこちらも体が重いので、寝る。
2023年9月22日(金)
明け方に目が覚めてしまう。 こういう時にたまに聴いているネットの寝落ち用雑談ライブを開いたら「もしも〈好みの女性とSEXする夢が見られる〉というサービ スが存在したら、そのサービスにいくら払うか?」という下らない話をしていた。 (このチャンネルは、深夜にそういう下らない話をただダラダラ続けるというもので、深夜番組なのでソフトな下ネタも入る) 「好みの女性とSEX」は、まあ置いておくとして、自分の見たい夢が見られる装置とかが出来たら需要はあるのだろうか? (少なくともこの番組をやっていたYouTuberは「1回5000円ぐらいだったら払う」と言っていた) 夢って目が覚めたら消えちゃうもんだよなあ。 そんなものに金を払う意味があるのか? ただ、それを言ったら演劇や音楽の演奏を聴くのに金を払うのも似たようなものか。 娯楽としての「夢」を売るという商売は、技術的に可能であれば成立するのかな? さて、アホなことを考えているうちに朝が来たので会社へ行く。 昨日からの電車のお供『宇宙(そら)へ 上 』(メアリ・ロビネット・コワル:著 酒井昭伸 :訳ハヤカワ文庫SF Kindle版)は、 歴史改変SF。 いわゆるフェミニズム小説のジャンルに入るのかな? 宇宙開発黎明期に優秀な女性パイロットが性による差別と戦いながら宇宙飛行士になろうとする話っぽい。 要は「女性は弱くて何も出来ないのだから守ってあげよう」と、重要でやりがいのある仕事から女性を遠ざけようとする連中との戦い の物語であるようだ。 渋谷に到着。 雨が降り出したので傘を差して職場へ。 普段通り定時まで仕事をして、普通に渋谷経由で帰宅。 ニュースを見たら、昼間に渋谷でそこそこ大きな火事があったらしい。 ぜんぜん気づかなかった。 (幸い死傷者は出なかったそうだ) 気がついたら深夜0時を回っていたので、寝る。
2023年9月21日(木)
曇り空。 通勤電車のお供『ミス・エルズワースと不機嫌な隣人』(メアリ・ロビネット・コワル:著 原島文世 :訳 早川書房 Kindle版) 読了。 恋愛ものだった……(^^; 読みやすいのだが、そんなわけで私向きじゃなかったね。 職場へ。 小雨がパラついたので傘を差したがじき止んだ。 営業の人が来た他は、普通に仕事。 外は夕方頃に大雨が降ったようで、別棟の建物から運んでこられたダンボールが濡れていた。 ただ、私が帰る頃には上がっていた。 渋谷に着いたら副都心線遅延のアナウンス。 帰りの電車のお供は『宇宙(そら)へ 上 』(メアリ・ロビネット・コワル:著 酒井昭伸 :訳ハヤカワ文庫SF Kindle版)。 歴史改変SFのようだ。 この世界では実際の世界では1948年に大統領選でトルーマンに敗れたトマス・E・デューイが大統領に選出され、ソ連のスプート ニクではなくアメリカが世界初の人工衛星打ち上げに成功したことになっている。 そして数学者であるヒロインの夫はその人工衛星の打ち上げに成功した科学者。 だが突然、地球に隕石が落下してアメリカ合衆国東海岸のほとんどが消失してしまうという大惨事が……。 読みやすいし、恋愛ものよりは面白そう。 ダイヤが乱れて、私が乗った副都心線は池袋止まりになってしまった。 副都心線のホームから上に上がるエスカレーターには長蛇の列ができている。 ようやくホーム階から地下のショッピングモールがある階まで上がり、少し通路をぶらつく。 「ミステリと言う勿れ」の巨大ポスターが掲示されていたが、貼り付けてあったっぽい原作漫画の広島弁バージョン小冊子は全てなく なっていた。 ちょっと欲しかったので、残念。 もうちょっと配布数を増やして欲しかったな。 (スペースが限られているのは分かるので、何回かに分けて補充するとか?) 帰宅。 夕食はアジフライ。 ニュース。 〈円の実力、過去最低に 円安など響き1970年を下回る〉 (2023年9月21日 18:02 [会員限定記事]) 〈国際決済銀行(BIS)が21日発表した8月の円の実質実効為替レート(2020年=100)は73.19と過去最低となった〉 で、その結果、円の購買力が落ちているのだそうだ。 食品を海外からの輸入に頼っている日本は、食い物が高くなりそう。 というか、もうすでになっているよな。 (少し節約を考えないとなあ) ……と、こうして日本国民全体が「少し節約を」と考えるから消費がますます減少する。 で、景気が低迷して税収が減ることになる。 政府はこの悪循環を何とかして欲しいと思う。 明日も仕事なので、寝る。
2023年9月20日(水)
朝。 夕べ軽くストレッチをしたお陰か、背中の痛みが軽減して動かしてもさほど問題がなくなった。 出勤。 なんだか最近、電車でナチュラルに席を譲られるのだが、そんなに年寄りに見えるのかな私は? ありがたく席を譲られ、ゆっくりと座って『ミス・エルズワースと不機嫌な隣人』(メアリ・ロビネット・コワル:著 原島文世 : 訳 早川書房 Kindle版)の続きを読む。 頭が良く芸術の才能にも恵まれているが美貌には恵まれなかったために娘を良いところに嫁がせたい母親からは諦められている姉と、 何の才能もないが顔だけは綺麗な妹の物語。 容姿のせいで、自分はモテるはずがないと思い込んでいる姉が実はモテているというパターンかな? 職場に到着。 仕事はいつも通り。 定時まで仕事をして帰り道でドラッグストアに寄る。 マスクを一箱買って店を出ると、雷鳴が聞こえ出した。 すぐ近くを歩いていた母子連れが「雨!」と言うので周囲を見回したらポタリと水滴が落ちて来た。 大きな水滴なので雨粒ではなく電線か何かに溜まっていた水が落ちて来たのかと思ったが、近くに止めてあった乗用車の車体にも大き な水滴が落ちる音がした。 急いで背中のリュックの外ポケットから折りたたみ傘を引き抜き、広げた瞬間、土砂降り! 間一髪セーフである。 東京でこういうスコールが降るようになってしまったのだなあ。 地球温暖化、恐ろしい。 アパートの階段を上がっている時に、稲妻が光ってまもなくものすごい音がした。 たぶん比較的近所で落雷があったのだろう。 帰宅。 Amazonからの荷物がようやく玄関に届いていた。 国内生産の商品の到着が9日もかかるのは初めてじゃないか? (月桂冠、何があった?) 夜。 ネットのニュース。 〈マイナンバーに他人の銀行口座が誤って登録されていた問題を巡り、政府の個人情報保護委員会は20日、デジタル庁に行政指導した と発表した〉 [2023年9月20日 15:52 (2023年9月20日 19:18更新)] これは国の行政の信用に関わる問題なので、できれば諸々の不具合の問題が解決するまでマイナンバーカードの発行をストップさせる べきなんじゃないかと、私は思うけれどね。 寝る。
2023年9月19日(火)
連休明けで久しぶりの出社。 仕事は特に変わったことがあったわけでもないが、なぜか朝からの背中から腕にかけてが痛かった。 定時で退社。 帰りの電車で『ミス・エルズワースと不機嫌な隣人』(メアリ・ロビネット・コワル:著 原島文世 :訳 早川書房 Kindle版)を 読む。 魔法が使えるのが当たり前という設定の18世紀末から19世紀初頭のイギリスの片田舎を舞台として、器量は悪いが才能豊かで 魔法の腕も十分である姉と、美人だが無能の妹が結婚問題で揉める話のようだ。 元ネタは、ジェイン・オースティンの『高慢と偏見』らしい。 つまり貴族階級の女性には就職先がなく、結婚するか結婚した兄弟姉妹の居候になるかしか人生の選択肢のない時代における結婚問題 ということになる。 読みやすいが、いまのところ「面白い」と思える場面は出て来ない。 帰宅。 9月11日にamazonに発注した商品がまだ届いていない。 配送が遅れているらしい。 国内のメーカーの商品でこういうことは、ちょっと珍しいな。 明日も仕事。 寝る。
2023年9月18日(月)
敬老の日。 うっかり外出すると四方八方どっちを向いても敬わなくてはならなくなるので、家にいる。 午前中。 昨日観た映画の余韻を味わいつつ、原作を読み直す。 (やっぱりミステリではないよな……) 午後。 『エリザベス女王の事件簿 バッキンガム宮殿の三匹の犬』( S・J・ベネット:著 芹澤恵:訳 角川文庫 Kindle版)読了。 このシリーズ、すでに4話目まで書かれていて、まだまだ続刊があるらしい。 ミステリーの謎解きより、英国女王の日々の生活についての描写が面白かったので、翻訳が出たらぜひ読みたいと思う。 夜。 藤岡藤巻のYouTubeライブを見ていたら「尾崎家の祖母(おざきんちのばばあ)」の続きを作ると言っていた。 それは楽しみなのだが、 「一度〈炎上〉というものを体験してみたい」 とか言って 「ポニョの歌は、宮崎駿が土下座して頼んできたので引き受けてやった」 などとわざと煽るのは……藤岡さん! さてと、明日は仕事。 寝る。
2023年9月17日(日)
朝。 軽く二日酔い。 具なしの味噌汁を2杯飲んで、熱い風呂に入ってアルコールを体から追い出す。 午後。 1号くん、2号くんと池袋で待ち合わせて「グランドシネマサンシャイン」に「ミステリと言う勿れ」を観に行く。 映画のストーリーは、美術展を観に広島まで行った主人公が、名家の遺産相続争いに巻き込まれ、8年前の事件の真相を解き明かそう と奔走するうちに、その一族の過去にまつわる闇を知ることになるという話。 連載中の作品の一部なので、この映画だけを観た人にはところどころわかりづらい部分もあるかも。 例えば「犬堂我路(いぬどう・がろ)」の存在。 この人、シリーズを通じての重要登場人物なのだが、この映画の物語ではヒロインに主人公の存在を教えた以外ほとんど何もしない。 また、主人公と「広島」という場所の因縁についても軽く触れられているが、これは目下連載中の原作(現在13巻まで出ている)の 中でも全ては明かされていない何かがあるらしい。 この映画でここに触れたということは、映画もシリーズ化する予定か? 私と1号くんは原作を読んでいたが、読んでいなかった2号くんも途中で真犯人に気づいたそうだから、ミステリとしての出来はそれ ほどでもなかったのだろう。 ……と言うより、突っ込めばミステリとしては穴だらけなわけだが、そこはタイトルに先に釘を刺されている。 どうでもいいこと。 主人公のモジャモジャ頭。 ドラマ版では、主演の菅田将暉氏が髪を伸ばしてパーマをかけることで天然パーマっぽいモジャモジャ頭を作って撮影に臨んだという ことだが、さすがに売れっ子俳優がずっとそんな髪の長さを維持しているわけにもいかなかったようでエンドロールに「ウィッグ制作 (菅田将暉) SAKIE」という文字を見つけた時にはちょと笑った。 (ですよねー) このエンドロール、結構面白くて、映画内で登場人物が引用した映画の中の名ゼリフの引用元まできっちり書いてあった。 そしてエンドロールの後にもちゃんと一芝居あるので途中で席を立たないように。 (やっぱり、続編を作る気まんまんだな) 映画館を出て西口へ戻り、「はなの舞」で軽くアルコールを補充してから帰宅。 寝る。
2023年9月16日(土)
SF大会のスタッフ会議があるので、地下鉄を乗り継いで人形橋駅で降りる。 ここから表通りを歩いて久松町区民会館まで行くのだが、なぜかこの場所は不思議なぐらいコンビニを見かけない。 たまたまそういうスポットなのか、あるいはコンビニだらけの池袋界隈に慣れ切った私の感覚がおかしいのか。 うっかり「途中でそこらのコンビニで調達」という予定でいると悲惨な目に遭う。 ……なので、やや割高だが飲料水は駅の自販機で買って行く。 建物に入ると少し早めに着いてロビーで時間を潰していたら、気さくな感じの受付の人が時間前に部屋に入れてくれる。 ちょっと意外だったのは、この人がきれいな関西弁だったこと。 東京に関西人がいるのは別に珍しいことではないのだが、人形町と言えばお江戸も真ん中。 その街にすごく馴染んだ風情のおっちゃんの口から関西弁が出たので、なんか「おおっ!」となってしまった。 さて、会議。 Zoomを使ってプロジェクターで開催地である長野のスタッフの映像を流す形のリモート会議だったのだが、長野のスタッフと東京の スタッフの連携がいまひとつ取れていない感じがしたな。 長野の「ローカル・リフレッシュ・コンベンション(略称を書きたくない)」のメンバーと、東京の「はるこん」のメンバーの組織の 在り方が違うのだろう。 私はどちらかと言うと長野のやり方の方が好きな気がしたが。 会議は5時に終了。 そのあとは、いつも通り飲みに行って帰宅。 寝る。
2023年9月15日(金)
シフト休み。 午前中。 ネットは普通に繋がっている。 昼。 ネットの接続に特に問題がないようなのでTverで「ミステリと言う勿れ」のスペシャル番組を視聴する。 原作の第1話(テレビ放送版でも第1話)の「容疑者は一人だけ」を再編集して第15話の「失われた時を重ねて」をくっつけた内容 だった。 原作では第10話の「アイビーハウスの謎解きミステリー」(テレビ版では第8話と9話)で初登場したはずの相良レンが、テレビ版 ではそのエピソードに出ていないので、ここで初登場。 相良レンは、距離なしでグイグイ来るタイプのキャラクターという設定なので主人公の久能整(くのう・ととのう)に対して旧知の仲 であるかのような振る舞いをしても違和感はなかった。 ひとつ「あ!」と思ったのは、久能が首に巻いているマフラー。 冬の事件で、久能はずっと厚手のマフラーを首に巻いているはずなのだが、よく見たら薄手の布製のマフラーになっている。 たぶん撮影が真夏だったので、毛糸のマフラーを巻いていたら久能役の菅田将暉さんが熱中症になってしまうからだったんだろうな。 午後。 表で急に大きな音がして驚いた。 雷鳴。 (そう言えば先週の金曜日は大雨だったな……) 原作の2巻から4巻に載っている「狩集家遺産相続問題」(通称「広島編」)を読み直す。 今回映画化されたエピソード。 原作では、第1話のエピソードの直後に期間限定の美術展の最終日に行こうとした久能が第2話のエピソードに巻き込まれて美術展に 行きそびれ、同じ内容の美術展が広島で行われると言うので広島に行ったところ、そこでこの「広島編」の事件に遭遇するという流れ になっていたのだが、テレビ放映時に原作では人気だったこのエピソードがなぜか飛ばされたので、ちょっと見当をつけていたのだが やっぱり映画にしたのだね。 でも、テレビ版の視聴率が振るわなかったら当然、映画化も難しかったわけで、そこそこ危なかった? それとも、逆にこのエピソードを映画化したくて先にテレビ版で感触を確かめた? どっちなんだろうな。 ものすごくどうでもいいこと。 「狩集(かりあつまり)という苗字は珍しいな」と調べたら、広島より九州の方に多い苗字らしかった。 作者はどこでこの苗字の存在を知ったのかな? 知り合いにいたとしたら「殺人事件の起こる家」なんかに使わない気もするが、ミステリー好きな人だと逆に喜ぶのかな? ……気がつけば夕方。 ニュースで、午後3時前に発生した落雷による送電トラブルで、西武線が止まったと言っていた。 出勤していたら帰宅時に確実に巻き込まれていたな。 (ラッキー?) 夜。 『エリザベス女王の事件簿 バッキンガム宮殿の三匹の犬』( S・J・ベネット:著 芹澤恵:訳 角川文庫 Kindle版)を読んで いたら眠くなって来たので、寝る。
2023年9月14日(木)
朝。 またネットの接続が不調になる。 何なんだろう? 出勤。 今日も普通に仕事……をしていたら、いきなり客先の防災訓練が始まってしまった。 うちの営業の人には「訓練のアラームが鳴ったら仕事の手を止めて指示に従ってください」と言われたのだが、アナウンスで「職員は 中庭に」とか言われてもなあ。 ……結局なんかグダグダな感じで自分の仕事に戻る。 定時で退社。 帰りの電車で『エリザベス女王の事件簿 バッキンガム宮殿の三匹の犬』( S・J・ベネット:著 芹澤恵:訳 角川文庫 Kindle版) の続きを読む。 バッキンガム宮殿の下に地下道があるなんて初めて知ったが、江戸城にも抜け道はあったらしいから、世界中の城の地下にはそういう ものがあるのが普通なのかも知れない。 実在したエリザベス女王を主人公とした小説は現実ともリンクしていて、ちょうどアメリカでドナルド・トランプ氏が大統領に当選した ところ。 帰宅。 ネットはなんとか繋がる。 ニュース。 阪神タイガースが優勝して道頓堀に飛び込んだファンがいたそうだ。 日本は平和だ。 寝る。
2023年9月13日(水)
朝。 普通に仕事に行く。 出勤途中にコンビニに寄ったら売り場の「津島の天然水」の列が1列増えていた。 昨日、売り切れだった商品。 人気商品だったか! 地下鉄で列車の停車中に隣の席から咳が聞こえ、おっさんかと思ってそっちを見たら大柄の女性だった。 (妙に男性的な声の女性というのがいるのだな) と、思っていたらその人が急に立ち上がった。 どうやら停車しているのが新宿三丁目駅だと気づいたようで、この駅で降りるつもりだったらしく、慌てて車両から駆け出ていった。 どうでもいいことだが、新宿三丁目駅は名称で分かる通り新宿二丁目の近く。 職場に到着。 軟水である「津島の天然水」を飲んだら、昨日飲んだ硬水の「霧島の天然水」とは明らかに違う。 硬水が舌の上で「あたし、シリカが入ってるんだけど」とアピールする水だとすると、「水でーす」と何も考えずに喉に流れ込むのが 軟水。 そのぐらいイメージに差がある。 定時で退社。 帰りの地下鉄で読んだ『エリザベス女王の事件簿 バッキンガム宮殿の三匹の犬』( S・J・ベネット:著 芹澤恵:訳 角川文庫 Kindle版)は、謎の死を遂げた家政婦が、いよいよ事故死ではなく他殺臭くなっていくところ。 (まあ、事故死だったらミステリーにはならないからな) 帰宅。 ちょっとだけ期待していたAppleの発表はiPhoneとApple watchだけだっt。 あと、OSが新しくなるとか。 寝る。
2023年9月12日(火)
朝。 ファミマでいつもの「津島の天然水(軟水:硬度17mg/L)」を買おうとしたら売り切れだった。 仕方がないので「霧島の天然水(中硬水:硬度140mg/L)」を購入する。 シリカが70mg/L含まれた水なんだとか。 あとでネットで検索したところによると、シリカには、皮膚の真皮層のコラーゲンを増やす働きがあるそうなのだが、映画「カメラを 止めるな!」にも出て来た通り、飲み過ぎると腹を下すという副作用がある。 ちなみに、WHOの飲料水水質ガイドラインによれば、 硬度60mg/L未満が「軟水」 硬度60〜120mg/L未満が「中程度の軟水」 硬度120〜180mg/L未満が「硬水」 硬度180mg/L以上が「非常な硬水」 という分類になっているのだそうだ。 地下鉄に乗車、走り出したかと思ったら急停車。 タイミング悪く、荷物をリュックに入れるために両手を吊り革から離していたため、隣の人に思い切り倒れかかって舌打ちされる。 急停車の理由は非常停止ボタンが押されたからだとアナウンスがあり、しばらくしてから「安全確認がとれた」と言って運行再開。 この停車で少しダイヤが乱れたらしく「非常停止ボタンが押されたため〜」と何度もお詫びのアナウンスが流れたが、少なくとも私は 気にならない程度の遅れだったな。 (ボタンを押して電車を止めた奴への嫌味かな?)などと勘ぐってしまった。 職場着。 喉が渇いたので「霧島の天然水」を飲む。 「硬水」と言うだけあって、水が硬い。 なんか口の中で存在感を主張する水なんだよね。 今日も定時まで仕事。 帰りの電車で『エリザベス女王の事件簿 バッキンガム宮殿の三匹の犬』( S・J・ベネット:著 芹澤恵:訳 角川文庫 Kindle 版)の続きを読む。 エリザベス女王が、実は名探偵だったという設定のミステリー。 あろうことか女王陛下のお住まいであらせられるバッキンガム宮殿のプールサイドで、宮殿に勤める家政婦が死体となって発見される。 不幸な事故か、はたまた殺人か? 一方、宮殿から壁に掛けてあったはずの絵画が消え、別の場所で発見されるという謎の事件も。 この2つの事件は関係あるのかないのか? そもそも家政婦の死は事件なのか? 今回もエリザベス女王とその秘書官補とのコンビが事件解決に乗り出す……。 帰宅。 カレンダーを見て、昨日が911の日だったことを思い出した。 もう随分と昔の事件になるのだなあ。 夜。 渋谷区長が「今年は、“渋谷はハロウィンのイベント会場ではありません”ということを世界にしっかり伝えていきたいという風に思い ます」「ハロウィン目的でハロウィン期間に渋谷区周辺に来ないでほしい」と強く呼びかけたことがニュースになっていた。 一方、豊島区では「池袋ハロウィンコスプレフェス2023」が10周年を祝って規模を拡大して開催されることが決定した。 もちろん区長も参加する。 寝る。
2023年9月11日(月)
やや薄曇り。 月曜日なので普通に出勤、普通に仕事をしていたはずなのだが、なぜか3時の休憩の直前に9時の始業直後からその時刻にタイムワー プして来たような錯覚に陥る。 ちゃんと9時から3時まで仕事をしていた記憶はあるのに、時間が妙に圧縮されたような変な感覚。 9時からずっと割と単調な作業を繰り返していたからかな? 今日も定時で退社。 本日からの電車のお供は『エリザベス女王の事件簿 バッキンガム宮殿の三匹の犬』( S・J・ベネット:著 芹澤恵:訳 角川文 庫 Kindle版)。 「エリザベス女王の事件簿」シリーズの第2弾なのだが、今回のエリザベス女王は、ややアクティヴ? クローゼットに隠れて盗み聞きをする女王陛下が、ちょっと好き。 帰宅。 Amazonから『通じすぎて怖いカタカナ英会話 〜英語が驚くほど話せる!分かる!通じる!』 (長谷川雄一朗:著 みらいパブリッ シング)が届いていた。 「面倒臭い発音記号の代わりに英語の発音をカタカナで書いちゃおう!」みたいな本。 内容的には面白いのだが、読み始めた途端に「どう考えても改ページの場所を失敗してるだろう」(13ページと14ページの間)と か「明らかにルビの位置がズレてるよね?」(15ページ)とかいう編集上のミスが目についた。 原稿をプリントアウトして校正せずに印刷しちゃったのか? あと、カタカナ表記と一緒にアルファベット表記も欲しかったなあ。 もう1冊、これもAmazonから届いた『漢文の語法』 (西田太一郎:著 角川ソフィア文庫)の方は、後でじっくり読むことにしよう。 夜。 昨日から急に調子が良くなり出したインターネットは、今日も変わらず快調。 少なくとも有線LANで繋いでいてトラブルはない。 これは勝手な推測だが、もしかしたら台風13号(途中で熱帯低気圧に変わったが)の影響をチェックしていた電話会社の人がどこか の接触不良か何かを見つけて修理してくれた? 理由はともあれ、ネットが快調なのはとてもありがたい。 大変気持ち良く、寝る。
2023年9月10日(日)
午前中。 そろそろ秋だし……とクーラーを切っていたら昼頃になって、暑さはそんなに感じないのに体が重くなって来た。 午後。 体が重くて立ち上がるのに変に力がいるようになる。 熱中症だとまずいのでクーラーをつけ、念の為、水を飲む。 自覚はなかったが喉が渇いていたようで、コップに口をつけたら一気に飲み干してしまった。 喉の渇きを感じていなかったというのが、ちょっとやばいな。 夕方に気づいたのだが、今日はネットの接続がスムーズだった。 天候のせいなのか、あるいは曜日(同じ建物内で営業している会社が休み)のせいなのか? もしくは何かが直った??? 夕方。 2号くんが来て「まんが日本昔ばなし」の「金太郎」の話になる。 だいぶアレンジが加えられ、金太郎が大猪と闘う話になっていたのだそうだ。 金太郎(坂田金時)の父は坂田蔵人、母は八重桐。 天暦10年(956年)に生まれて、寛弘8年(1012年)に55歳で病没したと、結構詳しく伝えられている割には、実在したか どうかが怪しい人物らしく、長保2年(1000年)下毛野公友と尾張兼時の娘の間に生まれ、寛仁元年(1017年)に亡くなった 下毛野公時(しもつけののきんとき)という人をモデルにした架空の人物だという説が有力なのだそうだ。 生没年で分かる通り、20歳にならずに亡くなった人。 それが足柄山で熊と相撲をとって、源雷光に使えて雷光四天王のひとりになったとアレンジされたわけだから、テレビアニメで大猪と 闘う程度のアレンジは大したことではないのかもな。 さて……。 夜になってもネットの接続は問題なし。 直ったのなら良いのだが、原因が分からないのでちょっと不安。 明日は仕事。 そろそろ寝よう。
2023年9月9日(土)
ネットが切れたり繋がったり。 どうも天気が悪い日に不安定になる気がするなあ。 「ミステリと言う勿れ」の第13巻が発売になったので電子書籍を買って読む。 普段はKindleを使っている私だが、これだけは実験的にhonto版で読んでいる。 そして今日気づいたのだがhonto版は、ネット回線が切れると読めなくなるのだね。 Kindleはダウンロードしてから読む方式なので、読み始めるまではやや時間がかかるが、1度ダウンロードしてしまえばネット環境に 関わらず好きな時に読める。 但し、その分、端末の容量は食うわけで……。 これはもう使い道によるな。 第13巻は、頭のおかしなサイコパスによる連続殺人の謎に挑む話で、主人公の久能整(くのう・ととのう)以外に、第1話から登場 している風呂水聖子(ふろみず・せいこ)巡査も活躍する話。 M・W・クレイヴンの 「キュレーターの殺人」(「ワシントン・ポー」シリーズ)を連想したな。 夕方。 今日はワークショップのリモート授業があるので、事務局に電話して接続が切れた場合についてを相談。 こちらの回線が切れて再接続になった場合には対応してくれるようにお願いする。 (お世話をおかけしました) 結果的に回線は1回しか切れずに無事受講できた。 夜。 晩飯(酌?)は、板わさで日本酒。 気持ちよく酔って、そのまま眠る。
2023年9月8日(金)
夜中に目が覚め、不安定になるネットの接続状況が気になって、なんやかんやで午前3時過ぎまで起きていた。 お陰で寝不足。 今日はシフト休みなのだが、メンサ・テスト合格者の会の会場予約に行かなくてはならない。 台風が来ていて、外は土砂降り。 傘を差していても服が濡れてしまう。 予約窓口まで行ったついでにどこかへ寄ろうかと考えていたのだが、びしょ濡れの服のまま歩き回るのは明らかに健康に良くないので そのまま帰宅する。 今日が出勤日じゃなくて本当に助かったが、逆に今日が出勤日だった人は大変だろうな。 服を着替えて、なんだか寒いので毛布にくるまっていたら眠くなって少しウトウトする。 体だがちょっとだるい。 単に疲れているのか、それとも軽い風邪なのか。 夕方。 台風13号は上陸することなく熱帯低気圧になったそうだ。 上陸しなかったとは言え、千葉県では「記録的大雨」が降って道路が冠水したらしい。 そして、東京では揺れは感じなかったが、東北の方でそこそこ大きな地震があったようだ。 時刻:18時28分頃 震源:宮城県沖(北緯38.9度 東経142.1度) 深さ:約50km 最大震度:震度4 岩手県:花巻市 一関市 宮城県:気仙沼市 夕食は「魯肉飯」。 レトルトを飯にかけて湯田卵をトッピングにしたもの。 軽い豚肉のアレルギーがあるのだが、このレトルトについては、 「大丈夫、ろくに肉など入ってない」 と、佐藤編集長からのお墨付きがあったので信じて食べてみたら、本当に肉らしきものがほとんど見当たらなかった。 夜。 いまのところアレルギーの症状は出ていないので、風呂に入って寝よう。
2023年9月7日(木)
薄曇り。 日傘を差している人もいるぐらいの日差し。 仕事は普段通り。 帰りの電車で『エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人』(S・J・ベネット:著 芹澤恵:訳 角川文庫 Kindle版)読了。 エリザベス女王が、実は名探偵で事件を解決するという話。 もちろん女王が自分で聞き込み等に走りまわれるはずはないので、その辺は有能な助手に任せて、ご自身は専ら忙しい公務の間に推理 に頭を働かせる。 女王の公務についてかなり詳しく描かれているので、英国王室を内側から見る感覚が味わえて面白い。 エリザベス女王が探偵として事件を解決しているということは、極秘事項。 秘書官も知らなければ、夫であるエジンバラ公フィリップ殿下もご存知ない。 ちなみにフィリップ殿下は、女王にとっては良き夫だが、気が短くて口が悪くて、まずいことに口が軽い人間という設定。 当然、彼に秘密を喋ってしまうと、あっという間に話が広まってしまうのだ。 さて、事件は晩餐会のためにウィンザー城に呼ばれたピアニストの青年が謎の死を遂げたというもの。 公務の合間を縫って、エリザベス女王の謎解きが始まる。 私は小説を読んでいる時にはしばしば主人公に感情移入する方なので、自分が感情移入している相手が「女王様」というのはなかなか 気分が良い。 英国で最高の立場にいながら、頭の古臭いおっさんどもからは、か弱く頭の回転の鈍い老婆と見られていたりもする。 精神的にかなりタフな名探偵である女王に事件の報告をする側が、女王がショックで失神したり自分の話が理解できなかったりしたら どうやってフォローしたら良いだろうと頭を悩ませるあたりが笑いどころかな。 読み終わってつくづく、私のような平民と違って女王様はご立派な方だと納得する。 それにしても、女王陛下を主人公にしたミステリー小説なんてものを発表して問題にならない英国って、やっぱりいいな。 寝る。
2023年9月6日(水)
雨が降りそうな微妙な天気。 なんとなく駅に早く着いて、なんとなく1本早い電車で出勤。 だからと言って、特に何も起きない。 午前中。 普通に仕事。 昼休み。 食堂まで歩いて行って昼食を食べ、戻ろうとしたら雨が降っていた。 傘を持って出ていたので、特に問題なし。 定時まで仕事。 駅に着いたが、特に運行の遅れもなかった。 車内で『エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人』(S・J・ベネット:著 芹澤恵:訳 角川文庫 Kindle版)を読んでいた ら、なんとKindleがフリーズして再起動する羽目になった。 再起動すると、読んでいたページより前のページに戻るのだな。 「エリザベス女王の事件簿」は、エリザベス女王が実は名探偵だったという設定のミステリー。 もちろん女王が自分で聞き込みとかは出来ないから、秘書補の女性を助手にして自分が出来ない捜査を代わりにやって貰う。 我々がエリザベス女王の活躍を知らないのは、もちろん助手の口が堅いから。 なるほど!……か? 帰宅。 夜の8時半を過ぎた辺りから、今日もネットが繋がらなくなる。 仕方がないのでポケットWifiを取り出したら、いつの間にか電源が入っていて、充電が10%になっていた。 今日はなんだか電子機器系のトラブルが多い1日だった。 寝る。
2023年9月5日(火)
雨上がり。 通勤電車で、私の目の前の席が空いて、座ろうとしたら太ったお兄さんが横から無理に入って来て座ってしまった。 私自身はお兄さんの隣の席を確保したが、その席に座ろうとしていたおっさんが殺気の籠った目でお兄さんを睨みつけていた。 満員電車は些細なことが喧嘩の原因になりがちなので、気をつけよう。 午後。 閲覧室で本にICタグを付けていたら、金属の書棚が軋むような音を出し始めた。 時刻:13時27分頃 震源:千葉県北西部(北緯35.8度 東経140.1度) 深さ:約70km 規模:マグニチュード4.5 最大震度:震度3 茨城県:つくば市 神奈川県:横浜市神奈川区 職場のある渋谷区とは震度2。 ちなみに豊島区も震度2の揺れだったようだ。 収まったかと思ったら、また書棚が軋み出す。 時刻:13時33分頃 震源:千葉県北西部(北緯35.8度 東経140.1度) 深さ:約70km 規模: マグニチュード4.0 最大震度:震度2 茨城県:坂東市 千葉県:長南町 千葉市中央区・花見川区・稲毛区・緑区・美浜区 市川市 船橋市 習志野市 柏市 市原市 鎌ケ谷市 東京都 千代田区 中央区 港区 台東区 墨田区 江東区 品川区 大田区 世田谷区 渋谷区 北区 荒川区 足立区 葛飾区 江戸川区 八王子市 調布市 町田市 小平市 国分寺市 神奈川県:横浜市鶴見区・神奈川区・中区・保土ケ谷区・磯子区・港北区・戸塚区・港南区・旭区・緑区・瀬谷区横・泉区 川崎市川崎区・中原区・宮前区・ 三浦市 大和市 相模原市南区 今度は豊島区は震度1だったらしい。 定時で退社。 帰りの電車で『エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人』(S・J・ベネット:著 芹澤恵:訳 角川文庫 Kindle版)の続き を読む。 エリザベス女王が、実は名探偵だったという話。 もちろん、自分で事件解決に走り回ったりはできないが、なにしろ女王陛下、そこは手足となって働く忠実な部下がいる。 実際の探索は部下に任せて自分は専ら推理を働かせるエリザベス女王。 楽しい設定だ。 帰宅。 1号くんが来てコミティアに参加した話をしてくれた。 コミティアは、前日の会場設営を手伝うとカタログ(どの場所のブースにどのサークルがあるかを書いたガイドブック)を無料でくれ るのだそうだ。 で、1号くん自身がコミティアに行った目的は「出張編集部」という、各出版社の編集者を集めて公立的に原稿の持ち込みができると いう企画に参加するためだったのだとか。 ちなみにこの企画に参加した漫画家志望者同士がネットで情報交換をするということがあるようで「○○社の××という雑誌の編集者 はやる気がないので原稿を持ち込んでも無駄」などという情報が、結構流れていたりするらしい。 編集者の人たちは気をつけた方が良いな……。 夜。 1号くんも帰ったし、明日も仕事なので風呂に入って、寝る。
2023年9月4日(月)
明け方に妙な夢を見た。 PCで文字を打とうとしているのに変換が出来なかったり、打った文字が消えてしまうという意味不明な夢。 (何なんだ?) 起き抜けに少し肌寒い気がした。 窓の外が薄暗いと思ったら、雨。 出勤。 副都心線が20分も遅れているとかで、列車は満員。 無理やり乗り込んだ時に、何か丸い物が車両とホームの隙間から落ちて行くのが目に入った。 10円玉くらいの大きさだが、音はもう少し柔らかいものだった感じ。 自分の持ち物を確認したが、どうやら私が落とした物ではないらしい。 そのまま発車してしまったが、あれはいったい何だったのだろう? 職場。 仕事中に変なくしゃみが出た。 一瞬、風邪か花粉症かと思ったが、どうやら埃を吸い込んようだ。 暑いのでマスクを外して仕事をしていると、やはり書棚の本は埃っぽい。 昼休み。 今日は帰りにレッド・ドワーフ・ファンの連中と久しぶりに集まる予定なのだが、場所がよく分からない。 渋谷駅で駅員に周辺地図をもらえないかと聞いてみたら「ありません」と答えられてしまったので、ノパソで地図を検索しようとした らルーターを家に忘れて来たことに気づく。 夕べ念の為にと充電してそのまま置いて来てしまうという間抜けなことをやらかしたのだ。 カバンの中のノパソ、一気に「ただの板」となる。 夕方。 ……というわけで、渋谷の街に詳しい人に道を教えて貰い、どうにか目印のドンキホーテまでたどり着いた。 私は方向音痴だが、地図を見るのではなく口頭で教わった道ならどうにか辿れるのだ。 少し時間があったのでドンキホーテの中をうろついたら、外国人客ばかり。 そして客がいるのに店内は改装工事中。 24時間営業なので営業時間内に工事をせざるを得ないのだだろうが、普通に夕方6時前の客の多い時間帯に堂々と工事を行う辺り、 さすがはドンキ。 そしてもうひとつさすがだと思ったのは、トイレの壁に貼られていたポスター。 望まない妊娠をした女性向けに養子縁組を案内するポスターで「秘密は守ります」と書かれているのが生々しい。 さて、時間が来たのでお店へ。 ドンキの斜め向いにあるケバブカフェ。 10分前に着いてしばらくするとやって来た幹事のthree lineさんに、 「リーダーがイメチェンしたそうですよ」 と聞かされ、実際に会ってみたら以前は割と普通の髪型だったのが、長髪になって後ろで束ねていた。 「どういう心境の変化ですか?」 と聞いたら、 「コロナで髪を切れないでいるうちに伸びたので、そのまま伸ばしました」 とのこと。 そういう感じで長髪になる人って多いのかな? 今日は5人で集まる予定だったのだが、1人が遅れて来るというので、とりあえず4人で店内へ。 料理はトルコ料理で美味だったが見た目よりお腹に溜まる感じで食べ切れない。 遅れて来た1人が合流して5人になったが、結局少し残してしまった。 もったいない。 今後、トルコ料理店で食事をする時は気をつけよう。 帰りの電車で『エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人』(S・J・ベネット:著 芹澤恵:訳 角川文庫 Kindle版)を読む。 昨年亡くなられた英国女王エリザベス2世の存命中に書かれたミステリーで、女王が探偵役となって殺人事件の謎に挑むという話。 自分の国の女王様を主人公にミステリーを書いてしまうとは、さすがは英国人! 日本で天皇陛下を探偵役としたミステリーを書いたら、ちょっと揉めそうだよな。 出だしの感触はかなり面白そうな感じ。 帰宅途中に草むらで秋の虫の声を聞いた。 暑いようでも確実に9月。 ワインの酔いも醒めたようなので、風呂に入って、寝る。
2023年9月3日(日)
朝。 郵便受けに朝刊と一緒に、昨日取り忘れた夕刊が入っていた。 その日経夕刊の1面トップに、宇宙ビジネスに携わる人材を早い段階で育てようと各地の高校で宇宙関連の専門コースを設置する動き が出て来たという記事が載っていた。 和歌山県立串本古座高校の「宇宙探究コース」や大分県立国東高校の「SPACEコース」、北海道大樹高校の「地球探究科」など。 少子化の影響で減少している入学者の増加対策の側面もあるようだが、公立の高校で宇宙についてが学べるというのは良いことだ。 こういう動きがもっと全国に広まってくれると良いな。 午前中。 暑いので、ついアイスを食べてしまう。 (ここ1ヶ月で2キロ太ったのだよな) 午後。 (ワークショップの課題をやらないと……) と思いつつ、昼寝。 夜。 ネットの接続がまた不安定になる。 参ったな。 ……ひたすらに食べて寝ていた1日だった。 寝る。
2023年9月2日(土)
今日は高校の時の校長先生の誕生日。(2学期の始業式で毎年「明日は私の誕生日です」と言われたので嫌でも覚えた) 生きておられたら今日で100歳になったはずだが、ご存命なのだろうか? 卒業後はまったく接触がないので知らないが。 昼。 佐藤編集長を誘って散歩がてらの買い物。 池袋西武の地下にある食料品売り場にあるいつも行っている店で梅干しを買ったら今日もカードにスタンプを押してくれたので、 「この店はこの後もあるんですか?」 と聞いたら、 「出て行けと言われない限り残るつもりです」 と答えられた。 西武が外資系に売られたのはニュースで知っていたが、こういう店舗がどうなるのかが店舗の側にも未だに判っていないというのは、 買収の段取りが悪くないか? 正直、馴染みの食料品店がなくなるというのは地元民にとっては大問題なのだが。 店を出て、少しぶらぶら歩いていたら、佐藤編集長が「古いMacがダメになった」と言い出した。 少し早いが誕生日プレゼントにしようかという話になってビックカメラパソコン館へ。 いま使っているMac(2011年7月に購入)が MacBook Pro だと言うので新製品を見てみる。 いつの間にかキーボードからタッチバーが消えている。 お店の人に聞いたら「初心者の方には便利だったのですが……」とかゴニョゴニョ言っていたが、要するにいらない機能だった。 (そもそも「初心者の方」が、いきなり「Pro」を買うか?) 予算的な問題とかあれこれの都合で、結局M2チップのの MacBook Air と外付けのハブ(これがないとMacBookシリーズは普通の USBに繋げない)を買って帰る。 開封。 さっそく無線ルータでネットに繋げようとしたら、接続が不安定に。 私のM1チップのMacBook Airでもよくある症状だが、M2でもやっぱり同じか。 こんなこともろうかと、有線LANの入力端子付きのハブを買っていたので、さっそく利用。 どうにかネットに繋げたようだ。 私のMacも最近では専ら有線で使っているのだが、夜になるとネットに繋がらなくなる現象は、有線にしても変わらないのだよな。 (うちのアパートに、深夜になんかしている人がいるのかなあ?) ネットに繋がらないMacをいじっていてもアレなので、寝る。
2023年9月1日(金)
なんやかんやあって今日は仕事が休みになったので、病院へ。 血圧がやや低めな以外は普段通りだった。 医師に書いてもらった処方箋を持って薬局へ行ったらテレビが点いていて、バスケットボールの試合で日本のチームが逆転勝ちしたと 言っていた。 点差がかなり開いてからの逆転だったようで、諦めなかった選手は偉い。 帰宅。 『卒業生には向かない真実』(ホリー・ジャクソン:著 服部京子:訳 創元推理文庫 Kindle版)読了。 ……なんと言うか、1作目の『自由研究には向かない殺人』を読んで、利発な女子高校生が元気に事件を解決するシリーズだと思って この三部作を読んだ私としては「こういうのが読みたかったわけじゃない」というのが率直な感想。 まさか「まっすぐな心を持っていた10代の若者が現実の壁に魂を削られてボロボロになった挙句に闇堕ちする話」だったとは。 メンタルが弱っている人にはお勧めできないシリーズ。 「むしろそういう話が好き」という方はどうぞ。 午後。 今日は関東大震災があった日。 大正12年なので、1923年のことだ。 ちょうど100年前。 震災直後に起こった朝鮮人虐殺が、SNSで話題になっていた。 私が子供の頃は、防災の日の度に「災害時に流れるデマの危険性」の代表例として教えられた事件だが、いまになってこれを否定した り、当時の新聞記事(デマを検証せずにそのまま記事にしてしまい、後に否定されたもの)を「証拠」としてネットに挙げて「朝鮮人 が井戸に毒を入れたのは事実なのだから殺害する正当な理由があった」などと主張したりする輩が出てきたそうだ。 昔(高度成長期)の景気の良かった時代に、この朝鮮人虐殺について本で読んだ時には、 (こんなに穏やかな気質の日本人が本当にそんなことをしたのだろうか?) と思ったものだが、バブル崩壊後の荒んだいまの時代のネットでの論調を目にしていると、 (やりかねんな) という気がしてくる。 心に余裕がなくなると、人間は攻撃的になるものなのだな。 寝る。2023年8月分へ 目次へ
2023年8月分へ 目次へ