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独 り 言 (2023年3月分)
2023年4月分へ

2023年3月31日(金)
普通に出勤。
今月の出勤簿を提出したら、提出前に出勤簿の写真を撮っておくように言われた。
いつの間にか会社に来るのにカメラを持っているのが常識の世の中になっていたようだ。

定時まで仕事をして退社。
自宅の郵便受けにNewsweekが届いていたので読む。

時節柄、特集はウクライナ問題。
「小泉悠×河東哲夫 ウクライナ戦争 超分析」と言う記事によると、戦争の焦点は「ウクライナ軍のクリミア奪還作戦」になって来る
のではないかとのこと。

ロシアやウクライナの歴史についてネットで少し調べる。
9世紀後半から13世紀半ばにかけて、東ヨーロッパから北ヨーロッパに渡る地域に「キエフ大公国」という国があったのだそうな。
(1240年にモンゴルの侵攻を受けて崩壊)

その「キエフ大公国」の中枢となっていた場所が「ルーシの地」(古文書には「キエフ大公国」は「ルーシ」という名称で記述されて
いる)

この「ルーシの地」の範囲については諸説あるらしいが、ロシアとウクライナとベラルーシの辺りがだいたいそんな感じっぽい。
面倒臭いのはこの「ルーシ」の文化的後継者は誰かという話でいまだにあの辺りは揉めているらしく。
ルーシの後継者はロシアだという派閥とウクライナだという派閥で、学者の間でも意見が分かれているようである。

当然のようにというか、ロシア人には「ルーシを継ぐ者はロシア」と考える人が多く、さらに「だからルーシはロシアを中心にひとつ
になるべきだ」と思っている人が結構いるらしいのだ。
これってぶっちゃけると「ウクライナやベラルーシはロシアに併合されるべきだ」ということになってしまう。

さて、ベラルーシのルカシェンコ大統領は、ベラルーシ併合を提唱するプーチンに対し「国は売らない」と反発していたが、財政問題
の失敗を等を理由にベラルーシ国内で反政府運動が激化すると、ロシアから天然ガスを統合割引価格で提供してもらう代わりにロシア
がベラルーシ国内のガスパイプラインを買い取るという協定を結び、事実上ベラルーシ経済はロシアに掌握されてしまう。

要は、ルカシェンコはプーチンに首根っこを押さえつけられて従順なポチに成り下がってしまったわけだ。
さらに、2013年にはロシアは当時のウクライナのヤヌコーヴィチ大統領とロシアと数十億ドルに及ぶ融資・協定について「ウクラ
イナ・ロシア間協定」を締結したのだが、こうしたロシアへの接近姿勢に対する反政府デモが激化。

ヤヌコーヴィチ大統領は首都キーウを離れて東ウクライナに脱出、最高会議はこれを職務放棄と見なして大統領の失職を宣言した。
これがいわゆる「マイダン革命」である。
こうした動きに対してクリミアの親露派がロシアに助けを求めたことが、2014年ロシアによるのクリミア侵攻に繋がった。

こう考えるとプーチンの行動の根底には「ルーシはロシアを中心にひとつになるべきだ」というロシア人には受け入れられやすいが、
他の国の人間から見たら「なんでやねん?」な考えがある気がする。

で、ここからは私の推測なのだが……
ベラルーシのルカシェンコを従えるのに成功したのだから、次はヤヌコーヴィチを抑えて終了するはずが「マイダン革命」が起こって
折角いうことを聞きそうだったヤヌコーヴィチが、まさかの失脚。
「それじゃあ」と、武力でクリミアを奪ったら出来ちゃったので「なんだ、こうすればいいのか」と変な学習をしてしまった。

ウクライナではゼレンスキーというユダヤ系(つまりルーシではない民族)の男が大統領になって「クリミアを返せ」とか言って来た
けれど、こんな奴は無視。
ロシアにそっぽを向かれて「話し合いでクリミア問題を解決」を公約に掲げていたゼレンスキーの支持率はダダ下がりになった。

トドメにキーウに軍隊を指し向けてゼレンスキーが逃げ出したところで「職務放棄した大統領」をクビにして、自分の手下であるメド
ヴェドチュクを大統領にすれば、めでたく「ルーシの民をひとつにまとめた男」になれるはず……というのがプーチンの考えだったの
ではないかなあ?

ベラルーシのルカシェンコが反政府勢力を恐れてロシアの軍門に下り、ウクライナの革命直後のドサクサ紛れに行ったクリミア侵攻で
成功してしまったことが、プーチンに夢を見せちゃったのかね?
……なんてことを想像してみたわけだが、プーチンに直接聞いたわけじゃないから本当のところは分からない。

寝る。

2023年3月30日(木)
朝。
雨は降っていない。

最近、職場の行き帰りに読んでいる『ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界』(峯村健司・小泉悠・ 鈴木一人・村
野将・小野田治・細谷雄一 幻冬舎新書 Kindle版)は、今回のウクライナでの戦争に絡めて、米中の対立、そして台湾有事の問題が
対談形式で語られているのだが、ウクライナへの支援にリソースを割かれて米軍が東アジアの有事に備える余力を失う危険性が指摘さ
れている。

中国の人民解放軍創設100年の節目の年であり、習近平国家主席の3期目の任期が終わる時期でもある2027年か、もっと早くて
台湾の総統選がある2024年に台湾有事があるのではないかという予想もあって、なんだか憂鬱な気分になった。

仕事はいつも通り。
定時で帰宅して、夕刊(日経新聞0を広げたら1面に、
〈台湾・蔡総統が米到着〉
という記事。

表向きは、あくまで「外遊中の経由地」という建前だが……
〈外遊の最大の山場は4月5〜6日(台湾時間)。調整中のマッカーシー下院議長との会談が予定される〉

当然と言うか、中国側はこうした台湾の外遊について断固反対する姿勢を示している。
中国の朱鳳蓮報道官は〈マッカーシー氏と会談すれば「台湾海峡の平和と安定を壊す挑発行為となる」と述べた〉のだそうだ。

そんな中、同じ夕刊の総合面に、
〈ウクライナのゼレンスキー大統領は28日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席のウクライナへの訪問を要請したことを明ら
かにした〉
という記事。
〈ロシアのウクライナ侵攻で中国は独自の仲裁案を示しており、和平に向けたウクライナ側の立場を説明したい考えとみられる〉
ということだが、ウクライナ側の説明を聞いたところで、中国がロシア寄りの姿勢を変えるとは思えないけどね。

〈ブリンケン米国務長官は28日、ロシアとの停戦協議について「表面的に魅力的に見えることがワナである可能性がある」と指摘。
中国の仲裁案に警戒感を示したとみられる〉
ゼレンスキー大統領が習近平国家主席に言いくるめられて、不利な条件で停戦してしまうことを懸念しているのだろうな。

そもそも目下アメリカと中国は仲が悪いわけで、アメリカから武器を供与されながら中国の国家主席と会談というのはどうなのかと、
素人目にはアレな感じがするのだが、ゼレンスキーさん、何か思惑があるのか?

明日も日本が平和だと良いな。
……寝よう。

2023年3月29日(水)
天気は良い。
気温は少し肌寒いぐらい。

通勤電車で、『ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界』(峯村健司・小泉悠・ 鈴木一人・村野将・小野田治・細谷
雄一 幻冬舎新書 Kindle版)の続きを読む。
峯村健司氏と鈴木一人との対談。
テーマは、武器を使わない戦争。

2022年の2月4日に、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領とで発表した中露共同声明の中に、「友情に限界はなく、
協力する上で『禁じられた』分野はない」という文言があった。
そして2月24日にロシアがウクライナに軍事侵攻。

習近平さん、頭を抱えたんじゃないだろうか?
鈴木氏は、中国にとってのロシアを〈ヤクザみたいな親戚が突然「カネがないから何とか工面しtれくれませんかね」と寄ってくるよ
うな関係性になる可能性もある〉と表現していた。

ロシアは〈お金がないのに核兵器は持っている〉というかなりややこしい存在であり、この共同声明のせいでロシアにまとわりつかれ
たら中国はたまったものではないだろうという話である。

これはあくまで昨年(2022年)の9月に発売された本に書かれている予想なので、今年(2023年)3月の習近平さんのロシア
訪問のあとでは、状況は変わっているのかな?

さて、職場に到着。
仕事はいつも通り。
天気も昼には暖かい感じになって来たが、午後にまた日が翳って来た。
そして帰り道では小雨に降られ、夜7時頃には雷が聞こえて大雨になった。

ニュース。
〈横浜市は27日、マイナンバーカードを用いたコンビニでの証明書交付サービスで、別人の住民票や住民票記載事項証明書が発行さ
れるトラブルが発生したと発表した〉
[2023年3月27日(月) 22:50 神奈川新聞]

〈コンビニの証明書交付サービスで別人の住民票が発行されるトラブルが横浜市で発生した問題について、サービスの提供ベンダーが
富士通Japanであることが日経クロステックの取材で2023年3月29日までに分かった。同社が手掛ける証明書交付サービスへのアク
セスが集中し負荷が高くなったことで、「プログラム的な瑕疵(かし)が表面化した」(広報)という〉
[2023.03.29 日経クロステック]

これはちょっとシャレにならない事故なので、問題の「プログラム的な瑕疵」の修正が確認されるまで、マイナンバーカードの発行を
停止するぐらいやった方がいいかも知れない。
重大な個人情報を扱うシステムに関しては慎重すぎるぐらいがちょうどいい。

明日も仕事。
寝る。

2023年3月28日(火)
朝。
寒い。
冬のコートを出そうかとちょっと迷うような気温。
そして雨。

通勤電車のお供は『ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界』(峯村健司・小泉悠・ 鈴木一人・村野将・小野田治・
細谷雄一 幻冬舎新書 Kindle版)の続き。

峯村健司氏と小泉悠の対談。
テーマは、プーチンの戦争習近平の夢。

2021年にロシア軍が黒海でイギリスの駆逐艦に警告射撃や警告爆撃を行ったそうだが、これについてのイギリス国防省のステート
メントが秀逸。
「ロシア海軍が演習をしていたので見ていました」

相手が一生懸命こちらを脅そうとしていたのに「うん、何かやってたね。見てたけど」と歯牙にも掛けない。
さすがは大英帝国。

その他、ロシアとウクライナでは、火力(ミサイルなどの火薬類を用いた兵器による攻撃力)ではロシアが遥かに優っているが、兵力
(国際法上は交戦資格を有する人々の集団を意味するらしいが、要するに兵隊の数)は、ほぼ互角なのだという話。
(ロシア:30万、ウクライナ:正規兵力19万6000人+国境警備隊等10万人)

ウクライナは、さらに戦時動員もかけているので、実質的には70万人〜100万人程度になるらしい。
なるほど。

つまり、火力ではロシアが勝っていたが兵力ではウクライナが上回っていたということか。
クリミアの一件以来、ウクライナは兵力の増強に力を入れていたからね。

職場到着。
そのまま定時間まで仕事をして帰宅。
1号くん、2号くんと一緒に夕食を食べていたら、1号くんが「ロシアがミサイルを撃って来たね」と言うのでネットで確認したら、
〈ロシア国防省は先ほど、日本海で訓練中の太平洋艦隊から巡航ミサイル「モスキート」を発射したと発表しました〉
[3/28(火) 11:44配信 テレ朝news]
……だそうだ。

このニュースに、明海大学の教授で、日本国際問題研究所主任研究員の小谷哲男という人が、
〈これは旧式のミサイルを使った通常の訓練とみられ、岸田総理のキーウ訪問への反発だとか、日本による経済制裁への反発などと理
解するべきではない。ロシアはむしろそのように日本側に理解されることを期待しており、思う壺である〉
と、コメントをつけていた。

なるほど、ここは大英帝国に倣って、
「ロシア海軍が演習をしていたので見ていました」
と、リアクションするのが正しいのかもな。

寝る。

2023年3月27日(月)
朝。
通勤途中、スマホを片手に道端にしゃがんでいる若い女性を見かける。
特に体調が悪そうにも見えなかったのでそのまま横を通り過ぎたが、なんだったのだろう?
ARを使った新しいゲームとか?

見かけたと言えば、卒業式のシーズンだからか袴姿の女性をよく見かけるようになった。
あと、博士帽姿の人も。
正確には「モルタルボードハット」と言うのだそうだね。

今日も定時まで仕事をして退社。
帰りの電車でのお供は『ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界』(峯村健司・小泉悠・ 鈴木一人・村野将・小野田
治・細谷雄一 幻冬舎新書 Kindle版)。
峯村健司氏がさまざまな人と対談を行う対談集。

最初の相手は小泉悠氏。
前に読んだのが小泉悠氏が対談を行う対談集『ウクライナ戦争の200日』だったのだが、ウクライナ戦争関係になると必ず出てくる
人なのかな?
1章読み終わる前に電車が駅に着いてしまったが、この本が書かれた昨年の9月の段階だと、冬が来て暖房が必要な時期になったら、
欧米がロシアからの燃料が届かなくなったら支援を断念するのではないかというようなことが書かれていた。
しかし現実には暖冬の助けもあって欧米は、より武器の供与を活発化させている。

帰宅。
夕食は、2号君と2人で松屋の牛めし。
寒いので、風呂に入ったらすぐに寝よう。

2023年3月26日(日)
今日も雨。
午後からメンサ・テスト合格者の会の月例会があるので出かける。
ついでに還暦の記念撮影。
(本当は来月なのだが、スケジュールとか撮影場所とかいろいろな関係があるので)

月例会はいつものようにフリーダム。
生成AIと量子コンピューターの話題で盛り上がった。

終了後、近所の店で懇親会。
1号くんがアプリの割引チケットというのを持っていたので利用したのだが……
アプリを利用するためには店員に画面を示さなくてはならないのだが、基本スマホで注文するシステムなので店員がなかなか来ない。
やっとやって来た店員がアプリの存在を知らなかった。
アプリで無料になったドリンクに「お通し」がつくかどうかを店員が知らずにひと揉め。(「つく」が正解らしい)
帰りにレジでお金を払おうとしたら店員がレシートの「無料ドリンク」につく「F」の意味が分からなくて確認にバタバタ。
……と、いろいろあった。

私が見たところ、チケットの扱いについて理解していたのは店長ひとりだけ。
人手不足なのか、店長以外は不慣れな感じの外国人店員しかいなかった。
飲食店、人員的に厳しい状態なのかな?

そう言えば私のバイト先も、人手不足でバイトが集まりにくいと上の人が零していた。
そして、先日読んだ『ウクライナ戦争の200日』(小泉悠 文春新書 Kindle版)に書いてあったことだが、これまで「もう大量の
兵士を必要とするタイプの戦争は起こらないだろう」と思われていたのが、実際にウクライナで戦争が起きてみたら、やはり戦場には
多くの兵士を動員する必要があるということが判明したそうだ。
いろいろな方面での「人手不足」が、今後の世界の動向に関与していくことになっていくのかもな。

風呂に入って、そろそろ寝ようとしたら部屋が揺れた。

 時刻:3月27日0時4分頃2
 震源:宮城県沖(北緯38.3度 東経141.6度)
 深さ:約60km
 規模:マグニチュード5.2
 最大震度:震度4
  岩手県:一関市
  宮城県:登米市 栗原市 大崎市 涌谷町 石巻市 東松島市 松島町

豊島区は、例によって震度1にも満たなかったようだ。
(うちは結構、揺れたんだけどなあ)

寝る。

2023年3月25日(土)
朝から雨。
午後はメンサの総会。
電車のお供は『ウクライナ戦争の200日』(小泉悠  文春新書 Kindle版)。
対談集。

映画「この世界の片隅に」の片渕須直監督との対談で、スマホの普及で誰もが動画を撮れる時代となったことで戦争の歴史の中にある
「片隅」つまり個々の人間たちが映像に記録されるようになったという話をしていた。
歴史の捉え方が変わるかもしれない。
ちなみにテーマは〈ウクライナの「さらにいくつもの片隅に」〉。
どうでもいいけど、アニメ「BLACK LAGOON(ブラック・ラグーン)」の監督って、片渕さんだったんだね。

『テルマエロマエ』や『プリニウス』の作者である漫画家のヤマザキマリさんとの対談。
テーマは〈「独裁」と「戦争」の世界史を語る〉
10年ほど前にプーチンの目が急に吊り上がってキツネ目になったのは、イタリアのベルルスコーニ(元首相)に勧められてプチ整形
をしたからという話は本当か?
そしてコメディアン時代のゼレンスキーの持ちネタは「全裸」だったそうだ。
(アキラ100%かよ!)

再び高橋杉雄さんとの対談。
テーマは〈徹底解説 ウクライナ戦争の戦略と戦術〉。
ウクライナにはアメリカから対戦車ミサイル「ジャベリン」が供給されたが、この兵器は本来なら使用するのに80時間の講習を受け
る必要のあるものなのだそうで、それをいきなり実戦現場に放り込むことになったため使い方が分からず、困ったウクライナ兵がジャ
ベリンに書かれているロッキード・マーティン社(製造元)のカスタマーセンターのフリーダイヤルに電話したところ、繋がった先は
「広報部」だったのだそうだ。
(念の為、対戦車ミサイルの話である)

なぜそんなシステムになっている?
ロッキード・マーティンは、目の前に敵の戦車がいる状態でミサイルが使用できなくなったという「お客様の声」を今後の参考にでも
させて頂くつもりだったのか?

幸いウクライナ軍には米軍出身の義勇兵がいたので、なんとかなったらしいが、携帯電話から「こちらロッキード・マーティン社の広
報部でございます」という声を聞いた時のウクライナ兵の気持ちを思うと……。
メーカーのカスタマーサービスに不満を持つ人は多いと思うが、このウクライナ兵は堂々と苦情を言って良い立場だと思った。

さて、この本は対談集なのだが、最後はドイツ人の翻訳者・通訳者でありエッセイストでもあるマライ・メントラインさんとルポライ
ターの安田峰俊さんとの鼎談。
テーマは〈ドイツと中国から見るウクライナ戦争〉。

日本人は、中国をヤバい国、ドイツなどヨーロッパ人はロシアをヤバい国だと思っていた。
今回、その中国がロシア寄りの姿勢を見せているわけで……(この本の発売日は2022年の9月20日)

中国は世界を征服しようとは思っていないが全世界全人類が中国をリスペクトしてほしいという話は興味深いな。
それに対してロシアは「ロシア人が住んでいるところはロシアなのでロシアに取り返す」という考え方をしているらしい。

「巨嬰国:ジュイイングォ=大きな赤ん坊のような国」という中国語を初めて知った。
大国であるにも関わらず心の中の自画像がいじめられっ子である国という意味で、反体制的な中国人が自国を批判的に表現した言葉だ
そうだ。
日本語で言ったら「弱者大国」かなあ?

小泉さんの発言の中に、ロシアは「ヒャッハー」側なのでサバイバルモードになった時には強い(要約)というようなものがあって、
私はこの「ヒャッハー」という言葉を知らなかったので、あとでネットで検索したら「恐怖と暴力が支配する荒廃した世界において、
悪党どもがあげる歓喜の叫び声」を指すものだそうだ。(漫画由来の言葉らしい)

ということは小泉さんの意見は、ロシアは「恐怖と暴力が支配する荒廃した世界になったら歓喜の叫び声をあげるようなタイプの国家
であり、世界が秩序を失った方が得をする国である」ということになるのかな?
(ヤバイ国じゃん!)

『ウクライナ戦争の200日』、電車の中と会議の受付を待つ間に読み終わってしまった。
2時から会議。
内容は、業務と会計の報告と承認というまあ普通の内容なのだが、そこは「メンサ会員」の会議なので、お察し。

会議が延長して終了した時点で疲れ果てていたので、懇親会はパスして帰宅。
夕食はオムライス。

1週間遅れの「どうする家康」を視聴する。
ドラマは家康の妻である瀬名姫と弘間城の女城主お田鶴の方との友情話が中心となるエピソードだった。
このドラマ、毎回、家康を取り巻く登場人物がエピソードの中心となり、その人の過去とかが語られるパターンになる。
だから主役の家康は、あまりエピソードの中心に来ないんでよね。
別に脚本家が松本潤を見限ったわけじゃないと思うのだが……。(だよね?)

そして今回も、回想シーンで存在感を示す今川義元(野村萬斎)。
死んだ後なのに、何かと出番の多い人。
お田鶴の方の回想として、今川義元が治めていた時代の駿府がまるで理想郷のように描かれていた。

ひとつ引っかかること。
前のエピソードで、瀬名の両親はお田鶴の密告のせいで殺された形になっているのだよなあ。
今回の大河ドラマの特徴として、連続ドラマのはずなのに登場人物が前の回の話を「なかったこと」のようにして話を進めているのだ
よな。

夜。
『ウクライナ戦争と米中対立 帝国主義に逆襲される世界』(峯村健司・小泉悠・ 鈴木一人・村野将・小野田治・細谷雄一 幻冬舎
新書 Kindle版)を購入。
2022年9月21日発売の本なので出た時期は『ウクライナ戦争の200日』とほぼ同じなのだが、今回の中露首脳会談を考えると
やはり「米中の対立」という視点も重要なのかなと思ったので。

寝る。

2023年3月24日(金)
せっかく桜が咲いたのに、雨。

電車に乗って、さっそく『ウクライナ戦争の200日』(小泉悠  文春新書 Kindle版)を開く。
対談集。
小泉さんの2番目のお相手は砂川文次さん。
元自衛官の小説家というこで、テーマは「超マニアック戦争論」。
自衛隊の内輪話から始まり、今回のウクライナでの戦争について。

冷戦後まもなく書かれたマーチン・ファン・クレフェルトの『戦争の変遷』には、新しい時代の戦争は「国家対国家」ではなくゲリラ
やテロリストなどの非国家主体を相手にする「非対称戦」が行われることになると書かれていたそうだ。
今回のロシアとウクライナの戦争は「国家対国家」の戦争ではあるものの火力点数や装甲戦闘車の車両点数で見ると大きな差があり、
その点において「非対称戦」である。

そしてこのように大きな差がありながらウクライナが善戦しているのは、ウクライナ側が非対称戦法として有効なゲリラ戦などの戦術
を上手く活用しているからではないかというのが、砂川さんの意見。
小泉さんもウクライナ軍はゲリラ戦の戦いに近い遊撃的な戦い方をしていると、これに同意。

毛沢東は『抗日遊撃戦争論』で、ゲリラ戦の神髄は、いかに国民の支持を取り付けるかだと書いているそうだが、ウクライナはこれに
成功しロシアはこれに失敗しているという話。

さて、職場に着いたので今日も定時まで仕事。
夕方頃、地下書庫での作業中に何か揺れた気がしたが、
(気のせいかな?)
と、そのまま定時まで作業を続け、業務終わりの報告を書きに上に上がったら、
「さっき地震がありましたよね?」
と言われる。

 時刻:16時25分頃
 震源:茨城県北部(北緯36.4度 東経140.3度)
 深さ:約80km
 規模:マグニチュード4.7
 最大震度:震度4
  福島県:矢祭町
  茨城県:日立市 ひたちなか市 常陸大宮市
  栃木県:大田原市

地震当時に私がいた渋谷区は震度2の揺れ。
ちなみに豊島区は震度1だったようだ。

地震に気づいた人は意外と少なかったようで、普通に報告を行なって退社。
帰りの電車で『ウクライナ戦争の200日』の続き、小泉さんと防衛省防衛研究所防衛政策研究室長の高橋杉雄さんとの対談を読む。
「ウクライナ戦争 百日間を振り返る」

21世紀になって、もう大きな戦争はしないだろうという考えでコンパクト化したロシア軍が、今回の20世紀型の古いタイプの戦闘
に対応できなかったという将来の戦争を予見することの難しさについての話が興味深かった。

帰宅。
スーパーで買った刺身をおかずに夕食。
風呂に入ってYouTubeの長時間ライブ番組を寝落ち用に聞きつつ、寝る。

2023年3月23日(木)
出勤。
電車のお供は『ウクライナ戦争の200日』(小泉悠  文春新書 Kindle版)。
対談集。
最初の相手は東浩紀氏。
タイトルは「ロシアは絶対悪なのか」なのだが、そもそも小泉さんはロシアを「絶対悪」などと言っていない人だし。
誰かそんなことを言っている人がいるのか?

表参道で地上に出たら雨がポツポツ降っていた。
傘を差して出勤。
昼に食事のために地下書庫を出たら、結構な降りになっている。

定時で退社。
門を出る時にはほぼ止んでいたが、渋谷に向かう途中で降り始める。
東京メトロはダイヤの改正があったようで、これまで5番ホームから出ていた「3分発」の列車が6番ホームからの「2分発」に変わ
ってしまい、おかげで昨日は危うく乗り損なうところだった。

帰宅。
ニュース。
〈イギリス政府は、ロシアからの軍事侵攻を受けるウクライナに相手戦車の装甲を貫通する能力が高い劣化ウラン弾を供与することを
明らかにしました〉[023年3月23日 4時52分 NHK WEB]

威力はあるのだろうけど、周辺の汚染は大丈夫なのかね?
寝る。

2023年3月22日(水)
朝。
朝食の前に昨日1号くんから貰った鳩サブレーを1枚食す。

 鳩サブレー 鳩サブレーの味がして 鎌倉土産に 虚子の話か

深い意味はない。(笑)

鎌倉に御成小学校という小学校があって、鎌倉に最初に住んだ文学者といわれる高浜虚子に学校銘板の揮毫を頼んだのだそうだ。
高浜虚子は、正岡子規の弟子で同じく子規の弟子である河東碧梧桐(かわひがし・へきごとう)とは中学校の同級生。
書家としても知られる碧梧桐の六朝風の書体に対抗してか、高浜虚子はその正反対のなんかこう、丸っこく崩したような文字を書く人
だったようで、御成小学校の学校銘板の文字も独特。
(これは、草書体なのかなあ?)

「鎌」という字をどう崩したらこういう形になるのだろう?
(興味のある方は「御成小学校 学校銘板」で画像検索してみて欲しい)

朝刊の1面トップは、当然と言うか、
〈首相、ウクライナ訪問〉
だった。

記事には〈主要7カ国(G7)の議長としてウクライナ支援の継続に向けて結束する意思を伝える〉と書いてあったが、たぶん伝える
ほどの内容はなく「日本の首相がウクライナに行った」ということ自体が大事なんだろう。
G7の首脳でキーウを訪問していないのは岸田さんだけだったからね。

3面の関連記事の見出しは〈首相「サミット前」に執心〉。
議長国の首脳がキーウに行っていないというのは格好がつかないので、5月に広島で開くサミットの前に行っておかないと、みたいな
感じかな?

あと〈中国仲介外交に対抗〉とも書いてあるから、そっちの心配もあって、敢えて習近平さんのロシア訪問と日程をぶつけてアピール
したいのかもね。
中国の停戦案は、ロシアの撤退を前提としていない「ウクライナが国土を取られた状態での停戦」なので、西側諸国は反対している。
その辺のところも「サミットの議長国として」改めて確認する意味もあったのだろう。

出勤。
職場で話題になったのは、やっぱりと言うか「野球」の方で、岸田さんのニュース誰も口にしなかった。
定時で退社。
帰りの電車で『欧州戦争としてのウクライナ侵攻』(鶴岡路人 新潮選書 Kindle版)読了。

2号くんが来たので念の為、聞いてみたら2号くんの職場でも野球の話題は出ても岸田さんの話題は出なかったらしい。
と言うか、そもそも2号くん自身が岸田さんのウクライナ訪問を知らなかった。
(うーむ?)

夜。
『ウクライナ戦争の200日』(小泉悠  文春新書 Kindle版)購入。
明日からの電車のお供。

寝る。

2023年3月21日(火)
午前中。
床屋に行ってあまりにもむさ苦しくなった髪を切る。
切っている最中に理容師が2度も櫛を落とし、やや不安になったものの普通に切り終わってほっとする。
(不器用な理容師とかだったら嫌だなと思ったのだ。前に別の床屋で理容師に耳たぶを切られるという災難に遭ったもので)

以前は衛生上の理由で使い捨てだった櫛が、環境問題の関係で再利用されることになったと張り紙がしてあったから、もしかして櫛の
材質が変わって手が滑りやすくなったのか?

池袋は本日「みらいつなぐいけぶくろDAY」で屋台やら路上パフォーマンスで賑やか。
でも「みらいつなぐいけぶくろDAY」なんてものは聞いたことがなかったので、あとで調べたら本日初開催だそうだ。
南池袋公園の近くまで散歩。
すれ違った若いカップルの男性の方が「ここが、かの有名な南池袋公園だ」と説明していたのを小耳に挟んだのだが、南池袋公園は、
いつ「かの有名な」と言われるような公園になったのだろうか?
何かで取り上げられて、私が知らないうちに有名になっていたとか?

時間があったので西口に戻って芸術劇場の裏からイケバス(池袋を巡回する遊覧バス)に乗車。
観光客らしい1団のひとりがイケバスに乗るのが夢だったのだとかで「今日は最高の日だ」と喜んでいた。
プリンスホテルで降りて行ったところを見ると泊まりがけで遊びに来た人だったのだろうね。

こちらはコースを1周して西口に戻り、大戸屋で昼食を摂ってから「トキワ荘通り昭和レトロ館」へ。
正式名称は「豊島区立昭和歴史文化記念館」。
古き良き昭和の歴史・文化を次世代に継承することを目的に昨年、開館した文化施設。

もともとあった建物を利用したものだそうで、建物の2階は元はアパート。
和室の部屋をそのまま昭和の暮らしの展示室にしていて、面白い。
ちなみに、リーフレットには1階は戦後マーケットだったと説明されていたが、「戦後マーケット」って闇市のことじゃないか?

それはそうと……
トキワ荘がマンガミュージアムとして復元されて以来、周辺の商店が一斉に便乗商売を始めたようだ。
商店街の名称まで、いつのまにか「南長崎ニコニコ商店街」から「トキワ荘商店街」に変わっていたのには笑った。
こういう便乗は楽しいのでもっとやってくれ!
帰宅。

夕方。
昨日発注した中綿が届いたので、枕を修理する。
なんとか使用可能な状態に。

1号くんが鎌倉に遊び(取材旅行?)に行ったとかで鳩サブレーを買ってきてくれたので食す。
(うん、鳩サブレーの味だ)

ニュース。
岸田総理、ウクライナを電撃訪問。
(目的があっての訪問で、成果を持ち帰って来てくれるのだよね?)

夜。
ネットのニュースを眺めていたら、速報が入る。
ロシア国防省が、核兵器が搭載可能なロシア軍の長距離戦略爆撃機「ツポレフ95MS」2機が日本海の上空を飛行したと発表したの
だそうだ。
たぶん岸田さんのウクライナ訪問に対する嫌がらせだろうね。

「この件について、みんなにはどう受け止められているのだろうか?」と、SNSのタイムラインを見てみたら……
「村上やった!」
「日本決勝進出!」
「逆転サヨナラ!」
(???)

……どうやら日本とメキシコの野球の試合で村上選手が逆転サヨナラを打って日本チームが決勝戦進出を果たしたので、ロシアの戦闘
機どころじゃないらしい。
日本は平和だ。

寝る。

2023年3月20日(月)
出勤。
やや肌寒いが、職場の敷地内では桜が咲き始めている。
良い季節だが、花粉の季節でもあるのだよな。
(アレグラは飲んでいる)

今日は地下書庫内での仕事なので気温はあまり関係なく、花粉もさほど入らないのでむしろ本棚のホコリとの戦いだった。
定時で帰宅。

使っていた枕が破けたので修理。
中綿もへたっているようなので、amazonで中綿を発注。
ちょっと歩けば売っている店があるのに、コロナのせいで買い物を通販で済ませるクセがついたな。

明日は休日。
何をしようか?

寝る。

2023年3月19日(日)
日曜日の朝からウクライナ関連のニュース。
プーチン大統領がクリミア半島を電撃訪問したそうだ。
実効支配のアピールだろうが、逮捕状が出たこととも関係があるのかな?

昼。
1週間遅れで「どうする家康」視聴。
まるまる1回分かけて家康の側室選びのエピソード。
完全にコメディの展開で、妻と母親の2人が選んだ女性を無理やり押し付けられる家康。
家康は次第に彼女を気に入るようになるのだが、実はこの女性、同性愛者だったというオチ。
徳川家康の話に必要だったか、この話?

ついでに「歴史探偵」の安土城の回を視聴する。
VRゴーグルを装着してCGで再現した安土城に入りつつ専門家の解説を聞くという演出。
まあまあ面白かった。

安土城って、想像していたよりエキゾチックなデザインだったのだね。
信長は日本統一後に中国を攻めることまで考えていたらしい。
ただ、現代人である我々は秀吉の朝鮮出兵の失敗を知っているので、それが果たして成功したのかとは思う。

夜。
ニュース。
プーチン大統領が、ドネツク州の要衝マリウポリを訪問。
パフォーマンスに必死になっている感じがするなあ。
かなり追い詰められているということなのだろうか?

寝る。

2023年3月18日(土)
朝。
ネットのニュースを見たら、ICC(国際刑事裁判所)がロシアのプーチン大統領などに逮捕状を出したそうだ。
ロシアが占領したウクライナの地域から子どもたちを移送したことが国際法上の戦争犯罪にあたるとのこと。

現場の下っ端ではなく、いきなりプーチン大統領に逮捕状を出したところに政治的な意図があるのだろうね。
ちなみにロシアは(ウクライナも)ICCの加盟国ではないので、逮捕状が出たからと言って直ちにプーチンさんが逮捕されるわけで
はない。

夕方。
空想小説ワークショップの休憩時間に聞いた「悲劇」の話。
受講生のひとりがスクールからの案内を自分自身に転送しようとして、誤って知人に送ってしまったのだそうだ。
「空想小説のワークショップを受講しているなんて知られたらまずい。どうやって誤魔化そうか」
と、悩んでおられた。
やっぱり他人に知られたらまずい趣味なのか?

ちなみに、本日の講義はロバート・マッキーのテキストを参考にキャラクターについて。
マッキーの分析した世界各地の「自己」についての考えなのだが、キリスト教の観点から見ると「仏教」ってこんなものなんだという
のが新鮮な感じがした。
「無我」や「輪廻転生からの解脱」は、キリスト教徒には「魂」や「永遠」の否定と捉えられるのだね。

講座が終了したので晩飯。
ちょっと疲れた感じがするので、今夜はもう寝よう。

2023年3月17日(金)
天気は曇り。
やや寒い。

仕事はいつも通り。
4月のシフト表が届いたのだが、最近は紙ではなくメールの添付ファイルなのだよね。
正直、ちょっと見づらい。

定時まで仕事をして、帰りの電車で『欧州戦争としてのウクライナ侵攻』(鶴岡路人 新潮選書 Kindle版)の続きを読む。
基本的に行きも帰りも座席を確保できるのが副都心線の良いところかな。

帰宅。
ニュース。
〈ウクライナ国境に接するロシア南部ロストフ(Rostov)州にある連邦保安局(FSB)の建物で16日、火災が発生し、1人が死亡、2
人が負傷した。ウクライナ政府は直接的な関与を否定したものの、当局が「喜んで」事態を追っていると述べた〉
〈昨年2月のウクライナ侵攻開始以来、ロシア領内ではウクライナのパルチザンによるものとされる破壊工作がいくつか報告されてい
る〉[2023年3月17日 12:17 AFP]

もうひとつ、ウクライナ関連。
ポーランドに次いでスロバキアもウクライナにミグ29戦闘機を供与するらしい。
戦闘機の供与が始まったか……。
ミグならウクライナ兵も使い慣れているから即戦力になるものな。

夜。
1号くんから電話。
昨日の謎のフォルダの件、どうやら私が古いMacから新しいMacにデータを移行した際の設定をそのままにして古いMacを1号くん
に貸してしまったのが原因であるようだ。
1号くんが古いMac上で新しいフォルダを作ったために、自動的に私の新しいMac上にそのフォルダが現れてしまったというわけ。
自分がボケてフォルダを作った記憶を失ったのかと焦ったぞ。(^^)

風呂に入って、寝る。

2023年3月16日(木)
朝。
パソコンを開いたらフォルダがデスクトップから消えていて、なぜか「デスクトップにあったやつ」という名称の謎のフォルダができ
ていた。
(いつ作ったんだ、こんなフォルダ?)

とりあえず、出勤。
電車のお供は『欧州戦争としてのウクライナ侵攻』(鶴岡路人 新潮選書 Kindle版)。
欧米は、ウクライナを支援しつつもロシアとの衝突は避けたいという微妙な状態だという話。
そう言えば昨日アメリカ軍の偵察用無人機が黒海でロシアの戦闘機と接触して墜落したらしいが、米ロ共に大事にはしたくないだろう
なあ。

職場でバイト仲間に、ISS(国際宇宙ステーション)が肉眼で見えたという話をされる。
目撃場所は川崎だそうだ。
川崎で見えたなら池袋でも見えるかな?
今夜チャレンジしてみよう。

仕事はいつも通り。
定時で帰宅して6時50分頃にISSを見るために外に出てみたが、見つかられなかった。
残念。

さて……
無人機の接触事故の続報をネットで見たら、ロシア国防省は「ロシアの戦闘機は無人機と接触していない」と、接触そのものがなかっ
たと主張しているそうだ。
(そうきたか!)

もちろんアメリカの主張とは食い違っている。
無人機を妨害するために燃料を浴びせようとして近づきすぎたらしいというのがアメリカの主張。
で、アメリカは接触の瞬間の無人機からの映像の動画を公開している。
偵察用の無人機ならば映像が残っているのは予想できたと思うのだがなあ。

……寝よう。

2023年3月15日(水)
朝。
起きて服を着替えていたら細かい振動を感じた。
 時刻:6時5分頃
 震源:茨城県南部(北緯36.1度 東経139.9度)
 深さ:約50km
 規模:マグニチュード4.1
 最大震度:震度3
  茨城県:笠間市 石岡市 坂東市
  栃木県:栃木市 佐野市 下野市
  群馬県:板倉町
  埼玉県:宮代町

豊島区は震度1の揺れだった。

出勤。
寒いのでコートの下に薄手のセーターを着て家を出る。
定時まで仕事。
帰りの電車で『ウクライナ戦争』(小泉悠 ちくま新書 Kindle版)読了。

今回のロシアのウクライナ侵攻について、大まかに理解したい人にお勧めの本。
読んでプーチン大統領は、ゼレンスキー大統領にトドメを刺したかったのではないかと思えてきた。
支持率低迷中だったゼレンスキー大統領がロシアの侵攻にビビって逃げ出せば、彼は国民を失望させ政治生命を絶たれるはずだと考え
たのではないだろうか。

ところがゼレンスキーという人、平時の政治には向いていなかったのかも知れないが有事のリーダーとしては有能だった。
もしかしたらプロの俳優である彼は「有事の英雄」という役を演じているのではないかという気さえする。
プーチンは図らずも支持率の低迷していたゼレンスキーに活躍の「舞台」を与えてしまったのではないかな?

帰宅。
2号くんと一緒に夕飯。
「最近のなろう系の異世界転生小説が酷い」という話を聞かされる。
主人公が最初から完璧な人間という設定のものが多すぎるのだそうだ。

生まれた時から強い主人公が、簡単に敵に勝って、周囲から尊敬されまくり、もちろん女性にもモテるという話なのだそうだ。
普通のエンタメ小説というのは、欠点のある主人公が事件に遭遇してその事件を解決する過程で欠点を克服して立派な人間になるもの
なのだがなあ。
小説の書き方の本などを読むと「最初から欠点のない主人公は作らないように」と書いてあるものなのだが……。

「そういう話はどういう形で終わるんだ?」
と聞いたら、
「そう言えば完結した作品というのを見ていないな」
とのこと。
(主人公が最初から完璧で、終わらない小説かあ……)

寝る

2023年3月14日(火)
春物のコートを着て外に出たら寒かった。
昨日までが暑いぐらいだったので油断していた。

仕事は通常通り定時まで。
帰りの電車で『ウクライナ戦争』(小泉悠 ちくま新書 Kindle版)の続きを読む。
侵攻に踏み切ったプーチン大統領は、だいぶ見通しが甘かったという印象を受けるな。
帰宅。

日経夕刊1面トップは、輸入小麦の値上げの記事。
〈農林水産省は14日、4月からの輸入小麦の政府売り渡し価格を2022年10月〜23年3月に比べて平均5.8%引き上げると発表した〉

まあ、ウクライナがこの状態ならそうなるだろうな。
パンやうどんが買いにくくなりそうで嫌だなあ。

寝る。

2023年3月13日(月)
今日は本当の月曜日。

出勤。
本日の電車のお供は『ウクライナ戦争』(小泉悠 ちくま新書 Kindle版)
現在ウクライナで起こっている軍事侵攻についての解説書。
読んで驚いたのはウクライナのゼレンスキー大統領がロシア語話者であったということ。
今回の侵攻が起きるまで、彼はウクライナ語を話せなかったらしい。
ウクライナがなかなか複雑な文化を持つ国だということが分かる。

仕事はいつも通り。
昼休みに昼食を食べに学食に行き、戻ろうとしたらかなりの雨が降っていた。

午後。
次長に「咳がひどくて夜中に眠れない」とこぼされた。
花粉症かな?
お気の毒に。

夕方。
雨は止んでいた。

定時に帰宅。
ニュースによると、大江健三郎氏が今月3日に亡くなられたそうだ。
88歳。
死因は「老衰」とのこと。
合掌。

気がつけば午前0時。
明日も仕事なので、そろそろ寝る。

2023年3月12日(日)
朝。
今日が月曜日の朝だという夢を見た。
いい夢だったと言うべきか?

今日は午後からメンサのギフテッドチルドレンのためのボランティア。
子供の相手をしたり、保護者の相談に乗ったりで3時間。
近所の居酒屋で反省会&次会の打ち合わせをしてから、次の会場の予約をして帰宅する。

……普通に会社で仕事をするより疲れた。
寝よう。

2023年3月11日(土)
今日は東日本大震災があった日。
その後のコロナ騒ぎとかで、だいぶ昔のことのように感じられるが、たった12年前の出来事なのだよな。

朝。
爆睡していてまったく気づかなかったのだがネット情報によると地震があったそうだ。

 時刻:5時13分頃
 震源:千葉県北西部(北緯35.7度 東経140.0度)
 深さ:約70km
 規模:マグニチュード4.2
 最大震度:震度3(東京都中央区)

豊島区は震度1の揺れだったらしい。
安普請の我が家は結構揺れたはずなのに目が覚めなかったということは、相当に疲れているのか?
あまり自覚はなかったのだが、昨日バイト先で同じ作業をしている男性が休憩室でぐったりしているのを見かけたからな。

1週間遅れで「どうする家康」視聴。
今回は本多正信の悲しい初恋(?)の話。
(この「お玉」という女性、実在のモデルが誰かいるのだろうか?)

主人公の家康は、例の如くに「わしはどうすればいいんじゃー」と甲高い声で叫ぶばかり。
放送の最初の方の回では、それなりに見せ場になる芝居ができるシーンがあったのだが、脚本家が「こいつに芝居をさせるのは無理」
と見限ったのか?

役者は、まず役になり、それから役としての感情を出して芝居をするものなのだが、彼の感情の表現はあまりに現代人なのだ。
令和の男の子なら甲高い声で喚くのもアリなのかも知れないが、戦国時代の武将である徳川家康はもう少し感情を抑えて出すはず。
「ぼくは悲しい」アピール全開で泣くのではなく、男泣きに泣いて欲しかった。

午後。
ちょっと仮眠をとるつもりが爆睡してしまった。

夕方。
空想小説ワークショップ。
講師の先生が妙に咳をしていたので「タバコの吸い過ぎですか?」と聞いたら「酒焼け」だそうだ。
(私も最近、喉の調子が変なので気をつけよう)

夜。
アメリカの「シリコンバレーバンク」が債務超過に陥って経営破綻というニュース。
私でも名前を聞いたことがあるような銀行だぞ。

ネットで調べたら、設立は1983年。
主に「テクノロジー関連のスタートアップ企業」や「スタートアップ企業に出資するベンチャーキャピタル」向けに融資を行っていた
銀行だそうだ。

2020年にFRB(連邦準備制度理事会)が、コロナウイルスへの対応で大規模な金融緩和策を行ったことで、主な取引先であった
スタートアップ企業の預金が増加。
「シリコンバレーバンク」は、これらの預金を国債などの債券で運用していた。

しかし、昨年(2022年)FRBがインフレを抑制策として金利を上げた。
債券の価格は金利が上がれば下落する関係にあるため、債券の価格が下落。

価格が下落した債券の売却で損失が出て「シリコンバレーバンク」の経営が悪化したことを知った顧客によって相次いで預金が引き出
される、いわゆる「取り付け騒ぎ」状態が起きてしまったというのが、アメリカでなされている報道だそうだが、一方では、そもそも
顧客である「テクノロジー関連のスタートアップ企業」の業績がやばくなったのではないかという見方もあるそうで、日本のそっち系
のスタートアップ企業も大丈夫なのだろうか?

ちなみに「スタートアップ企業」というのは、起業することで新しいビジネスモデルを創り出して急成長させ、ある程度、企業価値を
高めたら売却するという形で利益を上げる仕組みの会社のことらしい。
こういう仕組みって、確かにそうずっとは上手くいかない気がするなあ。(個人の感想です)

……寝よう。

2023年3月10日(金)
朝。
昨日の焼き豚状態の教訓を生かして、今日はコートの下にできるだけ服を着ないことにした。
念のためSiriに聞いたら、気温も21度ぐらいまで上がるそうだし。
ただし、出勤の時間帯だと若干肌寒い。

電車内で『数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学』 (大栗博司 幻冬舎 Kindle版)を少し読む。
「プラスにマイナスをかけると何でマイナスになるのか?」とかそういう話。

−1を(1−2)であると考えるのだそうだ。
そうすると、例えば「100×(−1)」は「100×(1−2)」になる。
100×(1−2)=(100×1)ー(100×2)=100ー200=−100
だから「100×(−1)=−100」となるわけ。
なるほど、確かに「数学の言葉」だ。(笑)

出勤。
普通に定時まで仕事。

帰り道で一緒になったバイト仲間から「昨日の野球は見ましたか?」と聞かれる。
野球の国際大会をやっているのだとか。

帰宅してからネットで検索したら日本チームのヌートバーという選手が人気だと分かった。
オランダ系アメリカ人と日本人のハーフで「ラーズ・テイラー=タツジ・ヌートバー」というのがフルネームだそうだが「榎田達治」
という日本名もあって日本チームの選手としては「アメリカ生まれの日系人」という扱いになっているらしい。

夜。
野球の国際大会、今夜の試合は日韓戦で日本チームが勝ったのだそうだ。
おめでとう。

寝る。

2023年3月9日(木)
朝になったら足の痛いのは治っていた。

仕事。
昨日から気温がかなり高くなって来ているので、今日はさすがに冬用コートは止めて去年買った春用のコートを着て行くことにしたの
だが、このコート、Mサイズなのだよな。
素直にLを買えば良かったのだが、なぜか注文する時に無駄に「痩せよう」みたいな気分になってMを買ってしまったのだ。
案の定、ぱつんぱつん。
チャーシューになった気分。

仕事は普通に定時まで。
帰り道は、やや暑いくらい。
明日はもう少し薄着で家を出ようか?

『メアリ・ジキルと怪物淑女たちの欧州旅行2 ブダペスト篇 アテナ・クラブ 』(シオドラ・ゴス 原島文世:訳 早川書房 Kin
dle版)読了。

ジキル博士の娘がモロー博士がピューマから作った豹娘やフランケンシュタイン博士が死体から作った巨人女たちと協力してヴァン・
ヘルシングの娘を助け出す話。
このシリーズ、未訳の第3話があるらしい。

アマゾンのPrime Readingのメンバーシップとかで無料でレンタルできる本があるというので『大どんでん返し創作法:面白い物語を
作るには ストーリーデザインの方法論』 (今井昭彦 PIKOZO文庫 Kindle版)をレンタルして読む。
いわゆるエンターテイメント小説の書き方の本なのだが特徴としては、作家になりたい女・ブンコと、自称あらすじのプロ・ぴこ山ぴ
こ蔵との会話が解説の間に挟まること。
(この茶番劇、必要か?)

風呂に入って携帯電話の充電などしていたら、午前0時になってしまった。
もう寝よう。

2023年3月8日(水)
良い天気。
一応コートを着て出勤したものの、昼休みに電話をかけに外に出た時には少し暑いぐらい。
今日も普通に定時まで仕事。

軽くスロープになっている床の上で本を満載したブックトラックを扱っていたら左足の小指の付け根が痛くなった。
カーブを曲がる時に変な力が加わったか?
慣性との闘いである。

帰宅。
郵便受けに不在連絡票が入っていたので佐川に電話。
やって来た配達員に「次回から置き配にしていいですか?」と聞かれたので快諾。
不在連絡票が入る頻度が増えて、ちょうどこっちが置き配にできるか聞こうと思っていたところだった。

夜。
久しぶりにプロット作り。
主人公をどうするか……。

寝る。

2023年3月7日(火)
暖かいがコートを脱ぐにはまだ早い、そんな気温。

普通に出勤、普通に退社。
電車のお供は『メアリ・ジキルと怪物淑女たちの欧州旅行2 ブダペスト篇 アテナ・クラブ 』(シオドラ・ゴス 原島文世:訳 
早川書房 Kindle版)。
職場まで地下鉄ですぐなのは助かるが、本のページは捗らない。

帰宅。
NHKプラスで「映像の世紀 バタフライエフェクト 大統領が恐れたFBI長官」を視聴。
ドキュメンタリー。

リンドバーグの息子の誘拐事件をきっかけに組織されたアメリカ連邦捜査局・FBI。
FBIこの事件の犯人をたいほしたことで脚光を浴びる。
初代長官であるジョン・エドガー・フーバーは、戦時中のスパイの摘発を名目に違法な盗聴を積極的に行うようになる。
フーバーは大統領選に出馬することも考えたようだが、警察内部での自分の不人気に気づいて諦める。
代わりに彼が行ったのは、大統領の身辺捜査。
大統領のスキャンダルを握って陰で脅しをかけるというやり方だ。
リチャード・ニクソンは若い頃にFBIに応募した(結果は不採用だったが)ほどのFBI支持者だった。
彼が大統領になったことでホワイトハウスとFBIは蜜月状態に。
FBIの行き過ぎたやり方に不満を持った市民活動家がFBIの盗聴行為の証拠を掴んでワシントンポストに駆け込む。
ワシントンポストはこの件をスクープ。
揉めている最中にフーバーが心臓発作で急死してしまう。
ニクソンはフーバーを異例の「国葬」にしたものの、ホワイトハウスとFBIの蜜月は終焉を迎えた。
FBIによってニクソンの政敵盗聴事件が捜査され、これを中止させようとしてかけた電話(盗聴されていた)の録音が明るみに出て
ニクソンは失脚する……。

なかなか面白い番組だった。
アメリカのマスコミは、なかなか強い。
そして、いまこの番組が放映された理由はなんだろうな?

晩飯どきに1号くんと2号くんがやって来て、飯を食って帰った。
(こいつらは、本当にもう……)

2人が帰ったら、猛烈な疲労感が襲って来た。
寝る。

2023年3月6日(月)
朝。
充電しておいたはずのiPod touchの充電がゼロになっていて焦る。
バッテリーがダメになったのか?
iPod touchは現在生産中止になっていてバッテリーの交換等できそうもない上、新しい物に買い換えることもできないので
非常に困るのだが。

出勤。
Wifiルータを忘れたことに気づく。
いろいろとトラブルの多い日。
なんとか定時まで仕事をして帰宅。

iPod touchの充電再チャレンジ。
コンセントに繋いでも充電できなかったので、ダメ元で携帯バッテリーに繋いだら普通に充電できた。
なんでだ???

本当に壊れたらSIMフリーのiPhoneでも買うかなあ。
明日も仕事なので、寝る。

2023年3月5日(日)
朝。
仕事が休みなのでゆっくり起きて、『メアリ・ジキルと怪物淑女たちの欧州旅行2 ブダペスト篇 アテナ・クラブ 』(シオドラ・
ゴス 原島文世:訳 早川書房 Kindle版)の続きを読む。
社会派の吸血鬼ミステリーなのかな?

昼。
佐藤編集長に「適当な昼飯」を頼んだら唐揚げ弁当を買って来てくれた。
甘味の強いソースとマヨネーズが付きの唐揚げで、カロリー十分

夜。
1週間遅れで「どうする家康」視聴。
先週の続きで一向一揆の話。
深く考えずに一向宗の寺院から年貢を取り立てようとした家康は、寺と戦をする羽目になる。
家臣団に一向宗の信徒が数多くいたことから裏切り者が続出。

完全に疑心暗鬼に陥る、家康。
そして服部半蔵は、安定の無能ぶりを発揮中。
そんな状況の家康の夢に現れては導くのが今川義元である。

せっかく野村萬斎を起用しておきながら、いきなり桶狭間で死亡というのは勿体無いと思っていたのだが、どうやら今後も今川義元は
随所で家康の夢に現れることになる予定なのだろう。

寝る。

2023年3月4日(土)
朝。
寝覚めにコーヒー牛乳。
こういうものを飲むのは久しぶり。

今日は本を読む日と決めていたので『メアリ・ジキルと怪物淑女たちの欧州旅行2 ブダペスト篇 アテナ・クラブ 』(シオドラ・
ゴス 原島文世:訳 早川書房 Kindle版)を読み進める。
血みどろの場面が多いのは作者が女性だから?……と考えるのは偏見なのかも知れないな。

作者はハンガリーのブダペスト出身だそうだが、主人公は英国人という設定。
そしてこの主人公たち、実に頻繁に飯を食う。
その度に何を食べたのかが紹介されるので、なんだかイギリスのティータイムに出るお茶菓子が食べたくなる。

昼食は、マクドナルドのハンバーガー2個。
1個170円×2である。
マックのハンバーガーも最近、高くなったなあ。

午後。
3時に「英国風ティータイム」をやってみようかと思ったが、そんなに食べたくもないケーキに金を出すのも馬鹿馬鹿しいので自宅に
あった食パンをトーストしてストロベリージャムを載せてみた。

夕食。
アジの開きで純和食。
英国風の夕食ってどんなのだろうなあ?

寝る。

2023年3月3日(金)
今日はひな祭り。
特に世間がどうという感じではないのは、少子化も影響しているのかね。

普通に出勤。
出勤途中で『メアリ・ジキルと怪物淑女たちの欧州旅行1 ウィーン篇 アテナ・クラブ 』(シオドラ・ゴス 原島文世:訳 早川
書房 Kindle版)読了……というか、これ1本の小説の「前編」だったのだね。
そのまま『メアリ・ジキルと怪物淑女たちの欧州旅行2 ブダペスト篇 アテナ・クラブ 』に続くようだ。

最近、書籍の価格を抑えたいのか同じ小説の前編と後編を別の小説のような形で販売することがあるようだが、紛らわしいのでやめて
貰いたい。

この『メアリ・ジキルと怪物淑女たちの欧州旅行』は、一応「1」「2」になっているが、コニー・ウィリスの『オール・クリア』と
『ブラックアウト』なんて完全に別のタイトルなのに、実は同じ小説の前後編だし。

普通に仕事。
帰りに渋谷で職場の人と飲んでから帰宅。

Twitterに「幸福の科学」の大川隆法氏の死亡に関する続報のようなものが流れていた。
断片的なTweetを読むだけでは話がよく分からなかったので、参考までにウィキペディアを開いて読んでみる。

それによると……。
大川氏は、2004年に心不全を起こして病院に行き、医師から「無痛性狭心症」と診断された。
レントゲン映像には心臓と肺に水が溜まっている状態だったが〈自身の霊的パワーで治癒・回復し〉退院したのだそうだ。

さらにウィキペディアの脚注にある「注釈」の記述によると、
〈夫人きょう子が開業医の家庭に育ったがゆえに医者の診断を絶対視するのに対して、大川隆法が自身の霊的パワーで治癒・回復して
ゆく奇跡が現れたことが夫人きょう子との齟齬へと繋がった〉
……ということが原因で夫人(前妻)とは離婚したそうである。

これってもしかして、大川氏は「無痛性狭心症」を患っていたにも関わらず、「無痛性」であったために自覚症状がなかったことから
「自分は霊的パワーで順調に回復した」と思い込んで、医師の診断を重視する夫人と離婚してしまったということではないのかな?

で、(当人の主張はともかく)心臓に持病のある人が急死したのなら普通に考えて循環器系の病気の可能性が高いと思うのだが、教団
は、あくまで「死因は不明」と発表しているそうだ。

奇跡の力を主張して病気の信者に適切な治療を受けさせない悪質宗教の話は良く聞くが、これは教祖自身が適切な治療を受けずに亡く
なってしまった例か。

信教の自由は尊重すべきかも知れないが、人命に関わるような「信仰」を強制する変なカルトは、取り締まりの対象にした方が良くな
いか?
まあ、今回亡くなったのは、他ならぬ教祖だったわけだけれど。

さて、『メアリ・ジキルと怪物淑女たちの欧州旅行2 ブダペスト篇 アテナ・クラブ 』をダウンロードして少し読んだところで眠く
なって来たので、寝る。

2023年3月3日(木)
今朝も曇り。
気温はやや暖か。

出勤。
駅前で名前を書いた幟を手に立っていた人がいたので、
「選挙でもあるのですか?」
と聞いたら、
「4月の選挙に立候補する予定です」
と答えられた。
公示前に立会演説会をやるらしい。
そう言えば昨日も「区長選に出る予定」という人が駅前にいたな。

職場に着いてロッカーの鍵を受け取りに受付に行ったら、
「棚の上の忘れ物として届いておりましたが、昨日お渡しするのを失念しておりました」
と、失くしたネックウォーマーを渡してくれた。
落ちていないかと散々床を確認したのだが、どうやら誰かが拾って棚に上げてくれたらしい。

仕事はいつも通り。
定時で退社。
帰り道で「昨日見つけた店は、6時にならないと開かない」という残念なお知らせを聞かされる。

帰宅。
昨日発注したネックウォーマーが郵便受けに届いていた。(^^)

ニュース。
宗教法人「幸福の科学」の創始者である大川隆法氏が亡くなられたそうだ。
2月末に東京都港区の自宅で倒れて心肺停止の状態で病院に搬送され、3月2日午前に死亡が確認されたらしい。
66歳。
まだ若い気がするが、持病でもあったのだろうか?

さて、私は明日も仕事。
寝る。

2023年3月1日(水)
今日から3月。
冬が終わってしまったのか?

空は曇り。
出勤。
昨日失くしたネックウォーマー、心当たりを探してみるが見つからない。
念の為、昼休みに敷地内にある遺失物センターにも行ってみたが、届いていないとのこと。

定時で退社。
金曜日に飲みに行こうかという話になって、参加予定者で店の場所の確認に行ったら予定していた店の隣の厨房から肉を焼く美味そう
な匂いがしてきたので、店を変更する。

帰宅。
夕食は天津飯。
鳥インフルの影響だとかで、200円だった10個入りの卵が240円に値上がりしていた。

夜。
通販でネックウォーマーを発注。
寝る。

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